国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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マジンジン

Yボタンで話そうずっと気がつかなかったんですが、このブログのカテゴリーとタグの情報が昨年末から損壊していたようでした。記事を投稿するだけで、メンテ作業をすることがないので、そんな状況に全然気がつきませんでしたよ。コメント情報とかも消えていましたが、復旧作業によって全部戻りました。多分。
さて、4人の光の戦士候補に加えて、サスーン城のサラ姫がパーティーに加わりました。おてんばな気質でしょっぱなからテンションの高い子ですが、王国を守る気は満々の模様。将来いい為政者になるかもしれません。しかし、同じ姫でもクロノトリガーのサラ姫とはえらい違いです。気の強い母親と陰気な弟がいれば、サラ姫も少しは大人しくなるんでしょうか。
5人目のメンバーは、思った通り、ルーネス、アルクゥ、イングズ、レフィアとは違い、ステータス画面には登場しません。要するにおまけキャラですね。ライアンがイムルに連れて行ったフレアさんぐらいのポジションなので、戦闘中にダメージを受けることはなさそうです。そんなおまけキャラとは、Yボタンでお話できるとのこと。私は最近のドラクエの「仲間と会話する」機能がかなり好きなので、これは楽しみです。
最初の会話では、自己紹介なんかしちゃったりして、さらにジンについての情報も教えてもらっちゃいました。「ジンは炎の魔人なので寒さに弱い」とのこと。これはレフィアの持っているブリザドが活躍するところじゃないでしょうか?それと「南極の風」も効果があるみたいな具体的なアドバイスまで飛び出してきました。やはり、パーティーが増えると、お互いが補い合って総合的な知識レベルが上がるようです。

ケアルしてくれたでも、ダンジョンの同じ階層では何回話しかけても同じ話しかしてくれませんでした。もうちょっと気を利かせてランダムに何通りかしゃべってくれると、自分的には楽しいのですが、話しかけすぎて気まずくなって「・・・・・・」と沈黙が流れるよりはいいかな。
しばらく洞窟を一緒に進んでみたのですが、ドクロと岩肌しかない退屈な作りになっていて、自分の現在位置がよくわからなくなってきました。リアルに洞窟の中では方向感覚が次第に薄れて、心細くなるそうですが、まさにそんな感じ。キャラクターを俯瞰でみてるのに迷子になるって、どんだけ方向音痴なんでしょう。モンスターとも必要以上に戦わされる羽目になって正直一度体制を立て直しにサスーンに帰りたい気持ちでいっぱいです。
そんなとき、我らが王様の娘がアニメーションと共に「ケアルー♥」と呪文を唱えてくれましたよ。いやはや、単なるおまけキャラにあらず、サラ姫様はそこそこ実践なれしているようです。5人目はランダムでたまに戦闘中に補助活動を行ってくれるというシステムのようです。姫様ってば、ケアル全員掛け以外にも「エアロ」なんていう未知の呪文まで唱えて敵をなぎ倒し始めるし、いっそアルクゥとポジションを変わってほしいところですよ。

ジンはジーニーサラ姫様の応戦に勇気づけられ、なんとか目的の魔人・ジンがいる場所までやってきました。ジンの正体は・・・上半身裸で口ひげでちょんまげのおっさんでした。なんていうか、アラビアンナイトの世界っぽい感じです。いや、実際の古いアラビアの風俗に関する知識なんてディズニーの「アラジン」を見たことがあるぐらいなので、確かかどうかはわかりませんが、このジンという男の肌を青くペイントすれば、ランプの魔人ジーニーっぽさ満開です。
そういわれてみるとサラ姫様の露出の高い衣装についても気になっていたのですが、ひょっとしたらサスーンは熱い気候帯の国をイメージした設定なのかもしれません。ジンが寒さに弱いというのも、それなら納得です。それにしてはイングズの衣装が暑苦しい感じですけどね・・・。ジンのほんのりと褐色の肌は、やっぱり日焼けのあとなんでしょう。

ミスリルの指輪かたなしジンに対抗するただひとつの手段であるミスリルの指輪をサラ姫が、いざ覚悟とばかりにジンの方に向けましたが、一向にジンが封印される気配はありません。なるほど、この魔人は随分と力を蓄えていたらしく現状では、ミスリルの指輪の力では歯が立たないのですね。なんとも無理のない進行で、ルーネスたちがジンを攻撃し、弱ったところを指輪で封じるという作戦が立てられました。もしもタカが作ったのが指輪ではなく、ミスリルのランプだったら、この魔人はランプの先に魔封婆のごとく吸い取られていたかもしれませんが、王様が指輪を所望したのだから仕方がありません。

あぐらのジン戦闘シーンに入るとジンのグラフィック突然リアルな頭身に変化します。さきほどまでの三頭身姿ならすぐに勝てそうでしたが、あぐらをかいて中に浮いているダルシムのような格好をされると途端に強そうです。炎の魔人ですから、ヨガファイヤもヨガフレイムもお手の物でしょうしね。
実際のところ、せっかく手に入れた「ワイトスレイヤー」も相手がアンデッドでないせいかあんまり効力があるようには思えません。ひたすらレフィアにはブリザドを唱えさせますが、MPがすぐに尽きてしまい仕方なく木の矢で攻撃です。ちなみにレフィアは弓矢、アルクゥはダガーなどの両刀使い、ルーネスとイングズは長剣という武器チョイスにしています。単にバラエティが欲しかっただけなのですが、おかげで両刀使いは命中数をあげたり、弓矢を使うと矢が減るというポイントは掴めました。
結局、サラ姫のケアルを持ってしても戦況が芳しくなかったので最後の切り札「南極の風」を使ったところ、200超のダメージを与えてあっさりとジンを打ち負かすことに成功しました。・・・なんだかな。

レムオル習得弱り切ったジンを姫様が指輪に封印して、事態は一件落着とあいなりそうだったのですが、突然、サラ姫以外の4人の体が半透明に透けてきて、意識もうすらぼんやりとしてきました。サラ姫様的には、「私だけ透明じゃなくてずるい!ええぃ、わらわのアルファ値を下げよ!」とのたまいたいところでしょうが、体が消えかけている4人は、姫様を気遣っている場合じゃありません。「もっていかれた・・・」禁忌を犯して、人体錬成を行ったわけでもないのに、やがて4人の体は封印の洞窟から消えてしまうのでした。「わらわにもきえさり草を持てっ!」