国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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風水と詩の町

クリスタルが割られてしまったことに衝撃を受けながら、とりあえずアムルの町を出帆したルーネスたちは、サロニアという大きな城下町を持つ国を紹介されたのですが、なんか新しい地図を目の前にしたらテンションが上がってしまい、いろいろ勝手に船を走らせることにしました。ポルトガで黒胡椒と船を交換したら、そこから先はフリーダムです。ルプガナ(ry

とりあえずアムルのある大陸を基点として周囲の島を探索してみることにします。南西の島は岩に囲まれて入れないようでしたが、その島の南西の河口から侵入できそうな感じでした。しかし、船で河川に突入してみるも何か不思議な力で押し戻されてしまいました。しかし、こちとら普通の船ではありません。飛空艇の最大の長所である飛行機能を用いて、川の上方の岸壁の切れ間から侵入を試みます。でも、駄目でした。ここにはまだ入っちゃ駄目だよっていう謎の圧力に屈し、別の冒険を探すことにします。

続いて南東の島に上陸しますが、ここには何もありませんでした。RPGで何もない島とか何もない部屋とかがあると、いたって現実的なことではあるのですが、何も入ってない宝箱ぐらいのがっかり感があります。それはまぁ、三歩歩くたびにイベントが発生するゲームもどうかと思いますが、何もない島はやはりドキドキの受け手としては寂しいものです。ちなみにFF11をちょっとだけかじっていた期間に思ったのですが、フィールドの移動中に何もなさすぎて(戦闘ぐらいしかなくて)あまりに寂しくて死ぬかと思いました。長距離移動とか強いられると、いろいろ投げ出したくなりました。多分、パーティーを組んでワイワイ移動したりすればもっと楽しいのかもしれませんが、孤独にやっていたので常にアドベンチャーゲームの「ばしょいどう」的なコマンドがほしくてたまりませんでした。

めぼしい島を探していると、地図の南西に島らしきものがありました・・・がこれは元々いた浮遊大陸でした。ちょっと一回帰ってみたりしましたが、あちらの世界は相変わらずのようなのですぐに戻ってきました。

ダスター

その後、地図の中央あたりの島にダスターという町を発見しました。ここは随分と変わった町で住人の多くが吟遊詩人と風水師を営んでいるようです。武器屋と防具屋にもそれらのジョブに適した装備品が取り扱われており、一度断念したアルクゥ詩人化計画を再度実行に移すチャンスと思われました。武器屋のラインナップは・・・

・マドラの竪琴
・ロキの竪琴
・ラミアの竪琴
・ゆめの竪琴

こんな感じで火力のありそうなロキの竪琴をアルクゥに与えてみることにしました。これで駄目なら彼は白魔道士として回復役をきわめてもらうことになるかもしれません。

防具屋でも「大地の衣」「詩人の服」「羽根つき帽子」「ルーンの腕輪」などで弱かったアルクゥとレフィアの防御力が大分補えた気がします。なお、道具屋では「ギサールの野菜」が普通に販売されていました。ん?ギサールっていうか浮遊大陸と新しい大陸っていつのまにか通商を始めるレベルまで交通が回復したの?復活した新しい大陸では、何もなかったかのように時の流れが戻り、最後の飛空艇だったはずのエンタープライズ号以外にも船が空を飛びはじめているのかもしれません。それか・・・時間が止まる前の古い野菜が売られているかのどっちかということでしょうかね。

また、先ほど謎の力で侵入を防がれてしまった島の話も聞くことができました。あの島と思っていたところはダルグ大陸という名で、その入り口から吹く風は侵入物全てを吹き飛ばすほど強力なんだそうです。川の周りを高い山が囲む峡谷のような地形の場合、気圧の差が生じやすくなって風が強まる傾向にあるらしいので、岩と風で天然の要塞がダルグ大陸にはできあがっているようです。侵入者を寄せ付けないのはいいのですが、うかつに中の人も外に出られないでしょうし、内陸部のガラパゴス化が懸念されますね。

ダスターには暗黒剣という暗闇から生まれた剣を求めて旅をしているなんていう人もいらっしゃいました。ドラクエにもよく伝説の武器や防具を求めて旅をしている人がいますが、主人公の勇者に情報だけ提供して油揚げをさらわれるケースが圧倒的に多いと思います。唯一、勇者と一緒に行動するという荒業を使って天空の剣に出会えたトルネコという男もいますが、覚えている限りでは求めた旅の成功例はこのくらいですかね。暗黒剣は多分、名前からして魔剣士ジョブの人が使う武器っぽいので今のところ関係なさそうですが、彼の手に渡ることはおそらくないでしょうね。

あとは風水師的な人から地形を操ることの難しさと将来性について指南をいただくなどしました。風水師は自然そのものを武器にとし、地形を利用して魔法のような攻撃をするんだそうです。利用回数に制限がないから魔法なんかよりずっとお得な気がしますよね、地形って。自然エネルギーを使っているので、環境にも優しいに違いありません。そうそう、サロニアにはものすごく早い飛空挺があるっていう情報もありましたね。赤く塗られて三倍ぐらい速いのでしょうか。ダスターの続きについては、また次回。