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国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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歌え!吟遊詩人!

ダスター

風水師と吟遊詩人が集うダスターにて情報収集中のルーネスたちでしたが、いよいよこの町の面白部分に突入することになりました。この町の銀油脂人の歌うこと歌うこと♪いきなり竪琴をかき鳴らし始めるので面食らいました。ちゃんと歌詞の中には意味もこめられていて表現物の体裁を保っていますが、冒険のヒントが隠されているのは中世を舞台とするRPGのお約束です。

まずは巨竜バハムートについて歌ってもらいました。こいつは浮遊大陸のドラゴンの住む山で殺されかかったでかい竜ですね。「♪竜王バハムート♪もしも倒すものが現れたなら♪そのよき心はさらなる力となって♪大いなる技を与えるだろう♪」これはどうやらリベンジフラグが立ったようですね。再戦の際には逃げ出すことなく、大いなる技とやらをいただこうではないですか。

続いてはチョコボについて歌ってもらいました。「♪チョッコボー、チョコボ、チョッコッボー♪チョッコボチョッコッボー♪チョッコボチョッコッボー♪はいっ!」なんとあのチョコボのテーマソングにはこんな歌詞があったのですね。チョコボを連呼するだけの単純な歌詞ですが、名前を伝えるには十分な内容です。多分、この吟遊詩人はテレビやラジオのコマーシャルソングを専門としている方なのでしょう。

もう一つ、今度はアイテムをGETしたときのSEとともに「これはっアイテムーをーもらったーときー♪」FF3の開発中にスタッフがこんな感じで歌っているのを想像してちょっとほのぼのとしてしまいました。他にも戦闘後のマーチなんかにも歌ってそうですよね。例に倣うと「たたかいーがーおーわったよー♪」といったところでしょうか。

続いてオーディーンなる人物の詩です。「オーディーンは自分の力が利用されることを恐れた♪そして自らを封じた♪優しき心を持つ騎士♪」どなたか存じませんが、曲から察するにさぞかし優秀な人物なのでしょう。大体優れた人物はその有り余る能力を特定の人に貸して生計を立てていたりしますが、特定の人ばかりの利益になりそのコミュニティのバランスが崩れることにまで気が回る人はいません。オーディーンさんは自分を客観的にとらえて、身を引くことでバランスをとることのできる人のようですね。ぜひ、うちの選挙区から立候補してほしい人材です。

次にリバイアサンの詩です。「湖の大きな影、リバイアサン♪自分を闇の鏡から解き放つ♪その時を待っている♪」リバイアサンはFF2のときに一度飲み込まれたことがあるので覚えています。FF3でも登場するということなのでしょうね。そしてまた一飲みにされて、竜騎士の人と出会ったりするのでしょうか?今回は海ではなく湖に生息しているようですので、淡水でもOKという彼の生態についても学習できました。リバイアサンを飼うときには大事な情報ですね。

最後にFF3の昔話について歌ってもらいました。長い詩になったので歌詞は省略しますが、要するにこれまでの冒険でもさんざん言われてきたように、はるか昔に光の力を手にした人類がこれを過度に使いすぎて星のバランスを崩して世界が破滅しかかったときに闇の世界から4人の戦士が現れてこれに対抗したという伝承をまとめた詩でした。今はそれとは逆に闇の力が氾濫して光の戦士が送られてきたという状況なわけですね。まだ、その闇の力の核心には触れることができないでいますが、おいおい明らかにされていくことでしょう。

一通りダスターで詩吟の鑑賞を終えたので、一向はそろそろ出発します。吟詠のお代は特に求められなかったのですが、はたしてあの人たちはどうやって生活しているのでしょうね。路上ミュージシャンのようにスカウトを夢見て、アルバイトなどで生活費を稼ぎながらパフォーマンスをしているのであれば、気に入ったアーティストには投げ銭の一つもやるべきだったのかもしれません。まだまだ荒削りだけど、今後光る才能を持っていそうな「アイテムゲット時のSE」の彼とかに唾をつけておくのもよさそうです。

突然死

そろそろサロニアを目指すときなのかなとか思いつつ、アムルから北に進んでみることにしました。アルクゥのロキの竪琴から繰り出される「攻撃の詩」はバイキングのルーネスとなかなかに相性がよろしそうで、物理攻撃でガンガン進んでいくと湖を発見しました・・・がこれはただの沼でした。さらに進むとなんか巨大な像のオブジェが立ち並ぶ異様なエリアを発見しました。よくわからないけど、像の間を進もうとすると突然その像が音をたてて崩れ去りました。何これ怖い。何の説明もなく現れた立像(?)がルーネスたちの進行を感知して崩れたということでしょうか。意味がわからないままさらに前進すると次の像が崩れ落ちました。そしたら、ルーネスまで一緒に地面に倒れこみ・・・パーティーは全滅しました・・・わからない、わからないよー。ポルナレフさんに今起こったことをありのまま話してほしい状況です。俺は像の前をただ歩いていた・・・と思ったらいつの間にか死んでいた。な・・・何を言っているのかわかんねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった・・・頭がどうにかなりそうだった。催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ、断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・。(AA略)