国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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運命の男

FF好きの方はきっとご存知なんだと思いますが、スクウェア・エニックスの公式サイトにはメンバー登録制でユーザのコミュニケーションを促進させる仕組みが用意されています。その名も「スクウェア・エニックス メンバーズ」!たまにアンケートのお願いとかがメールで配信されるので、几帳面にも回答しに訪問するのですが、ふと気がつくとアンケートの回答や購入したゲームの登録に応じてもらえるポイントが失効しかけてました。このポイントはスクエニグッズなんかにも交換できるので、使わないともったいないので交換可能グッズのページを眺めてみたところ、交換対象商品の種類が少ないし、なんか欲しいのがなかったので、いろいろがっかりでした。(´・ω・`)ショボーン
なんかスクエニのサイトの割に商品がスクウェアに偏っているような印象を受けたのは私だけでしょうか?なんでコンピレーション・アルバムにドラクエの音源は混ぜてくれないんでしょうか。いろいろ大人の事情に振り回されるいい大人が、ここに一人。
そういえばクラブ・ニンテンドーでも同様に使わないポイントが失効しそうです。Wiiのバーチャルコンソール購入に割り当ててくれてもいいんだよ。

グルガン人

さて、ルーネスたちはグルガン族という未来予知民族と遭遇して、いろいろと断片的な未来に探りをいれているところなのですが、結構悲観的な話を聞かされていたところでした。なんでも今回の大地震は予兆にすぎず、光が失われたり、魔物が蔓延りだしたりするのも些細なことだとかで、闇の力が火・水・土の3つの光を封じた後、闇自らも大地に封印されて、残るのは無ですって。無っていうのは「空」ですね。ゼロです。掛け算すると何にもなくなり、割り算するとすごい怒られる状態のことです。さらっとグルガン人は「無」になるなんていいますが、ルーネスたちはポカーンです。私が自分のNindendo DSの電源を切る度に彼らは割と無に近い状態に何度もなっているのですが、全然気がついていませんから、「無」っていうのは自覚するのも難しい次元の違う状態なんでしょう。

そして、こんな予言も聞かされました。塔が赤い炎を出して崩れ去る時、運命の男が目覚める・・・ほほー。塔というのは古代人の末裔にも聞かされていたオーエンの塔のことですね。この塔は機械仕掛けだそうですので、おそらくは飛空艇などと同じ古代の文明が関係した施設なんでしょうね。その塔が燃え上がって崩れ去るとか、正直、福島原発とリンクして考えずにはいられないのですが、不謹慎でしょうか。大地震は予兆に過ぎなかったとか、全てが無に変えるとか、何このゲーム、すごい不謹慎。もはやルーネスたちは日本の未来をも左右する立場ですよ。日本が(国際的に)無にならないように立ち上がれ、光の戦士たち!別にSoftbankの社長さん(光の道推進)のことではないですよ。でも、孫社長、めちゃめちゃ立ちあがってるので光の戦士っぽいです。(頭髪のことではないです。)

そして、グルガン族の中でもとりわけ長っぽい人に話かけたところ、突如、デッシュにスポットライトが当たりました。オーエンの塔で目覚めるのは、記憶が失われた男・デッシュに他ならないのです。長(仮)はルーネスたちに「トード」を渡し、この魔法を使って北にある塔に行き、デッシュに運命に従えとかのたまいました。デッシュもこの言葉が何かひっかかったの「行かなくちゃいけない気がする」とつぶやきます。その直後、「嫌な予感がする・・・」とレフィアがぼそり。デッシュに待ち受ける運命が心の底から心配なんだったと思いますが、それって「死亡フラグ」そのまんまですよ。いや、あえてわかりやすい死亡フラグを立てておいての逆転劇みたいなパターンもありますけど、デッシュとパーティーを組んでもう長いので、少なくともパーティー離脱は免れないと予測されます。

そういえばレフィアって当初からデッシュのことになると結構ムキになるところがありましたっけ。最初はカナーンで床に伏せる少女・サリーナが「デッシュ」という男に袖に振られたことにレフィアが憤慨するところから始まりました。そして、バハムートの済む山からこれまでの間、行動を共にしつつデッシュの相当なお調子者ぶりを見せつけられてきたレフィア。彼はサンダガを使ってパーティーに多大なる貢献もしてくれました。特にミニマム状態で物理攻撃がダメになった戦士・ルーネスとモンク・イングズのことを考えれば、これまでの窮地の多くはレフィアとデッシュ二人で切り抜けてきたと言っても過言ではありません。(アルクゥは?)しかも、デッシュには記憶喪失という大きなハンディキャップがあります。時折、記憶がないことを自嘲的に笑い、切ない後ろ姿をみせるデッシュに乙女心が揺り動かされるのは仕方のないことかもしれません。それって本来ならルーネスあたりがいるべきポジション(レフィアの隣)な気もしますが、FF2のフリオニールとマリアのようなパーティー内恋愛要素はルーネスとレフィア間には見いだせないのでしょうか?塔が赤い炎をあげて崩れる時に、その答えがみえてくるのかもしれません。やはり、女子は「運命の男」にひかれるものなんでしょうか。

そうそう、グルガン族の長(仮)にいただいた「トード」という呪文は蛙に姿を変える呪文だそうです。ドラクエでも「ポイズントード」などでおなじみの単語ですね。frogもtoadも同じ蛙を意味する単語ですが、前者は水辺に棲息する緑っぽいやつで、後者は陸上で主に棲息する茶色っぽいやつを指すそうです。両生類ならではの表現ですよね。魔法で蛙に変えるというモチーフはグリム童話の「かえるの王様」あたりでしょうか。お姫様のキスで魔法が解けるというのは、原作が結構荒唐無稽なので後で付け足された設定なのかな?たしかFFには「おとめのキッス」というアイテムがあったので、きっとそれがトードを解く方法なんじゃないかと思われます。今まで使ったことがなかったけど、今後必要になるのかな?蛙に姿が変わったらきっとミニマム的な状態異常になるだろうし、戦士とモンクがいるこのパーティーでやっていけるのか心配です。

グルガン族から聞いた情報は、デッシュの運命関連の他に、ルーネスが風のクリスタルの恩恵を受けていることや火・水・土のクリスタルの元にも行け!って話やドワーフが済む島に火の力があることなどもありました。まぁ、目下の目標はオーエンの塔なので、クリスタル関連のことは後回しです。ドワーフかぁ・・・アダマンタイト探さないとかな・・・。