国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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小人の山脈越え

デッシュのサンダラドラゴンクエスト9が発売されました。私ももちろん手に入れました。そして、夜中にアホになってプレイしています。機種がDSであることや新しいシステムについて、いろいろ賛否両論巻き起こっているようですが、私は概ね満足しています。DSのスペックでここまで動けば、全然文句はないです。同じDSソフトでポリゴン3DCGだったドラゴンクエストモンスターズJOKERのときは操作性にやや難がありまして、そこら辺が不安だったのですが、開発元のレベルファイブさんがいい仕事をしてくれました。私としてはこれまでドラクエに関心のなかった層にも、「どうぶつの森」感覚で参加してもらえればいいなと思っている次第です。
発売二日目ぐらいにすれ違い通信をしながら都内を移動していたら、すぐに上限の3人とすれ違いましたよ。今が一番盛り上がっているだろうし、すれ違いはお早めに、ですね。私もそれなりに遊んでいたつもりだったのですが、やはり世の中広いものです。すれ違った人の中には、レベルの高い人がたくさんいましたね。で、大体私と同世代でしたね、そういう人は。同じ時代を子供として過ごしてきた人かと思うと、勝手にシンパシーを感じてしまいます。また、先を行かれる悔しさみたいな気持もあります。そうそう、出身地「しまね」という人にもすれ違ったので驚きました。旅行中だったのか、はたまた故郷が島根県なのか。
というわけで、このブログの更新頻度が落ちることが容易に想像されます。私の中では、まだまだドラクエが本妻です。
さてさて、トーザスの小人医師・シェルコ先生の食あたりを治療したルーネス先生は、過酷な小人時代を生き延びるために渋々ジョブチェンジを行いました。魔法なくして小人生活はなし。デッシュのやつがしきりにジョブチェンジを進めてくるので、武器を杖に持ち返ることにします。ジョブチェンジ後、Lv1の魔法を買って、試しに外で戦ってみることにしました。そしたら、真っ先にデッシュがサンダラを唱えてくれました。お前、魔法使えるんかいっ!?

俺たち魔法部隊ということは、5人全員魔法使いですよ。サリーちゃん、アッコちゃん、メグちゃん、クリィミーマミ、ミンキーモモが全員集合です。我ながら古いですね。今なら、ハリーポッターですか。映画版の子役たちがガンガン成長するので、もう何年生だかわかりませんね。静山社から出てる邦訳の携帯版というのを買って読んでいるのですが、謎のプリンス以降が全然発行されないので、いまだに結末は知りません。
ちなみにルーネスは黒、アルクゥは白、レフィアは黒に戻って、イングズが赤という魔道師具合です。アルクゥにミニマムを渡してしまったので、「(小人の)街中で突如巨大化」という彼の中に潜在する願望が叶い、トーザスの民に混乱が訪れるのも近いかもしれません。

トーザスの抜け道魔法で敵が倒せるようになったことを確認し、一行はシェルコ家の抜け道を使って、地下からミラノス山脈を越えることになりました。山登りはなくなったとはいえ、小人の足で山一つ分移動するのはさすがに骨が折れそうです。はたして、シェルコ先生の先祖は何のためにこんな抜け道を掘り進めたのでしょうね。ミラルカの谷に何か素敵なサムシングでも見出したのでしょうか。小人が欲しがりそうなもの・・・ドワーフなんかだと鉱石や宝石なんかの採掘をしてるイメージがありますが、多分、トーザスの小人は新天地が欲しかったのではないでしょうか。小人は小さいですから、下手すると鳥類にすら捕食されてしまいそうです。天敵から身を隠す場所というのは、いくつあってもいいってもんです。もしかするとミラルカの谷に行きたかったのではなく、ミラルカで天敵の勢力が増大したため、逃げてきたというのが正しいかもしれません。そして、トーザスの町を興して、危険なミラルカへのルートは、町の権力者の家系が密かに封印してきたという読みでどうでしょう。

小人は頭ぐらいのサイズしかし、この抜け道にはびっくりなことに普通サイズの人の頭の骨が転がっているじゃないですか。これを見る限り小人の体長は通常の人間の頭がい骨よりも小さいようです。目算で15cm~18cmぐらいといったところでしょうか。そして、そんな大きな骨が転がっているということは、普通サイズの人間がこの抜け道を利用していたということになります。まさか、小人をトーザスへおいやった天敵の正体とは!?DSの画面からはわかりませんが、この抜け道は人が通れるようなサイズだったのでしょうか。いや、どっちにしろ入り口のシェルコ先生の家の隠し通路は小人にしか通れません。やはり、この抜け道は小人専用と考えるのが妥当でしょうか。・・・ということは、この人骨は小人がここまで運んだもの・・・。背筋が凍るような思いです。一番初めに会った回復の泉の小人は、大きな人間に対しても大変フレンドリーでしたが、もしかすると彼らの歴史には大きな人間との悲しい過去があったのかもしれません。リリパットに不意を打たれたガリバーのように、大きな人間だって小人の手にかかることもあるでしょう。頭がい骨は埋もれていますので、ずっと昔の出来事なのかもしれませんが、今のように小人とは争うことなく共生関係を続けていければいいですね。ん?共生っていうか、むしろ無関係かな。ミラノス山脈という自然の障壁が二者間の争いを防いでいるというのが正しいかも。

山には洞窟が抜け道を抜けると、ここはミラルカの谷のはずです。南には水辺が、北の山には洞穴が見受けられます。トーザスの情報が正しければ、ここはバイキングたちの根城です。次回、そんなあらくれたちとの顛末をお届けいたします。それでは、私はドラクエ9の世界に戻ります。