国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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サ☆スーン☆クオリティー!!!

忠実な兵士サスーンの王様によるとミスリルの指輪の持ち主であるサラ姫は、サスーンのユーレイ騒動の混乱に乗じてどうもジンにさらわれたっぽいとのことでした。「サラ」姫だけに「さら」われるのもいたしかたない、なんて親父ギャグを挟みながら、ジンの根城「封印の洞窟」に向かうことにしましょう。さて、サラ姫救出にあたって、イングズがパーティーに加わってくれることになりました。王様もかわいい娘の命にかかわることですから、サスーンに残されたただ一人の戦力であるイングズの貸出についても快く賛同してくれたようです。まぁ、この状況で他国に攻め入られたらイチコロでしょうが、問題の根本にあるジン退治がやはり優先事項ですよね。ルーネス、アルクゥ、レフィアは3人ともサスーンの支配地域の民ですが、サスーンが他国に侵略されると自分の故郷の立場もどうなるかわかったもんじゃありません。ウル、カズス、サスーンと連合してジンを討伐しに参りましょう。

イングズそれでは、あらためましてイングズです。髪の毛の色素が薄く、後頭部から前方になびくような髪型が特徴のキャラクター。キーワードは忠誠心。サラ姫のことを強く心配している様子がみてとれますが、それは国家への忠誠心からくるものなのか、それともほのかな恋心なのかはまだ不明です。サスーンの兵士ということなので、それ相応の攻撃力が期待できますが、顔立ちはやや知的でもあるので、魔法を使わせても似合いそうです。ただ、頭のよさは現段階の文脈からは読み取れません。今、サスーンは半壊状態ですが、この状況を立て直した暁には、イングズの出世もかなり期待できそうです。たまたま、外出していたら、こんなチャンスに巡り合えるなんてなかなかのラッキーボーイです。

頼りない二人レフィア的には、イングズの参入でやっとパーティーが充実したと感じたようです。ルーネスとアルクゥを「頼りない二人」とズバリ切り捨てています。まぁ、そんな軽口をたたける程度には、パーティーとしての親交が深まってきてはいるのでしょう。気が強そうな彼女が、お姉さん的にパーティーの舵取りを任されていたので、年長者のイングズお兄さんの参加で肩の荷が降りると思ったのかもしれません。それぐらいルーネスとアルクゥはお子ちゃまなんでしょうね。

仲間が増えたときの音楽パーティー加入SEが流れて、ようやくオープニングムービーでみた4人が揃いました。クリスタルが意図的に集めた4人でしょうから、何らかの特殊な事情を抱えているものと思われます。何が良かったって、4人が同じサスーンの領土に存在してくれたことですね。バトランド、サントハイム、レイクナバ、コーミズ、山奥の村に点在されていたら、イングズとの出会いは最終章までお預けになるところでした。出会ったころにレベルがバラバラなのって、結構気まずいですよね。

がいこつがカギ王様から一言、重要そうなアドバイスがありましたので、忘れないようにここにメモっておきましょう。なんでも封印の洞窟には隠し通路があり、骸骨がその鍵になっているのだそうです。そういえば、このゲームにはそんなギミックありましたね。注視するとキラキラ光るんでしたっけ、怪しい場所が。アンデッドがひしめくだけあって、きっと洞窟内には骸骨がゴロゴロと転がっているんでしょうね。誰の骨かはわかりませんが、供養してあげましょうか。

4人揃った♪一応、4人そろった記念にステータス画面を掲載しておきます。さすがにイングズの能力が頭一つ飛び出してますね。一番付き合いの長いルーネスのステータスが低いのは何でなんでしょうね。仲間を増やすことに執心しすぎて、戦闘をおろそかにしてしまったのかもしれません。開発者側がレベル上げにどのくらいの時間を費やすように設計しているのかわかりませんが、いきなり飛空艇に乗せられたりしたら、フィールドを歩き回って敵を倒すのが面倒に感じてしまいそうです。はてさて、このまま封印の洞窟に乗り込んでも大丈夫なのかどうか・・・。

戦闘も見栄えするさて、実際に封印の洞窟に向かう前に、兵士たちの話に出てきた「ワイトスレイヤー」とかいう武器を探しにいきましょう。サスーン城はそこそこ広くて探索のしがいがありそうです。と、突然、モンスターに遭遇しました。城の中で油断していましたが、ユーレイ化して戦力0のサスーンには容易にモンスターも侵入してこれるってことなんでしょうか。それとも、ジンが監視用に送り込んだ手下なのか。後者だとすると、既に4人が結束して封印の洞窟に向かうこともジンに報告されているかもしれません。情報戦で後れを取ってしまった可能性を頭の片隅にいれて、とりあえず目の前の敵を殲滅します。

キャラ立ちまくり戦闘が終わると、4人がこっちを向くシーンが挿入されるのですが、各々立ち姿に個性が付与されています。新加入のイングズは腕組みをして後方で俯いております。そこから察するに、彼は口数の少ないクールキャラクターで行きたいようですね。戦隊ものであれば、ブルーやブラックです。ちなみに謙虚なアルクゥはグリーンです。紅一点のレフィアはピンクといいたいところですが、威風堂々としたその姿勢はレッドのものです。ルーネスとレフィアは、ひょっとすると「キャラかぶり」という問題をはらんでいるかもしれません。二人とも画面手前に出て余裕のポージングです。このチームの主導権をどちらが握るのか、内部的な対立が生まれる予感です。

サラとイングズの関係線さて、サスーンの城を探っていくと、兵士の話の中で「サラ姫がイングズを心配していた」という発言が聞かれました。ゴシップ探偵としては放っておくことができませんね、これは。どうもサラ姫とイングズの間には、何かあるようです。相思相愛的な路線なのか、はたまた、実は肉親的な流れなのか・・・私は、クリスタルに導かれた4人組はみんな本当の肉親を知らないみなしごだという検討をつけているので、イングズの出生と何か深い関係があるものと考えています。パイレーツオブカリビアンのオーランド・ブルームみたいな感じで、サラ姫に拾われたことをきっかけにお城勤めに・・・みたいな。姫とは幼馴染で、気持ちは惹かれあうけど、身分の差が・・・あれ、似たようなシチュエーションをどこかで聞いたような・・・ミーティア姫・・・。サラ姫が白馬に姿を変えていないことを祈りましょう。
ここで、油断して一度パーティーが全滅するといった情けない事態が発生したので今日はここまで。