どうみてもニコチャン星人 どうみてもニコチャン星人

国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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現代の古代人

どうみてもニコチャン星人

アーガスの兵士の影におびえるトックルの村人たちのたっての頼みで、アーガスで起こっているとおぼしき異変の調査および対策を行うべく、砂漠の上を漂う悪魔の木を無視して一向は西へと歩みを進めることになりました。川を渡るとスライムという敵を発見したので思わず外形をメモに描きとめてしまいました。もちろんドラクエ派としてはスライムというモンスターをそのままスルーすることはできなかった次第です。別にドラクエやFFに限らず、ファンタジーRPGというジャンルにはスライムというモンスターがつきものなわけですが、いろんなスライムを見るたびにあらためて鳥山明先生ってすごいなって思います。元々、堀井雄二さんがモンスターキャラクターの大まかなイメージを描いて、こんなの描いてくださいって感じで鳥山先生に渡すのだそうでして、堀井さんの描いたスライムの初期イメージは検索すればすぐに見つかると思います。そのイメージを初めてみたときもやっぱり鳥山先生はすごいなって思ったものです。スライムっていうのは、ドロドロして触ったら気持ち悪そうなモンスターだったわけですが、それが見事にプルプルしたゼリーのようなかわいらしいイメージに昇華されたわけです。このスライムを見てしまったあとでは、さぞかし他のデザイナーさんたちもスライムのデザインが難しかろうと思います。どうしてもあのプルプルが頭をよぎってしまうはず。そういえば、私が初めてパソコンに触れたときに最初に描いたドット絵がスライムでした。ドット数が少なくて描きやすそうという点ではマリオも捨てがたいですが、まずはスライムっていうのだ、子供の頃の私の中では当然だったようです。まぁ、そんなスライムがFF3ではなんだかニコチャン大王風でして、鳥山先生っぽいようでいてやはり愛せない感じに仕上がっています。

これまでプレイしてきた中で、FFのモンスターデザインにも結構好きなキャラがいます。マリリスとかティアマットとかアーリマンとかエキドナとかがパッと思いつきました。ゲームボーイアドバンスでFF1とFF2をプレイしたので、基本的にモンスターは横向きのドット絵だったわけですが、FF3はNintendo DSでプレイしているため、3Dのポリゴン絵になりました。そうなるとやっぱりまた見え方が変わってくるものでして、今まで横からの角度でかっこよくデザインされていたモンスターも、いろんな角度から覗きこまれると意図しないカッコ悪さが露呈する可能性が出てくるわけですね。カメラワークである程度、視点の制限することもできますが、3D化のメリットにキャラクターにモーションをつけられるというのがある以上、常にベストの状態で絵作りをするのは難しものと想像されます。ドット絵の頃は絵の数や矩形のサイズに制限があったので、逆に全てが意図通りの画面作りができたんじゃないでしょうか。Nintendo3DSの発売で3D画面の見せ方については、またいろんな見識が生まれると思います。戦闘シーンの迫力とコマンド選択の利便性を追求していただきたく存じます。

そんなスライムをいなしつつ、また集落が見えてきました。城にはみえないので、アーガスではなさそうです。そして、ちょっとバグかと思ったのですが、フィールド画面に空が見えました。何を言っているのかわからねーと思うが、ありのまま今起こったことを話すぜ。FF3のフィールド画面は見降ろし型のカメラワークなので、画面には地面や海が映しだされます。昔、桃太郎伝説シリーズに画面の奥に地平線を作るようなカメラワークの作品がありましたが、そんなチャチなもんじゃ断じてねぇ。大地に終焉があって、その先は何もないため、空の色が映っているのです。地球が・・・丸くない・・・。FF3の世界では、象と亀が大地を支えているという疑惑が浮上しました。

ルーネスたちには、岩山の向こうがみえないのでのんきにしていますが、プレイヤーに大きな謎を植え付けた状態で、集落にはいってみます。「古代人の村」という表記が現れたので、ここはきっとトックルで聞いた未来の見えるグルガン族の末裔が住む村だと思われます。現代に生きているにもかかわらず、古代人の村という名称なのはいかがなものでしょうか?宇宙戦艦ヤマトの古代君ファンがたくさんいるとかでしょうか?あっ、キムタクさんが主演の「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は見に行かなかったのですが、どんな感じだったのでしょうか?森雪が黒木メイサさんとか、沖田艦長が山崎努さんとか、豪華そうなキャスティングですが、話のタネに見ておいた方がよかったのでしょうか?

アーガスに向かわなければならないルーネス一向としては、ここに寄り道している場合ではないような気もしますが、何せトックルには宿屋がなかったので、旅の疲れを癒したいです。特に主戦力のレフィアのMPが切れると、ミニマムされたときにどうなるものか心配すぎますしね。一晩、宿をとるついでに古代人の末裔たちの話も聞いてみることにしました。そういえば、クリスタルを信奉するような話も聞いてましたしね。

まず、村の東にチョコボの森があるよ、なんて話が飛びだしてきました。忌まわしのチョコボですね、はい。今回も背中に乗って、モンスターに遭遇することもなく遠出することができるのでしょうか?そしたら、他の人が「チョコボに乗って大陸を一周してきたらいいものをあげるよ」なんて提案をしてきました。なるほど、やっぱり乗れるんですね。しかし、大陸一周って・・・。地球上で一番小さいオーストラリア大陸でも900万平方キロメートルほど面積があるのですが、この人は一体何を言い出すのでしょう?仮に現在いる大陸がオーストラリアほどの面積の新円の形をしていたとして、一周するには18000kmの距離がありますから、もうちょっとで地球半周できる距離をチョコボに走らせようというのでしょうか?(計算が間違っていたら恥ずかしいなぁと思いつつ、検算はしませんぜ。)つまり、これはドラクエの馬車システムのように、新たな乗り物として特定のチョコボを懐かせて冒険のお供にできるということなんじゃないでしょうか?そして、チョコボとともにグランドラインを一周した暁には、ワンピースにも勝るようなプレゼントをこの古代人の末裔からいただけるわけですね。そうなると俄然やる気がでてきました。アーガスそっちのけで、自分に見合うベストなチョコボをチョコボの森で見つけ出さねばなりません。そういえば、オープニングムービーでは4人がみんなチョコボに乗ってましたので、4匹ぐらいチョコボを捕まえて、移動手段に使うのかもしれません。チョコボに名前がつけられたら、愛着も湧いて楽しそうです。

話を聞く合間に、ショッピングもしました。レベル3ぐらいの魔法とか、ツノガイの兜とか、魔道士のローブとか、はちまきとか・・・はちまきはモンクのイングズに買ってあげたのですが、紅組と白組とどっちのはちまきがいいでしょうね。正直イングズのモンク姿は金髪に青い道着なのでストリートファイター2的には2コンのケンです。はちまきをするからには髪を黒く染めて、白い道着に着替えてほしいところです。
あっ、レフィアがサンダラを覚えてくれたのでやっと、デッシュに追いつきました。あと、白魔道士・アルクゥの両手に何を持たせたらいいのかさっぱりわかりません。杖を持たせようとしたら、何かよくわかんないけど攻撃力が減少しました。ジョブ由来のものなのか、争いを好まなそうなアルクゥの性格由来のものなのかわかりませんが、武器を持って打撃にも協力してほしいのですが、この子は回復魔法以外の役立てどころが未だにわかりません。

その他に、この村の秘密的な話も聞いたのですが、次回書きます。クリスタルがらみの大事な話っぽいですよ。