国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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魔法の村

海底の探索を始めたルーネス一行ですが、この世界も陸地と海の面積比が3:7~4:6といったところでしょうか。とても全体をくまなく回っているわけにはいかなそうです。となると、高速艇で上から地形を俯瞰した上で怪しげな場所を嗅ぎ分けて海底に何かないかを狙い撃っていく作戦が有効そうです。海底に何かある場所というのは、街の中で人から聞けることもありますが、高速艇では入れなかった地形というのも大きなヒントになります。それから大きな海域のど真ん中に何かがあることが多いです。自分がマップ制作担当者になったら、やはり真ん中に何かを配置するのがプレーヤーにとってわかりやすいと判断するでしょう。

まず最初にドーガに会ったダルグ大陸に戻って大陸の輪郭を眺めてみます。するとドーガの館の南西の山に囲まれた地域に集落を発見しました。その集落の近くには湖もあり、湖底が洞窟上になって海につながっている可能性を期待させます。ダルグ大陸と言えば潜水艦を手に入れた場所でもありますから、そこに「潜水しないとできないギミック」が仕込まれている可能性も高そうです。とりあえず、その集落の南の海から潜ってみたところ、集落近くの湖は湖底から洞窟が東に伸びているようでした。せっかくなので、モンスターを倒しながらその細い洞窟を通って目標の集落に到着しました。ところでこういう湖と海が海底でつながっている地形って現実世界でもあるのでしょうか?ザッと調べた感じでは具体例が出てこなかったです。塩湖と呼ばれるミネラルが多く含まれる湖というのは、海水が流入してできたり、河川に含まれる微量のミネラルが湖に到達して水分だけ蒸発するので徐々に塩分濃度が濃くなっていったりというケースがあるみたいです。洞窟の生成過程を考えてみてもなかなか海は地下で湖とつながらなそうです。波が長い時間をかけて岩石を削って洞窟を作るというよりは、地震でできた大地の亀裂がたまたま洞窟のような形状に発達していくのでしょうかね。そういえば、湖が海とつながっているとしたら、湖面は海面と近い高さということになるのでしょうか。となるとあの集落のあたりの海抜は結構低いかもしれません。周りが山に囲まれているので津波の影響はそこまで心配ないのかな。地形レベルの話になると毛細管現象とか関係ないのかな。

ドーガの村

要らぬ心配をしながら集落に入るとマントに帽子といういわゆる黒魔道師のいでたちをした人がたくさんいました。第一村人の話によるとここはドーガの村といって、ドーガ様が古代より呼び起こした魔法が売られているのだそうです。中を歩いてみると六つの島が五角形の頂点と中心に配置されてそれぞれ橋で結ばれているような村で、なんだか村全体が魔法陣をなしているようにもみえます。そして、各島には魔法屋さんがいて、たくさんの魔法を販売しています。はたして誰が買いに来るのか?という疑問は置いておいて、そのラインナップを眺めてみましょう

ファイラ・ブリザラ・サンダラ・ケアルラ・テレポ・ブライナ・エスケプ・アイスン・スパルク・ヒートラ・ハイパ・サンダガ・キル・イレース・ケアルダ・レイズ・プロテス・ファイガ・バイオ・デジョン・エアロガ・ストナ・ヘイスト・ブレイク・ブリザガ・シェイド・ライブラ・コンフ・サイレス・ウェイク・ブレクガ・ドレイン・ケルガ・エスナ・リフレク

正直、効果が分からない魔法もたくさんあったのですが、とにかく豊富だということはわかりました。FFは強制的に魔法を覚えさせられないので、プレイしていてもなかなか魔法名を覚えられません。小学生の時はドラクエのパッケージ絵の下敷きの裏に呪文一覧が載っていて、それをみながら呪文名を反芻して覚えていたのですが、この時期にFFに接していなかったのが悪かったのかもしれません。そして、今パーティーに魔法使いらしい魔法使いがいないので、この村にさほど興味がわきませんでした。とりあえず幻術師・レフィアに買ってなかったエスケプとアイスンを買ってあげました。それ以外の情報は仕入れられなかったので一回りしてドーガの村をあとにしました。FFの「村」は存在目的がはっきりしていて潔くもあり興ざめでもあるなぁとちょっと思ったり。まぁ、パーティーに魔道師がいたらテンション上がりそうな村でもありますね。