国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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太りチョコボ

先日、ドラゴンクエスト10の概要が発表されました。賛否はあると思いますが、っていうか否定意見の方が多く聞かれた気がしましたが、9のときも前評判はそんなもんでしたよね。9はそんな評判を覆して社会現象レベルにしっかりヒットしてくれましたが、10が同じ結果を出せるかどうか楽しみなような怖いような。今回発表された内容だけですと、他の同ジャンルのゲームとさして変わらない印象ですので、ドラクエの味をどうやって添加していくのかが今後の注目ポイントだと思っています。「ネットワークを使って仲間を募って」っていうのはFF11をちょっと触ってみた私にはやや臆病になってしまう要素でして、なんかプレイすることを忘れていた期間にもお金だけはしっかり引き落とされていたという悲しい記憶と結びついてしまいます。課金の有無や仕組みも大事なところです。(切実に)

WiiとWiiUのマルチプラットフォームな展開で、Nintendo 3DSとも絡めたいという堀井雄二さんの発言が飛び出したので、外に持ち出して「まさゆきの地図」を探すなんていう前作のヒット要素の継承もありそうな気がします。今回の発表で一番気になったのが「初の自社制作」という部分でした。スクエニの前身のスクウェアとエニックスはゲームの会社ではありましたが、そもそもの業態が結構異なっていた会社だったと思います。スクウェアと違ってエニックスは開発をアウトソースする方に長けていて、チュンソフトに始まり最近だとレベルファイブといったような優れたソフトハウスとシリーズを一緒にやってきたという経緯があります。スクウェアと合併後も両者はお互いに得意なスキルを生かして、ゲームを発売してきましたので、一つの箱に竜王とバハムートが同居しているような変な会社だったんじゃないかと想像されます。そこで初の「自社制作」という話ですから、そりゃもう心配の一語につきます。社内政治に何かあったのか。レベルファイブと何かあったのか。とにかくどうでもいい心配がたくさん浮かんできました。実際のプレイ画面を見た感じでは、架空のスクウェアチームの人にもっと積極的に口をだしてもいいのよとか思いました。なお、発売は2012年らしいのでその翌々年ぐらいにはきっとプレイできると思います。

さて、ドワーフの洞窟で傷つき倒れたトックルの男を看取った上で、ギサールに寄り道をするという情け無用・・・いや好奇心の強すぎる4人組は海路を戻り、トックルを目指します。アーガスの兵士がトックルを襲っているらしいので、道すがらアーガス城にも立ち寄ってみましたが、依然として城の中はもぬけの殻でした。さて、好奇心が旺盛すぎるがゆえにルーネスたちはついでとばかりにチョコボの森にさらに寄り道を始めました。

おデブなチョコボ

ギサールで仕入れた情報に基づいて、チョコボの森の中心で「ギサールの野菜」を使うと、野菜大好きベジタリアンな割にガタイのよろしいデブチョコボというチョコボの親分格がいました。デブっぷりの印象が強くて、このデブチョコボとどんなやりとりをしたのか失念していたのですが、後で調べ直してみると、それもそのはず、彼の役割は「アイテムを預かる」というトルネコの妻のようなものでした。別に預けるようなアイテムがないので、ギサールの野菜を損した気持ちに包まれながら、また一つチョコボに対してネガティブな感情を抱くのでした。トルネコの妻のネネさんなんて、愛妻弁当を作ってくれたり、仕入れた武器防具を高値で売ってくれたり、お嫁さんにしたい度ではビアンカを超える潜在能力を持っているっていうのに、このデブチョコボときたら・・・。でも、ひょっとしたら、すごいおいしい食材を持ってきたら、すごいアイテムと交換してくれるなどのデブキャラの恩返しイベントが発生する余地があるかもしれません。そういえば、野菜好きにしては太り過ぎな気がするのですが、隠れてカロリーの高い物を食べているという疑惑も浮かんでくるんじゃないでしょうか?ドワーフの欲し肉(※妄想アイテム)を渡すとよだれを垂らしながら、「ここだけの秘密アルよ。」とか言ってきそう。線のような目がまた怪しいです。そんなデブチョコボを見ていたら、あーチョコボ族はもう完全に飛ぶことを諦めているなといった感想も湧きました。

あっ、ちょっと時間がきたので、ここまでにします。またトックルに辿りつけなかった。ごめんな、トックル民。