国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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古代の残り香

ウネおばあさんをノーチラスに乗せて、ルーネス一行はマップを北上します。とはいっても、切り立った山の間を何本も河川が流れているという地形なので、ノーチラスではまっすぐ目的地に向かうということはできません。これが巨大船インビジブルなら山も越えられるという話ですが、直進できるようになるんでしょうか?

古代遺跡の中には何やら学芸員的な人たちがいるようですが、洞窟のアダマンタイトが落盤して進路が埋まってしまったとのことです。落盤の原因はやはり例の地震だそうで、アダマンタイトを含んだ壁が崩落して、彼らの先発隊は洞窟の奥に取り残されてしまっている模様。古代遺跡の調査隊というのも大変な仕事です。インディージョーンズ博士でもアダマンタイトが崩れてきたらなかなか攻略が難しいのではないでしょうか。そういえば、アダマンタイトといえば伝説の剣・エクスカリバーの材料です。これだけ大量のアダマンタイトがあれば伝説の剣も量産化され一般家庭に出回る日もくるかもしれません。切れ味抜群、アダマン包丁が今なら二本セットで10000ギルです!やっ、安い~。

アダマンタイト落盤

ルーネスにはアダマンタイマイを倒した実績があるので、この落盤事故をなんとかする解決能力があったのかもしれませんが、今は夢の世界の守護者たるウネさんがついています。「私にまかせておき!」と道をふさいでいる岩石の前で何やら力を漲らせ始めました。どうやら夢の世界の岩をぶつけてアダマンタイトを次元の狭間に消し去ってしまうということです。乏しい物理知識でこの理屈を解釈しようとすると、夢の世界の物質こそが反物質と呼ばれるものであり、それを現実世界に呼び出すことにより、物質の粒子と反粒子が対消滅してその存在が消えてしまうということなのかもしれません。アダマンタイトといえども量子レベルでみれば単なる粒子ですので、いくら硬くても例外なく消滅させることができるんじゃないでしょうか。「危ないからそこで見ておいで・・・」とウネはルーネスたちを一歩下がらせ、アダマンタイトの岩を手前から順に一つずつ浮遊させて消滅させ始めました。・・・あのアダマンタイト一ついくらで売れたのか・・・ソロバンを弾いているうちに容赦なく全て消し去ってしまうウネさん。「フゥ・・・フゥー、やっぱり年寄りにはこたえるね・・・」とお疲れの様子ですが、1000年生きてこのパワフルさ。もう何をもって「年寄り」なのか定義がわかりません。

「さぁ、先を急ぐんだ。この奥には巨大船インビジブルがあるはずだよ。」と先に進めるようになったら行く先からモンスターも登場するようになりまして、いきなりイーターのバックアタックを食らい、さらにクリティカルヒットをもらってレフィアが死亡しました。こいつは分裂して個体を増やしてくるので少し手こずっていると、ウネさんが「私がやってやるよ!」と攻撃に参加してくれました。さっきまでフーフー息を乱していたのに、なかなかのタフネス。どうやらヘイストの効果を授けてくれるみたいです。

レフィアを生き返らせつつ、古代遺跡の中でまた仲間会話システムでウネさんのお話を聞いてみました。「ノアがザンデに与えた人間としての命こそ最高のものなんだけど、ザンデにはわからなかったんだね・・・」とウネさんがノアさんが弟子にそれぞれ価値あるものを与えたと主張してきます。そこに「人間の命が最高のものかぁ・・・ピンとこないなぁ。」と凡人目線の反論を返すルーネス。この点ではルーネスもザンデも同レベルなんでしょうね。でも、確かに1000年生きてもお元気なウネさんを見てたら、人間の命が儚く感じられるのも人情な気がします。それを「ファファファ・・・あんたたちはまだ若いからわからんかの・・・」と一蹴されてしまいました。歳を重ねないとわからないのですかね。となるとザンデさんもまだ尻の青いお子ちゃまだったのかもしれません。ザンデ・・・今、何歳くらいなんだろう。人間の命をもらったときに0歳児からスタートしたということではないですよね・・・。

また、アルクゥの持つ火の牙をみて「土の牙はアムルの北にある穴だらけの山の中の暗黒の洞窟にあるはずだよ。4つの牙が揃えば古代の像を倒してザンデのいるシルクスの塔に行ける・・・」と未知の地名をポンポンと出してきました。暗黒の洞窟にシルクスの塔・・・そろそろエンディングも見えてきたと考えてもいいのでしょうか。アルクゥも手の内の牙をみつめて「この牙にそんな力があったなんて・・・」と改めて驚いています。ネプト竜や森の長老に牙をもらったときには確かに何のことやらわからなかったですからね。ザンデも自分の領地を守るためにこの牙を狙っていたのでしょうね。

遺跡の中を進んでいくと壁には壁画があり、何やら古代の記録なのか文様なのかが残されています。果たして調査隊の先発隊の人は無事なんでしょうか?足元には水の流れているところもあり、この遺跡が古代にどんな目的で使われていたのか調査が捗りそうな感じです。中には古代の宝箱が残されており、リフレクトメイル、チャクラバンド、黒帯道着、妖精の爪、ルーンのベルなどが出てきました。進んでいくとドラゴンゾンビなんかも出てきて、古代感をさらに演出してきます。そしていよいと目的の巨大船に到着・・・先発隊にはついぞ会いませんでした。