国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

FF III アーカイブ

2008年7月8日

できるかなFF3

パッケージFF2クリアで感慨にふけるのもそろそろ辞めて、FF3への一歩を踏み出そうと思います。まだ、FF1のSoul of Caosが未制覇のままですが、あれもおいおい記事にできると思います。ちなみに今、オンラクの海底神殿あたりにいます。
とりあえず、FF3の開封式と参りたいと思います。パッケージにはなんだか尖がりの多いお城が中央にドスンとそびえています。そして空中には飛空艇っぽい乗り物が二隻浮いています。この乗り物なしにはファイナルファンタジーは語れない、みたいなところがあるのかもしれませんね。ちなみに未来少年コナンで滑空する飛行船の上を裸足で駆け巡るコナン少年を思い出すと、いまだにヒヤヒヤします。落ちる、落ちる、落ちない~。
手前には、樹木の枝に3人の男女。中学生ぐらいにもみえます。男か女かよくわからない子もいます。隣には馬にまたがるたくましげな男子がいますね。やっぱり4人で冒険するという流れなんでしょうか。仲間がいるってすばらしいことですよね。ドラクエ1の勇者や、戦士・ライアンのときは一人旅に心細い思いをしたものです。まぁ、ローラ姫やホイミンというよき伴侶にめぐまれることになるんですけどね。昨晩はお楽しみでした。
タイトルロゴのバックには両手に剣を持った目つきの悪い男子が外套を翻しながらこちらに向かってくるところが描かれています。誰でしょう、主人公かな。FF2のときも同じように「まだみぬ主人公」をロゴバックに見て取りましたが、実はあれは「パラメキア皇帝」だったんですね。なので、今回は油断せずに行きたいと思います。「両刀使いの男」をキーワードに「おぼえる」ことにします。

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2008年9月8日

Final Fantasy 3 はーじまーるよー♪

ドラゴンクエスト5(DS版)をクリアしたものの、新追加要素をいまいち消化できないまま日々を過ごしておりましたが、これではいかんとFF3を手に取った次第です。季節はもう秋。風が肌に気持ちいいですね。最後の投稿から2か月お休みしましたが、またファイナルファンタジーな日々が開始されそうです。

じゃ、まぁ、ドラクエ5を振り返るところから始めましょうか。まず、一番の新要素デボラについてですが、結局私はビアンカを裏切ることができませんでした。チラホラとあのツンデレ嫁の話は小耳に挟みましたが、結局うちの子供は金髪です。いまだかつて金髪以外生まれたことがありません。最近のドラクエの中で自分が一番気に入っているシステムが仲間会話システムなんですが、終ぞフローラとデボラと会話することは敵いませんでした。一応、結婚前日のセーブデータは取っておいてあるものの、どうしても当日はビアンカとルドマン以外に話かけることができません。
今回デボラの追加とともに「ネイル」という系統の武器が追加されましたが、これを装備できない悔しさときたらもう。鉄の爪、黄金の爪、炎の爪、悪魔の爪と爪系装備と違って「ネイル」系は同じ爪でもおしゃれ感が違います。多分、リメイクDQ6にも登場して、かっこよさ3割増とかに違いないですよ。「シャイニーネイル」とか「ダイヤモンドネイル」とか、本当にネイルショップの店頭で見かけそうな名前です。
人間、手にすることができないものに対して、ケチをつけることで諦めるという特技を持っていますが、「ダイヤモンドネイル」については、ベギラマで燃えてしまうに違いないと自分に言い聞かせて諦めたものです。
その他の新要素に仲間モンスターの追加というのがありました。プリズニャンとかのことですね。一時期、仲間モンスター全種コンプリートに乗り出そうかとすら思っていましたが、とある理由でやめました。仲間会話システム好きとしては、ついついスタメンに人間キャラをおいてしまうため、モンスター収集への意欲がわかなかったのでした。ドラクエ5をプレイするにあたって、これはすごい損をしているなとは思うんですけどね。モンスター面での今回の収穫は、序盤のエビルアップルはかわい過ぎるという発見だけでした。

DSスタート画面今回も娘(初期名:タバサ)の一言一句に嬉々としていた親馬鹿プレイに終始してしまったなぁ。と思いつつ、気持をFF3に切り替えましょう。DQ5は弟に貸し出してすっぱり忘れる所存です。
自分の赤いDSに電源を入れると、FF3のタイトルとともにゲームのアイコン的なものが表示されます。そう、FF1、FF2とGBA版をプレイしていましたが、今回からはプラットフォームがDSになります。3D表現が加わるなど、これまでとは随分勝手が違ってくることでしょうし、2画面あるので、画面の写真の撮影もよくよく考えなければならないシーンも出てくるかもしれません。
ところで、FF3のアイコンは主人公ではありませんね。この白く太ったキャラクターの正体は何なのでしょう。ゲーム中、すごい役割を担った存在かもしれません。とりあえず、私の脳みそが真っ先に連想したのは「ももんじゃ」ですので、仮にそう呼んでおきましょう。どこかでみたような気もするので実は既に知っているキャラかもしれませんが、気にせず進めましょう。多分、力尽きたトルネコを不思議な洞窟から蹴り出す役目を持っているキャラです。

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2008年9月9日

落っこちスタート

あらすじにタッチやっと始まったFF3ですが、オープニングムービーの後に出てきたのは、説明書に載っていたあらすじと同じものでした。ゲルガン族の男、クリスタル、大地震、4人の魂、光の啓示・・・平和な世界に波乱が起きるけど、クリスタルの啓示を受けた4人が何とかするよという予言です。その予言どおりであればまさしく予定調和のゲームということになりますが、この筋にきっといろいろと面白い要素を織り込んでくれることでしょう。FF1、FF2とクリアしてきて、そのシナリオには結構一目置いているので、FF3への期待も高まります。あらすじこそは単純であれど、形式の中に潜む美しさを見落とさないように気をつけましょう。
ふと気付くと画面には「Touch to START」の文字が。そういえばこれはDSのゲームでした。タッチするという新しいアクションがゲームの中でも重要になるかもしれません。確か、キャラクターの移動がタッチでできたような気もします。他にも便利な技があるのかもしれません。まぁ、十字キーの方が慣れている分やりやすいことが多いのですけど。ドラクエのDSリメイクはこの辺のタッチへの取り組みが半端です。スライムタッチはちょっと面白かったけど。

NEW GAMEで言われるがままに画面をタッチすると、メニュー選択画面です。もちろん、NEW GAMEでゲームを開始しますが、DSならではの「Wi-Fi SETTINGS」というコマンドも見受けられます。Wi-Fi通信をやる機会があるかどうかはちょっとわかりませんが、少し気になる存在です。

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2008年9月11日

クリスタル様のお導き

怪しい岩地震によってできた穴に不覚にも落っこちてしまった好奇心旺盛なルーネスは、何やら不思議な洞穴を発見し、地上に戻るべく穴の中をたどるのでした。穴の中の割には、幾分か明るいので助かりました。さっきの地震で他にもいくつか穴が開いて、地上から光が漏れ届いているのかもしれませんね。これが真っ暗な洞窟だったら、何の準備もないルーネスは途方にくれるところです。ジメっとした岩壁をつたってトボトボと進むのでしょう。それどころかここが洞穴であることにも気付かず、落ちた穴をなんとか昇ろうとあがくことでしょう。それでもって、疲弊したところを夜目のきくゴブリンにタコ殴りにされるのでした。あぁ、光って大事。ルーモス、光を!レミーラ、レミラーマ。
さて、洞窟内には宝箱がたくさん落ちていまして、初期装備品としてロングソード、かわのたてなどの武器・防具や、ポーションといった回復用品、そして「南極の風」という涼しげなアイテムをゲットしました。まだエアコンが発明されていないこの時代、きっとこの南極の風という商品で、人々は暑い夏をやりすごしていたのでしょう。具体的にどんなアイテムなのかわかりませんが、多分、扇かファンのような送風具でしょう。新型扇風機「南極の風」新発売!なかなかいいネーミング。
さて、装備も充実したルーネスが洞窟を進んでいくと、なんだかちょっと違和感のある岩がみつかりました。「おや?あの岩 なんか変だぞ」と一人なのに口に出して言ってしまうルーネス。おそらく、暗い洞窟の中で心細い気持ちなのでしょう。初めていったあの町で、プチ迷子になってしまったときのあの気持ちと同じでしょうか。「あれ?こっちじゃないや。」ってついつい口にしてしまいます。
具体的にあの岩のどの辺が変なのかはわかりませんが、アニメでいうところの、背景の水彩画の一部に動きをつけたいため部分的にセル塗りになっているときのあの違和感を感じるのは確かです。近寄ってみるとゴブリンと戦闘が開始されたことからもかなり怪しい岩といえるでしょう。大事なものに近寄るとなぜかモンスターが現れるのは、FFの決まり事なんですね。FF3でもちゃんと踏襲されている様子。

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2008年9月15日

二人のお母さん

理解不能たまさか地割れに飲み込まれてしまい地上に戻らんと暗い洞窟を進んでいると思っていたら、全てがクリスタル様のお導きであったという、壮大などっきりカメラを仕掛けられたルーネスは、何が何だかいまいち理解が進まないまま、眼前がホワイトアウトして、気がつけばどこかの草場に横たわっているのでした。
一体全体、今までのことは何だったのでしょうか。夢にしては生々しく、ゴブリンをなぎ倒した感触は手に残っています。腰にはロングソードも帯刀しているので、さっきの不思議な出来事はリアルだったと考えるのが自然でしょう。どっきりカメラの収録もあけたところで、仕掛け人たちのよく考えれば不自然だった行動などを省みてみましょう。
クリスタル様(仕掛け人)がいうことには、「光」とか「闇」とか「希望」とかとにかく言うことが抽象的でうさんくさかったのが印象的です。もったいぶらずにもっとはっきりと「悪い奴から平和を守るのは、お前だ」と言ってくれればいいものを。
天真爛漫と好奇心旺盛がウリのルーネス的には、あまりに具体性を欠くクリスタル様のお導きは「よくわからないこと」として頭の隅に追いやられてしまいました。ただ、あるのは、「俺ちょっとレア体験しちゃった」という漠然とした楽しい気持ちです。ちょっぴり怖くて、それでもすごいきれいなものを見ちゃったなんていう体験は、子供大好きです。

外マップ画面草地から起き上がると画面は外マップに変わりました。東西北と険しい山に囲まれているので、南にしか進めません。序盤も序盤ですから、プレーヤーがいきなり変な方向に行かないように移動範囲は極めて狭めてあります。う~ん、親切設計。こうでもしないと、チョコボに乗ってミシディアに辿りついてしまうような人が出てきてしまいますからね。

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2008年9月19日

ウルのいじめられっ子

お買いもの育ての親のトパパ村長から、本当の親が他にいたことを告げられ、さらにクリスタルに世界を救う希望の種として選ばれたことに意外な顔をされたルーネスは、それでもクリスタル様のご宣託の通り、仲間を探す旅の準備にいそしむのでした。
準備と言えばやはりまずは武器・防具・魔法・道具といったアイテムのショッピングです。冬物の新作を探し歩くOL女子のように、ウルの町のいろんなお店をグルグル巡ってみることにしました。
まぁ、さすが田舎村のウルですから、品ぞろえには期待できませんでした。とりあえず、ゴブリンからせしめたお金でポーションを揃えておきましょう。どくけし、めぐすりはとりあえず後回しです。毒を撒き散らしたり、視界を眩ますような敵が出るエリアに入るまでは、不要なアイテムですからね。FFの状態異常についても少しずつ慣れてきました。とはいっても、いまだにエスナとバスナの使い分けを説明できません。
下画面でショッピング中は、上画面で店内をキョロキョロ見回すルーネスの姿が確認できます。そういう細かい演出が嫌いじゃないですよ。実際にお店に入ったら、陳列された商品をあれこれ手にとってみるでしょうからね。「アイテムリスト」から選択して買うというのがRPGのスタンダードな気がしますが、レストランやネットショッピングじゃあるまいし、実店舗ではやらないですよね、そんなこと。こういう買い物シーンにこだわったRPGというのがあってもいい気がします。っていうか、女子のゲーム購買につながると思います。着せ替え大好きですもん。防具の試着シーンとか力をいれるとなおよしです。下手すると防御力よりもファッション重視で買い物しますよ。鉄仮面ださ~い、みたいな。ドラクエ6リメイクのときはぜひ!目指せ、ベストドレッサー!

突然踊り出す女買物の途中、酒場に寄ってみましたところ、昼間からたくさん人がいらっしゃいます。ドラクエだと昼の酒場は準備中なことが多いのですが、ここはそんなことはなさそうです。そういえば、昼と夜という時間帯の概念は、ドラクエだと3で初めて導入されたんでしたっけね。FFだとそこらへんどうなんでしょうか。夜のグラフィックを用意したり、夜用のメッセージを書いたりしなきゃなので、面倒くさい概念ではあると思いますが、情報の隠し場所が4次元的に広がるので、冒険の幅にも厚みがでるんですよね。やろうやろうと思って、結局できずじまいだったゼルダシリーズのムジュラの仮面がそこらへんを追及してくれていたように思いますが、あれはシステム的にうまくできていたのでしょうか。過ぎ去った時間が戻らないとなるとちょっとユーザはしんどいかなぁとも思いますけども。
酒場というと社交場ですから、昼から営業しているところも普通にあったんでしょうね。別にお酒を飲まなきゃならないわけでもなし、タバコを吹かしたり、お茶を飲んだり、今の喫茶店みたいな場所だったのだと思います。
そんな田舎村のサロンで、とある女子に話しかけると、突然ピアノの前で踊りを披露し始めました。あまりの唐突さにルーネスは口をあんぐりとあけて、ポカーンとした表情ですが、そんなことはお構いなしにちょっとおしゃれした赤いリボンの女の子は踊り続けます。この曲は歌劇カルメンの中で使われるハバネラという結構有名な曲ですね。なんだか聞き覚えがありますよ。まさかカルメンのように情熱的にルーネスにアプローチしているわけではないでしょうね。
こんな田舎村の酒場でもきれいに着飾った踊り子のような娘がいるんですね。このダンスで生計を立てていたりするのでしょうか。多分、よく踊れたら、村民たちからポテトや卵などが現物で支給されるのでしょうね。だから、彼女の夢はもっと都会に出て、スポットライトを浴びながら踊ることです。そして、ちゃんと出演料をもらって生きていくのです。まぁ、都会でやっていくには、コスチュームの露出や煌びやかさが足りないと怒られるかもしれませんが、それはおいおい頑張ってもらいましょう。
仮にこの子を「カルメンちゃん」と呼ぶことにし、今後も暇を見ていろんなダンスに挑戦してもらうことにしましょう。
踊り子で思い出すのは、FF1コーネリアの大臣のことです。物語の序盤では、情報通として戦士・エフエフにいろいろなことを教えてくれた大臣の秘蔵っ子の踊り子がいましたっけね。こういった酒場を出入りすることが多いのか、キャバ嬢ぐらい世情に詳しいのが踊り子というものなのかもしれません。カルメンちゃんとも心を通わせるうちに何か面白い情報がきけたらいいですね。

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2008年9月23日

アルクゥの性格と将来

カズスの町おばけなんてないさ」を歌いながら村を飛び出していったアルクゥをおいかけて、一路カズスの町に向かうルーネスです。助けようとしたルーネスの手を突っぱねていったあの弱虫は、どうしていることでしょう。カズスの町が呪いによってゴーストタウンとなっているとの話でしたが、実際問題ユーレイなんてものがFFでも出てくるのでしょうか。ある意味、FF2の「Soul of Re-Birth」でユーレイが実在することをまざまざと見せつけられた私としては、FF3でもアラボト的な場所からミンウ的な人がアルテマ的な呪文で援護射撃をしてくれても一向に構いません。
そんなことより、魔法の着脱システムについて結構クヨクヨ悩んでいる自分がいます。基本的にドラクエでは覚えた魔法は忘れないというのがお決まりだったものですから、装備品と違って魔法はキャラクターと密接な関係を持っているのです。クリフト=ザラキ、ミネア=メガザル、ブライ=マヒャドみたいな。サマルトリア=メガンテ=爆弾岩みたいな。代名詞として通用するくらいキャラクターの個性が魔法によって印象付けられているのです。でも、FF3だと多分ジョブチェンジとともに魔法はキャラクターから引きはがされ、別の誰かにハンターチャンスです。ドラクエ3の何がよかったかって、「ベギラゴンを唱えるけど戦士」みたいな異様なキャラクターも造形できたことじゃないですか。雷神の剣を持ってるくせにベギラゴンを唱えちゃう、ちょっと知的な戦士様とかいいじゃないですか。あのゴツイ腕で「ベホマ」されてみたいじゃないですか。そんなギャップもFF3では無理なのかもしれません。あなたの近所の子が、白魔道士の癒し系だったのに、ある日突然、「魔法無理だから」とかなんとかグレて鉄ヌンチャクを振り回すことになったら嫌でしょう。
でも、もしかして、ジョブごとに「じゅくれんど」っていう項目がありそうだったから、過去のジョブの熟練度によっては魔法を使えたり、使えなかったり。ダメですか。僧侶という前職あってこその閃華裂光拳なんですけどね。
まだ、すっぴんのクセにそんな先のジョブチェンジのことで今から盛り上がってすいません。ルーネスはウルの村を出て南下すること少々、拍子抜けするほど近所にカズスの町と思しき建物が見えてきました。

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2008年9月23日

縄でできたユーレイ

縄人間!?カズスの町の入り口でうずくまっていたアルクゥを仲間に加え、ルーネスはユーレイが出没するという呪われた町の中にいざ潜入開始しようとしています。「幽霊」といいますと、死んで肉体は消滅してもなお人の姿で現れる未練がましい存在なイメージがありますが、FF3の世界においても同じ感覚なんでしょうか。話はそれますが、水木しげる先生の作品が好きな私は、先日、鳥山石燕の描く妖怪画が、白黒ではありますが文庫でまとめられているのを発見し、喜び勇んで買ってきました。角川ソフィア文庫だったかな。鳥山石燕は狩野派の門人で、特に妖怪画で有名な人です。百鬼夜行とか描いてます。狩野派ってのは、室町に起こった画師の専門集団で幕府の御用達になったりもしていた方々ですね。石燕の妖怪画は水木しげる先生のルーツにもあたりますから、この江戸時代の人が現代の妖怪のスタンダードを形作ったことになるようです。で、そんな鳥山石燕の残した作品に「幽霊」の絵がありまして、そこには月夜の晩にお墓から白装束姿で三角巾を頭に当てた女性が出てくるところが描かれていました。「恨めしや~恨めしや~」という恨みがましさはそれほど感じさせないタッチで、軽く気品すら感じます。あっ、先ほどWikipediaで「幽霊」の項をひいたら、まさしく石燕の絵が掲載されてましたよ。この絵からはわかりませんが、おそらく足元はスーッと消えていたりするんでしょうね。あと、表は蕎麦屋なんでしょうね。
では、どんな美人ユーレイがカズスの町に潜んでいるか探しにいくとしましょう。パッと見、呪われた町だけあって屋外には誰もいない様子です。とりあえず、一番手前にある魔法屋に入ってみることにします。そこで、二人がみたものは想像を絶するユーレイ第一号であったのでした。

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2008年9月26日

年老いたシド

シド登場呪われたカズスの住人を救うべく、ミスリルの力ジンという男を探すことになったルーネスとアルクゥは、カズスの宿屋で情報収集中なのでした。周り中は呪われて身体が失われた輪郭だけの存在になっているため、誰が誰だかはっきりしませんが、手当たりしだい話しかけてみることにしましょう。
さて、次なる輪郭線は話しぶりからどうやらそこそこお年を召した方のようであります。そして、どこかで聞いたような名前を名乗りました。「わしはシド。カナーンからきたが、ネルブの谷が塞がって帰れなくなってのう・・・。」
シドといえば、FF2では飛空艇が好きすぎて「のばら」の紋章を顧みずにフィン王国の騎士団を抜けた変人でした。確か、シリーズごとに様々なシドが登場するという話は聞いていましたが、随分と早い登場です。そして、年齢が前作のシドとは随分と異なるようです。まだ姿かたちは不明ですが、御髪の白い快活なおじいさんの姿が想像されます。

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2008年9月27日

ミスリル鉱の罠

封印の洞窟にも大地震飛空艇乗りのシドとカズスの宿屋で出会ったルーネスは、西の砂漠に匿われた飛空艇での飛行許可をとりつけ、ミスリルの指輪のカギを握る鍛冶屋・タカの娘を探すことになりました。それもこれもジンという名の謎の人物がカズスに呪いを振りまいてしまったからなのですが、そもそもなんでジンはそんなことをしたのでしょうか。町人の話では、元々ジンはその呪力をおそれられて、封印の洞窟という場所に幽閉されていたのだそうです。それが先日の大地震によって洞窟の封が破られて、堰を切ったかのようにジンの呪いがカズスに届けられたという次第だそうです。
まぁ、長期間に渡って一か所に閉じ込められていたら、封印した人間たちに対しての恨みも相当積もっていることでしょうから、ジンも呪いに呪ったことでしょう。そのとばっちりを食ってしまったカナーン出身のシドは不運としかいいようがないですね。
何気に大地震によって、ネルブの谷が塞がったり、洞窟の封印が解けたり、人々の平穏な生活に影が生じています。ルーネスも変な洞窟に落っこちて、ランドタートルに殺されかけるという散々な目にあっていますが、この地震の原因とクリスタルはどこかでつながっているようでもあります。今、起きていることは全てクリスタル様のお導きなのかもしれません。シドとの対面や、まだ見ぬ二人の仲間との出会いも、クリスタルが仕込んだイベントといえなくもない・・・ような気がしないでもない。
もしも、ジンという人物が危険な能力を保持しているというだけの理由で、理不尽に幽閉されていたのであればちょっぴり同情しなくもないですが、まだ、ジンが幽閉される以前に何をしでかしたのかは明らかにされていませんので、ジンのキャラクターについては保留ということになります。

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2008年9月30日

飛空艇と家出少女

シドの飛空艇ミスリルというキーワードにつられてのこのことミスリル鉱山に入ってしまったルーネスと幼馴染のアルクゥは、「身の程知らず」という言葉を頭に浮かべながら、アンデッド系モンスターの餌食となって全滅しました。新しい街に入ったら、まずくまなく歩くというのが私の流儀です。ミスリル鉱山なんて、町の暮らしを支える一番のランドマークじゃないですか。だというのに、踏み込んだ途端にこの始末です。カズスという町はなんという意地悪か。私としてはミミックの入った宝箱を開けた気分です。呪われてザマーミロとまではいいませんが、もうちょっとミスリル鉱山を見て回りたかったものです。ひょっとしたら、よそ者が勝手にミスリルを持ち去らないように、わざとモンスターを放っているとか!?ミスリルともなれば、中々の希少価値がありそうですから、松茸の群生地に土地の持ち主が有刺鉄線を張り巡らせる感覚なのかもしれませんね。もちろん、ルーネスはあわよくばミスリルの原石の一つや二つ勝手に持ち出す気満々でした。そんな浮ついたやつらから生活の糧を守るためには仕方のない施策だったのかもしれません。初めての町で、町の事情も知らずにあれこれ探りまわるのはマナー違反でしたか。これは失敬。呪いを解いて、町人の許可を得るまでは、鉱山への進入は慎みましょう。
カズスの鉱山を諦めて、シドの助言通り西の砂漠を中央まで歩いていくと、そこには彼の飛空艇が匿われていました。ちょっと不思議なのですが、昔の乗り物って誰かが勝手に乗ってどこかに行ってしまわないようなギミックを持っていたのでしょうか。宿場町で馬を飼葉桶のあるところや水飲み場につないでとめておいた場合、手綱をほどいてしまえばその馬は簡単に盗まれてしまったのでしょうか。駕籠みたいに動力が人の場合は盗みようがないのですが、馬車のような動物を使った乗り物や、自転車のような自力で動かせる乗り物には何らかの盗難対策が必須な気がします。ましてや、飛空艇のようにエンジンがついた乗り物ともなれば、機械文明の黎明期では高価なものだと思います。今の自動車のように鍵でロックするような仕掛けもついていたかもしれません。しかし、特段、シドからそのような持ち主を示すアイテムは受け取っていません。ということは、この時代の人はまだ周りの人を信頼して生きていたのでしょう。敵国の異人ならともかく、まさか同胞が自分のものを盗むわけがないという認識を共通してもっていたのです。それに比べて、現代は世知辛いですね。マンションの隣室の人の顔すら見えないので、周り中敵だらけです。うちのマンションの上の階の住人には、ときどき本気で敵意を覚えます。
とはいっても、大事な飛空艇が盗まれたり、壊されたり、子供に10円玉で傷つけられたりしたら大変ですから、シドは西の砂漠においてきたんですね。せっかくの乗り物なのに、砂漠に駐車してカズスまでは徒歩なんて、ちょっぴりかわいそう。砂漠に置かれたまま、持ち主が帰ってこない飛空艇は、気持ち車輪が砂に埋もれています。

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2008年10月5日

4人目は門外漢

飛空艇発進ミスリルの指輪へのカギとなるはずだった家出少女レフィアもスキル不足のため自ら指輪を製造することができないことが判明し、万策尽きたかに思えたルーネスですが、どうやらサスーンの王様にかつてミスリルの指輪を献上したことがあるらしく、かすかな光が射してきた感じになりました。鍛冶屋のタカもそんなことなら最初からサスーン城に行けっていってくれればいいものを。彼も職人ですから、王様にかつて作品を献上したことがあるなんて自慢くさいことは大っぴらに言えない性質なんでしょうか。解説すると、職人=江戸っ子気質=褒められるとこそばゆい、という勝手な連想が働いています。なので、タカの口癖は「てやんでい」「おとといきやがれ」「べらぼうめぃ」になり、火事と喧嘩が大好きな人情家になります。(職人への偏見)
アルクゥに続き、首尾よくレフィアまでパーティに加えることができ、クリスタル様のお言いつけを忠実に実行しているルーネスですが、あまりにとんとん拍子に進み過ぎているので、逆にちょっと怪しいです。なんかもうクリスタル様にこの呪い騒動が全部仕組まれていたんじゃないかぐらい思っています。
ともかく、飛空艇の操縦桿を握ると、ルーネスでも運転できるようですので、さっそくサスーンの王様がいるサスーン城まで出発してみることにしましょう。パッと見、山も超えそうな高度で飛んでいますが、実際は隣国カナーンまでシドが帰れないのですから、農薬を散布するヘリコプターぐらいの高度で飛んでいるのかもしれません。この飛空艇もやっぱり太陽の炎を熱源として飛んでいるんでしょうか。エギルのたいまつに太陽の炎を灯し、巨大な戦艦を暴走させたときのことを思い出します。カシュオーンは、太陽の炎を祭っていた国家でしたが、あの後どうしたんでしょうね。ゴードンの手腕でどこまで国家としての体面を保てたのかは、FF3の世界にはきっと出てこないでしょうが、よくてフィンと併合、悪ければヒルダ王女に潰されて属国以下・・・いやいやいや、きっと仲良くやってたことでしょう。

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2009年5月16日

サラ姫とセーラ姫

最後の更新からかれこれ4か月が経とうとしています。ご無沙汰しております。FF3にいたっては半年以上も放置しており、主人公たちに合わせる顔もありません。RPGのような長いシナリオを持つゲームは、少し間をあけただけでも、主人公の置かれた状況にリアリティがなくなり、時間が経つほど細かい設定が頭から消えていくので、感情移入の度合いも弱まってしまうという特性があります。私も正直、主人公たちの名前を思い出すので精いっぱいです。どうしてそんなになるまで放置したのかというと、FF11を間に挟んだということもありますが、やはりゲームをする時間を作れなかったということに問題があると思います。子供のころは大人になったら、誰に止められることもなくアホになってゲームをやりまくってやると密かに思っていたものですが、残念ながら大人になった私には、少しだけ自制心が育ってしまったらしく、社会人としての常識の壁を超える勇気が萎えてしまったのでした。あの頃の自分を取り戻さないと!
ちなみにFF11はその後、月額を払って挑戦中です。ただ、ヴァナディールに潜るのは月に一回30分程度ですけどね・・・お金だけがむしり取られていく状況です。従量制だったら、月に5円ぐらいで済みそうなもんです。

闇の力のアンデッドそれでは、思い出しがてらこれまでの旅を振り返ってみましょう。主人公のルーネスは、地震によってできた地割れに飲み込まれた先で、「仲間をそろえろ」とクリスタルの啓示を受けます。アルクゥは、子供離れした知力で仲間内からは浮いた存在でしたが、ユーレイの実在性という高尚な議論において、論証を余儀なくされて、鉱山の町カズスへと一人向かいます。幼馴染の二人は、カズスで合流し、ユーレイ騒動を目の当たりにします。そして、飛空艇の主・シドから「サスーンの城もやばい」ことを知らされます。二人は飛空艇を借りてサスーンを目指しますが、艇内には家出少女・レフィアがいました。彼女は家業の鍛冶屋の修行に耐え切れず家出しちゃうぐらいですから、ユーレイ騒動解消の鍵となるミスリルの指輪の製造ももちろんできません。そこで、故郷のカズスの惨状をどうにかするためルーネスについてきました。サスーン城では、門外に男が一人。イングスというこの男は、サスーンの若い兵士ですが、外出中に城がジンという魔法使いに襲われてしまったとのこと。4人の目標はミスリルの指輪を手に入れて、ジンを再び封じ込めるところに集約しつつあるのでした。
・・・こうしてまとめてみると、序盤にして既に濃密ですね。多分、犬になったムーンブルクの王女と出会うところくらいまでぐらいの濃度がありそうです。いや、飛空艇に乗っていることも加味するとルプガナ越えかも。まぁ、とにかく私はクリスタルの最初の啓示すら達成しないまま、半年もゲームを放置していたので、気分はローレシアです。サマルトリアの王子と追いかけっこするつもりで旅を再開しましょう。
お城の中には、ユーレイ化した兵士がたくさんいますので、情報を収集しながら進んでいきますと、「封印の洞窟」という目的地っぽいキーワードが飛び出してきました。これはジンが封印されていたとかいう場所ですかね。中にはアンデッド系のモンスターがいっぱいいるので「ケアルがいいよ」なんて教えてもらいましたが、私の少ないFF経験からいえば、ケアル以上に必要なのは「どくけし」でしょう。エスナだかバスナだかパソナだか、とにかく状態異常を回復するキアリー的呪文を習得するまではどくけしの買いだめは必須です。

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2009年5月17日

サ☆スーン☆クオリティー!!!

忠実な兵士サスーンの王様によるとミスリルの指輪の持ち主であるサラ姫は、サスーンのユーレイ騒動の混乱に乗じてどうもジンにさらわれたっぽいとのことでした。「サラ」姫だけに「さら」われるのもいたしかたない、なんて親父ギャグを挟みながら、ジンの根城「封印の洞窟」に向かうことにしましょう。さて、サラ姫救出にあたって、イングズがパーティーに加わってくれることになりました。王様もかわいい娘の命にかかわることですから、サスーンに残されたただ一人の戦力であるイングズの貸出についても快く賛同してくれたようです。まぁ、この状況で他国に攻め入られたらイチコロでしょうが、問題の根本にあるジン退治がやはり優先事項ですよね。ルーネス、アルクゥ、レフィアは3人ともサスーンの支配地域の民ですが、サスーンが他国に侵略されると自分の故郷の立場もどうなるかわかったもんじゃありません。ウル、カズス、サスーンと連合してジンを討伐しに参りましょう。

イングズそれでは、あらためましてイングズです。髪の毛の色素が薄く、後頭部から前方になびくような髪型が特徴のキャラクター。キーワードは忠誠心。サラ姫のことを強く心配している様子がみてとれますが、それは国家への忠誠心からくるものなのか、それともほのかな恋心なのかはまだ不明です。サスーンの兵士ということなので、それ相応の攻撃力が期待できますが、顔立ちはやや知的でもあるので、魔法を使わせても似合いそうです。ただ、頭のよさは現段階の文脈からは読み取れません。今、サスーンは半壊状態ですが、この状況を立て直した暁には、イングズの出世もかなり期待できそうです。たまたま、外出していたら、こんなチャンスに巡り合えるなんてなかなかのラッキーボーイです。

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2009年5月24日

新型携帯・グリフォン

左の塔の苦戦アンデッド系に対して、有効な打撃を与えるという「ワイトスレイヤー」を手に入れ、封印の洞窟攻略を円滑に進めようとするすっぴん・ルーネスでしたが、どうもサスーン城には何故かモンスターが居ついてしまったようで、サスーン城左の塔にのぼりあぐねているのでした。サスーン城は、東西に高い塔を持つ設計でして、シンメトリーな外観を呈しております。向かって右手の塔にはサラ姫の寝室があります。そういえばガルディア王国のマールディア姫の寝室も右手の塔でした。クロノトリガーのケースでは、左手には娘思いのくせに頑固な王様が立てこもっていたりしたのですが、サスーンの左の塔にはモンスターにあふれているのです。二例しか挙がっていませんが仮に「左は陰気」の法則と勝手に名付けてみましょう。まぁ、ワイトスレイヤーは穏当にいけば左にあるのでしょう。むしろ、ワイトスレイヤーの存在がモンスターをひきつけるとか。黄金の爪みたいな武器だったらいやですね。
この城の番兵の話を聞くとこの塔は「左の塔」と呼ばれているそうなのですが、城に背を向けるとあら不思議、「右の塔」になってしまいますよね。薬師寺みたいに「東塔」とか「西塔」とか呼びそうなものなんですが、正門から見て右か左かという命名が建築業界的には基本なんでしょうか?

定番・モンスターin宝箱で、この東塔のモンスターがやたらめったら強くって全然先に進める気がしないところで前回中断したのでした。ロングソードを持つルーネスの攻撃がやっと3のダメージを与え、他の3人の打撃は1ダメージにしかなりません。これはレベル的に場違いな場所に来た時の現象か、敵が実はメタルスライムだったかのどちらかでしょう。一回全滅したものの、ルーネスのケアルと拾ったポーションを駆使して、HPが推定50前後の敵二体の体力削りをねばってみました。苦労して勝利を収めたらさすがにレベルと熟練度が上がってくれましたので、速攻で塔を抜けてセーブします。全滅したらやり直しというシステムにも、少しずつ免疫ができてきたみたいです。
レベルが上がったので、いくらか塔の中のモンスターとも渡り合えるようになってきました。ちなみにモンスターにはアンデッド系が多くいらっしゃいまして、封印の洞窟の予行演習になりました。この人たちは毒攻撃をしてくるものと勘違いしていましたが、むしろ「くらやみ」攻撃を仕掛けてくることが多いようです。ルーネスの魔法ステータスにポイゾナとかいうキアリー的状態異常回復魔法が含まれていたことに気がついたのも束の間、レフィアが前後不覚に陥ります。「くらやみ」が永続する異常なのか、時間で効果が切れる異常なのかよくわからなかったので、放っておいたら治ったみたいなので、特に対策はしないことにします。「くらやみ」になっていたレフィアの戦力がどのように低下したのかもよくわからなかったし。
塔の最上階に宝箱を発見したので、ようやくこの城ともおさらばかと思いましたが、そこはさすがのFFシリーズです。大事な宝箱の中にはモンスターが潜んでいるのが常識です。

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2009年5月30日

女子やんちゃ時代

封印の洞窟少年漫画の中で、守られるべきヒロインとして大事にされてきた女子キャラクターが、「暴れだした」のはいつの頃からでしょうかね。この手の話題は、ウーマンリブ運動あたりと絡めて語られることもありますが、私が知る範囲では80年代の週刊少年ジャンプにはそういった兆候が現れてきています。北斗の拳のマミヤさんやキン肉マンのビビンバあたりは「はねっ返り娘」的な役どころを持たされていますが、まだ守られる側の域を出ていないと思います。(敵に衣料が破られたら、「露出を隠す」のはまだ守られれる女子の反応という解釈。)車田漫画の菊ねえちゃんから沙織さんへのへの変遷なんかも面白いトピックかもしれません。「ストップ!!ひばりくん!」「ウィングマン」「きまぐれオレンジ☆ロード」あたりはいずれも80年代のジャンプ漫画です。これらのヒットで「男子が当惑するほど話をグイグイ引っ張る女子」は、少年漫画に市民権を得たのかもしれません。そして「男子よりもつおい」アラレちゃんの存在も、女子の社会進出に貢献したものと勝手に想像しております。
最近のジャンプでは、普通に女子が戦闘要員だったりしますから、着々と男女平等社会が近づいてきているのかもしれません。就職難も男女平等になってきていますでしょうか?
FF3(DS版)においては、主人公グループに一人、女子のレフィアが入っています。FF3のファミコン版では、主人公キャラに名前はなかったと聞きますから、リメイクの際につけられた新しい個性のようです。FF1もそうだったように、FF3もFC版ではおそらく男子4人を光の戦士として戦っていたんじゃないかと思いますが、女子という個性を与えたのにはいろいろな理由があったのでしょう。確かにファミコン時代は、ゲームをする女子というのは少なかったです。男兄弟がいるとまた違うのでしょうが、「男子みたいにファミコンばっかりやっていると馬鹿になる」という男子防衛線が張られていたように思います。今は女の子も熱心にDSで遊んでたりしますもんね。女の子向けのタイトルも増えているようで、TV広告まで打っているのを見たときは感心したものです。話が脱線しましたが、FFは女性にも熱心なユーザがいるようですので、女性の目を意識したキャラクター造形がなされるのは当然のことでしょう。感情移入の対象である主人公グループに女子がいない方がむしろおかしい時代なのかもしれません。
そんなレフィアのバックグラウンドには、鍛冶屋の修行が嫌で、家出したという思春期の女子っぽいエピソードがあります。男子も家出を試みるやつはいますが、女子のそれとは意味合いが異なる気がします。新天地を求めている点で同じですが、女子の場合、「家への束縛」から脱出したいという願望がより強く詰まってませんかね。自分は女子ではないので、自身の体験談として書けないんですけどね。このブログでレフィアのことを書くときはそんなところにも注意した方がよさそうです。

では、前置きはここまでにして、ルーネスたちの旅に目を移しましょう。ワイトスレイヤーを手に入れた一行は、封印の洞窟を目指して飛空艇に乗り込みます。大陸の北にあるその洞窟は、北の山岳地帯と南の大きな湖に囲まれているので、徒歩での移動は困難な場所にありました。なんでそんなところに封印の洞窟を作ったのかを考えると、それだけジンという魔法使いが凶悪だったことが想像されます。腫れものには遠くで蓋をしておけば、触る必要はないですからね。ちなみにワイトスレイヤーは、ルーネスが装備しています。元は王家のものだから、サスーンの兵卒たるイングスに渡すのでもよかったのですが、まだ仲間になりたてなので、強そうな武器を渡すほどのシンパシーを私が感じておらず、自然とルーネスが持つことになりました。早くパーティーになじんでほしいのですが、ちょっと斜に構えてクールを装っているので、とっつきづらい奴だったりします。まぁ、そのうちククールぐらい人間臭い一面を発揮してくれることを期待しましょう。

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2009年5月30日

マジンジン

Yボタンで話そうずっと気がつかなかったんですが、このブログのカテゴリーとタグの情報が昨年末から損壊していたようでした。記事を投稿するだけで、メンテ作業をすることがないので、そんな状況に全然気がつきませんでしたよ。コメント情報とかも消えていましたが、復旧作業によって全部戻りました。多分。
さて、4人の光の戦士候補に加えて、サスーン城のサラ姫がパーティーに加わりました。おてんばな気質でしょっぱなからテンションの高い子ですが、王国を守る気は満々の模様。将来いい為政者になるかもしれません。しかし、同じ姫でもクロノトリガーのサラ姫とはえらい違いです。気の強い母親と陰気な弟がいれば、サラ姫も少しは大人しくなるんでしょうか。
5人目のメンバーは、思った通り、ルーネス、アルクゥ、イングズ、レフィアとは違い、ステータス画面には登場しません。要するにおまけキャラですね。ライアンがイムルに連れて行ったフレアさんぐらいのポジションなので、戦闘中にダメージを受けることはなさそうです。そんなおまけキャラとは、Yボタンでお話できるとのこと。私は最近のドラクエの「仲間と会話する」機能がかなり好きなので、これは楽しみです。
最初の会話では、自己紹介なんかしちゃったりして、さらにジンについての情報も教えてもらっちゃいました。「ジンは炎の魔人なので寒さに弱い」とのこと。これはレフィアの持っているブリザドが活躍するところじゃないでしょうか?それと「南極の風」も効果があるみたいな具体的なアドバイスまで飛び出してきました。やはり、パーティーが増えると、お互いが補い合って総合的な知識レベルが上がるようです。

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2009年6月1日

クリスタル様のお言いつけ

クリスタルのとこのよう主に南極の風の力でついに炎の魔人・ジンを打ち負かしたルーネス一向は、無事サラ姫の持つミスリルの指輪に魔力の衰えたジンを封入することに成功しましたが、そこで突然体が徐々に透明になりはじめました。「スタンド攻撃だっ!」過度のストレスによりアクトン・ベイビーが発動したに違いありません。一人透明になりそこねたサラ姫は呆然とするばかり。
しかし、実際のところは透明になったのではなく、大いなる力によってどこか別の場所に転送されたということがわかったのは、それから間もなくでした。何事が起きたのかチンプンカンプンな三人を尻目にルーネスだけがデジャヴュ状態の様子。我々は知っている、この神殿を!

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2009年6月3日

Hello Work!

適当なジョブ割り当て前回、クリスタル様のご威光によって、ジョブチェンジが可能になったルーネスたちは居てもたってもいられず、すぐさま自らのファーストジョブを検討する作業に入りました。世間は不景気の話で意気消沈としていますが、こういう状況の方が実は中小の企業のチャンスにもなりえたりします。日本の産業構造は、大手企業が自分に有利なようにがっちり抑え込んでましたから、不況で躓いてくれている今こそ自分のやり方で、自分のテリトリーを広げておかねばなりませんね。さぁ、新しい可能性を探るべく、いざ職探しというわけなんですが、どんな職業がどのように有効であるのか情報が全くありません。「サラリーマン」というジョブがあれば、帰属する企業の財務表を眺めるだけでもリクルートの手がかりになるのですが、残念ながら安定した企業からの求人はゼロでした。選択肢といえば「戦士」とか「白魔道師」とかフリーランス系の「さむらい業」ばかりです。こういうのは、資格が必要なわけでもないので、要するに名乗ったもん勝ちですからね。個人事業主として税務署に書類を提出するときもなんでもいいから適当に業種を書いておけば、すんなり通ってしまったりするのです。つまり、資格もスキルも実績もコネも何もない状態で起業するという無茶なシチュエーションとも考えられます。まぁ、でも最初はみんなゼロからのスタートですよ。これからの業務を通じて技術や信頼などを勝ち取っていけば、新たなジョブにも結び付くのです。封建社会で自由に職業が選択できるだけでもクリスタル様に感謝しなければなりません。
しかし、イングズに関しては、サスーンの正規兵からの転職ですから、今でいえば東証一部上場の大会社を蹴っての独立開業となります。愛するサラ姫を袖に振って、安定した職も捨て、それでも世界平和のためにNGOに参加するような状況です。立派といえば立派ですが、崇高過ぎて理解に苦しみます。故郷の親御さんはどう思っていることか・・・と思ったけど、イングズは孤児でしたっけ。

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2009年6月6日

やっぱり手こぎだよね

待ちわびサラ姫ファイナルファンタジー14の発表が先日ありまして、シリーズ3作ぶりのオンラインMMOゲームとなることが決まっているそうです。FFシリーズを1から制覇しようと進めている身としては、なんとも微妙な発表ではありますが、FFファンの間ではどのように受け止められているのでしょうか。また、FF11の今後はどうなってしまうのでしょう。課金の仕組みや時間の使い方という観点から、私もいろいろと決断をしていかないといけないのかもしれません。
さて、ジンを倒したにも関わらず、カズスの住民がいまだにユーレイ状態であったため、4人はサラ姫の安否が気にかかりますが、移動手段の飛空艇が封印の洞窟に乗り捨てられたままであるため、にっちもさっちもいかず、とりあえずサスーン城へと戻ってみることにしました。
すると、入口のところですぐにサラ姫と落ち合えたじゃありませんか。彼女がどうやって徒歩ではいけないはずの封印の洞窟とサスーン城の間を行き来できたのかは定かではありませんが、無事で何よりです。ケアルやエアロの使い手ですから、ルーラ的な何かを習得していてもおかしくはないですよね。ただ、お姫様という立場上、「竜王にさらわれる」というシチュエーションが十分に考えられるので、白馬の王子様がやってくる前にルーラで帰還という過ちを犯さないように十分に気をつけていただきたいです。

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2009年6月8日

イングズの幼馴染

泣き虫姫先日、逆転検事が我が家に届きまして、毎日寝る前に少しずつ話を進めています。キャラクターとシナリオと演出の三位一体感が見事な逆転シリーズをやっていると、アドベンチャーゲームはひょっとしたら、RPG以上に自分と相性がいいのかもしれないなと思うこの頃です。(両者の境界もあやふやなところがありますが。)私がプレイしたアドベンチャーゲームは、多分「ポートピア連続殺人事件」のファミコン版だったと思います。「ここだよ、ここ」のあのゲームです。ドラゴンクエストが代表作となってしまった堀井雄二さんですが、いやはや多方面でいい仕事していました。あの喪失感の伴うクライマックスに衝撃を覚えた人もたくさんいたかと思います。その後は、「さんまの名探偵」「MYST」「Alone in the dark」あたりが、私のアドベンチャーゲーム歴を彩る作品となっております。アクション要素が増えたり、コマンド主導だったユーザーインターフェイスが改善されたり、アドベンチャーゲームも地道に進歩してきましたが、「レイントン教授シリーズ」や「逆転シリーズ」のようはヒットが今後も出てくるといいですね。
さて、王様からカヌーをいただくとともに、イングズは一つの決断を迫られました。彼はサスーン国の兵士という立場ですから、本来であればルーネスたちとともに旅立つということはできません。しかし、そこはクリスタル様のご威光でサスーン王も気前よく旅立ちの許可をくれました。ただし、旅立っている間の身分の保障の話は特にでませんでした。下手するとうまい具合にリストラされた可能性があります。やはりサスーン王にとっては、イングズとサラ姫の間にある近しい感情にいくらか不安を覚えているのかもしれません。
ともかくこれでイングズはしばらくサスーンを離れることになりますから、愛しのサラ姫に一言挨拶をしていきましょう。しかし、城内の兵士の話によると、サラ姫は泣きながら自室に戻り、こもりっきりとのこと。これは、もしや!?

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2009年6月14日

タカは心配性

お父さんは心配性サラ姫とお別れしたイングズは、その笑顔に応えるためにも世界を平和にして、さっさとサスーンに帰ってこなければなりませんので、ルーネスたちをせかすように次の目的地に進んできました。もう一件別れ話を経ないことには、旅立ちもできませんってことで、カズスに到着しました。レフィアの家出に決着をつけるときです。
町に入ると先手必勝とばかりに入口にレフィアの父にして鍛冶職人のタカがうろうろしていました。ジンの呪いもすっかりとけて、娘を迎えにいけるようになったのでしょう。しかし、職人の気質が邪魔をするのか、どんな顔をしてレフィアに帰宅を促していいのかわからない感じです。自分、不器用ですから。

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2009年6月16日

飛行少女R

飛空艇でくだくってえぇ~~~~~~っ!といった感じでルーネス一同は仰天です。なにがってシドさんがものすごい計画を飄々と語るからです。前回、シドを仲間に引き入れて、鍛冶屋のタカの元へレフィアを取り戻しにいったのですが、そんな事情は一切お構いなしにシドがタカに「ネルブの大岩をくだこうと思うんじゃ」とか言い出すじゃありませんか。カナーンで待つばーさんへのはやる気持ちはわかりますが、サスーンとカナーンの国境線でもあるパルメニ山脈の峠道を塞ぐ大岩を、個人でなんとかしようというチャレンジ精神に唖然とするばかりです。通常、こういう場合は通商の妨げになることを理由にサスーン王国の負担で国策事業として「ネルブの大岩除去工事」を計画し、業者に入札を募って、業者間の談合と入札担当者による発注予定金額のリークを経て、(不)適切な業者が選定されて、国税を投入して工事にあたるも、当初の予定以上の工期が必要であることが判明して、追加の予算繰りを検討中に、民間団体からのつきあげを食らって、行政訴訟にまで発展して、ぐだぐだと何年も工事が着工しないまま政権担当者が交代しちゃって、当事者の誰もがよくわからないまま迷走するというプロセスを経てやっと決着がつくものですが、シドじいさんほどの男気を持ってすれば、「よっしゃ、わいがいっちょやったる」と大岩の一つや二つガツンと砕いてくれるんですね。改めてすごいです、じいさん。

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2009年6月21日

特攻野郎 Cチーム

邪魔な丸い岩ぼくらはみんな「みなしご」なのさ、でお馴染の4人組、ルーネスたちはシドを故郷のカナーンに送るべく飛空艇で出発します。カズスの鍛冶・タカによってその船首にはミスリルでの補強がばっちりされています。なので、パルメニ山脈の峡谷を遮る大きな岩だってへっちゃらなはずなのです。・・・ってどういう理屈でそうなったのかわかりませんが、シドの豪放磊落な性格だけはしっかりと脳裏に刻み込まれました。飛空艇の壁にみんな必死につかまって突入準備です。5・・4・・3・・2・・1・・

ドカーンって・・・ものすごい衝撃が飛空艇を揺さぶります。辺りは黒煙に包まれ、周囲の様子は定かではありません。はたして、シドと4人の命運やいかに!?ミスリルなら・・・・それでもミスリルならなんとかしてくれる。陵南の仙道くんに頼らざるを得ないこの気持ち。

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2009年6月24日

ルーネス・ポッターと秘密の部屋

こびとさんを信じる人無事にシドをカナーンまで送り届けたルーネスたちは、せっかくなので市内観光を開始しました。カナーンはサスーン領からパルメニ山脈を越えてすぐ南にある町で、その規模はカズスよりやや大きそうです。シドが住まう町なので、機械工がたくさんいるような町を想像していたのですが、街中にはロボットの一体もいませんでした。とりあえず、町人に話しかけてみると、「南の森にはこびとがいる」というなんともメルヘンチックな情報がいただけました。そのこびとは果たして、靴屋さんが居眠りしているうちに靴の製造を行ってくれるとかいう、誰もが夢見る素敵なこびとのことでしょうか。

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2009年6月25日

町で噂の男

デッシュがミニマムに病床のシドの嫁・ばあさんをエリクサーで救出したルーネスたちは、引き続きカナーン探索に乗り出します。おそらく、アーガス王という謎の人物に会うことで、ストーリーは次の展開をみせるのでしょうが、肝心のアーガス王の所在について手がかりが一切ありません。多分、この世界ではアーガスなんていうのは常識中の常識なので、シドもあえて所在地を教えてくれるなんてことはしなかったのでしょうね。でも、プレイヤーの私は別世界の人なので、アーガスと聞いてもドルアーガの塔ぐらいしか連想できませんでした。Wikipedia先生によると「ジャレコのゲーム」とか「イギリス海軍の空母」とかも出てきましたが、ギリシア神話の「100の目を持つ巨人」の名前が元ネタっぽいですね。巨人どころかカナーンでは「こびと」の話ぐらいしか聞いてませんけれども。なんでもこびとになる呪文・ミニマムというのがあるらしく、っていうかFF2でもあったらしいのですが、おそらくそれを使用して南の森のこびとと親交を深めるってことになると思うのですが、カナーンにあったミニマムは最後の一つを旅の風来坊・デッシュに売られてしまい在庫切れなんだそうです。まさかふらっと現れた旅人に最後の一つの魔法を買い取られてしまうとは・・・自動販売機に並んでコーラを買おうと思っていたのに、前の人が買ったコーラが最後の一つだったときと同じ悲しみです。最近はコンビニがあるのでそんな現象に遭遇することもなくなりましたね。

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2009年7月1日

ミスリルの悔い

タカに挨拶目下のところデッシュの捜索をすべき状況なのですが、シドに引きずられるようにカナーンに移動してしまったため、カズスのミスリルの洞窟の謎がまだ解けておりませんでした。こういうのは、非常に気になりますので放置したままドラゴンの住む山に向かうわけには参りません。下手するとミスリルの鉱山の奥には、ドラゴンを何とかするアイテムが眠っている可能性だってあります。というわけで、カズスに戻ってきました。そして、再度家出状態だったレフィアの外出許可を求めて鍛冶屋のタカのところにも寄ってみました。まぁ、ひょっとしたら無断で二度も娘を連れまわしたルーネスですから、金槌での一撃の一つや二つは覚悟はしていたのですが、話してみれば普通に娘思いのお父さんですよ。娘の身が心配だけど、娘が大人になりつつあって、やらなきゃならない使命を持っていることもちゃんとわかっていらっしゃる。単に反発しているだけのレフィアよりずっとしっかりしていますな。いや、お互いに顔が目の前にあると条件反射的に悪態をついてしまうといった関係なのかもしれません。仲のいい江戸っ子のようなもんです。レフィアもタカを心配している素振りをときたま見せたりしますしね。まぁ、とりあえず家出騒動はこれで手打ちってことで、てやんでい。

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2009年7月3日

ひなにくわれる

空からドラゴンドラゴンの住む山をハイキング中のルーネス一行は、体力的な心配が出てきたため、一度下山しようかどうか悩みだしました。この山には石化の恐怖もあります。しかし、手持ちの金の針も残すところ2~3本です。道具屋で30本ぐらい仕入れておかないとなんとなく不安です。この金の針がメッキなのか、純金なのかわかりませんが、確かショップで1本100ギルぐらいだったと思います。ポーションやどくけしと比較するとやや高価なアイテムなので、無駄遣いは禁物です。ただ、イングズの城働きからくる堅苦しい性格やアルクゥの社交的ではない石頭、レフィアの職人である父親譲りの頑固さなどの改善に積極的に利用していこうと思います。
さて、引き返そうかどうしようかウジウジとしているところ、切り立った断崖の上空に何かの影が突如現れました。鳥だ!飛行機だ!タケちゃんマンだ!いや、これはこの山に巣くうドラゴンさんに間違いありません。緑色の鱗を持つドラゴンを見るとホッとするのは、まんが日本むかし話の影響でしょうか。それとも神龍?大きな翼を持っているので、FF2の飛竜と種族が近いやつかもしれません。上空にいるため体のサイズがよくわかりませんが、キングギドラほどではなさそうな印象。まだ、剣でギリギリ戦えるサイズっぽいかな・・・。そんなドラゴンはルーネスたちを見るや勢いよく舞い降りてきて、仲良く対話でも始まればよかったのですが、普通に4人とも拉致されました。

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2009年7月5日

ミクロの決死圏

コイバナのレフィアどうにも胡散臭い男・デッシュのたっての希望で一応、パーティは再び5人に膨れ上がりました。記憶喪失とか言い出して、「MR.ブレイン」のキムタク気どりでしょうか。脳科学の見地からこの男の本音を引き出してやりたい気分です。そんなプレイヤーの不満を見抜いてか、レフィアがデッシュに詰め寄ります。「サリーナさんが泣いてたわよ!」まるで自分がポイ捨てされたかのように、女子を大事にしないデッシュを批判し始めます。レフィアったら、過去に何か男にだまされた経験でもあるのでしょうか?そりゃ、まあ、鍛冶屋の修行中の女子と花嫁修業中の女子とで、どちらが男性受けをするかといえば、当時の(封建時代を想定)ジェンダー観も踏まえれば後者寄りであるのは仕方がないかもしれません。家出の一つもしたくなるってもんです。
そういえば、ベッドに横たわって泣きくれるサリーナの話を一番親身に聞いていたのもレフィアでしたね。クリスタルに選ばれた4人による世直しの旅にあって、一人女子がいるというだけでも随分とその活動内容も違ってきそうですね。女性の繊細な感性が、こういった男性視点では些細な出来事にも敏感に察知してくれそうです。男子の世直しよりも、ぐっと具体的な身近な世直しができれば、それはレフィアの功績といえるでしょう。
デッシュもサリーナの話にことが及ぶとバツが悪そうです。記憶を失ったものの「何かをやらなくてはいけない」ということだけは覚えているそうで、そのためにはサリーナを町に置いて行くのは致し方のないことというのがデッシュの言い分でしょう。そんな言い訳で女子が納得してくれるのであれば、男子はどれだけ楽なことでしょう。男のロマンという言葉は、もう通用しないのです。

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2009年7月6日

梅雨空の食あたり

生きている森?かわいい妖精!小人といういかにもファンタジーな存在に変身を遂げたルーネスは、無事にトーザスという小人の住む集落への侵入に成功しました。西のミラノス山脈を越えないことには、ロクに世界を救う旅もできませんので、この小人の村でこの先に進むための情報を収集することにします。さすがに小人というだけあって、普通の人間とは違った風変りな情報がさっそく寄せられました。なんでも、どこかに生きている森があって、そこにいる妖精はとてもプリティーなんだそうな。生きている森という表現をされると、それ以外の森がまるで生きていないようでに聞こえてしまうのですが、おそらくにこにこ島の樫の木おじさんのように人語を操る植物でもいるということなんでしょう。となると、その森の妖精というのはじゃじゃ丸、ピッコロ、ポロリの3人かもしれません。そういえば、この先のミラルカの谷にはバイキングのアジトがあるとのことでしたが、ねずみのポロリは海賊の末裔です。何か関連が・・・。

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2009年7月13日

小人の山脈越え

デッシュのサンダラドラゴンクエスト9が発売されました。私ももちろん手に入れました。そして、夜中にアホになってプレイしています。機種がDSであることや新しいシステムについて、いろいろ賛否両論巻き起こっているようですが、私は概ね満足しています。DSのスペックでここまで動けば、全然文句はないです。同じDSソフトでポリゴン3DCGだったドラゴンクエストモンスターズJOKERのときは操作性にやや難がありまして、そこら辺が不安だったのですが、開発元のレベルファイブさんがいい仕事をしてくれました。私としてはこれまでドラクエに関心のなかった層にも、「どうぶつの森」感覚で参加してもらえればいいなと思っている次第です。
発売二日目ぐらいにすれ違い通信をしながら都内を移動していたら、すぐに上限の3人とすれ違いましたよ。今が一番盛り上がっているだろうし、すれ違いはお早めに、ですね。私もそれなりに遊んでいたつもりだったのですが、やはり世の中広いものです。すれ違った人の中には、レベルの高い人がたくさんいましたね。で、大体私と同世代でしたね、そういう人は。同じ時代を子供として過ごしてきた人かと思うと、勝手にシンパシーを感じてしまいます。また、先を行かれる悔しさみたいな気持もあります。そうそう、出身地「しまね」という人にもすれ違ったので驚きました。旅行中だったのか、はたまた故郷が島根県なのか。
というわけで、このブログの更新頻度が落ちることが容易に想像されます。私の中では、まだまだドラクエが本妻です。
さてさて、トーザスの小人医師・シェルコ先生の食あたりを治療したルーネス先生は、過酷な小人時代を生き延びるために渋々ジョブチェンジを行いました。魔法なくして小人生活はなし。デッシュのやつがしきりにジョブチェンジを進めてくるので、武器を杖に持ち返ることにします。ジョブチェンジ後、Lv1の魔法を買って、試しに外で戦ってみることにしました。そしたら、真っ先にデッシュがサンダラを唱えてくれました。お前、魔法使えるんかいっ!?

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2009年7月20日

弱虫バイキング

バイキングのアジト順調にドラゴンクエスト9のために進行が停滞しているこのブログ。依頼されたクエストがリスト上でたまってくると気持ちが悪いので、シナリオそっちのけで解消していたら、サンディに「これだけプレイして、まだこれだけなんですけどっ!」と怒られる始末です。
今、主人公の職業は魔法戦士でして、なんだかフォースというのを使いこなすことになったのですが、剣スキルばっかりスキルを割り振ってしまい、マヌーサとかルカニとかマホトーンとか、地味な補助系呪文しか使えない魔法戦士になってしまいました。ギガスラッシュとか必死に覚えましたが、あの手の大技は普段使いに適していないので、微妙に使えない主人公です。
FFのような「ぜんれつ」「こうれつ」の仕組みを使って唯一の女子メンバーを後列に回して大事にしています。FF2のマリアのときを思い出しますね。そういえば、FF3ではレフィアのポジションどうしていたっけかな・・・。
なお、私のDQ9パーティーは、

・多林寺の武道家・クリリン
・砂漠の盗賊・ヤムチャ
魔法使い(のような発明家)・ブルマ

というそうそうたるメンバーを揃えています。絶妙なタイミングでヤムチャが死んだりするので、めちゃめちゃ笑えますです。
さてさて、ミラノス山脈を越えてミラルカの谷にやってきたルーネスたちは、谷の北側にある洞穴にお邪魔することになりました。小人の話では中にバイキングがいっぱいいるはずです。

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2011年2月5日

水の上の方の船

N3DSでますね

ご無沙汰をしていました。ドラゴンクエスト9からドラゴンクエスト6とNintendo DSでドラクエタイトルが続けてでて、私も随分とファイナルファンタジーから遠ざかっていました。1年半もプレイをしていなかったので、遠ざかるにも程があるってものですが、プレイを再開するとどうやらルーネスたちは待っていてくれたようでした。えっと・・・ルーネスであってるよね、名前。ファイナルファンタジーのことをいろいろ忘れている節があるのでいくらかリハビリが必要なようです。とりあえず、現状を思い出すところから始めましょう。

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2011年2月7日

水のドラゴン

ネプト竜

チキンな海賊たちが怯える海竜とやらに遭遇することもなく湾内を優雅に移動していたルーネス一向ですが、好奇心が抑えきれずにネプト神殿脇の湾口から外へ出ようと舵をきりました。ヨーソーロー。ヨーソーローってよく聞く船乗りフレーズなんですが、「よろしくそうろう(宜候)」が縮まったものだってさっき知りました。英語で言うなら、イエッサー相当の文句のようです。お仕事のメールでよく「本件、承知しました。」とか「了解です。」なんてフレーズを使うのですが、今後は「ようそろっす♪」とか気さくに返してみたいと思いました。

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2011年2月10日

ビッグマウス

ミニマム!それは人から物理的攻撃力を奪う呪文。ネプト神殿の中で発見したドラゴンの像の口が小さく開かれているのに気がついたルーネスたちは、小さくなれば入れるという驚愕の事実に気がついてしまったので、ミニマムを使って再び南君の恋人状態になるのでした。前回は小人の村に入口のある山脈の向こうに続く隠し通路を通行するために仕方なく使用した呪文です。ただ、この呪文を使うと戦士(ルーネス)やモンク(イングズ)がまったくの役立たずになってしまい、デッシュにしつこく「小さくなったら魔法を使う、これマメな」と自慢げに語られるというひどい状況になるので、正直嫌いな呪文です。カプセルコーポレーションのご令嬢がかつて人を小さくしてしまう腕輪型の発明をしたことがありましたが、その発明によってあの無天老師様の武力が見事に削ぎ落とされ、あまつさえトイレに落として流されるという信じられない事件が起こったことがありました。あの通常時でさえ、戦闘力が139もある亀仙人様がこのありさまですから、ルーネスごときの戦闘力は1未満の計測不可能状態に決まっています。

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2011年2月17日

逃げまどう老人

逆転裁判シリーズが結構好きで、新作が出るたびにプレイしているのですが、最近発売された逆転検事2をまだ買ってません。「俺・・・この仕事が終わったらゲームするんだ・・・」って昨年末からつぶやいていたのですが、びっくりするほど仕事が終わらなくて、先月やっとひと段落したのですが、今月(2011/2)も後半からいわゆるデスマーチとか呼ばれるスケジュール進行に巻き込まれる予定です。納期だけは近づいてきて、寝ないで作業するのって結構ストレスがたまりますね♪逆転検事2を買ったら間違いなく御剣検事になりきって異議を連呼することになる自信があるため、取引先に迷惑をかけないように自粛している次第です。でも、Amazonのトップページを開くと必ずあのパッケージが一番目立つ位置に表示されるので、誘惑に負けるのは時間の問題でしょう。

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2011年2月19日

天空の巨木

昨日の今日ではありますが、Amazonで逆転検事2を注文しちゃいました。これでこのブログの更新がまた停滞するかもと思ったら、Amazonでは現在欠品中らしく、マーケットプレイスの別店舗からの販売になるっぽかったので、1000円ぐらい安いAmazonで購入すべく在庫入荷待ちの道を選択したので大丈夫です。ゲームの値段って店舗間の差が結構激しかったりしますよね。インターネット通販全盛のこの時代でもここまで値段に差が出るって、どれだけ利益率が高い商品なんでしょう。それゆえの中古市場の発達ではあったのですが、ゲームも非パッケージ化が進んでくると中古市場も小さくなっていくのでしょうか?メーカーと中古屋との間で訴訟問題が起こったのも今や昔ですか。最近はゲームのセーブデータの改変と販売に関して、ポケモンの任天堂さん(ポケモン社さん)が異議を唱えているなんてニュースがありましたね。ときメモのコナミさんのときは、セーブデータの改造が同一性保持権侵害と認められたんでしたっけ。こちらはは著作権の複製権侵害という主張であれば、新しい司法判断につながって耳目が集まりそうです。それにしても、セーブデータの著作物性って何でしょうね。セーブデータ単体で思想または感情を創作的に表現できるんでしょうか。まぁ、どちらにせよ、刑事裁判沙汰になったら御剣検事に登場していただく感じでお願いします。

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2011年2月21日

現代の古代人

どうみてもニコチャン星人

アーガスの兵士の影におびえるトックルの村人たちのたっての頼みで、アーガスで起こっているとおぼしき異変の調査および対策を行うべく、砂漠の上を漂う悪魔の木を無視して一向は西へと歩みを進めることになりました。川を渡るとスライムという敵を発見したので思わず外形をメモに描きとめてしまいました。もちろんドラクエ派としてはスライムというモンスターをそのままスルーすることはできなかった次第です。別にドラクエやFFに限らず、ファンタジーRPGというジャンルにはスライムというモンスターがつきものなわけですが、いろんなスライムを見るたびにあらためて鳥山明先生ってすごいなって思います。元々、堀井雄二さんがモンスターキャラクターの大まかなイメージを描いて、こんなの描いてくださいって感じで鳥山先生に渡すのだそうでして、堀井さんの描いたスライムの初期イメージは検索すればすぐに見つかると思います。そのイメージを初めてみたときもやっぱり鳥山先生はすごいなって思ったものです。スライムっていうのは、ドロドロして触ったら気持ち悪そうなモンスターだったわけですが、それが見事にプルプルしたゼリーのようなかわいらしいイメージに昇華されたわけです。このスライムを見てしまったあとでは、さぞかし他のデザイナーさんたちもスライムのデザインが難しかろうと思います。どうしてもあのプルプルが頭をよぎってしまうはず。そういえば、私が初めてパソコンに触れたときに最初に描いたドット絵がスライムでした。ドット数が少なくて描きやすそうという点ではマリオも捨てがたいですが、まずはスライムっていうのだ、子供の頃の私の中では当然だったようです。まぁ、そんなスライムがFF3ではなんだかニコチャン大王風でして、鳥山先生っぽいようでいてやはり愛せない感じに仕上がっています。

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2011年2月26日

大いなる意思(石)

今日はニンテンドー3DSの発売日です。アキバヨドバシには結構な行列ができているとかなんとかで、twitter経由でそんな様子を眺めてうらやましがっているのですが、それにしても今日はスゴイ風が吹いてまして、並んでいる人は相当しんどいんじゃないでしょうか。春一番らしいですけど、あいつら名前はあったかそうなのにすげー冷たく吹きすさぶブリザドです。風邪をひかないように暖かい装備に気を配って欲しいです。暖かい装備といえば、RPGの舞台に雪国とか極地方とかをモチーフにしたような雪原のフィールドがあったりしますけど、主人公たちの装備品のステータスに「保温性」とかあったら、ゲームバランスを作るのがすごい大変そうですね。「ぬののふく」一枚でグリンラッドを一マス進む度にHPが10減ったらリアルだけど、着替えが面倒くさそうです。

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2011年3月23日

チョコボで一周:前篇

収まったかなと思うと、再び始まる余震たちに気を許せない毎日が続いている東日本です。計画停電中は暗闇で逆転検事2にいそしむ毎日でしたが、今作はこれまで以上に無為につっかえるところがなく、私の御剣検事はスピーディーに事件を解決してくれました。逆転シリーズはキャラクターもさることながら、人語の論理展開や推理という携帯ゲーム機のスペックではおよそ無理な処理をプレーヤーにアウトソースするためのインターフェイスが抜群に優れていると思います。今回の追加機能「ロジックチェス」は時間制限の中で相手を追い詰めていくという演出がすごいゲームにはまってると思いました。次はレイトン教授と成歩堂くんの共演が3DSで決定しているようですね。予告ムービーをみてみたら、二人が反目している感じがかなり興味をそそりました。

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2011年3月26日

チョコボで一周:後篇

チョコボはBボタンで降ります

前回、チョコボに乗って空中に浮遊する大陸を一周する旅にでたものの、途中でチョコボの裏切りをうけてやむなく歩いて引き返してきたルーネスたちは、テンションがだだ下がりの状態ではありますが、一周したら古代人の末裔の一人からもらえるご褒美のためにしぶしぶチョコボの森に入り、おのおの好きなチョコボを選択するのでした。とにかくBボタンさえ押さなければチョコボのことでミスすることもないはずですので、右手をDSの機体から放して十字キーだけで大陸を一周するのでした。

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2011年4月7日

森と妖精

トックルの村を襲うアーガスの城の兵士に憤りを覚えつつ、ルーネス一行はトックルの北西に向かいます。ん?チョコボってなんのこと。

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2011年4月11日

空席の円卓

浮く巨木

生きている森に生息する妖精のお願いで、ルーネスたちは城の姿に変えられて空を浮遊している森の長老を救出すべく、トルッカの南の砂漠に移動しました・・・が、前と変わらず巨木はプカプカと空を浮いているのみでした。妖精との会話で何かのフラグが立ったんだろうなと思っていたのですが、城は降りてくる気配がありません。やっぱり天空の装備がないと入城できないということなのでしょうか。これで陸続きにアーガス城に行くことも、森の長老を助けることもできなくて詰んでしまいました。

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2011年4月17日

未来日記

円卓の騎士

空っぽのアーガス城をあとにして、ルーネスたちはアーガス城の西の方へと進路をとりました。ちなみにアーガス城の屋上に水道設備があったので、そこの人工の泉によって体力・魔力ともに回復しました。この時代の「上下水道」がどの程度のレベルの技術が使われていたのか、表面的なところでは4、5階建ての建物の屋上に水を引くことができるぐらいしかわかりません。他の町村でも井戸の設備はみかけた気がします。そういえば川が近くを流れる町ってこれまであったでしょうか?フィールドマップ上では川自体が些細な地形要素なのでよほど大きい川でもない限り描画されていないのかも。とにかく生活必需品の最たるものですから、飲料水をこの世界の人がどのように確保しているのかは、機会があったら考えてみたいところですが、おそらくそんな機会はないでしょう。あー、ブリザドみたいな魔法もあるので、大気中の水分を一度氷結させてから、融解することで水を得ることができるのがこの世界のいいところですよね。クロノトリガーのときは「ウォーター」なんていうそのまんまな呪文もあったけど、本家のFFではまだ未確認です。ちょっと前に「レベルE」っていう冨樫先生の漫画がアニメ化されてたんですけど、その中に「バトルポカリ」っていう便利な呪文があったのが思い出されます。ペットボトル容器に入った飲料が出てくるというその呪文、水道水に何とかベクレルの放射性物質が一時的にみつかって以降、スーパーマーケットで2Lの安いお茶の在庫が品薄になったわが町では非常に貴重です。

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2011年4月21日

運命の男

FF好きの方はきっとご存知なんだと思いますが、スクウェア・エニックスの公式サイトにはメンバー登録制でユーザのコミュニケーションを促進させる仕組みが用意されています。その名も「スクウェア・エニックス メンバーズ」!たまにアンケートのお願いとかがメールで配信されるので、几帳面にも回答しに訪問するのですが、ふと気がつくとアンケートの回答や購入したゲームの登録に応じてもらえるポイントが失効しかけてました。このポイントはスクエニグッズなんかにも交換できるので、使わないともったいないので交換可能グッズのページを眺めてみたところ、交換対象商品の種類が少ないし、なんか欲しいのがなかったので、いろいろがっかりでした。(´・ω・`)ショボーン
なんかスクエニのサイトの割に商品がスクウェアに偏っているような印象を受けたのは私だけでしょうか?なんでコンピレーション・アルバムにドラクエの音源は混ぜてくれないんでしょうか。いろいろ大人の事情に振り回されるいい大人が、ここに一人。
そういえばクラブ・ニンテンドーでも同様に使わないポイントが失効しそうです。Wiiのバーチャルコンソール購入に割り当ててくれてもいいんだよ。

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2011年4月25日

機械仕掛けの塔

オーエンの塔

なんだかデッシュにほんのりと死亡フラグが立ち、少し重苦しい雰囲気の中、ルーネスたちはグルガン族の谷をあとにし、アーガス城近くの海岸に停泊させていたエンタープライズ号に乗り込みました。もうね、これだから未来が見えちゃう人は困るよね。運命の一言がやたら重いですからね。それはもう自分の発言の重さから、人目を忍んで暗い谷に一族郎党ひきこもってしまうのもむべなるかなといったところです。目指すは北のオーエンの塔です。

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2011年4月30日

生き残った古代人

世間はゴールデンウィークに突入しましたね。私の仕事は「ゴールデンウィークなにそれ?」な系に属しているので、いつもと変わらない生活です。つつがなく、つつがなく。

さて、前回機械仕掛けのオーエンの塔にたどりついたルーネスたちですが、蛙に変身したり、不気味な声が轟いたり、しょっぱなからいろんな事態が発生しています。オーエン、オーエンって言っているとちょっと「応援」を連想させて、壁沿いの歯車の隙間から「がんばれー」「まけるなー」とか声が聞こえてきそうですが、多分、英字で表すと「owen(オーウェン)」だと思われます。人の名前だとロバート・オーウェンが中学の歴史教科書に出てきたような記憶があります。オーウェンとオーエンの表記の揺れは、ディスコとデスコや、シーディーとシーデーみたいな日本人の発音に合わせた違いなんでしょうか。Wikipediaのロバート・オーウェンの項では、項目名が「ロバート・オウエン」ってなってましたし、まさしく「がんばれー」とか言ってくれてそうな人物像を思い浮かべてしまいそうです。産業革命の真っ最中の社会学者と同じ名前の塔が機械仕掛けだなんて、なかなかいいセンスな気がします。そのうちマックス・ウェーバーとか出てくるんでしょうか。いやその場合はマックス・エーバーって表記かも。ひょっとしたら、当時のフォント的に「ェ」(カタカナの小さいエ)を用意する容量がROM内に確保できなかったのかもしれません。

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2011年5月8日

闇の星

塔の炉

隠された秘密のスイッチによって、ルーネスたちはついにオーエンの塔の不気味な声の主と対峙することができました。やつはこちらに背を向け、何やら炉のような赤く燃え盛る穴をみつめています。火の勢いを諸手を挙げて歓迎しているような様子です。やがて、ルーネスたちの気配に気がついたのか、こちらに向き直りこの異様な景色についてわざわざ解説を始めてくれました。

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2011年5月14日

ラリラリラリラリ

コールドスリープから目覚めた古代人・デッシュの力で救われた光の戦士たちは、エンタープライズ号にてしばしデッシュとの思い出にひたっていました。思い起こせばなんとも軽薄な男でしたが、そんなあいつとは不釣り合いな大事な使命が彼には課せられていたのですね。軽薄そうだけど実はやり手というギャップを持つキャラクターっていうのも結構いますよね。ルパン三世とか、エヴァンゲリオンの加持さんとかどうでしょう?BLEACHの浦原喜助さんあたりも人気のあるキャラクターらしいですよ。
さて、デッシュの遺志(死亡は確認してませんが)を尊重し、ルーネスたちは前に進むことを考えましょう。「ドワーフの元で火の力を手に入れろ」というのが彼の言葉でした。

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2011年5月21日

盗賊稼業

ラリホー、ドワーフ

ドワーフの洞窟は、グツコーという輩の来襲によって騒然としています。ドワーフは体脂肪率が低すぎるガチムキなせいか泳げないので、地底湖に逃げ隠れたグツコーを追い詰められないので、ニンゲンのルーネスたちがその始末をお願いされたという次第です。一般的な感覚では見も知らぬ旅人にするようなお願いではないのですが、どうあっても潜水はドワーフには不可能な作業なので、藁にもすがる気持ちでのご指名でしょう。盗まれたドワーフの角(つの)というお宝自体は、光の戦士としての活動の本筋とは関連がなさそうですが、人(ドワーフ)助けもまた戦士に課せられた使命なのかもしれません。それはそれとして、ドワーフとの会話から得られた知識を少しだけまとめておきましょう。

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2011年6月3日

搦め手からのおまじない破り

グツコーを破り、無事にドワーフ族の宝「ドワーフの角」を取り返したルーネスは、地底湖から上がって、ドワーフたちの待つ洞窟の上部に向かいます。後ろから明らかに変な影がついてきていますが、プレイヤーとしては見て見ぬふりをしなくてはならないのが辛いところです。影に入ったり、影から出たりというのは、私としては忍法の範疇なのですが、その他にも影を「本人の分身」というメタファーでとらえて、本人と影を対決させるっていう演出をいろんな漫画やゲームでみかけます。とりあえず、自分の影を紛失したらウェンディに縫い合わせてもらうというのが有効な対策なので、もしものときには試してみてください。

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2011年6月26日

walk in マグマ

炎のクリスタルの自己防衛機能を停止させる力を持つ氷の角(2本セット)が、ドワーフのもとからグツコーという盗賊に盗み出されてしまい、なぜかその責任を負わされることになったルーネスたちは、北の山にある炎の洞窟へグツコーを追いかけていくことになりました。さて、今回新たにパーティーの順番を「並び替える」というコマンドを発見したことを報告しておきます。DQ3でもHPの高い戦士を前衛に、低い魔法使いを後衛に配置するのは鉄則でしたが、FF3でも順番を並び替えられることを知らなかったため、今までパーティー参加順に「ルーネス→アルクゥ→レフィア→イングズ」という配置固定で戦っていました。モンクのイングズなんかは最前列にいてしかるべきジョブであるにもかかわらず、のうのうと最後尾で敵からの攻撃を比較的受けずに生きてきました。っていうか彼の特殊技能「かまえる」っていうのは、相手の攻撃を受けてなんぼのもんなので、いろいろな意味で残念なパーティー編成で戦ってきたと言えるでしょう。ということで改めて「イングズ→ルーネス→アルクゥ→レフィア」と並び替えを行ってみました。どのくらい先頭に移動したイングズが攻撃をされやすくなったのか、特に検証はしていませんが、なんだか強くなった気分ではあります。DS版FF3では先頭終了時にファンファーレとともに4人が並んでガッツポーズをとるという演出が挟まり、カメラには奇数番目のキャラが手前に映っているので、いつもルーネスとレフィアという気の強そうな二人が目立っていたのですが、今回からはイングズとアルクゥという地味担当メンバーの二人の露出が増大しました。・・・絵的に若干問題があるかもしれません。

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2011年7月4日

サラマンダー討伐

火の力・サラマンダー

サラマンダーのファイアブレスに屈したルーネスですが、諦めずに再戦を挑みに再度炎の洞窟に潜りました。大人になるとこの「二回目」の作業が苦痛で仕方がなくて、早送りしたくて仕方がないのですが、どこにも「»」ボタンが見当たらないので、マグマの中をズンズン進んでいくのでした。レフィアは女の子なのに、高温で肌がボロボロにさせてごめんなさい。アルクゥに多めにケアルしてもらってください。そんなわけでいつもより憎しみ五割増しで戦ったらサラマンダーの攻略に成功しました。何か戦い方が悪かったのかと顧みますが、FFの戦闘システムへの理解が乏しくて反省会も5分で終了です。

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2011年8月4日

手のひら返し

いやはやNintendo 3DSの値下げのニュースに驚かされたこの頃、いかがお過ごしでしょうか?初速こそあれ、ローンチに失敗したと観測されてたらしい3DSですが、15000円ならとてもお求めやすいお値段でございますので、年末までに発表される大物タイトルと合わせて新しい波が形成されるのではないでしょうか。ゲームボーイの頃から携帯ゲーム機業界を牽引してきた任天堂さんですから、まだまだ王座から下りるつもりはないでしょう。だからホント、何でもかんでもバーチャルボーイを引き合いに出すのはやめてあげてください。

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2011年8月19日

どとうのひつじ

前回、ドワーフの洞窟を出ていこうとすると、トックルの村から光の戦士に応援要請にきた男が目の前で倒れて、息絶えました。ついに火が放たれてトックルは悲惨な状況に見舞われているとのことで、FF2の大戦艦からの空爆以来の悲しい展開へと続きそうな予感です。みるからに貧しそうなトックルの村をなぜアーガス城の兵士は襲うのでしょう。影で兵士を操っていると思われる大魔術師・ハインの思惑はどこにあるのでしょう。ともかくその伝令役を供養して、一行はギサールに向かいました。(!?)

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2011年9月15日

太りチョコボ

先日、ドラゴンクエスト10の概要が発表されました。賛否はあると思いますが、っていうか否定意見の方が多く聞かれた気がしましたが、9のときも前評判はそんなもんでしたよね。9はそんな評判を覆して社会現象レベルにしっかりヒットしてくれましたが、10が同じ結果を出せるかどうか楽しみなような怖いような。今回発表された内容だけですと、他の同ジャンルのゲームとさして変わらない印象ですので、ドラクエの味をどうやって添加していくのかが今後の注目ポイントだと思っています。「ネットワークを使って仲間を募って」っていうのはFF11をちょっと触ってみた私にはやや臆病になってしまう要素でして、なんかプレイすることを忘れていた期間にもお金だけはしっかり引き落とされていたという悲しい記憶と結びついてしまいます。課金の有無や仕組みも大事なところです。(切実に)

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2011年9月18日

赤い面の者

前回、太ったチョコボ見物に寄り道をしたルーネスたちですが、さて、さすがにトックルに向かわないとあの老人と女子供しかいない集落がアーガスの兵に何をされるかわかりません。っていうか、もう手遅れな感じも否めません。浮遊大陸の正確な広さはわかりませんが、ドワーフの洞窟から直接トックルに向かったところで、船で何日かかかりそうな距離ですし、駆けつけた頃には村は全焼してるんじゃないでしょうか。Google Mapsのように画面の左下に縮尺が書いてあれば、距離感が掴めて移動時間の目安もつきそうです。そしたらギサールやデブチョコボに寄り道しなかったかも。そんな言い訳を考えながら、チョコボの森をでます。外にでて気がついたのですが、グルガン族の住んでる谷の南に湖があって、そこに何かの影がうごめいています。はて、今まで行ったことのない場所でしょうか。好奇心に突き動かされるまま、その湖に向かいました。結果、湖は岩山で取り囲まれ、唯一侵入できそうな場所も滝になっていて手漕ぎのカヌーではどうにもならなそうでした。・・・トックルの民が心配です。

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2011年9月26日

耽美な骸骨

前回、赤面のものにとっ捕まって、敵の本拠地に連れ去られたルーネスたちですが、牢屋の壁の穴を通って、どうやら脱出がかないそうです。やはり、大木を削って作ったようなお城ですから、牢屋の強度も木材レベルなんでしょうか。仮にも生きた木ですから、水分も豊富でさぞかし柔らかいでしょう。ひょっとしたら、砂漠の上を浮遊させているのは、早く乾燥させて城の強度を上げたかったのかもしれません。

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2011年10月2日

長老の帰還

昨日、長いこと買おうと思っていたのになんだか買いそびれていたアイテムを注文しました。そいつの名はNintendo 3DS。DSのヒットを受けての次世代機に3D液晶が載ると聞いたとき、多くのメディアがバーチャルボーイの失敗を比較に取り上げましたが、バーチャルボーイ自体は最終的に収支がトントンぐらいだったという話です。あれもゲームボーイのヒットを受けてのプレッシャーが多分にあったのかもしれません。ヒットを二つ続けて飛ばすのはどの業界でも難しいことなのでしょうか。3DSに関していえば、やはりコンテンツ側の準備が十分ではなかったというのが多く言われているかと思います。私なんかはブラウザと3Dカメラと3D液晶を使って、一般にも広く開発の門戸を開いてくれれば、なかなかのキワモノが誕生していたんじゃないかと思っているのですが、任天堂はその辺があまり積極的ではないのがさみしいです。変わり者ガジェットとして同時期に誕生したMicrosoftのKINECTは、その点でおもしろコンテンツが一般人に作られて変な好評を博していますね。3DSの出足が鈍くて、任天堂が希望小売価格をバーチャルボーイ並みに引き下げたあとも、なんだか忙しさにかまけてましたがようやくAmazonでポチッと注文できました。値段は14300円ぐらいでした。コンシューマ機は値段設定が難しいものなんですね。ビックカメラはかっちり15000円でしたが、ポイントつくのかな?

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2011年10月3日

復興プロジェクト

生きている森が1000年の眠りにつき、森から追い出されたルーネスたちは、ハインの手によって略奪の限りを尽くされていたトックルの村に戻ってみました。村の様子はまだ荒れ果てていましたが、明らかに住む人々のテンションが上がっているようです。それでは、入口のおじいさんたちに今の気持ちを尋ねてみましょう。

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2011年10月7日

元の世界

Nintendo3DSを買ってから、しばらく放置していたのですが、先日やっと開封式を終えました。古いDSユーザーだったので、本体が一回り小さくなり、外装に光沢感が増しました。カメラが二つついていて、立体撮影もばっちりです。視差情報から3Dモデルを作ってくれるようなまだないですかね。3DSの目玉、裸眼立体液晶パネルは視野が限られるので、寝転がってプレイするときだけ難を感じました。立体視自体は使っているうちにすぐに慣れました。写真からMiiを作ったり顔シューティングをやったり、本体についている機能を一通り遊んでから、今はレイトン教授の奇跡の仮面をプレイしています。元々2Dだったレイトン教授がアニメシーンでは書き割りのような描写で立体的に配置され、その他のシーンでは立体モデルをトゥーンシェーディングでアニメ調の絵を立体表示しています。2Dのイラストを3Dモデルにするとどうしてもデフォルメ表現が再現しきれないので、人形劇のような絵になって違和感がでるので、その辺をもっとがんばればいいと私は思ってます。目標はスネオの髪形を全方向から違和感なく描写することですね。観測に応じてふるまいを変える量子のような頂点情報管理を考えてください。>ゲームの偉い人

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2011年10月29日

女の子の起こし方

飛空艇化

ついに飛空艇へと進化を遂げたエンタープライズ号に乗り、光の戦士たちは生まれ故郷である外の世界へと出航しました。しかし、なんだか外の世界は全てが暴風域で操縦もままならないといった状況です。はたして、本当に得られる情報があるのか、先行きが不透明なまま船は雲間に沈んでいきます。

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2011年10月30日

呪いの矢でゲソ

Nintendo3DSを購入してから、外出時にお伴として連れまわすことが多くなりました。強化されたすれ違い通信機能と歩数計機能が地味にツボにはまったようです。前機NintendoDSでは、すれ違いたくても時期を逃すと誰も該当するゲームをプレイしていないという致命的な欠陥があり、またすれ違い通信モードにするための所作がセーブだのなんだのやたらと大仰だったためとても面倒くさかったという印象がありました。それでいてすれ違わないと手に入らないゲーム内アイテムがあったりして、地方の人口密度の小さいあたりではゲームの進行の妨げになりかねない状況もあったんじゃないでしょうか。今回、これらの問題点が解決されたことによって、すれ違いがキーになるようなゲームが出てきても面白そうだななんて思いました。すれ違いで交換できる情報の量にどんな制限があるのかわからないですが、RPGだったら不要なアイテムとか不要なパーティーメンバーとかいくらでも交換して楽しいものがありそうです。トルネコの押し付け合いとか新しい社会現象を起こしかねません。

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2011年11月3日

謎の眼鏡のおじいさん

クラーケン

前回、クラーケンの謀略によって、光の戦士を消し去るほどの呪いの矢がエリアさんに刺さってしまいました。ルーネスたちを狙った矢をエリアさんが身を呈して受けてくれたわけですので、これは一般的に命を救われた形となります。従って、憤って我を忘れてクラーケンをタコ殴りにした上で、ファイアなどでその足を炙って一杯ひっかけても許されるわけです。違うか。とにかく呪いの矢がエリアさんの心臓に達するまでの12時間の間に十二宮を巡ってゴールドセイントを倒した上で、教皇の座の奥のアテネの盾を使って彼女を助けないといけない展開です。違うか。

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2012年1月6日

海賊王に俺はなるかも

あけましておめでとうございます。またしばらく更新しない間にPS Vitaが発売されたり、Nintendo 3DSの本体プログラムが更新されたり、ドラクエ10のテスターが募集されたり、年が明けたりいろいろありました。3DSユーザの私は、レイトン教授の奇跡の仮面をクリアした後、スーパーマリオ3Dランドをプレイしていました。★をコンプリートするにはマリオとルイージで全ステージコンプして、ゴールの旗も天辺に掲揚する必要があると知り、スペシャルコースクリアまででとりあえずストップしました。ワープ土管とか、無限1UPとか最初のスーパーマリオブラザーズをプレイした世代が懐かしめる要素が地味にツボだったのですが、ふとあの当時の自分のようにゲームに没頭できる時間が大人になったらなくなっていたことに気づかされて何だか悲しいです。

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2012年1月7日

真の光の戦士たち

アムルの町で目を覚ましたルーネスたちは、とにもかくにも現状把握が一番の優先事項となりましたので、アムルの町を探索することから始めてみました。ルーネスに代わって強い呪いを受けてしまったエリアさんの情報や、この世界に連れてきてくれたエンタープライズ号の存否が気にかかります。また、水の町アムルの水が120ゴールドぐらいで他の地域で販売できないかどうか、水利権がどのようになっていて市場への参入チャンスがあるのかどうか徹底的に調査する必要があります。

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2012年1月8日

下水道への鍵

金欲にまみれたゴールドルにエンタープライズ号を鎖で動けないようにされてしまったルーネスたちは、そのごうつくな男の館に向かう必要が出てきてしまいました。しかし、館の前には底なし沼があって進めないとのことでした。それでは、引き続き情報収集を行いましょう。そもそも底なし沼というのは泥状のぬかるみに足がはまって、片足を引き上げようとすると、もう片足に体重がかかってより沈下してしまうという悪循環が原因で体が沈んでしまうのですから、浮力を上げれば沈まないですむのです。ルーネスたちの手元にあるカヌーで浮力を確保する作戦はどうでしょう?沼の粘度にもよりますが、河川ほどの推進力は期待できなそうです。それでは、リニアモーターカーのようにちょっと地表から浮いてしまえばどうでしょう?足がつかないので、底なし沼を完全に無効化できそうです。そして都合のよいことにアムルの町のデリラばあさんという人が持っている「浮遊草の靴」というアイテムがあれば、そのちょっと浮くを実現できるようなのです。これは想像ですが、浮遊草というちょっと浮き上がっちゃう草本があり、それを編んだ靴を履くと体が浮いてしまうのでしょう。細胞壁が風船のような形で、内部に空気よりも軽いガスでも発生するのでしょうか。どんなメカニズムで浮遊するのかわかりませんが、デリラばあさんにお願いしてその靴をお借りしましょう。

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2012年1月23日

下水道と高齢者

アムルの町・ジル

アムルの町長・ジルの手引きによって、いざ、町の下水道に潜入ということになりました。中に入ると話に聞いていたとおり、危険なモンスターがたくさんいるようです。きっと不衛生な場所を好むんでしょうね、モンスターって。それにしても、なんだか突然敵が強くなってしまい、渋々レベルを上げながら宿屋と下水道を往復する羽目になりました。なんていうか一斉にジョブチェンジしたのも悪かったのかもしれません。アルクゥはマドラの竪琴とかいう装備品のおかげで無限に防御力をあげられるようになったのですが、火力は微妙ですし、召還魔法を一つも覚えていない幻術師・レフィアさんにいたっては完全にお荷物です。なにより回復薬不在のため、ポーションで乗り切っていたのですが、竜騎士・イングズさんがピョンピョン飛び跳ねている間に他のメンバーが死に掛けるというパターンが何度も続きました。パーティー内でバイキング・ルーネスがこんなにも頼もしかったのは初めてのことかもしれません。

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2012年2月20日

高齢化

デリラばあさん

やっとのことで下水道の奥に住むデリラばあさんに会え、浮遊草の靴を貸してもらえるところだったのですが、デリラばあさんの投げた靴をキャッチしようとすると横やりが入るのでした。「危ない!下がるのじゃ!」と危険を知らせるその声は明らかに先に洞窟で助けた4人の老人グループでした。もう地上に帰ったものと思っていましたが、まだ何か本物の光の戦士に未練があったのか後ろからついてきていたようです。そのじいさんのしわがれた声に注意をそらされ、浮遊草の靴を地面に落してしまうと、その瞬間靴が爆発しました。衝撃で爆発するということは浮遊草の靴はニトログリセリンのような危険物だったのでしょうか!?イングズがじいさんたちに詰めより、なんでまだここにいるのか問いただすと、なんとさっき助けられたにも関わらず、ルーネスたちが心配になってついてきてくれたとのこと。老婆心という言葉の通り、人は年をとると余計なおせっかいを焼きたくなるものなのでしょうか。しかし、どうやらちょっと事情が異なるようです。デリラばあさんの投げたあの物体は浮遊草の靴なんかじゃなく、単なる爆発物とのこと。以前、この偽物を見たことがあったじいさんたちは、デリラばあさんがルーネスたちにむかってそれを投げつけるのをみて助けてくれたのでした。・・・もうほんとにさっきから「じいさん」とか「ばあさん」とか高齢単語ばかりタイプしてますが、アムルの町のお年寄り元気でやんちゃすぎるでしょ。他の町ではせいぜいジルじいさんみたいな長老役がいるのが関の山で、シドみたいなちょい悪じいさんがいるだけでも随分がんばった方だと思われるのに、アムルったら組体操を組む4人組のじいさんやら、爆発物を投げつけるばあさんやら、奇想天外にもほどがあります。

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2012年2月26日

強欲ゴールドル

デリラばあさんに爆殺されかけつつもなんとか浮遊草の靴を借りることに成功したルーネスたちは一路ゴールドルという男の館を目指します。おさらいするとゴールドルはどうやらクリスタルの所持者で、クリスタルを探しているルーネスたちを警戒してエンタープライズ号を鎖でがんじがらめにした男です。また、名前のとおり金目のものが大好きな欲張りで、底なし沼で侵入が困難な場所に住んで資産の盗難を回避している男です。館中が金で彩られているという典型的な成金趣味のこの男、想像するに狭量そうで性格も悪そうで、責任とか転嫁してくる感じです、きっと。

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2012年3月28日

割れた結晶

ゴールドル

黄色いクリスタルの前にそびえたつ、黄金聖闘士タウラスのアルデバラン、もといロビンマスク、もといゴールドルとの対戦が開始されました。しかし、それほど苦労もなくゴールドルの膝を地面につかせることができました。成金趣味に走った結果、彼の金の鎧はおそらく24K・・・すなわち純金製だったのでしょう。あんなに重宝される金属の金ですが、別段堅いわけでもなく、むしろ展性や延性に富んだ柔らかい素材なので防御用の鎧には間違いなく向きません。ルーネスとイングズの斧やら剣やらでべっこんべっこんにひしゃげたゴールドルさんは「ぐぬぬ・・・お前らなんかに取られるくらいなら・・・」と最後の抵抗を試みます。

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2012年3月29日

風水と詩の町

クリスタルが割られてしまったことに衝撃を受けながら、とりあえずアムルの町を出帆したルーネスたちは、サロニアという大きな城下町を持つ国を紹介されたのですが、なんか新しい地図を目の前にしたらテンションが上がってしまい、いろいろ勝手に船を走らせることにしました。ポルトガで黒胡椒と船を交換したら、そこから先はフリーダムです。ルプガナ(ry

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2012年3月31日

歌え!吟遊詩人!

ダスター

風水師と吟遊詩人が集うダスターにて情報収集中のルーネスたちでしたが、いよいよこの町の面白部分に突入することになりました。この町の銀油脂人の歌うこと歌うこと♪いきなり竪琴をかき鳴らし始めるので面食らいました。ちゃんと歌詞の中には意味もこめられていて表現物の体裁を保っていますが、冒険のヒントが隠されているのは中世を舞台とするRPGのお約束です。

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2012年4月20日

墜落人生

なんか変な巨人像の脇を通っただけでサドンデスなこのゲームに相変わらず不信が拭えないこの頃ですが、人生未知の領域には危険がつきものですし、何も知らずに異国を冒険する方がむしろ非常識なのかもしれません。むしろ、近頃のゲームの親切設計の方が人のインスピレーションを鈍くするという意味で危険なのかもしれません。そんなわけあるかー!

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2012年4月21日

王様のおもちゃ

エンタープライズ号を砲撃されて、サロニア城前に墜落したルーネスたちでしたが、それ以降特に追撃される様子もありません。しかし、周囲を見渡すと何やら不穏な雰囲気が漂っていますので、油断せずに状況把握に努めましょう。ルーネスたちがいる場所はどうやら戦場の真っ只中で、金色の兜を被った軍勢と、赤い兜の軍勢が向かい合ってお互いを牽制しているところのようです。そんな中突然上空から降ってきたルーネスたちですが、両軍ともあまりに集中力が高いのか、意識が相手を捕らえすぎてルーネスたちが見えてないかのようです。それを逆手にとって両軍勢からこぼれ聞こえてくる話を聞いてまわると、どうやら二者は本来味方同士であり、なぜか誰かの命令でお互いに傷つけあっているということのようです。そんなことってありえるのでしょうか?それは同じ会社の中で社長派と専務派に分かれて骨肉の出世戦争が行われることもあるでしょうが、今回は誰か一人の偉い人の命令で起こった事態のようです。頭が一つなのに右手と左手がお互い指を折り合うような戦争ってありえるのでしょうか?誰にも得がない不合理な争いです。狂気の沙汰ともいえるこの状況で、誰かが反対しておよさそうなものですが、逆らうと罰せられるという理由で誰もがいやいや戦っているとのこと。罰せられるよりも戦争で殺されるほうがよっぽど辛いんじゃないかと思いますが、組織に入るとその辺がよく見通せなくなるのかもしれません。今で言う社畜ってやつですね。クビになって正社員の座を失うくらいなら残業漬けで過労死することを望むのです。家族のためといえば聞こえはいいですが、別の生き方もあるってことを心の片隅に留めておいてくださいませ。

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2012年4月22日

アルアルコンビの結成

アルス王子とアルクゥ

卑劣なサロニア国王の息子が酒場でモヒカン刈りのゴールドナイトに絡まれていて、ひょんなことからそれを助けることになったルーネスたちですが、さすがに酒場のチンピラ相手に本気になるわけにはいきません。しかし、風水師・レフィアが地形のコマンドを選択すると、何ということでしょう、ブラックホールが出現し、ゴールドナイトは強い重力に圧し潰されてしまいました。おぉう、風水師怖いな。欧州のCERNが極小のブラックホールを作る実験を行う際にもすごい反対運動が起こりましたが、それよりはるかに大きいブラックホールが酒場に誕生しました。どの程度の質量があったのかはわかりませんが、幸いサロニアが消滅することもなく、「いてて、勘弁してください。許して下さい。」というモヒカンたちの逃げ口上だけで事なきを得ました。

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2012年4月23日

アルスと竜の騎士

サロニア南西の町でアルス王子をパーティーに加えたところで、王子様のコネを使ってサロニア城に入城したいところですが、城下には4つも町があるそうなので、もうちょっと情報収集を続けたいと思います。何でもサロニア町民の言うことには、王様は味方同士で戦わせる命令の他に、市内の店の営業許可まで取り下げたとのことで、確かに魔法屋さんにも防具屋さんにも入れませんでした。富国強兵の逆バージョンですね。お店が営業していないので、貨幣の流通はストップし、市場は大混乱といったところでしょう。領内の農地から取れる作物などは物々交換で取引され、農家とコネクションの無い人は飢え、闇市場を取り仕切るマフィア的な勢力が力をつける暗黒時代の到来です。そんな中、王様の命令を無視して営業している武器やが一軒だけサロニアのどこかにあるらしいです。その店の店主の男前ぶりが想像されますが、逆にそんな無法者を取り締まれないこの国の警察力の低さも残念ですね。ちょっと火力を補強したい気もするのでその男気溢れる武器屋には期待してみましょう。

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2012年4月25日

サロニアの三本柱

サロニア南東の町のドラゴンの塔にて竜騎士力を高めた一行は、残る北東の町に入ります。アルス王子の話では、この町はお店が多いのが特徴とのこと。しかし、父王の命令によって現在どの店も営業停止中というシャッター商店街です。もちろん、町の人は王様への不平不満でいっぱいです。息子であるアルス王子の身に危険が及ばないか心配ではあります。

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2012年4月29日

親の死に目

先日、ドラゴンクエスト10の発売日が発表されましたが、てっきり開発にもっとかかるものだと思っていました。次世代機Wii Uでも動くとのことだったので、ローンチタイトルとして一気に売りだすのかと勝手に思い込んでいました。βテストの方も順調に進んでいるってことなんでしょうね。こぼれ聞こえてくる話ではちゃんとドラクエっぽく仕上がっているとかなんとか。ネットワークを介してマルチユーザーでやるドラクエに戸惑っていましたが、FFのそれよりは敷居が低そうなんだそうです。ちびっ子向けにキッズタイムを導入するみたいな配慮も好感できました。サーバー仕様に関する課金は月額1000円だそうです。この辺はユーザー層によって賛否が出てくるところみたいですね。なかなか毎日ログインできない層は不満らしいです。私は課金停止=即アカウント削除みたいなのがなければ、うまくつきあっていけると思いました。なのでFF11とはうまくつきあえませんでした。

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2012年4月30日

ガルーダ × 竜騎士

父王の自害

アルス王子とともにサロニア城内へ訪れたアルクゥたちですが、その日の晩に王様自らの夜襲を受けました。どうやら背後にはギガメスという男がおり、王様の行動をコントロールしている状況だったようです。しかし、子を思う気持ちが強かったのか、ゴーン王は息子に向けた短剣を自らの腹に振りおろして、ギガメスのコントロールを打ち破りました。思わぬ出来事に「くっそー。なぜ術が破れたのだ!?」と動揺するギガメスという男。どうも身なりからいって、怪鳥ガルーダ疑惑のある大臣がこの人なのでしょう。この大臣の出現と王様が豹変してしまった時期は重なるようですから、深く考えるまでもなく、怪鳥・ガルーダ扮するギガメス大臣一人にサロニアという巨大軍事国家が落とされかかっていたということになります。「愛する子供を手にかけるぐらいなら自ら命を絶つ。お前の思うようにはさせん!」とゴーン王。ギガメス大臣の誤算は、おそらく彼には理解できないであろう親子愛にあったのでしょうね。怪鳥・ガルーダはカッコウのように托卵でもするのでしょうか?親子の愛が希薄な環境で育った怪鳥なんじゃないかと推測されます。親子愛をテーマにした作品は昔から今にいたるまであらゆる媒体で発表され続けてきており、ファミリー受けがよいのでいわゆるテッパンなテーマだと思います。どこか見たような内容でも、子供のために身を呈する大人の姿は涙を誘います。これを強調するために、ギャップを作っておくというのも定番の手法です。反目しあう親子が何かをきっかけに助け合ったり、かばい合ったり。あのベジータ様ですら、トランクスのピンチに逆上したものです。ところで、関連するかどうかわかりませんが、碇ゲンドウさんとシンジ君、ダースベイダー卿とルークの間には親子愛はあったのでしょうか?

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2012年5月2日

サロニアの天才エンジニア

怪鳥ガルーダ

前回、ゴール王を操るギガメス大臣を竜騎士ジャンプで成敗したルーネス一向は、命を落としたゴーン王の息子、アルス王子の自立に立ち会うことになりました。目を瞑りながら振り向く王子は、ルーネスたちに感謝の意を述べるとともに、自分が父親を疑っていたことを吐露しました。すかさずアルクゥが「そんなことはない!王子は父上を愛していた!」とフォローに入ります。この二人の関係がさらに親密になったように思われます。「ありがとう、アルクゥ。私は父上の後を継ぎサロニアを治めようと思います。それが父上の遺志です。みなさんのおかげでギガメスを倒すことができました。本当にありがとう。」と辛い状況ながらも力強い意欲をみせるアルス王子。果たして年はいくつくらいなのでしょう。この先、若い王ということで巨大な国家の運営に際していろいろな困難が待ち受けているでしょうが、城内での評判も良さそうなので、しっかりサポートを受けていけば大丈夫でしょう。アルクゥが「しっかりね!アルス王!」と王子から王へと呼び方を変えたあたりも一国の歴史が変わったことを象徴していました。

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2012年5月3日

ノアの後継者

高速艇ノーチラス

ノーチラスのスピードは世界一ィィィ!とサロニアのエンジニアにドヤ顔されたルーネス一行は、まだ城内で話を聞いて回っていました。高速艇ノーチラスのエンジンならダルグ大陸の十字岬から吹き出す風に逆らって中に入れるはずとのことで、「光の戦士たちよダルグ大陸へ向かえ!」と背中を押されることになりました。そんな次の目的地とおぼしきダルグ大陸について、そこに何があるのかヒントも聞かれました。

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2012年5月4日

サロニア図書館

サロニアの図書館も世界一ィィということで、蔵書の数もなかなかの量を誇るサロニア国で読書活動にふける4人の光の戦士たちは、次に暗黒剣の本に手を伸ばしました。秋でもないのにこの読書意欲です。でも、よく考えると他の国にこれまで図書館なんていう施設はあったでしょうか?ナンバーワンどころかオンリーワンな図書館かもしれませんので、ここで読まなくてどこで読むといった状況なのでした。さて、ものものしい黒い表紙(想像)を開くと暗黒剣を極めるためにはサロニア西の山に隠されたファルガバードを目指せと書いてありました。暗黒剣の正体すらわかりませんでしたが、いかにも強そうな剣ではあります。しかし、光の戦士として「暗黒」と称される剣術を使うのはいささか気が引けます。むしろ白光剣とか光彩剣とか編み出して戦うべきかもしれません。今は、ファルガバードがサロニアの西の方に隠されているということだけなんとなく意識にいれておきましょう。

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2012年5月5日

お寝坊さん

眠る魔法使い

サロニアを出てから、ダルグ大陸に向かう前にもう少しサロニアのある大陸を巡ってみることにしたルーネスたちは、南西の方に洞窟を発見しました。洞窟の名前は「ウネのほこら」とありましたので、ついにルフェイン語を教わる日がやってきたということでしょう。円形の崖の真ん中に陣のようなものが敷かれ、その上のベッドに人が一人横たわっています。話しかけると「グゥ~グゥ~」と知らないルフェイン語を話しかけてきました。こっ、これはイビキに違いありません!無防備にもこんなほこらで就寝中の男はいくらゆすっても起きる気配がありません。ふとベッドの傍らをみるとそこにはオウムが一匹止まり木に止まっています。オウムとは九官鳥と並んでしゃべる鳥として有名ですから、こんなところに意味深に止まっていたら多分何かしらの情報を持っていてくれてもよさそうです。テープレコーダーのない時代に音声を記録する媒体としてギリギリ違和感なく登場させられるのがこんな鳥類です。ちなみに今となっては現代劇でもテープレコーダーは使えなさそうですね。何だろう・・・スマホあたりですかね、音声の録音再生の主流は。

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2012年5月6日

おそるべき召喚魔法

ルーネスたちはレプリトの町で召喚魔法について学習中です。大魔道師ノアさんレベルになるとリバイアサンや竜王バハムートまでも自由に召喚できたとのことで、なんだか夢が広がります。リバイアサンみたいな巨大な生物は召喚した途端に自分が潰されそうな気もしますが、大魔道師ともなるとその辺もぬかりないのでしょう。ちなみにリバイアサンもバハムートもノアによって封印されてしまったらしいので、召喚できないっぽいです。さて、召喚する側と召喚される側の力関係ってどうなっているのでしょうね。食事中とかに召喚されてもすごい困ると思うのですが、幻術師というくらいなので召喚したように見せかける幻術にかけられるということなのでしょうか。町の人の話によると考えて使えばどんな魔法よりも強力なのだとのことなので、考えもなしに召喚するとよろしくないのでしょうね。トイレの最中に召喚したら、二度と呼ばれてくれない気がします。それから幻術師と魔界幻士が呼び出す召喚獣はまったく違う特徴を持っておるのじゃ、という話も聞きました。なんでしょうね、魔界幻士って・・・。幻術師と並んで語られるっていうことは今後増えるジョブなんでしょうか。魔界塔士Sa・Gaなら聞いたことがありますが、あちらは塔を攻略していくお話でしたっけね。魔界を頭に冠することによってなんか強そうにみせるはったりの類かと思われます。名刺の肩書に横文字をいっぱいくっつけるような行為です。

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2014年1月24日

召喚実験

召喚魔法

レプリトの村で召喚魔法に関する知識を仕入れたルーネス一行は「せっかくだし・・・」と空気を読んでレフィアを幻術師に出戻らせていろいろ試してみることにしました。一度は諦めた幻術師の道・・・この険しい道のりをブランクを克服して超えられるのでしょうか。レプリトの魔法屋では「エスケプ」「アイスン」「スパルク」「ヒートラ」「ハイパー」の5つの呪文が販売されています。そのうちエスケプについてはレプリトの町中でチョコボを呼び出している人をみかけたのでいいとして、他の4つの呪文ではそれぞれ「シヴァ」「ラムウ」「イフリート」「タイタン」というやつらが呼び出せるということを前に書きました。この被召喚者のことを召喚獣と呼んだりするらしいです。「獣(けもの)」と銘打たれた彼らはその実際、姿かたちはどんなものだろうかと思ったらチョコボ以外は割と人型でした。なお、ギル(お金)の都合でとりあえず一番強そうなタイタンを呼び出す「ハイパー」の呪文を買って呼び出してみたのですが、岩の塊をバリーンと割って登場するシーンが面白かったので続けてイフリートとラムウも購入しました。

タイタンさんは主に「ボコボコに殴る」のが得意らしい雄々しい召喚獣でした。「君がッ 泣くまで 殴るのをやめないッ!(JOJO)」何か不思議な力を使うでもなく、圧倒的な暴力で敵モンスターを屈服させるとか自分の幻術師像とはなんか違いますが、格闘型の直接攻撃キャラクターはとてもわかりやすくて好感度が高いです。しかし、幻術師職について日が浅いせいかハイパーを買っても10回ぐらいしか唱えられないのでちょっと心もとない気がします。

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2014年1月27日

不平等な遺産相続

ダルグ大陸にくるのは初めてではありませんが、かつての高速艇ノーチラスを持っていないルーネスたちは切り立った峡谷に吹きすさぶ強風によって行く手を遮られ、その中央にまで到達することはできませんでした。今回は無事に風を切り抜け、やっとルーネスの枕元に立ったウネさん(三賢者)のお導きの通り、ダルグ大陸のドーガの元へたどりつくことができました。ドーガの館に入るや否や「誰じゃ!?ここを魔道師ドーガの館と知ってのことか!?者ども!かかれっ!!」と物騒な事態になりました。ドーガさんの素性はよく知りませんが、ウネ=(寝坊助)、ザンデ(悪たれ)の二人とともに偉大な魔法使いノアの後継者とされた人の一人です。話の流れ的にルーネスたちには協力的な立場に立つ人なのかと思ったら、いきなり手下を使って撃退されそうになります。「クポー、クポポー」と二匹の手下に囲まれるも、どうみても彼らはモーグリです。本当にありがとうございました。

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2014年2月2日

ドーガの力

ドーガ

ドーガから土のクリスタルの無事を聞かされて、頓挫しかけていた四つのクリスタルを集めるミッションに希望がみえてきたルーネス一行は、ドーガ製の金のクリスタルの方へ興味がひかれつつも、ドーガの部屋の燭台の奥の隠し部屋から魔法陣の洞窟へ向かうのでした。「見ての通り、小人にならねば入れん。」相変わらずの入場制限ぶりです。これ誰が得するんでしょうね。ユーザーを楽しませようとした結果、ここで小人になってもらおうと判断したのでしょうかね。RPGではシナリオの進行とともに行動範囲が広がっていくことがありますが、その際に「乗り物」や「鍵」の入手を以て行ける場所が増えて行ったりしますが、このゲームにおいては「ミニマム」の呪文がその代りを果たしているのでしょうか。鍵も乗り物もお手軽に使えるのでいいのですが、小人になって、元に戻るという一連の流れは面倒な上にMPまで消費するので、あまり好きになれません。その面倒を強いてまで隠しておきたいものがこの洞窟にはあるということなのでしょうか。

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2014年11月17日

海底の潜り方

ドーガさんに「時の神殿に向かってね。ウネによろしく!」と言われたルーネス一行は、その言葉に従って潜水艇ノーチラスに乗ってサロニア南の二本角岬の海底へ向かいます。ノーチラス号は「ゼハピド ムウー カイネ!」の詠唱とともに潜水機能がインストールされたので、海の中もへっちゃらになったのです。海底に潜航するとさすがに高速艇スタイルのときのスピードは出ません。海水の質量が重く機体に圧を加えてきます。また、空中移動時とは違って、水中では敵に遭遇します。ドラクエ6にもマーメイドハープというアイテムを使うと船体全体が気泡に包まれて、空気の層に包まれてそのまま海底に潜ることができました。漫画・ワンピースでもシャボンディ諸島で特殊な泡加工をしてもらうことで海底の目的地に向かうことができるようになるというシーンがありました。さて、それを踏まえて海底で敵と遭遇した場合、まず心配なのは潜航機能の損傷です。一つに酸素の供給、一つに水圧からの防御、最低限これらを担保した上で、最悪水上に戻るまでの時間を稼げないと安心して操行できません。ドラクエやワンピースの例ではこの点が泡の膜という描写でうまく違和感を回避できていたので、水中での戦闘も泡の中なら大丈夫という前提で話を進めることができていました。これがノーチラスの場合はどうでしょう。元が飛行艇のノーチラスは上空の気流にも負けない船体ですので、水漏れさえしなければ潜水艦への転身もあながち無理はなさそうです。しかし、ノーチラスには甲板がありません。移動中は船の中から出られないというのがこの手の機体の常識かと思われます。ジブリ(宮崎)アニメでは飛空艇の窓づたいに移動したり、主翼の上を走って移動したりするシーンがあるかもしれませんが、いざ自分がやることを考えると高所恐怖症でなくてもちょっとゾッとします。あー、クロノトリガーの黒鳥号戦を思い出してきました。おならプー。ノーチラス号の船内から、ルーネスたちは襲ってくるモンスターをどう対処しているのでしょう。戦闘シーンからは海底を背景にいつもの感じで戦っているようにみえるので、戦闘の度にノーチラス号を乗り降りしているということになりそうです。これはすなわちルーネスたち自身にも潜水機能が備わっていることに相違ありません。ドラえもんがいれば「テキオー灯」で海底に体を適応させるという対処もできるのですが、ルーネスたちの場合はやはりキーマンはドーガさんだと思います。その魔法力をもってすればなんでもありのズルい存在として、今後もなにか疑問を感じたら「これがドーガの力か・・・」と大げさに驚くことにしようと思います。なお、FF1でも海底に潜るというシーンがありまして、そのときには「空気の水」というアイテムで樽を潜水可能にしたのでした。空気の水を体内、体表にとどめておくことができれば、海底での戦闘も可能になるかもしれません。原理的には泡でコーティングと大差なく、空気の水による被膜の繊細さがなしえるかどうかが問題になりそうです。

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2014年11月18日

魔法の村

海底の探索を始めたルーネス一行ですが、この世界も陸地と海の面積比が3:7~4:6といったところでしょうか。とても全体をくまなく回っているわけにはいかなそうです。となると、高速艇で上から地形を俯瞰した上で怪しげな場所を嗅ぎ分けて海底に何かないかを狙い撃っていく作戦が有効そうです。海底に何かある場所というのは、街の中で人から聞けることもありますが、高速艇では入れなかった地形というのも大きなヒントになります。それから大きな海域のど真ん中に何かがあることが多いです。自分がマップ制作担当者になったら、やはり真ん中に何かを配置するのがプレーヤーにとってわかりやすいと判断するでしょう。

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2014年11月21日

三角形の島

ドーガの村で「アイスン」と「エスケプ」を取得した幻術師・レフィアはさっそくノーチラス号に乗ってその辺の海域のモンスターに試してみるのでした。エスケプがチョコボを召喚するというのは聞いていたのですが、戦闘から離脱できるという効果以外に特に期待はできなそうです。足が速いという特性上こうなってしまうのは仕方のないことです。

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2014年11月23日

海の底の生き物

海底洞窟

奇妙な三角形の島の沿岸部を潜るとなぜか洞窟があったので腕試しに潜入したルーネス一行。どうやら中に酸素はあるみたいです。レミーラのないこの世界、電球も蛍光灯もLEDもありませんので、明かりは火に頼るしかありません。ルーネスたちの手元をみても松明だとかランタンは見当たりませんが、どこかに光源がなければこんな海底洞窟で前に進めるはずもありません。ひょっとしたらファンタジーの世界なのでレミーラに代わる呪文くらいあるかもしれません。「ルーモス、光よ」いや、そういえばうちのパーティーに今魔法使いはいないのでした。幻術師・レフィアあたりがラムウとか明るそうな幻獣を中途半端に召喚すれば発光状態を維持できるかも。

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2014年11月24日

アトランチスの謎

ドラゴンゾンビ

宝箱からイージスの盾を引き当てたらおまけにドラゴンゾンビがついてきたルーネスたちですが、「ちょっと強いかな」くらいの感触で無事にバトルを終えることができました。これなら他の宝箱も全部開けられそうです。次の宝箱にはトライデントが入っていて、つられて出てきたのはペリュトンとかいう翼竜でした。

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2014年11月26日

自らを封印した男

海底洞窟に眠るお宝で火力と防御力を上げたルーネス一行は潜水艇ノーチラスでさらに海底を巡航していましたが、そろそろ時の神殿に行っても問題なさそうだろうということでレベルを上げながらサロニア城のある大陸を目指します。すると途中、丁度サロニアの南の海岸あたりでしょうか、洞窟の入り口を発見しました。中に入ると「サロニア地下迷宮」との表示。ん~、そういえばサロニアの誰かがサロニア城には地下施設があるとかなんとか言っていたような記憶がうすらぼんやりあります。確か地上からは入れなかったんじゃないでしょうか?地下水路みたいなマップを通って行くとここにも宝箱が散見されます。ゴーレムの杖、ルーンのベル、イージスの盾、リフレクトメイル、へヴィランスなどを回収しつつ進んでいきます。海底洞窟ではあれだけ厳重にドラゴンゾンビやデスクローに守られていたイージスの盾とリフレクトメイルがここでは簡単に手に入ってしまうなんて、ひょっとしたらまだ来るべきではないところなのかもしれないとも思いましたが、敵モンスターに苦戦するほどでもないので水路沿いに先に進んでいきます。

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2014年11月30日

カタストロフィ

オーディーン

永い眠りからオーディーンを目覚めさせてしまったルーネス一行にオーディーンが情け容赦なく襲い掛かってきました。馬上から放たれた技は「斬鉄剣」!Wikipedia先生によると「小林康宏」という二代に渡る刀匠の名前が出てきましたが、私が真っ先に思い出すのがアニメ・ルパン三世の石川五ェ門のそれです。刀身で銃弾をはじき返したり、斜体を真っ二つに切り裂いたりやりたい放題のあの名刀です。だけど、コンニャクが切れないという設定が秀逸でした。

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2014年12月8日

鍵のかかった部屋

カタスト

オーディーンを従えた幻術師・レフィア一行は、他にも海底に何かないかとマップ右上の大陸のあたりの怪しそうな湾岸をノーチラスで潜航していきます。でも、特に何も見つかりません。では、そろそろ海底探検も卒業ということでシメの時の神殿に向かいます。その前に少しオーディーンの性能評価を行っておこうと新しい召喚魔法「カタスト」を唱えます。例によってカタストにも攻撃的な効果と戦闘補助的な効果があるようで「ざんげき」は敵全体にそこそこのダメージを、「まもりのひかり」はよくわからないですがリフレクの効果があるそうです。リフレク・・・要するにマホカンタって理解でいいですかね?FFでは語源がリフレックス(反射)だとすれば、ドラクエは「魔法カウンター(逆向き)」という感じだと思います。リフレクの方が入射位置を調整すれば、いろんな方向に跳ね返せそうな印象になりました。多分、斬撃は右手の大きな刀で、守りの光は左手の大きな盾で実現してるんでしょうね。頭の変な角(髪型)を使った攻撃にも期待したいです。そうそう、オーディーンさんは魔法陣の中から登場するときも馬に騎乗してました。人馬一体のキャラクターなんですね。

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2014年12月10日

鍵がない!

ノアのリュート

時の神殿の最奥にて台座の上に浮かぶ「ノアのリュート」を発見したルーネス一行ですが、それに気が付いたかのようにリュートが音楽を奏で始めました。自動演奏機能付きの最新楽器の模様です。演奏を一通り終えるとリュートは静かになり、ルーネスのものとなりました。これを使って時の神殿の北に位置するウネのほこらで長いこと眠っているウネさんの目を覚まさせるというのが今後の流れだと思いますが、もしも自動演奏機能がついていなかったら、4人のうち誰が演奏することになったのでしょう。ジョブの熟練度を鑑みれば答えは明白で、吟遊詩人・アルクゥにそのお鉢が回ってくる予定でした。竜騎士、バイキング、幻術師・・・いずれも音楽からは遠いジョブです。普段は竪琴を奏でながら「ファララララー♪」とソプラノボイスで敵を翻弄するアルクゥですが、同じ弦楽器ということでリュートもいけるかもしれません。余談ですが、東京ディズニーランドで開催中の「ミニー・オー・ミニー」というショー中に出てくる吟遊詩人は丁度ノアのリュートみたいな楽器を手に携えていました。観客に向かって何か補助効果を発生させているのかもしれません。

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2014年12月12日

女弟子

眠る魔法使い

時の神殿でノアのリュートを手に入れたルーネス一行は、北上してウネのほこらに向かいます。第魔道師・ノアの持ち物をもってして、その弟子を目覚めさせるというのがドーガさんの考えですので、その通りに作戦を遂行していきます。ほこらの中では相変わらずウネと呼ばれる魔法使いが眠っています。ベッドの傍らには止まり木が置いてあり、やはり相変わらずオウムが止まっています。

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2014年12月13日

私は夢の世界の守護者

ウネ

起き抜けのウネに巨大船を一緒に探すように指示されたルーネス一行は、まだウネのほこらでウネの長話に付き合わされているのでした。「おっといけない。忘れないうちにこれを渡しておこう。」といってウネさんから手渡されたのは「ひのきば」でした。ルーネスが「What's this ?」と尋ねると、すでに持っている二本の牙とこの牙と大事にしてなくしちゃダメだよとウネさん。すなわちこれで牙が三本揃ったというわけですが、一本目と二本目のことをすっかり忘れているのでおさらいしましょう。最初に手に入れた牙はネプト神殿のネプト竜にもらった水の牙、次にもらったのが生きている森の長老の木から風の牙でした。前の牙からだいぶ期間が空いてましたね・・・。この牙があるとザンデが作り出した4つの像を倒せるという重要アイテムとのことです。確か同じような話をサロニアの図書館でも読んでました。4つの像には既に挑戦済みで何が何だかわからないけど像の前を通ろうとしたら即死したという苦い思い出があります。その像と対になるように牙ももう一本存在して、それが土の牙という名前であることは想像に難くありません。そのもう一本の牙を手に入れるために必要なのが巨大船なんだそうです。

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2014年12月14日

古代の残り香

ウネおばあさんをノーチラスに乗せて、ルーネス一行はマップを北上します。とはいっても、切り立った山の間を何本も河川が流れているという地形なので、ノーチラスではまっすぐ目的地に向かうということはできません。これが巨大船インビジブルなら山も越えられるという話ですが、直進できるようになるんでしょうか?

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2014年12月16日

Too big to fail

巨大船インビジブル

ご覧ください。古代遺跡を進むルーネスたちに前に立ちはだかるのは巨大船インビジブルの船体です。あまりに大きいので全貌が全く見渡せませんし、これでは木製の壁にハシゴがかかっているとしか思えません。これがウネさんの言っていた山をも越える船だそうです。船といっても巨大な飛空艇です。こんな大きなものが空を飛ぶなんて昔の人は思ったことでしょう。現代だってジャンボジェット機には乗っても、飛んでいる理屈がわからない人の多いかもしれません。ものすごい速さで前進すると浮き上がる力が発生するような翼になっているんですよね、確か。重力に勝ちさえすれば飛ぶのです。それを信じて乗り込むしかないのです。

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2014年12月19日

無敵でした

巨大船に乗船するにあたり、一点訂正事項がございました。この船の名前「インビジブル」ではなく「インビンシブル」であることについ先日気づきました。このブログの履歴を追ってみたところ、過去にサロニア図書館でその名前が出てきた時から一貫して名前を間違えてインビジブルと呼び続けてきて、その名前から「ステルス性能がどうの」とか「大きすぎて全体像が見えない」とか好き勝手なことを書き散らしていたようです。名前をつけた古代人に対して、ここに謝罪の意を表明したいと思います。ごめんなさい。なお、invisibleではなくinvincibleの意味は「無敵の」という訳がつくようで、大きいから誰が来ても目じゃない、というのが名前の由来ということになりそうです。無敵というと大航海時代のスペイン無敵艦隊がまず連想されますが、これはスペイン語の「Armada Invencible」という著述からきているそうです。英語にすると「the Invincible Armada」です。世界史の授業で「アルマダの海戦」が出てきた時には「アルマダ」という海域があって、そこで行われた戦闘なのかと思ってましたが、Armadaは艦隊のことだそうです。これからはスーパーマリオブラザーズでスターを取った時には「インビンシブル!」と叫ぼうと思います。

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2014年12月22日

牛骨

「無敵の」巨大船に乗って、ルーネスたちはアムルの北にあるという暗黒の洞窟に土の牙を求めて向かいます。山を越えられるということで評判だったインビンシブルは実際のところ、小さな山が二つ並んでいるところの中間の谷間であれば超えられるようです。暗黒の洞窟の周辺は、急峻な山となだらかな小山が複雑に入り組んだ地形なので、インビンシブルでも通れそうなルートを探しながら少しずつ内陸の方へと向かっていきます。小山を超える度に上昇&下降を繰り返すので進行はかなりゆっくりで少しイライラします。ちびまるこちゃんでいうところの愚鈍な小杉君です。

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2014年12月24日

最後の牙

暗黒の洞窟の屋台骨

骨に彩られた暗黒の洞窟探検も終盤に差し掛かり、ルーネス達も気を引き締めております。2014年もあと1週間ほどで終わりますので、こちらも気を引き締めて参りたいと思います。いや~、今年はいろいろしんどいことが多かったので、もうさっさと来年を迎え入れたい心境です。本当に・・・いろいろあったなぁ。(しみじみ)この年で喪主とか、毎日のように病院に通うとか、もう、本当にみなさま、ご自身も周りの人も健康管理には十分お気を付けくださいませ。

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2014年12月26日

闇に隠れて生きる

ドーガの館に出現した魔法陣を経由して、ルーネスたちはドーガの洞窟と呼ばれる縦穴の壁面にできた坂を下っていきます。ドーガの洞窟って名前がついているからにはドーガの直轄地域なのでしょうが、モンスターもしっかり登場しまして、サイクロプス、フンババ、オーガ、ネメシスなどが襲い掛かってきます。どこから侵入してきたのかわかりませんが、こんなところに呼び出してどういうつもりなのでしょう。何かを授けてくれるそうですが、ドーガの館では受け渡しができないものなのでしょうか?ちなみに宝箱もチラホラと配置されていて、10000ギル入ってたり、チョコボの怒り、白の香り、フェニックスの尾、ライジングサン、ラストダガーを入手したりしました。

覚悟のドーガとウネ

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2014年12月28日

二本目の鍵

エウレカの鍵の授受

その身を呈してエウレカの鍵生成の犠牲となったドーガとウネのご両人。「心配するな。わしらは体は無くなっても心は失われない・・・古代像に守られたシルクスの塔にザンデがいる・・・。ザンデを止めてくれ。世界を闇にさせてはいけない・・・。お前たちならできる・・・。」というドーガさんの今際の際の言葉からは、彼らは妖怪チックなあの肉体を失っても、精神エネルギー的な存在となって存続することができるかのようです。例えば、クリスタルが直接心に語り掛けてくるようなあんな感じで非物理的な音声を投げかけてくる存在に昇華するというのが私の予測です。なのでNINTENDO 3DSの上画面にも今後要注意です。

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2015年1月7日

クリスタル主義

4体の巨像崩落

あけまして、新年です。2015年中にルーネスたちの冒険も完結させたいなという願いを込めて、彼らの足跡をおいかけていきたいと思います。おそろしいことにFF3のソフトを購入したのがこのブログの記録によると2008年7月頃のようです。6年半もの年月をかけて、壮大なファンタジーが紡がれたかと思うと感無量です。単に空白期間が長かっただけなんですけどね。身内の健康上の理由なので、更新が滞ったことについてはご容赦いただきたいです。(ペコリ)6年半も経つと当初の設定とかいろいろと忘れてしまうこともあり、イングズの最後に濁点がつくかどうかについては何度も確認していました。あと、レフィアの名前が4人の中で一番印象が薄くて忘れかけることが何度かありました。アルクゥはなんかすっと頭に入ってきたんですけどね。あとトパパ村長の名前も決して忘れることはなかったんですが、なんかレフィアは響きがきれいすぎて音が記憶に残らなかったです。これが「レフィ子」だったらインパクトがバッチリで忘れがたかったと思います。
さて、ウネとドーガの遺志を汲んでザンデを止めるべくその居城・シルクスの塔に向かうルーネス一行ですが、行く手を遮る4体の巨像を破壊するために一度ノーチラス号から降りました。歩いて対になって配置されている巨像の間を通過すると、集めた4本の牙が順番に巨像を破壊していきます。1体、2体、3体・・・6体?7体?8体?私の数え間違いでなければ、左右に分かれていた巨像の数は合計8体でした。牙が4本不足するという危機感を覚えつつ恐る恐る歩みを進めてみると、無事に8体すべての巨像が崩れ落ちました。どうやらこの巨像は左右の二体で一身という計算だったようです。仁王門の金剛力士像のごとくこれまで通行者を睨み付けてきたのでしょうね。しかし、外界からの侵入者を全て排除してしまうとシルクスの塔への物流が全てストップしてしまいます。なんらかの通行方法もきっとあったのでしょうね。残念ながらルーネスたちのジョブに「スパイ」がないので、隠密行動でシルクスの塔には忍び込めませんでしたが、まぁ、巨大な建造物が崩れ落ちるシーンがあった方が絵的に派手でいいかもしれません。

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2015年1月9日

リバイ兵長

ティターン

シルクスの塔を目前にして古代の民の迷宮でティターンに負けてしまったルーネスは、リベンジを果たすべく自らの強化を始めました。多分、まだ見ぬファルガバードやエウレカに超神水的な何かや最長老様的な誰かがいてルーネスたちの潜在能力を引き出してくれるに違いありません。というわけで、インビンシブルに乗り込んで、一度浮遊大陸に戻ってみることにしました。インビンシブルで浮遊大陸に入るのは多分初めてだったはず。なので、まだ見ぬ小山に隠された何かがある可能性が大きいです。途中、インビンシブル上でモンスターと接触し、戦闘することになったのですが、インビンシブルが援護射撃に大砲をモンスターに撃ち込んでくれました。本来空中戦はこうあるべきな気もします。飛空艇はホバリングもできるようなので、思ったほど揺れることはないのかもしれませんが、上空の気流を鑑みえると船外での活動には限界がありそうです。竜騎士がジャンプしたら、風にさらわれて地面にダイビングしそうですし、吟遊自身の竪琴の音色も風切音でかき消されそうです。

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2015年1月12日

最後の封印モンスター

リバイア

リバイアサンをきっかけにバハムート浮遊大陸に封印されていたことを思い出したルーネス一行は、かつてデッシュとであったドラゴンの住む山を目指します。それはさておき、せっかくリバイアサンを捕まえたのですからその威力を確認してみましょう。幻術師・レフィアの出番です。召喚魔法LV.7のリバイアを唱えると気泡とともにリバイアサンが召喚されます。その効果は「サイクロン」と「悪魔の瞳」です。サイクロンといえば、インド洋の方での熱帯低気圧の呼び名だと地理の授業で習いましたが、それより前にファミコン版キャプテン翼の翼くんの新必殺シュートということで名前だけは知っていました。今だとダイソンに代表されるサイクロン式掃除機などでその名を広めていると思われます。あの掃除機の中にリバイアサンをコンパクトに収納しているかと思うと、その技術力は筆舌に尽くしがたいものです。悪魔の瞳は対象モンスターを石化させる効果があるそうです。こういう状態異常を引き起こす技は成功率が低いので、なんか発動するとガッカリします。熟練度が上がったらマシになるんでしょうか。ドラクエにも「怪しい瞳」という瞳術がありますが、あちらは高確率で狙った相手を眠らせてくれます。ボスキャラが使ってきて、眠らされるとなかなか目が覚めないので、これをきっかけに全滅したことも何度か覚えがあります。

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2015年1月14日

魔剣士の暗黒剣

浮遊大陸に封印された二大モンスター・リバイアサンとバハムートを従えたレフィア一行は、どうやら浮遊大陸にこれ以上用事がなさそうだと見切りをつけ、下界へと向かいました。以前も下の世界を軽く捜索しましたがまだ見ぬファルガバードはみつかりませんでしたから、おそらく簡単には見つからなそうなところにあるのでしょう。マップを見回して「探しに行きたくないな」と思わせるポイントを割り出しますと、1位が暗黒の洞窟があった周辺の小山を連続して超えなくては進めない地域で、2位がフィヨルドのように浸食された地形で川の流れている上空しか飛行できないウネのほこらの北のあたりです。ウネのほこらの北にはレプリトやら古代遺跡やら既にいろいろ立ち止まるポイントがあったので、ファルガバードが入るとちょっと密度が大きくなりすぎる気もしますが、暗黒の洞窟のあたりを探るのが億劫すぎたので、念のために川を一本ずつたどってみることにしました。

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2015年1月16日

古代のクローン技術v

シルクスの塔

土のクリスタル奪還のためにティターンとの再戦に挑むルーネス一行は、鈍足船インビンシブルに乗って再度シルクスの塔にやってきました。この塔は古代の民の迷宮に囲まれているので、まずそちらを攻略する必要があります。前回は一直線に進んでいってすぐに土のクリスタルに到達してしまいましたが、きっと迷宮というくらいですので、内部はもっと複雑にできていて、宝箱なんかも置いてあるんじゃないでしょうか。ティターン戦の前に最後の強化策のつもりで迷宮内部の宝箱回収作業を開始します。

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2015年1月21日

土のジョブチェンジ

ティターンを討伐すると土のクリスタルがルーネスたちに語り掛けてきました。「光の戦士たちよ・・・私の力をザンデという者が悪用し、この世界を再び暗闇で包もうとしている・・・さぁ、私の中より力を取り出し、世界を包む暗闇の雲を振り払うのだ・・・シルクスの塔は光の力を集めて作られた塔だ。ザンデはそこで光の力を利用して暗闇の雲を呼び出そうとしている。光の戦士たちよ、シルクスの塔に行き、ザンデを止めるのだ。」あのシルクスの塔にそびえるクリスタルはどうやら光の力を集めるためのもののようです。光の力がなぜか真逆の「暗闇の雲」という物理的な形になるそうですが、太陽光が水を気化させて雲を形作るシステムを考えれば納得できます。暗闇の雲というとなんだか黒い雲を想像してしまいますが、そもそも雲に決まった色はなく、普段白く見える雲は太陽光を水蒸気が乱反射させてランダムなスペクトルの光線を放っているだけのことです。なので、雲が太陽を覆ってしまえば太陽光が地上に届かなくなり、雲も暗い色になるのです。暗闇の雲というと仰々しいですが、要するにただの雲なんじゃないかと思われます。シルクスの塔は巨大な加湿器のようなものですが、そこから発せられた水蒸気が雲になるためには何か核となる物質が必要です。大気中の塵を添加するのでしょうか?

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2015年3月7日

スカートをはけない塔

1月の終わりごろに引っ越しをして、ドタバタしておりました。ドタバタしていた割に三月になっても部屋の中には段ボールが相変わらず積まれていますがこれはいったいどうしたことでしょう。どうぶつの森の住民のみなさんはよく気軽に引っ越しをしていますが、引き留めに成功したときにあっという間に段ボールが片付いている様には驚きを禁じえません。あちらの世界の家具は狸のたぬきちが妖術で作ったまやかしの家具なので、その実態は葉っぱであり、それゆえに家具の配置がとても自在に行えるというわけなんですね。これをこちらの人間世界に当てはめると、早くホイポイカプセルが発明されればいいなってことですね。ブリーフ博士のような人材が求められています。

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2015年3月7日

禁断の地

エウレカへの扉

クリスタルタワーに足を踏み入れるや炎の魔人に出会い、4人そろって初めて退治したボスキャラのことなどをひとしきり思い出し、初心に返ったルーネス一行は、眼前に意味ありげな扉を見つけました。扉の前に立つや「な、なんだ!?」とルーネスが自分の手のひらに起こった異変に気がつきます。ルーネスが握りしめていた何かが光を放ち、閉ざされた扉に何かしらの作用を与えているようです。「ドーガがくれた鍵のおかげで道が開いたみたいだ。よし、行こう!」とルーネスはいち早く何が起こったかを理解した模様で、彼の言うことをそのまま受け取れば、ドーガがくれた二本の鍵のどちらかがこの扉を開いてくれたということになります。鍵の一方はこのシルクスの塔に入るためのものでしたので、消去法でこの扉の先にあるものはエウレカということに決まります。今まで名前だけの存在だったエウレカの実体はなんとクリスタルタワーの中にあったのですね。いや、マップを隅から隅まで移動したけどエウレカなんて土地は見当たらなかったので、エウレカへの鍵なんてどこで使うんだよって思ってましたが、ドーガさんはちゃんとご存知だったのです。シルクスの塔に着いたらエウレカにも行く流れになるのは必然なのです。その命を賭して二本の鍵を生成してくれたドーガさんとウネさんにあらためて感謝です。しかし、エウレカの正体は行ってみないことにはわかりません。敵の本拠地にあるくらいですから、ザンデさんサイドとしても手元に置いておきたい何かなのでしょう。なにかザンデ攻略に重要な役割を果たす可能性が高そうです。

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2015年3月9日

武器庫・エウレカ

円月輪が台座に

ルーネス一行がエウレカを下へ下へと攻略していくと、何やら人工的な形の石で台座が組まれていて、その上に何か輪っかのようなものがありました。何かのアイテムかと思い、手を伸ばしてみると「我を倒して見せよ!」とどこからか声が聞こえ、次の瞬間バトルが始まりました。

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2015年3月11日

あの伝説の聖剣

「くのいち」にも変身できる幻の魔剣マサムネを携えたルーネスはソウルイーターごっこをしながらエウレカの深部へと向かっていきます。ちなみにエウレカは地下方向に伸びています。ソウルイーターごっこと関係あるのかないのか次のお宝は伝説の聖剣・エクスカリバーでした。きっとCVは子安武人さんのはずです。

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2015年3月14日

最強の剣

エウレカに眠る武器・魔法を探る度もいよいよ佳境です。結局このエウレカが誰が何のために用意したものなのか真相は明言されていませんが、想像力で補っていきたいと思います。エクスカリバーに続いて、今度は「長老の杖」というアイテムがスキュラというモンスターに変化して出てきました。「私の力を超えられればお前たちを認めてやろう!」

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2015年3月23日

終盤戦

先日のニュースで知ったのですが、FF11の追加シナリオパッケージも次ので最後だそうですね。それとともにPS2とXBOX360版のサービスが2016年3月に終了するとかなんとか。PS2とかもうハードの方が消耗して使えなくなってたりしそうなイメージなのですが、手厚く今までサポートされていたのですね。FF14の方にすったもんだがあってなかなかユーザーの移行が進まなかったこともあったそうですが、今はもうFF11の方はかなり人が少なくなっていると聞きました。さて、私が懸念していた「もうFF11をクリアすることができない」という未来も現実味を帯びてきましたが、PC版は果たしていつまで提供されるのでしょうね。あぁ、でもスマホ版の提供も始めるとまた新規ユーザーが増えたりするんですかね。FF11と世界観を共有するとかいうFFグランドマスターズなるスマホアプリも出るそうですが、それをクリアしたらFF11をクリアしたことにならないですかね。・・・ダメですか。ゲームを体験できなくてもシナリオをおいかける方法を提供してもらえないですかね。

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2015年3月24日

お前かいっ!?

勧誘・サラ姫

魔竜の呪いにかかって動けなくなってしまったルーネス一行を助けるべく、魂だけの存在になってまでもドーガが奔走します。なんでもドラゴンの数と同じ5つの光の心をもってすれば呪いは解けるとのこと。ルーネスたち4人をはめるのに5つの魔竜の呪いを使うあたりが少しモヤっとしますが、一緒に戦ってきたNPCの数と合わせるためにはやむなしです。まず、ドーガが向かったのはサスーン城のサラ姫のところです。サラ姫とは魔人・ジン討伐をご一緒した仲です。しかもうちのイングズはサスーンで育ちサスーンの兵隊としてサラ姫様のために働いていますので、その因縁は浅からぬものがあります。ドーガさんもその点はご存知のようで「イングズたちが危ないのだ!サラ姫、わしと一緒にきてくれ。」と個人名を前面に出してお誘いします。「魔竜の呪いを解けるのは光あふれる心のみ・・・そなたの力が必要なのじゃ!」この時点でこの二人は初対面のはずです。しかし、イングズの名前を聞いてサラ姫は「行きます!」と即答です。突如王女の寝室に現れた不審者に気安くついてしまうのもいかがなものかと最初は思いましたが、初対面でもサラ姫は実はドーガのことを知っていたのです。そう、モグネットを使ってイングズとサラ姫はこそこそと文通をしていたに違いありません。そして、ドーガという恩人の話ももちろんイングズからサラ姫の耳に入っていることでしょう。まぁ、ドーガが本人であるかどうか、サラ姫に認証できるわけではないでしょうから、王室のセキュリティ面の甘さを露呈してしまっていますが、王族ともなると人を見る目がものすごい養われているに違いありません、という理屈でサラ姫がほいほいと見知らぬ人についていってしまったことは許そうと思います。イングズ以外の人についていってほしくないのですが、イングズのためですからね。目の前にイングズをぶら下げられたら走らざるをえない姫なのです。

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2015年3月28日

X & e

前回、緊迫した空気の中、壮絶な肩すかしを食いつつもドーガさんによって魔竜の呪いを解くべき光の心五人衆が揃いました。5人組と言えば戦隊ヒーローもの、どうしても色を割り振りたくなるのが人の性というものです。紅一点のサラ姫にはピンクがあてがわれるとして、透かしたデッシュにはブルー、4人のじいさんのリーダーにはリーダー色の赤を割り振ったところで少し悩んでいます。緑は地味なアルス王か、はたまた、発明家風のトリッキーなシドにするか・・・緑を発明家に割り当てることになじみがない人はついでにとんちんかんを読みましょう。そういえば、ついでにとんちんかんのKindle書籍化をリクエストし続けているのですが、一向に願いが届かないです。えんど先生と集英社の間に何かあったんでしょうか?高橋氏のキャラクターに遺族からクレームでも入っているのかと邪推してしまいます。高橋氏といえば冨樫先生の漫画の続きが読みたいのですが、ジャンプには相変わらず巻末に「今週は休載です」とだけ書かれています。一ファンとして、先生の容体が気になるところですが、何の言及もないためあらぬ言説が巷を席巻していますね。先生はネトゲなどやっているわけがないと強く信じ、回復を静かに待つしかありません。今は美内先生に言及するのはやめておきましょう。シドはやっぱり5人をささえる天才科学者のポジションがぴったりですので、空いた黄色の席はデブチョコボあたりに譲ることにしましょう。

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2015年3月28日

宇宙戦艦

3ターンで倒されてしまったラスボスと思しきザンデさん。バラモスだってムドーだって、ラスボスと見せかけた中ボスはみんなもっと強かったと思うのですが、人間の命という制約があると魔王といえどもこの程度の実力しか発揮できないのかもしれません。私の中ではパルプンテで呼び出されたおそろしいものにしっぽを巻いて逃げ出してしまった大神官・ハーゴンさんがいるので、ザンデさんはまだよく戦った方です。消えゆくザンデさんの魂もやはりドーガやウネと同じく永遠なのでしょうか?魂の器たる肉体に執着していたザンデさんにドーガさんから一言欲しかった気もしますが、どうやらそのザンデさんが呼び出した暗闇の雲によってまだ緊急事態は継続しているそうです。

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2015年3月30日

もう4つのクリスタル

ドーガとウネの魂によって波動砲で死んでしまったはずのルーネスたちが復活を遂げました。もう彼らの助けを得ることはできませんが、ここからがいよいよ本当の最終決戦だと思われます。この流れでさすがに暗闇の雲以上の強敵が実はいる・・・なんていう流れになった場合、ドーガ、ウネ以上のバックアップは望めません。コミックス10巻分ぐらい時間が経てばあるいは実は生きていたザンデが改心して登場し、ルーネスたちを陰ながらサポートするという展開もできなくもないですが、当時のファミコンに詰め込めるデータ容量を考えればここら辺で幕引きに向かうのが順当でしょう。それでは闇の世界に向かう四人の意気込みを聞いてみましょう。

ルーネス「よし!闇の世界へ行こう!」
レフィア「えぇ、行きましょう!」
アルクゥ「僕たちがやるんだ!」
イングズ「さぁ、行こう!」

ドーガたちを失った反動で完全なイケイケドンドンムードです。おそろしい敵を目の前に逃げ出したい気持ちもあるはずですが、みんなで一様に「行こう」と口にすることで自らを奮い立たせているわけです。アルクゥの「僕たちがやるんだ」にはさんざんお膳立てをドーガとウネにしてもらっていたけど、自立しなくちゃならないという気持ちからでしょうかね。

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2015年4月3日

二人目の闇の戦士

前回、ただやみくもに闇の世界を歩き回っていてたまたまエキドナのところに着いたのですが、闇の世界の構造がおぼろげながらみえてきました。まずベースとなるマップは大きなX字型になっていて、Xの交差する部分に魔法陣で飛ばされてきます。X字の四方に向かっていくとやはり魔法陣があり、その先にそれぞれの4つの闇のクリスタルが配置されているようです。さらに後でわかりましたが、4つの闇のクリスタルの近くにはリボンが入った宝箱があり、その都度ザンデクローンと対戦することになるようです。最後の最後でリボンを4つ配置するっていうことは、暗にパーティー全員装備必須って言っていると解釈してよいですかね。なにせ暗闇の雲は女子なのに口臭がひどく、まともに食らうとめまい、動悸、息切れ、吐き気などの状態異常諸症状に見舞われます。それらを防いでくれるだけで火力が安定すると思えば、リボン装着によってルーネスがルーネス子ちゃん、イングズがイングズ子ちゃんになってしまうなんてことは些細なことです。他の女子二人(アルクゥ、レフィア)には違和感なく似合いそうです。しいていえば、リボンは頭部の装備品なので、全身クリスタル装備で固めて「俺はクリスタルに選ばれし光の戦士」感にひたっていたのに、泣く泣くクリスタルヘルムを外してリボンをつけた人の気持ちにを考えると罪な防具かもしれません。伝説の武器防具で固めていたのにメタルキングの剣やはかぶさの剣の魅力に負けたときのあの統一感の破れを思い出します。

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2015年4月4日

ザンデは悪だったのか?

リボンを回収しながら闇のクリスタルを巡るルーネス一行は次に×字の右下方向のマップに進みます。ここでまず三つ目のリボンを回収し、手持ちのリボンの総数が4つになったので、みんなでおそろいのリボン姿に変身します。Wikipedia先生によるとリボンは16世紀~17世紀のヨーロッパでは男女問わず広く使われたとのことなので、男性がリボンをつけることを小馬鹿にするようなことを書いてしまったのは現代人の私の無知さが原因です。なお、現代では女の子のキャラクターを強調するデザインアイテムとしてリボンが使われることが多く、ミッキーマウスの顔にまつ毛と大きなリボンを書き足すとびっくりするほどミニーちゃんになってしまうなどの現象が起こります。それにしても昔のヨーロッパ人男性はどこにリボンをつけていたのだろうか・・・。

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2015年4月5日

セーブなどさせない

最近、ムジュラの仮面を始めたのですが、ゲームの仕組みうまく飲み込めなくて、同じことを何度も繰り返しては時間切れになっていました。どうやらオカリナを吹けばいいとかなんとかなので、緊張の場面でとりあえずセーブしてあるところから先に進むことができそうです。さて、FF3も全滅するとセーブしていたところまで状態が戻って同じことをやり直す破目になるというシステムになっていましたよね。クリスタルタワーに突入して以来、もう長いことセーブができていないのですが、闇のクリスタルも最後の一つを残すのみなので、それが済んだ後でもいいのでそろそろ一息つかせてもらえないものでしょうか?特に闇の戦士が出てくるたびにものすごいテキスト量をしゃべりたおしていくのですが、こちらはそれを理解する余裕がないままセーブポイントを探して奔走させられています。最後の×字左上の青黒いクリスタルは「闇の氾濫は止められん!お前たちはここで死ぬのだ!」とケルベロスの登場です。

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2015年4月6日

支柱・アルクゥ

暗闇の雲

闇のクリスタルの化身を一通り倒して渡り、ついにラスボス・暗闇の雲との最終決戦に臨むルーネスたち。「ファファファ・・・ここは闇の世界。光の力だけでは私は倒せん・・・。」とルーネスたちの抵抗を真っ向から全否定してくる暗闇の雲です。ここで一つひっかかることが・・・今、暗闇の雲は「ファファファ」と笑いましたよね。この特徴的な笑い方は、あの時ザンデがやっていたヒキ笑いにそっくりです。ザンデは暗闇の雲に操られていたという話が先に出てきましたが、ザンデ戦のときに戦っていた相手は、もはやザンデではなく暗闇の雲に操られた哀れな人形だったのかもしれません。今となっては無理ですが、意識がしっかりしているザンデとも少し話をしてみたかった気がしますね。

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2015年4月7日

おのろけ

暗闇の雲を倒したルーネス一行を乗せたインビンシブル号はサロニアの上空に着きました。「ありがとう、アルス王子!いや、アルス王!」とサロニアの王を送るのはやはりアルクゥ。一時はアル・アル探検隊とまで言われた二人ですね。謙虚なアルス王は「あなた方の光の心が世界を救ったのです。お礼を言うのは私たちの方です。ありがとう、光の戦士たち!あなた方に教わった勇気を忘れずに私も頑張ります!本当にありがとう!!」と王として、また友人として感謝の意を表します。この王様は王子様時代に酒場でチンピラに絡まれているところをルーネスたちに救われるという縁があり、特にアルクゥとは王宮で寝室を共にし、夜語りをするほどの関係です。その後、魔力に操られた実父に殺されかけるものの父王・ゴーンは自らに刃を突き立てて我が子を守る&王位継承というドラマティックなことがごく最近起こったのでしたっけね。アルス王に別れを告げ、4人が飛空艇に向かう中アルクゥだけが振り返ってアルス王に手を振るのでした。そして、振り返すアルス王・・・。腐女子の方々の創作意欲を掻き立てる一幕です。

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2015年4月8日

FF3終わりました

いよいよ私のFF3体験も終わりが近づいてきたようです。インビンシブル号はサラ姫と光の戦士たちを乗せてルーネスとアルクゥの育ったウルの村に凱旋します。なお、今年(2015年)の1月の段階で次作のFF4を購入してあります。今度はスマホアプリ版でのプレイとなる見込みです。アプリ版は1800円で販売されていて、それだけでも安いのですが、丁度年末年始の半額セールとかいうのをやっているのを見かけたので、FF3のクリア前に900円で購入だけしておいたのでした。900円・・・ゲームの値段というのは難しいですね。過去作ですから、過去の制作費をペイする必要はなく、移植にかかったお金とリニューアルにかかったお金と宣伝広告費あたりが価格決定に関与してくるんでしょうか。さらに過去のシリーズを最新のプラットフォームであるスマホに揃えることでのシリーズ全体への相乗効果とかを考えると1800円でも商売になるということなんですね。年末年始にはダウンロード数に弾みをつけるべく半額もOKなのですね。となるとFF5を買う時期がまた正月あたりになったらまた安く買えるのでしょうかね。スマホの高スペック化とともにライトなゲーマー層はゲーム専用機から離れだし、任天堂が経営方針に軌道修正を加えてきたり、専用機にゲームを出していたメーカーもスマホ向け開発のノウハウを蓄積しだしたり、時代の変化を感じる今日この頃ですが、今感じる不安は全入力がタッチパネルなので、操作感が専用機とはガラッと変わる点ですかね。スマホ版ドラゴンクエストはプレイしてみたのですが、十字キーの入力にやはり違和感を感じましたもんね。まぁ、RPGはアクションゲームやシューティングゲームほどの影響はないのでそのうち気にならなくなるかもしれませんが。

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