エウレカに眠る武器・魔法を探る度もいよいよ佳境です。結局このエウレカが誰が何のために用意したものなのか真相は明言されていませんが、想像力で補っていきたいと思います。エクスカリバーに続いて、今度は「長老の杖」というアイテムがスキュラというモンスターに変化して出てきました。「私の力を超えられればお前たちを認めてやろう!」
そんなセリフとともに杖に宿る何かに襲われるルーネスたち。このスキュラのフレアでアルクゥが即死し戦線が乱れましたが、なんとか持ち直して討伐できました。例によってWikipedia情報ですが、スキュラは「犬の子」という意味だそうです。なるほど、このゲームのスキュラも首から上と下半身がいぬっぽいですね、っていうか犬何匹分だよ!多頭飼いもいいところです。なお、個人的にはスキュラといえば聖闘士星矢の海闘士(マリーナ)にスキュラのイオというやつがいまして、そいつとアンドロメダ瞬の一戦が思い出されます。聖闘士星矢のメインキャラクターは必殺技が案外少なくて、主人公もペガサス流星拳で大概のことを切り抜けてしまうのですが、下半身が6体の獣という設定のスキュラが繰り出す6つの技にアンドロメダ瞬が二本のネビュラチェーンを自在に操って対抗技を一挙に6つも編み出すというびっくりな戦いだったのでした。同じ優男系のアルクゥも瞬を見習ってフレアにも負けない技を編み出していただきたいですね。なお、この長老の杖は導士・アルクゥが装備しました。最初は長老って誰だよって思いましたが、そういえば思い当たることがありました。浮遊大陸の生きている森に長老の木というのがいましたよね。あの木の枝が折れたものを加工して杖にしたのであれば、長老の杖という名称にもぴったりだし、なかなか生命力にも溢れていそうです。そんなことなら、神官ハインから救ったときに一本失敬させてもらっていればよかった・・・しかし、あの長老の木・・・エウレカに封印されるほどの逸材だったとは。にこにこぷんの樫の木おじさんのイメージで侮っていました。
「我獅子が最強の剣・ラグナロク。お前たちの力試させてもらう!」と最後は自らを最強と名乗る剣が登場しました。剣のくせになぜかムエタイのような構えでチャランボでも狙ってきそうですがこれもご愛嬌。いろんなゲームにこのラグナロクという言葉が出てくるので、名前だけは知っていましたが、改めてWikipedia先生にお尋ねしたところ、古ノルド語で「神々の運命」を意味し、北欧神話世界の終末の日を表す言葉なんだそうです。ラグナロクだのハルマゲドンだの神様や宗教の話には物事の終末に関する話が多く出てきますね。ことの始まりを説明しようとすると、終わりの話に行きつくのかもしれませんね。どうでもいいですが、さっきから何度変換しても「しゅうまつ」が「週末」になってしまうので、我ながら短いスパンでしか物事が見れていないなと思いました。
ともかくそんな全てを終わらせてくれそうな名前の剣はイングズの装備品となりました。右手にエクスカリバー、左手にラグナロク。なんだかとても強そうです。