国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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呪いの矢でゲソ

Nintendo3DSを購入してから、外出時にお伴として連れまわすことが多くなりました。強化されたすれ違い通信機能と歩数計機能が地味にツボにはまったようです。前機NintendoDSでは、すれ違いたくても時期を逃すと誰も該当するゲームをプレイしていないという致命的な欠陥があり、またすれ違い通信モードにするための所作がセーブだのなんだのやたらと大仰だったためとても面倒くさかったという印象がありました。それでいてすれ違わないと手に入らないゲーム内アイテムがあったりして、地方の人口密度の小さいあたりではゲームの進行の妨げになりかねない状況もあったんじゃないでしょうか。今回、これらの問題点が解決されたことによって、すれ違いがキーになるようなゲームが出てきても面白そうだななんて思いました。すれ違いで交換できる情報の量にどんな制限があるのかわからないですが、RPGだったら不要なアイテムとか不要なパーティーメンバーとかいくらでも交換して楽しいものがありそうです。トルネコの押し付け合いとか新しい社会現象を起こしかねません。

さて、前回意識を失いかけていたエリアという女の子にエリクサーを飲ませて救出したところ、彼女にはクリスタルにまつわる使命があるとかで水の神殿までお供することになりました。前回、何かの力で守られているという理由で内部へのアクセスを断られた水の神殿ですが、エリアと一緒だとその辺の謎の力が働かないようです。なかなか謎な女の人ですが、少なくともクリスタルに関連する人物のようですので、悪い人ではないと思います。エリアさんは水の神殿に入ると、クリスタルのかけらと思しき破片に手を伸ばし、「よかった。まだこの欠片には光が残っているわ。」と少し安心した模様です。レフィアが確認すると、エリアさんはクリスタルのかけらを拾い上げ、この欠片を捧げれば封印されたクリスタルを開封できるであろうことを教えてくれました。そもそも、この神殿のことやクリスタルがかけらになっていることからしてわからないので、アルクゥがいきさつについて尋ねると、エリアさんが自分の素姓を交えながら答えてくれました。彼女の話によると、闇の力が世界を飲み込もうとしたタイミングで、巫女であるエリアさんやその仲間がクリスタルを闇の力から守るために封印をしたそうです。その封印を解くカギがこのクリスタルのかけらであり、彼女たちは光の戦士がこの地に訪れるのを待っていたようでした。闇の力が世界に及び始めた頃、確かルーネスたちはほんの赤ん坊でシドの手で浮遊大陸に避難させられていたわけですから、それから10年近く経過しています。エリアさんが巫女になったのが何歳の頃なのか謎ですが、ひょっとしたら彼女は見かけよりもずっと年を取っているのかもしれません。水のクリスタルを封印したタイミングは闇の力の侵攻ペースにもよると思うので、つい先日封印したばかりという可能性も残されているので、エリアさんの年齢に関してまだ結論を出すには早そうです。とにかく、彼女の装束がいやに簡素で露出が少し多いのは、巫女さんファッションだったからという理由で片付きました。日本の巫女さんのような袴姿とも違って、ちょっとドレスっぽい感じです。神様とか霊的なものと交信するのが巫女さんというイメージがあるのですが、エリアさんの場合は、クリスタル様と交流し、守護しているという立ち位置のようです。では、クリスタルのかけらをもって次は水の洞窟に向かいます。

水の巫女・エリア

水の洞窟の封印の扉は水の巫女にしか開けられないらしく、エリアさんは膝をつき何かお祈りの言葉を唱え始めました。ドアを開けるおまじないというえば「オープンセサミ」が代表的だと思いますが、あれってどんなセキュリティ機構になっているんでしょうね。人力であれば目視による認証もできるので、それ以外の動力で動いているということになります。こういう説明のつかない現象があった場合とても便利な言葉がありまして、「魔法の力」っていっておくとなんとなく人を納得させられるのでした。でも、なんかすごい科学者がいて特定の周波数に反応するスイッチみたいなものを開発しているという路線もかっこいいと思います。機械的にこのドアの仕組みを用意する場合、一度の開閉ぐらいは重い石を高い所に置いておくなどの位置エネルギーを予め蓄えておく方法で何とかなりそうな気もしますが、これが何度も開けたり閉めたりする仕組みとなると随分と話が変わってきます。電気のような扱いやすいエネルギーがない時代、無限の動力をどうやって調達するのか悩ましいものです。・・・水の洞窟だけに絶え間なく流れる水流などがあって、それを動力としているっていうのでどうでしょう。

水の洞窟

エリアさんのおかげで水の洞窟内部への侵入がかないました。洞窟内にはやはり滝のように水が流れています。水車の設置場所には困らなそう。滝に挟まれたつり橋を渡っていくと、どうやらこの洞窟ではモンスターが出現するらしくバトルシーンが挟まってきました。エリアさんもお助けキャラとしてプロテスやケアルラでたまにルーネスたちを援護してくれます。もうずっとケアルラを唱えてくれればいいのに・・・ってどうしても思ってしまうのはパパス父さんが回復呪文を出し惜しみしなかったせいですね。さて、水の洞窟も深部へ進んでいくとどうやら目的のクリスタルが発見されました。

エリア:水のクリスタルよ、光を取り戻して!

エリアさんの手の中のクリスタルのかけらに残るわずかな光がクリスタル本体に伝播して、徐々に本来の光を取り戻してきたようです。そして、この作業は水の巫女だけで完結することはないらしく、光の戦士四人にも心の中の光を水のクリスタルと一体化させるという作業が待っていました。まぁ、なかなかに抽象的な作業指示でしたが、邪念を追い払う的な禅っぽい心もちを保てばいいのでしょうかね。ルーネスあたりは苦手そうな作業です。これで力の戻ったクリスタルがこの世界を覆う闇の力を振り払い、全ての時間を戻すはずとのことなのですが、そんなセリフの途中でエリアさん「あぶない!」っとルーネスを突き飛ばしました。どうもルーネスの邪念を察して喝を入れてくれたわけではなく、クリスタルのある部屋の脇から飛んできた矢をルーネスに代わって受けてくれたようです。

ルーネス:大丈夫かエリア!?しっかいしろ!
???:光の戦士すら消し去る呪いの矢をよけるとは運のいいやつよ。

倒れこむエリアを横目に、不審な声のした方からフードを被った謎の存在が現れました。フードの下からタコやイカのような足が何本ものぞかせたその不審者は、「クリスタルの光を奪われたザンデ様に遣わされたクラーケン」と名乗りました。とりあえず、エリアの命が心配ですが、このクラーケンを倒さないことにはエリアの救出もままならないといった状況でしょうか。最悪あの子はエリクサーでも飲ませれば回復しそうな気もするので、目の前のクラーケンに集中しましょう。

クラーケン

しかし、このクラーケン、いろいろと気になる発言を重ねてきました。まず、光の戦士すら消し去る呪いの矢って何?それが当たったら即死レベルってことなんでしょうか?それに比べて狩人・ルーネスのスキルの低いこと低いこと。矢を消耗しながら戦うのであれば、敵を一撃でしとめるぐらいのスキルがルーネスには必要だと気付かされた瞬間です。はて、その呪いの矢はあと何発ぐらい弾数が残っているのでしょうか?エリアが受けた矢が最初で最後の一発なら何も心配はいりませんが、今後ともその怪しげな呪いの矢の存在には常におびえなければなりません。
次に「ザンデ」という単語ですが、確かこいつはオーエンの塔でデッシュを失ったときに戦った「メデューサ」の口からも発せられた言葉です。どうもそのザンデという男が闇の黒幕ではないかという展開になりました。蛇男だのイカ男だのショッカーのように刺客を送り込んでくるザンデの正体とは?次回、クラーケン討伐の話に続きます。