国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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天空の巨木

昨日の今日ではありますが、Amazonで逆転検事2を注文しちゃいました。これでこのブログの更新がまた停滞するかもと思ったら、Amazonでは現在欠品中らしく、マーケットプレイスの別店舗からの販売になるっぽかったので、1000円ぐらい安いAmazonで購入すべく在庫入荷待ちの道を選択したので大丈夫です。ゲームの値段って店舗間の差が結構激しかったりしますよね。インターネット通販全盛のこの時代でもここまで値段に差が出るって、どれだけ利益率が高い商品なんでしょう。それゆえの中古市場の発達ではあったのですが、ゲームも非パッケージ化が進んでくると中古市場も小さくなっていくのでしょうか?メーカーと中古屋との間で訴訟問題が起こったのも今や昔ですか。最近はゲームのセーブデータの改変と販売に関して、ポケモンの任天堂さん(ポケモン社さん)が異議を唱えているなんてニュースがありましたね。ときメモのコナミさんのときは、セーブデータの改造が同一性保持権侵害と認められたんでしたっけ。こちらはは著作権の複製権侵害という主張であれば、新しい司法判断につながって耳目が集まりそうです。それにしても、セーブデータの著作物性って何でしょうね。セーブデータ単体で思想または感情を創作的に表現できるんでしょうか。まぁ、どちらにせよ、刑事裁判沙汰になったら御剣検事に登場していただく感じでお願いします。

さて、前回トックルという老人や子供が逃げまどう不思議な村に到着したルーネスたちの前に謎のお母さんが立ちはだかりました。わが子を守るために身を呈して、ルーネスたちに助けを請います。まるで人攫いみたいな対応にルーネスたちも開いた口がふさがりません。何か誤解なさってるんじゃないですか?僕らにそんな幼児大好き属性はございません。お母さんの顔がちょっと怪訝になります。詳しく話を聞いてみると、この村の惨状はどうもアーガスという城から来た兵士たちによってもたらされたそうで、若い男手はみんな城に徴収されてしまったのだそうです。若い男を連れていくってのは戦争でもやらかそうってことなんでしょうか?それにしては、村をこんなにボロボロにする必要性がわかりません。村の男が激しく抵抗でもしたのでしょうか?ここから推測されるのは、この辺の土地はアーガスという国の支配下にあって、トックルも納税や非常時の人足調達を条件にその庇護下にある関係だと思います。とすると、男の人たちが村から連行される義理もあるんじゃないかと思いますが、どうもアーガスとトックルの信頼関係は破綻しているように思われます。この辺の事情はもうちょっと情報収集する必要がありそうです。多分、村の入り口の老人やこの一家は、ルーネスの戦士の服装をみてまたアーガスの兵隊が村から略奪をしにきたとでも思ったのでしょうね。ルーネスの体のどこにもアーガスの紋章はないので安心してもらいましょう。

それで、村中で情報収集をしたのですが、アーガスに関する話がなかなか聞けず、その代わり別の二点の情報が集まりました。まずは、西の砂漠に浮かぶ巨木の話ですね。なんか悪魔めいた巨大な樹木が砂漠の上を浮遊しながら徘徊しているらしいのです。自分の脳内には「じんめんじゅ」が激しく笑いながら砂埃をものともせず宙を浮いている姿が再生されました。なんだか怖いですね。

もう一つが、アーガス城西の山中に未来がみえる一族がひっそりと暮らしているとの話です。この一族はクリスタルを祀っていた古代人の末裔なんだそうです。ということは、クリスタルに集められた四人の光の戦士としては、一度訪れなくてはなりますまい。未来が見えるという点もとても気になります。一族みんな未来が見えたら、何か下手なことできなそうですけどね。あと、日用品売り場に水晶玉や筮竹(ぜいちく)、タロットカード、亀甲などがが売ってたりするわけですね。
ここでデッシュからおもしろ情報が飛びだします。この一族の名前は「グルガン族」っていうらしいですよ。はて、どこかで聞いた名前だなと思ったのですが、そういえば、オープニングでいつも最初に名前がでてくるやつじゃないですか!グルガン族の男はかく語りき・・・みたいなオープニングだったはず。いやー、ついにあのグルガン族との邂逅が果たされるかもしれませんね。

肝心のアーガスに関してはこれといった情報もなく、疲れているのでちょっと宿をとろうかと思ったのですが、この村には宿屋すらなく、もちろんBAR的な情報収集の場もありません。きっと「あった」はずなんでしょうが、アーガスの兵隊に潰されてしまったんでしょうね。どこもかしこも入れない家屋ばかりです。そんな中、村の奥にもう一つ、扉のあるお家を発見しました。村の位置的にも村長とか長老がいそうな建物だと思ったらビンゴでした。村長はやはりルーネスの戦士服にちょっとびびったかもしれませんが、狭い村ですから5人の旅人の話を既に聞き及んでいたのか、助力を乞うかのようにこの村で起こったことを話してくれました。やはりことの発端はあの大地震にあったらしく、それ以降西からアーガスの出兵があり、村の食料と若い人が略奪されるようになったのだそうです。地震がきっかけとなると、税金の滞納に業を煮やしたアーガスが取り立てにきたという線は消えそうですね。これまでも地震は「何か悪い物」を呼び覚ますきっかけになり続けていましたし、アーガスに何かあったに違いありません。サスーン城に仕えていたイングズはアーガスのことをちょっと知っているらしく、最初は「あのアーガスが!?」と訝しがっていましたが、地震の話を聞いてちょっと納得したようです。都合の悪いことは大概、地震のせいにできますね。ルーネスがおやつをつまみ食いしたのもみんな大地震の影響に違いありません。

村長や村人は男手の足りない中にあっても、反抗の意欲があったらしく、武器を暖炉の裏に隠し持っていました。そして、それをルーネスたちに託して、自分たちを守って欲しいとお願いしてきました。もし、ルーネスたちが旅人に扮したアーガスのスパイだったら、この村は全滅するところです。ちょっと不用意すぎる気もしますが、あちらも背に腹は代えられないのでしょう。「ソニックナックル」「けんぽうぎ」「サーペントソード」といったアイテムをいただき、その願いを聞き入れることにしました。こんな年端もいかない若造に村の運命を託してくれるというのですから、本当にこの村にはもう何も残されていないのでしょう。宿屋すらない・・・アーガスめ、せめて宿屋ぐらいは・・・。こちらの私怨も入り混じります。

浮く巨木

宿屋もないトックルを出て、疲れた体で、とりあえず西に向かってみました。話に聞いた通り、砂漠が広がっていて・・・おー、本当になんか浮いてる!?巨木っていうか、茶肌の城っぽい何かにもみえます。パズーだったら父さんの話は本当だったと大喜びするところです。何か起こるかと思って一応セーブしてからクルクルと動き回るその巨木にタイミングを合わせて体を重ねてみましたが・・・何も起こりません。そりゃ浮いてるから当たり前ですね。天空の城に入るには、天空の装備を着た上で天空の塔に昇らないといけないのかもしれません。とにかく、まだその時ではないってことで、このお城は無視することにしましょう。