N3DSでますね N3DSでますね

国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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水の上の方の船

N3DSでますね

ご無沙汰をしていました。ドラゴンクエスト9からドラゴンクエスト6とNintendo DSでドラクエタイトルが続けてでて、私も随分とファイナルファンタジーから遠ざかっていました。1年半もプレイをしていなかったので、遠ざかるにも程があるってものですが、プレイを再開するとどうやらルーネスたちは待っていてくれたようでした。えっと・・・ルーネスであってるよね、名前。ファイナルファンタジーのことをいろいろ忘れている節があるのでいくらかリハビリが必要なようです。とりあえず、現状を思い出すところから始めましょう。

ルーネスたちのことを忘れている間、いろんなことが起こりました。もうNintendo 3DSなんてものが発売になるというのですから、時間の流れというのは本当におそろしいものです。私が初代DS(レッド)を購入したのはもう5~6年前になるんですね。その後もLiteやiやLLやらバリエーションを多く展開してきた人気端末でしたが、近年はさほど話題にのぼることも少なくなったように思います。PSPの方がジワジワおいかけてきたのでしょうか。それとも携帯電話機の高性能化、スマートフォンの登場がDSのシェアに割り込んできたのでしょうか。そんな中、任天堂は禁断の「立体視」ガジェットに先鞭をつけてくれるのでした。任天堂と3Dの組み合わせというと、必ずのようにバーチャルボーイという単語がでてきます。当時としては画期的なアイテムでしたが、残念ながら売上が悪く、日の目を見ることなかった残念商品でしたが、その後も任天堂が3Dの開発を続けていた的な話が任天堂のWEBサイトなどから確認できると思います。人がやらなかったことをやってのける、そんなDIO様のような任天堂さんがDSやWiiのような当時は変態的だったガジェットを成功させてきたことを我々は知っているぅ。嵐の5人が3DSの画面を隠すように持ちながら、その素晴らしさを評価しているテレビCMをみていたら私も欲しくなりましたよ。特に相葉君の感想はもう何をおっしゃっているのかわからなくてハートウォーミングにもほどがあります。嵐が好きな女子たちはもちろん、紅白で白組な男子たちもこれは買わなきゃダメですね。でも、きっと発売してしばらくは転売屋さんの活躍によってどこにも売ってないと思うので、私はのんびり構えています。

ファイナルファンタジーなんて立体CGには定評があるので、過去の作品を3DSにうまいこと再移植したらいいんじゃないかって素人的に思ってしまいますけどね。でも、ルーネスが飛びだしたからといってそれだけでゲームが面白くならないものなんでしょう。多分、アルクゥなんて飛びだしたルーネスの影に隠れて視界に入ってこないことでしょうし、前景の味方キャラクターが邪魔で敵キャラすらみえないかもしれません。飛びだすコンテンツはカメラ位置の調整とか、ステータスを表示するパネルの見せ方も変わってくることでしょう。

そういえば、3DSの話を聞いて、飛びだした映像を触れたらいいのになという感想が浮かびました。既にDSの下スクリーンはタッチパネルになっていて、触るというか棒でつっつくアクションには対応していますが、Kinectのちっちゃいやつがついてたら、疑似的に飛びだして見える物体を疑似的にタッチできないかなとか思うわけです。KinectはMicrosoftさんが最近スマッシュヒットを飛ばしたXbox360のセンサーデバイスですね。ガジェット好きな人たちが日夜Kinectを使ってかめはめ波を撃ったり、初音ミクさんと自分を同期させたりしているアレです。いよいよMicrosoftが日本でもやってくれそうな予感です。Kinectのヒットをみると、据え置きテレビでやるゲームの一つの新しい方向性っていうのがみえてきますね。もちろんWiiのヒットありきですが。でっかい画面に大勢の視線が集まるという特性はテレビのもつ最大の長所かもしれません。

RPGをプレイする場合、携帯ゲーム機みたいに個人が端末に没頭できる環境と、テレビの大きなスクリーンに自分の分身が投影される環境とどっちが楽しいでしょうね。私はヘッドマウントディスプレイにジャイロセンサーなどをつけて視聴覚を全部ゲームに牛耳ってもらったら一番没頭できると思うのですが、プレイ中の姿を人には見せられないという悲しい縛りのためかなかなか実現されません。

さて、本題に入ります。光の戦士として「ルーネス」「アルクゥ」「レフィア」「イングズ」の四人はクリスタルに導かれて世界の異変を止める旅をしているところ、「デッシュ」とかいう女泣かせな記憶喪失男をお供にし、小さくなったり大きくなったりしながら、海賊のアジトに辿りついたところでした。しかし、海賊は海竜によって航行を阻まれてふてくされていました。そして、唯一無事だった海竜さえなんとかしてくれれば、エンタープライズ号をくれるという話になりました。海賊のアジトを出ると確かに湾岸に一隻の船の姿が見えます。そして、北西の方向には神殿のような建物がありました。この船がきっと「エンタープライズ号」で、船出すると海竜の妨害にあうということなのでしょう。だから、その前に怪しげな「ネプト神殿」とかを調査するのが、正しい道のりでしょう。

そんなことはわかっているのですが、ルーネスの好奇心は近くに停泊している船の方に完全に向かってしまいました。きっとネプト竜とかに遭遇したとしても、湾から出られないとかそんな妨害にあう程度でしょう。そんなわけで4人はおびえきった海賊の姿を忘れて平気な顔して船に乗りました。しばらく湾内をスイスイと運航していても特に問題なしです。じゃあ、思い切って湾の外にでようかと、操舵輪を大きく切るルーネス(舵番)なのでした。そこは鍛冶屋の娘にやらせようよ、語呂的に。