ウネ ウネ

国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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私は夢の世界の守護者

ウネ

起き抜けのウネに巨大船を一緒に探すように指示されたルーネス一行は、まだウネのほこらでウネの長話に付き合わされているのでした。「おっといけない。忘れないうちにこれを渡しておこう。」といってウネさんから手渡されたのは「ひのきば」でした。ルーネスが「What's this ?」と尋ねると、すでに持っている二本の牙とこの牙と大事にしてなくしちゃダメだよとウネさん。すなわちこれで牙が三本揃ったというわけですが、一本目と二本目のことをすっかり忘れているのでおさらいしましょう。最初に手に入れた牙はネプト神殿のネプト竜にもらった水の牙、次にもらったのが生きている森の長老の木から風の牙でした。前の牙からだいぶ期間が空いてましたね・・・。この牙があるとザンデが作り出した4つの像を倒せるという重要アイテムとのことです。確か同じような話をサロニアの図書館でも読んでました。4つの像には既に挑戦済みで何が何だかわからないけど像の前を通ろうとしたら即死したという苦い思い出があります。その像と対になるように牙ももう一本存在して、それが土の牙という名前であることは想像に難くありません。そのもう一本の牙を手に入れるために必要なのが巨大船なんだそうです。

「さぁ、行くよ!」と加入直後のパーティーをし切り出すウネさん。しかし、この手の人ならいっぱいしゃべってくれそうですからYボタンを押してエクストラキャラとの対話機能を発動させます。
「ザンデが世界を停止させても夢の世界は影響を受けなかった。時が停止していた1000年間、私は夢の世界から現実世界を見ていたのじゃが、ザンデではないもっと邪悪な何かが浮遊大陸に自信を起こしたりと働きかけていたようじゃった・・・。」まず聞かされたのはこんな内容の話でした。ラスボス・ザンデ説に異を唱えるような証言が飛び出してきました。時間が停止しているので当然人間の生命を得たザンデさんも停止状態にあったわけですから、そんな中で活動していたのは果たして何者なんでしょう?そして、停止していた現実世界を1000年眺めていたというウネさんの忍耐力もまたすごいですね。再生中のビデオを一時停止した状態でモニターをずっと眺めているのに等しい行為で、何が楽しいのかさっぱりわかりません。精巧な模型を眺めて悦に入るようなそんな趣なんでしょうか?

続いて「まさかザンデがこんなことをするなんて・・・ザンデを止めるためにも巨大船を手に入れなきゃ!巨大船の名前はインビジブル!古代人が作った船で山をも飛び越えることができるんだ」という話も聞けました。一連のザンデの行動はウネさんにとっては意外な事態だったのかもしれません。第魔道師ノアの三人の弟子であったウネとザンデとでは、ルーネスたちには計り知れない関連があるはずです。弟子の時代のザンデはこんな悪事に手を染めるようなキャラクターではなかったのかもしれません。もしかしたらザンデの真意は自分の生命に固執した自己中心的なものではないのかも・・・そして、ザンデとは別のところで動いているという謎の邪悪な存在というのも気になります。
インビジブルという巨大船の名前はサロニアの図書館でも出てきましたね。invisibleとは「目に見えない」という意味ですが、別に船体が無色透明というわけではないでしょう。多分、巨大すぎて視界に収まりきらないとかそういうニュアンスなんじゃないでしょうかね。巨大船があれば土の牙が手に入れられ、ザンデの作った4つの像が打ち破れるからインビジブルのあるこのほこらの北の古代遺跡を目指せ!というおさらい話が聞かれました。

もう一つ、「みな久しぶりじゃのう。よくここまで来たもんじゃ。おやおや忘れちまったのかい?夢の中で一度会っているじゃないか。」みたいなこともウネさんが言ってました。

ドーガに会いに行くのじゃ

このときのことは私はよく覚えています。水の神殿の事故からルーネスが目覚めるときにウネさんのお告げがあったんですよね。そのときにウネさんを髭のおじいさんと間違って認識したのでした。

ルーネス:夢・・・?じゃあアムルで聞いた声は・・・。
ウネ:ファファファ、私は夢の世界の守護者じゃ!

なるほど昏睡状態にあったルーネスの枕元に立つくらいお手の物ということですね。確か、あの時のお告げでは「ドーガに会え!」とかなんとか言われましたっけ。そのドーガに会ったら今度は「ウネを起こせ!」と言われたわけで、なんだかノアの弟子に振り回されっぱなしな光の戦士なのでした。