ノアのリュート ノアのリュート

国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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鍵がない!

ノアのリュート

時の神殿の最奥にて台座の上に浮かぶ「ノアのリュート」を発見したルーネス一行ですが、それに気が付いたかのようにリュートが音楽を奏で始めました。自動演奏機能付きの最新楽器の模様です。演奏を一通り終えるとリュートは静かになり、ルーネスのものとなりました。これを使って時の神殿の北に位置するウネのほこらで長いこと眠っているウネさんの目を覚まさせるというのが今後の流れだと思いますが、もしも自動演奏機能がついていなかったら、4人のうち誰が演奏することになったのでしょう。ジョブの熟練度を鑑みれば答えは明白で、吟遊詩人・アルクゥにそのお鉢が回ってくる予定でした。竜騎士、バイキング、幻術師・・・いずれも音楽からは遠いジョブです。普段は竪琴を奏でながら「ファララララー♪」とソプラノボイスで敵を翻弄するアルクゥですが、同じ弦楽器ということでリュートもいけるかもしれません。余談ですが、東京ディズニーランドで開催中の「ミニー・オー・ミニー」というショー中に出てくる吟遊詩人は丁度ノアのリュートみたいな楽器を手に携えていました。観客に向かって何か補助効果を発生させているのかもしれません。

さて、多分、先に倒したドラゴン以外にこのダンジョンにボスといえるような敵もいなそうなので、用事は全て済んでしまったのですが、途中にあった分岐点の片方しか攻めていないので、もう一方に何かお宝がないか様子をみにいったところ、どうもノアのリュートを入手する際に使った魔法の鍵が最後の一つだったようで、先に進めなくなってしまいました。ガチャガチャと乱暴にノブを回しても開きそうにありません。魔法の鍵で開くような扉なので、物理的な作用でこじ開けることはできないのでしょう。というわけで、一度神殿の外に出て、魔法の鍵を買いにいくことにしました。

とりあえず、ノーチラスを北上させて、幻術師の町・レプリトに到着しました。相変わらずチョコボしか呼び出せない人もいるようです。オーディーンを従えるほどに成長したレフィアとは雲泥の差です。しかし、レプリトの道具屋に問い合わせたところ魔法の鍵の在庫はないようです。ちぇっ、電話で在庫を確認してからくればよかった!ネット通販が浸透した現代において、たまに実店舗で買い物しようとしたら在庫切れで泣く泣く帰ってきてAmazonで同じ商品を検索するなんてことがあります。FF3の世界ではクロネコヤマトや佐川急便のような流通産業はなく、地のものを小売りしてもらうか、無いものは旅の商人に割高で販売してもらうかしかなさそうです。逆にとらえればノーチラスのような高速で荷を運搬できる道具を持っているルーネスには無限の商機があるということですね。光の戦士の任務を遂行した後も食いっぱぐれることはなさそうです。

それにしてもさっきまで持っていた魔法の鍵はどこで手に入れたんでしょうか?あまり頼りにならない記憶の糸を手繰り寄せてみると、アムルのあたりではもう持っていたような気がします。というわけでマップの左上から右下へと大移動してアムルの道具屋を訪ねてみますが、ここにも魔法の鍵はないそうです。その後、ダスター、サロニア城下と周ってみますがなしのつぶてでして、いよいよ浮遊大陸の方まで足を伸ばします。ギサール、カナーンときて、カズスではレフィアの義父・タカにせっかくだから挨拶に寄ってみたり、サスーン城では王様とサラ王女にイングズが冒険の報告をしたり、ウルの村でトパパ村長、ニーナ母さんに甘えにいったり。やりきった感に包まれましたが肝心の魔法の鍵がみつかりません。ちなみに久しぶりにあった面々は話しかけても話すことは随分前から変わっていません。変わり映えのしないテキストにイベントが終わってしまった村の悲哀を感じました。そういえばモーグリ経由で手紙を出しても大した返事が返ってこないですね。なんかDSのフレンド機能的なものを使って他人と通信をしないと手紙のイベントに発展がないとかなんとかで、今更DS版FF3で遊んでいる友達を探すのもめんどくさいので、いろんなことを諦めざるをえなそうです。よく耳にするあのジョブとか、隠しダンジョンとか・・・友達がいないとできないことは多そうです。非リア充を敵に回すようなこういうゲーム設計はあまり好きではないですね。コミュニケーションを取るコストの見積もりが甘い気がします。田舎住まいの人が誰ともすれ違い通信ができなくって、たまに都会に3DSを持ってきたら入れ食いで驚いたなんて話も聞いたことがあります。DS版どうぶつの森でたぬ吉の店を発展させるためにもう一対ハードとソフトを購入したという人だって・・・。

魔法の鍵を探していたはずが何だか懐かしい人に会いに来たみたいになってしまいました。脱線ついでの話ですが、何年か前に任天堂様のお膝元の京都に3DSを持って行ったことがありまして、さぞいろんな人とすれ違い通信ができることだろうと京都駅でチラチラ画面を覗いてみたのですが、なんかさっぱりでした。時間帯が悪かったんですかね?京都府民の方は任天堂のことをどう思っているのか一度聞いてみたいですが、人生振り返ってみるとあんまり京都出身の人と知り合う機会がなかったですね。「はんなり」ってどんな時に使う言葉なのかも聞いてみたいです。

もう足で調査するのも面倒くさくなってしまい、「FF3 魔法の鍵」で素直に検索しましたところ、「先頭をシーフにすれば一発」という回答が得られました。シーフにそんな性能が!そういえばあったような・・・パーティーにシーフがいれば鍵のかかった扉もお手の物だというのです。シーフは魔法を使えなかったような気がしますが、魔法の鍵を必要とするような魔法じみたギミックでも対処できるんですね。アリババが出ていたお話でも40人の盗賊が呪文で扉を開閉していたし、盗賊的には必須スキルなんでしょう。しかし、ミニマムやトードがないと進めないダンジョンが嫌いな私ですから、もちろん鍵のかかったドアがある度にジョブチェンジをするなんていう効率の悪そうなことはしたくありませんので、次に書かれたお店に向かいました。「ギサールの鍵屋」・・・そうギサールの道具屋は道具屋とは名ばかりでその実態が野菜販売所だったのすが、それとは別に鍵専門店があったのでした。ギサールみたいな僻地に今後くることもないと思って、99本の鍵を購入して浮遊大陸を後にしました。

時の神殿

三度目の時の神殿でさっさと入れなかった部屋の鍵を開けて、ベヒーモスナイフとダイヤのこてを入手しました。なんか・・・もっとなんかあるかと思ったのに、思わぬ遠回りをさせられました。あと10個くらい鍵がかかっていても余裕で進んで行けたのになぁ。