国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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復興プロジェクト

生きている森が1000年の眠りにつき、森から追い出されたルーネスたちは、ハインの手によって略奪の限りを尽くされていたトックルの村に戻ってみました。村の様子はまだ荒れ果てていましたが、明らかに住む人々のテンションが上がっているようです。それでは、入口のおじいさんたちに今の気持ちを尋ねてみましょう。

おじいさん「アーガス王と遠い国の姫様が村を戻すと約束してくれたんで我々も頑張るよ。」

どうやら、ハインの暴走を止められなかったどころか操られてトックルを直接破壊していたアーガスの兵士の責任者たるアーガス王と、アーガスと友好な関係にある(と推測される)サスーン国のサラ王女が公式に支援を表明したようですね。前者は賠償責任が発生してしかるべきかと思いますが、ここで久しぶりにサラ王女の活動が聞かれることになるとは予想外でした。イングズが気持ち頬を紅潮させているような気がしますが、あいかわらず無表情なのでうれしいのかどうかわかりにくいです。今回のサスーンの支援はサラ王女名義でされたということは、形式的にはサスーン国としての支援ではないということなんでしょうか。もちろんサスーンの王様はけちな男ではなさそうでしたから、彼が支援を拒んだというわけではないでしょう。これはサスーンの後継者問題とも絡んだサラ王女の人気取り作戦なのかもしれません。人道的な女性としてサスーン国内で彼女は求心力を高め、トックルの人にも感謝され、アーガスには友好的な隣国の後継者候補として面子も立ってます。ここでサラ姫と親密な関係にあるイングズの存在が注目されます。一兵士と王女様の恋愛というのは大体悲劇につながるものですが、それが国の英雄とのものであれば話は変わってきます。昔、伝説の勇者の血をひくものがドラゴンから姫を救出して、竜の王様を討伐して国に光を取り戻し、そのままお姫様と結婚して、別の島で建国した事例がありました。その前例に従って、イングズにも是非とも頑張っていただきたいです。気のせいかFF1でもFF2でも同じような話をした気がしないでもありませんが。

村の子供もルーネスたちに向って「お兄ちゃんかっこいい!」と目をキラキラさせています。あんまり憧れの対象になったことのなかったアルクゥがちょっとドギマギしています。その他、連れ去られていた息子やら主人やらの男手が帰ってきたことをひとしきり村民に感謝されたりしました。町長も町に活気が戻ってきたことをいたく喜んでいるようです。・・・そんなに喜ばれると、村の危機の知らせを聞いたあとギサールに寄り道したことへの罪悪感がチクチクするではありませんか。デブチョコボなんていう役立たずにギサールの野菜を食べさせててごめんなさい。

続いて、アーガス城に訪問しました。もちろんアーガス王・・・ひいてはアーガス一国を救った勇者様の凱旋ですからそれ相応の歓迎に期待しています。トックルとは違って、財政力も相当のものでしょうから、なんだかいいものが貰えそうな予感がします。兵士たちは案の定、「光の戦士たちよ、アーガスを救ってくれてありがとう!」と歓迎してくれました。しかし、この兵士たちの中にハインに操られて赤い面を被って、ルーネスたちを強襲したやつらがいることを私は忘れていません。兵士ほぼ全部が操られるとか、多分精神的にたるんでいたんでしょうね。浮遊大陸という孤立した場所で、二つしかない国同士が大変仲良しなので、平和ボケしていたのかもしれません。もう一方の国だって、国王も含めてユーレイという名の棒人間状態になっていましたし、浮遊大陸に他国が入植する技術を手に入れたら占領もあっという間でしょう。やはりサラ姫のような指導者(ユーレイにならなかった人)を後継に据えるのは必須ですね。サラ姫さんなら・・・アーガスも取れる・・・かも。階段を上って円卓のあたりにいた人に話を聞くと「この大陸は浮いています。」なんて今さらな情報や、「盗賊・シーフとも呼ばれた彼らはカギのかかったドアも素手で開けられます」なんていうシーフの隠れ技能を教えてもらいました。ギサールの野菜に並ぶ特産品・魔法のカギが不要になるってわけですね・・・アバカムレベルの使わなそうな特技です。魔法のカギが不要なキャラに他にもオーリンという錬金術師の弟子がいまして、こちらは腕力で扉をあけてくれましたっけ。ルーネスがムキムキのマッスルボディーになったらカギが要らなくなるかも。

アーガス王

アーガス王に謁見すると心からのお礼とともに「時の歯車」という王家に伝わるアイテムをいただきました。古代の民が作ったものらしく、カナーンのシドに渡すように王様に告げられました。そういえば、だいぶ遡りますが、シドからもアーガスの王様に会うように言われてカナーンから旅立ったような記憶があります。そうそう、飛空艇が岩山にぶつかって大破したのを修繕するためにこのアイテムが必要だったんでしたね。

ルーネス「これでシドに飛空艇を作ってもらえば、大陸から飛び出せる!」

生きている森の長老が言っていた闇に覆われた外の世界に飛び立つ道が見えてきました。王様いわく時の歯車は別名・永久機関とも呼ばれていたそうです。永久機関っていうのはそれはもう昔から研究されていたエネルギーが無限に循環を続けるという夢の動力源ですね。エネルギー保存則というものがあって、エネルギーが熱や光に変換されるとその分のエネルギーは消耗し、なかなか無尽蔵なパワーというのは得られません。それでも人はそんな機関をおいもとめ、いまだに永久機関を発明したと公言してはばからない人が定期的にニュースになったりします。そうか、この時の歯車があれば国内の原子力発電所を全部止めても日本はやっていけるかもしれませんよ。民主党はがんばって時の歯車の開発に尽力しましょう。開発費は多分仕訳対象になると思いますが。

さて、人の戻ってきたアーガス城にはもちろん、いろんな情報や宝箱が眠っていました。まず4つの炎の一番右が隠し扉のスイッチという情報をリークされたので、2階の燭台を調べてみます。結果ギルの入った宝箱の部屋にたどり着きました。おそらく国家予算を管理するような場所だから隠し部屋にされていたのだと思いますが、まぁ、王様の許可をもらってのリークだと思うので、ありがたく中身は頂戴していきます。名のある泥棒たちのように犯行声明をしたためて置いて行った方が楽しいかと思いましたが、アーガスはいろいろあってまだまだ大変な状況ですので、お茶目は大概にしておきます。さらにカギのかかった部屋があったので、魔法の鍵で中に侵入すると、また宝箱を発見しました。しかし、中身は「光の本」「氷の本」「炎の本」「学者の服」「炎の矢」「氷の矢」といった学者と狩人向けのアイテムばかりで、あんまりテンションあがりません。そうか・・・ここにあってもよさそうな強い剣・・・キングスソードは既にイングズがハインの城で発見して装備済みでしたっけ。じゃあ、しょうがないか。ちなみにキングスソードは王様の持ち物ですが、返せと言われるまでイングズが預かっておくことにしましょう。まぁ、サラ姫様がアーガスを併合した暁にはどうせこのソードもイングズの持ち物になるわけですけどね。

もう一つ部屋があったのですが、中には神官がいて、どうやら幻の秘薬・エリクサーの研究をしている学者肌でいらっしゃいました。エリクサーの製造法を確立できれば、いろんな人の病気に絶大な効果がありそうですから、是非ともがんばっていただきたいところです。お店で買えるようになれば、冒険の旅も助かります。それで偶然2つ生成に成功したらしく、それを譲ってもらうことになりました。偶然でも二つ成功例があれば、なんだかゴールも近そうな感じです。もっと早くハイン退治が済んでいたら、研究も捗ったことでしょうに、寄り道して本当にごめんなさい。部屋のタンスを調べるとさらに隣にいけ、「光の矢」「キラーボウ」「メデューサの矢」を宝箱から手に入れました。メデューサの矢なんていうと石化の効果とかついてそうですね。それか頭から蛇が生えてくるとか・・・想像したら気持ち悪かったっす。

城の外にいる人にも話を聞いてみると、ハインへの愚痴などが聞かれました。ハインは魔力と力で王の信頼を得たのだそうですが、まさか魔物とはと驚いてました。ハインって結局、魔力の強い元人間だったのか、あるいは初めからアーガスのっとりを計画していた魔物だったのかよくわかりませんでしたね。とにかく用心深く王様や同僚の側近に正体を悟られないでいられたのですから、そこそこ機転のきく男だったのでしょうね。その割にバリアチェンジがお粗末だったことが忘れられません。また、城の上階は見晴らしがいいのか大陸の外側に思いをはせる者もいました。雲しかみえないけど、何かこのせまい世界の外側を夢想してしまうのでしょうね。人類もハビタブルゾーンがいっぱいになりそうな勢いで繁殖していて、限られた地球という資源の奪い合いがひょっとしたら生きている間に起こってしまうかもしれません。宇宙の別の天体に夢をはせる人はアーガス城で大陸の端を眺めるこの兵士と同じ心境なのかもしれません。

アーガス王とシドは古い仲間で一緒に飛空艇の研究をしていたなんていう情報も入ってきました。この二人がどういった経緯で仲良くなったのか、この先語られることもあるかと思いますが、アーガス王への記憶の片隅に「メカオタク」という情報を付記しておこうと思います。ひょっとしたら、時の歯車も本当は手放したくなかったんじゃないでしょうかね。メカ好きはやっぱりギアが好きですよね。教育テレビの「2355」という番組にたまにアーサー・ギャンソンっていう人の廃材と針金でできたメカアートのコーナーがあるのですが、あんなのを作ろうとする情熱って奇妙なシンパシーを感じます。

それと「操られていたとはいえ、トックルにはひどいことをした」としょんぼり後悔に沈む兵士も発見しました。ハインに操作されているときの記憶がもしも残っているとしたら結構残酷な話ですよね。加害者であり、被害者でもあるという微妙なポジションに立たされて、手に残る暴行の感触が彼をずっと悩ませるわけです。あー、アーガス王にセラピストの配置を進言した方がいいのかな。この時代にセラピストいないかもしれないので、多分聖職者に告解する感じで心理的負担を軽減するんでしょう。もしも次に称号をもらってセラピストっていうジョブが増えてたら、この国で働くことも考えましょう。

最後に、忘れた頃にこんな話も聞かされました。「何年か前に一人の青年が訪れてきた。名前もわからず使命がなんだとか・・・」デッシュ!(ブワッ)ちょっとレフィアの目がウルウルしちゃったところで、次回、シドに再会すべくカナーンを目指します。