国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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手のひら返し

いやはやNintendo 3DSの値下げのニュースに驚かされたこの頃、いかがお過ごしでしょうか?初速こそあれ、ローンチに失敗したと観測されてたらしい3DSですが、15000円ならとてもお求めやすいお値段でございますので、年末までに発表される大物タイトルと合わせて新しい波が形成されるのではないでしょうか。ゲームボーイの頃から携帯ゲーム機業界を牽引してきた任天堂さんですから、まだまだ王座から下りるつもりはないでしょう。だからホント、何でもかんでもバーチャルボーイを引き合いに出すのはやめてあげてください。

リメイク版のゼルダの伝説のCM(嵐出演)をみてると、当時を思い出してちょっと触ってみたくなるんですが、でも、今ゼルダを初めて黄金のスタルチュラをコンプする時間はどう考えても捻出できないのでいろいろ躊躇していました。話によるとおまけでついてるARのゲームがなかなか楽しいらしいので、むしろそっちが気になってたりします。15000円なら別に(失敗しても)いい気がしますし。

でも、値下げ報道の直後に岩田社長が「既に買ってくれたお客様への感謝」を発表したので、なんかもう今すぐ買ってもいいかもって思ったりもします。むしろ11日までもう日がないって焦ります。特典とかに弱い畑の私です。

携帯ゲーム機は、やはり携帯アプリとガチで競合するので、株主の目線はどうしてもそちらに向かいがちなようです。Appleの預金残高が米国のそれを抜いたなんてニュースが流れるぐらいですから、iPhoneやandroid携帯の動向は気になるところです。スマートフォン自体はゲームに特化したようなハードウェアではないので、面白いゲームを作れるプラットフォームとしては間違いなくNintendo 3DSの方が上を行っていますが、携帯アプリのようなカジュアルなゲーム、ゲームともつかないようなゲームの売り上げが拡大しまくっている現状を考えると、「棲み分け」とかのんきなことを言ってる場合じゃないんじゃないって思います。3G回線でどこでも通信できて、好きなアプリを手軽に入れられて、ゲーム内課金文化も定着しつつあるっていうのが携帯アプリの強みですかね。SNSと連携するっていうのもそうですかね。お金もあって、新しい技術が発展途上の業界に、優秀な開発者が囲いこまれて、コンシューマゲーム機屋さんはどうするつもりなんでしょう。

3DSの売りの立体視って、うまくはまれば画面への没入感がすごそうですよね。でも、電車で通勤通学中の暇潰しに没入できないので、細かく刻むように遊べる携帯アプリの方がユーザへの露出が高くなるんでしょうか。画面の高画質化でマニアックになっていったゲーム業界をWiiやDSのカジュアルなゲームで再起させた任天堂が、携帯アプリに頭を悩ませる時代がくるとは。

はてさて、仕事が終わらなくて徹夜が多くて、変なテンションで専門でもないのに任天堂のことを書いてしまいました。後で読み返すのが怖い。私は立体視にかける任天堂の意気込みはすばらしいと思ってますし、携帯アプリのゲームって本当に面白いものをあんまり聞いたことがないので、特にどうとも思ってません。ただ3DSの面白端末を自由に使えるSDK的なものがあったらいいのになと思ってます。15000円あったらKINECTのセンサーだけ買うのもありなんじゃないかとも思う次第です。

ジョブチェンジ(火の称号)

さて前回、火の称号を受け取り、それぞれ新しいジョブについた光の戦士たちは、ドワーフのつの(氷の角)をドワーフたちに返還しにドワーフの洞窟へと立ち寄りました。すると、先ほどまでとは態度を急変させて「おかえりなさいー光の戦士!」と歓迎ムードです。なんて現金なやつらでしょう。失敗したら果てしなく罵られたのに、成功したら途端にチヤホヤです。これでは人間不信、もといドワーフ不信に陥っても仕方がないですよね。正直FF1のドワーフと比較して、ここのドワーフの調子の良さを好意的に受け取ることは私にはできませんでした。とはいえ、おそらく集落の宝物庫のお宝を差し出してくれる見込みがあるので、そう邪見にもできません。ん、現金なのはお互い様か。

ドワーフの長的な人に角を渡すとお礼といって「魔法の鍵」を一つくれました。これはドラクエ1で大活躍したアレですね。元々はドラクエ3のピラミッドの中の宝物をアレフガルドの魔法使いがコピーして作ったんですよね。模造品のため強度がないのか、一度使うと二度と使えない消耗品の鍵です。多分、ドアを閉めるのに一つ、開けるのに一つ消耗するので、鍵屋さんの売り上げは世の中が物騒になればなるほどうなぎ昇りです。なんという死の商人ぶり!話によるとこの魔法の鍵はギサールという町でもっと大量に手に入るとのこと。死の商人の町・ギサール。そんな印象を持 とうとしたら、「ギサールの町はかわいい羊さん、いっぱいー」と、むしろ牧歌的な町であると訂正されました。鍵を作る鍛冶屋さんもいるとのことで、レフィアに見学させて、タカに製造させて、みんなで売るという商売がパッと思いつきます。あっ、今、「ウルで売る」っていうどうしようもないダジャレも思いつきました。本当に深夜にブログを更新するとロクでもないですね。

ドワーフはさらにルーネスの目論見通り、宝物庫を開放してお宝を譲ってくれるといいだしました。宝物庫の番をしていたドワーフがまさかのムーンウォークで宝物庫へ案内してくれたのには少々驚きました。あー、このブログを書くのがあと2年早ければ、This is itな内容になったのですが、残念ですね。あの体重を感じさせない所作をドワーフがドスンドスンいいながらマネしちゃうんだから、MJはとてもかっこいいってことなんでしょう。FF3が世に出た頃(1990年とのこと)マイケルはもうKing of Popなんて呼ばれていたようです。「王政を敷いていないアメリカにもKingがいる」・・・エルヴィスだけかと思ったら、もう一人いたんですね。アメリカ人のノリならあと500人くらいはいそうです。以下、ドワーフにもらったものリストです。

・ラッコのあたま
・がくしゃのふく
・フェニックスの尾×2
・ひかりのほん
・きんのはり
・ガントレット
・がくしゃのぼうし
・ゆうしゃのたて
・こおりのほん
・キラーボウ
・やまびこそう
・ナイトの鎧
・ギサールのやさい
・ほのおのほん
・エリクサー

何気に新しいジョブへの配慮がされているあたりが嬉しいですね。特に学者のアルクゥにとってはいたれりつくせりな内容となっています。知性という点では標準を下回りそうなドワーフ族が宝箱に学者グッズを忍ばせているというのも何だか考えさせられます。憧れのようなものが価値をもたらすこともあるんじゃないでしょうか?で、「ラッコのあたま」って何でしょう?すごい想像したら怖いんですけど。意気揚々と最初に開けた宝箱の中に獣の生首が入っていたわけですから。ドワーフに伝わる呪術的な何かなのかもしれません。ラッコって実際はどうあれ、結構かわいらしいキャラクターとして描かれやすい動物なので、FFのアイテム怖いです。ひょっとしたら、「ねずみのしっぽ」と対をなす勇気の証だったりして、バハムートの巣にもう一回登って渡したらクラスチェンジしてくれたり・・・ないか。そういえば、ルーネスは狩人になったばかりですから、そのうちラッコ狩りとかいかないといけなくなるかもしれません。ラッコ猟のシーズンには、貝を砕くラッコの頭部を収獲する人たちでにぎわったりするのかな。

貰うものは貰ったので、ドワーフの洞窟を去ろうとすると、ここでまた新展開がありました。よろよろと洞窟に倒れ込むようにして人が闖入してきます。どうも光の戦士たるルーネスたちを探してここまでやってきたようで息も絶え絶え話を始めます。心配そうなレフィアが「大丈夫ですか?」とか声をかけるんですが、この女の子らしい気遣いがたまに私の中のレフィア像を惑わします。自己主張の激しい勝気女子な一面と心優しい一面と成長期の難しいキャラクターなんでしょうかね。キャラ描写のレベルが高いのか低いのかまだ判断できません。ファミコン版は主人公たちが無個性だったそうなので、この子たちのキャラクターは後付けなんですよね。フリオニールぐらい愛着の湧くキャラクターに私の中で高まってくれるのでしょうか?(パンツはけよ、フリオ)

「光の戦士さま!大神官ハーゴンの軍団がわがムーンブルクの城を!」

事を伝えて彼は「グフッ」と吐血したままこと切れました。どうやら、彼の話によるとトックルの村がいよいよヤバいらしく、略奪や放火が横行しているという最悪の状況までいってしまったようです。しかし、弱点が変えられることで有名なハインの弱点も学者なら見破れるとのこと。おさらいですが、ハインというのは、生きている森の巨木を城の姿にして砂漠を浮遊させたり、アーガスの兵士を操って、トルッカのような近隣の集落を襲わせている大魔術師のことです。前回、アーガスに乗り込んだときには、城はもぬけの空でそのままデッシュのことが忙しくなったため、ハインのことなんてみんなすっかり忘れていましたが、そういえばトルッカなんていう宿屋のない町があったなーなんて思いだしてきました。あそこの村長には何か武器をもらった借りがあった気もしますし、義理人情を欠いては光の戦士の名がすたります。すぐに駆けつけるぜ、ギサールに行った後にな!