国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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下水道への鍵

金欲にまみれたゴールドルにエンタープライズ号を鎖で動けないようにされてしまったルーネスたちは、そのごうつくな男の館に向かう必要が出てきてしまいました。しかし、館の前には底なし沼があって進めないとのことでした。それでは、引き続き情報収集を行いましょう。そもそも底なし沼というのは泥状のぬかるみに足がはまって、片足を引き上げようとすると、もう片足に体重がかかってより沈下してしまうという悪循環が原因で体が沈んでしまうのですから、浮力を上げれば沈まないですむのです。ルーネスたちの手元にあるカヌーで浮力を確保する作戦はどうでしょう?沼の粘度にもよりますが、河川ほどの推進力は期待できなそうです。それでは、リニアモーターカーのようにちょっと地表から浮いてしまえばどうでしょう?足がつかないので、底なし沼を完全に無効化できそうです。そして都合のよいことにアムルの町のデリラばあさんという人が持っている「浮遊草の靴」というアイテムがあれば、そのちょっと浮くを実現できるようなのです。これは想像ですが、浮遊草というちょっと浮き上がっちゃう草本があり、それを編んだ靴を履くと体が浮いてしまうのでしょう。細胞壁が風船のような形で、内部に空気よりも軽いガスでも発生するのでしょうか。どんなメカニズムで浮遊するのかわかりませんが、デリラばあさんにお願いしてその靴をお借りしましょう。

デリラばあさんの身辺を調査すると、どうも変わり者らしく下水道に住んでいらっしゃるとのこと。この時代の水道設備・・・他の町では井戸が上水道のインフラとして町の中央にあったりしましたが、さすが水の町アムルともなると豊富な水資源を利用した上下水道が敷設されているのでしょう。下水・・・生活排水などが排出される場所だと思いますが、多分、糞尿は貴重な堆肥となるので下水道にはそれほど出ていないでしょう・・・と信じたい。とはいっても洗濯や調理による排水ともなれば、微生物の大好物ですから、何らかの不快なガス・・・においが立ち込める場所なんでしょうね。デリラばあさん・・・気は確かなんでしょうか?

そんな人の立ち寄らない場所にはモンスターも出没するらしく、下水道は立ち入り禁止区域として鍵がかけられ、ジルおじいさんに管理されているとのことでした。ジル・・・確かナウシカのお父さんがそんな名前だったような。とにかく、ジル→デリラ→ゴールドルという道筋がはっきりしてきました。関係ないのですが情報収集中に酒場があったので立ち寄ったところ、店内にピアノを発見。ルーネスがピアノの前に腰掛けて一曲披露すると、店内の客がみんな踊りだしました。隠された才能なんでしょうか?やんちゃなガキ大将タイプの男と思ってたルーネスから美しい旋律が聞こえてくるとは!これは吟遊詩人のチョイスを間違えた可能性大です。

さて、ジルじいさんの家を発見したので単刀直入に下水道に入りたい旨伝えました。ジルおじいさんはアムルの町の長を務めているあごひげの長いおじいさんで、下水道の怪物が危険なことをルーネスに諭してくれました。しかし、アルクゥがクリスタルの話を持ち出すや一変して、下水道に案内してくれることになりました。やはり光の戦士の伝説の町の長老ともなると、ここは積極的に動いてくれます。その話し合いの最中、ジルじいさんの家の外に不穏な気配が・・・。「下水道じゃと・・・!?」こっそりとルーネスたちの話を盗み聞きしていたのは、光の戦士の座を争うあの4人のおじいさんたちでした。この町はワシらの庭といわんばかりに先回りを画策していそいそと立ち去っていったようです。

アムルの町・ジル

じいさんたちの動きに気づくこともなく、ジルに連れられて下水道へ降りる場所に到着しました。とりあえず下水道まではきれいな水路を移動していけばよさそうなので安心しました。水路を通って町の畑にも行けたのですが、そこで「ギサールの野菜」がゲットできたことが解せません。産地偽装疑惑の町・アムル。