国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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2006年11月 アーカイブ

2006年11月2日

ファイナルファンタジーに関する知識量

ここで自分がファイナルファンタジーに関してどの程度の知識を持っているか再確認してみようと思う。ドラゴンクエストに傾倒していたとはいえ、ファミコン全盛期からどっぷりゲームに浸かってきた自分である。ファイナルファンタジーの知識がゼロではあるまい。

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2006年11月3日

ファイナルファンタジーを始めてみるか

ファイナルファンタジーとは第一段発売当初から無縁であったが、たまさか知り合ったすごい人物がスクウェアの人だったこともあり、ファイナルファンタジーの存在は日増しに自分の中で大きくなっていった。自分の仕事で3Dモデルのデータを解析するなんてことも始めていた時期だったということもあり、3DCGに定評があるという点でも興味深い。ドラクエも8から立体だし、それ以前から立体化への布石はなされていた。(7のムービーシーンはさすがに蛇足かと思ったが)なによ、スクウェアとエニックスは会社同士結婚してしまったのだから、もうドラクエとFFは親戚であると言わざるをえまい。親族には、やはりこれまでの態度を改め積極的に親交を深めていきたいものである。

しかし、そのはじめの一歩はなかなか踏み出せないでいた。どうやらきっかけが必要だったようだ。そこである日、私は敬愛すべきスクウェアの中の人、いやいやスクエニの中の人を飲み会にお呼びたてしたのだった。忙しい中きてくれて、ありがとうございました。そしてお酒の勢いを借りて、以下のことを宣誓したのでした。

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2006年11月4日

プレーヤーのスペック

2006年11月現在の私のゲーマーとしてのスペックは以下の通りである。

小学生の頃から、ドラクエ派として生きてきた。
ドラゴンクエストへの情熱は、堀井雄二、鳥山明、マシリトの三角ラインが揃っていた当時の週刊少年ジャンプの愛読者であったことと大いに関係している。

20代後半の男子。
子供時代にどストライクに狙いすましたかのようにファミリーコンピューターが発売される。スーパーマリオブラザーズが品薄で入手困難なため忍者じゃじゃ丸君が初のゲームとなる。ちなみにその次は「いっき」だ。

現職はしがないIT関連。
プログラム開発への目覚めは、ゲームによるところが大きいだろう。最初に触ったPCのOSはMS-DOSのver.3ぐらいだったあたりからスキルレベルを想像していただきたい。

RPGはゲームのジャンルとして好きな方。
アクションやシューティング、格闘、レーシングもやるにはやるが、技を極めるまでトレーニングが必須になタイプは最近敬遠気味。アドベンチャーやRPGのようにストーリーラインがあるものをドキドキしながら攻略していくのが好きらしい。

最近ニンテンドーDSのソフトで遊ぶことが多くなった。
おいでよ!どうぶつの森とかテトリスDSとか逆転裁判DS版とかプレイした。ドラクエは開発スパンが長いので、ドラクエ8をクリアして以来、RPGはせいぜいマザー3をやったくらいか。ちなみに今冬発売予定のドラクエモンスターズJOKERは既にご予約済みである。

プレイステーション3よりWiiというスタンス。
ブルードラゴンのためにX-BOXの購入も検討中だが、どうやらファイナルファンタジーをはじめることになりそうである。

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2006年11月6日

初めてのファイナルファンタジー

日曜日の朝方、まだ布団の中でウゴウゴと何かの幼虫のようにうごめいていると、玄関のチャイムが鳴り響いて起こされた。今日は通販で注文していた大きいスタンドミラーが到着することになっていたのだ。昨日ベルメゾンから佐川急便で届きますと連絡があったのだから間違いない。起き抜けなので頭ボサボサの状態だが配達員を待たせるのも悪いので、インターホンで要件を確認して急いで玄関にでる。

ん?配達員はペリカン便って言っていたような。

スタンドミラーの入った大きめの段ボールを受け取るべく配達員に対して向けられた両手が空を切った。見覚えのある包装はまぎれもなくアマゾンのものだった。てっきり郵便受けに投函されているものだとばかり思っていたが、初めてのファイナルファンタジーは直接この手に渡された。ご苦労様と声をかけると配達員はそそくさと帰ってしまった。どうしよう突然のことで心の準備ができていない。

っていうか、午後から仕事の予定だったので、アマゾンからの荷物はそのまま放置されることとなった。このブログにも到着前にあれこれ期待感を綴っていこうと思っていたのだが、まさか注文して一日と数時間で届いてしまうとは。おそるべきはアマゾンなり

仕事中、やっぱりFFのことが気になってしまった。まずはプレーヤーキャラになんて名前をつけたものか。ドラクエをプレイするときも命名にはかなり時間をかけて悩み抜く性質だ。何せ長時間つきあうことになるのだ。一時のテンションに身を任せて後悔はしたくないのだ。だがよく考えてみるとFFってプレーヤーキャラにあらかじめ名前がついているのではなかろうか。少なくともここ何年かジャンプのFF特集を流し読んでいた限りでは、主人公が名前付きで紹介されていた気がする。今少し「ドラクエはゲーム、FFは映画」という誰かの言葉が脳裏をよぎった。なるほど、映画では動的に命名するなんて到底できないだろうし、したくもないだろう。感情移入の度合いに関係するかもしれないし、命名の可否はゲーム制作において何気にポイントなのかもしれない。

小学生だった頃の私は、ドラクエ1ではたくさん変な名前を付けて遊んだものだ。「おお おおおお。死んでしまうとは何事だ。」というネタも同世代には分かってもらえるかもしれない。

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2006年11月7日

かけめぐれ、城!

昨日の興奮が冷めやらぬといった感じで今日も仕事をしながら、「FF」のことで頭がいっぱいだ。

(エフエフって名前でよかったのかな。)

そんなことばかり気にかけつつ、晩御飯の後、また少しプレイを再開してみた。確か昨日はガーランドという元ナイトにセーラ姫がさらわれたので、王様が私(せんし・エフエフ)にヘルプを懇願したように覚えている。昨日の夜は布団の中でガーランドとセーラについて少しイメージを膨らませてみたりしたのだ。

セーラはもちろん名作劇場の小公女なイメージだ。もしも名前が「セイラ」であったらまたイメージが変わっていたことだろう。おそらく「さん」付けで呼ぶことになったはずだ。セイラではなくセーラであるからには、きっと王国内で姫という身分が隠されて、影でいじめられていたという経緯があったことだろう。しかし、芯の強い性格で困難に立ち向かい、いじめっ子ともいつかは仲直りできるいい子なのだ。おそらく救出にいくだけの価値はあるだろう。FFを始めたての身としては、姫の救出一つとってもモチベーションを高めていきたいものだ。

ガーランドは、元ナイト、今はやんちゃな「おっさん」のイメージだ。女子をさらうような男は、ドンキーコングか、あるいは、ポパイの敵役のブルートのようなやつだろう。もちろん腕はべらぼうに太くて毛がボーボーなのだ。顔にはヒゲもたくましく生えていることだろう。強いといっても最初のイベントの中ボス的な存在っぽいので「ピサロのてさき」ぐらいと見込んでみた。

それでは、さっそく「城」と「城下町」を探検してみよう。

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2006年11月8日

ゴブリンとスライム

城下町の散策を終えて、とにもかくにも初の戦闘を試してみようと外マップに出てみました。ひげのおっさん・ガーランド(イメージ)は、城の兵士が一丸となってかかっても倒せないという強者らしいので、それなりにレベルをあげてから倒しにいくのが筋というものでしょう。ピサロの手先を基準にするとして、レベル10~13あたりが目安になるんじゃないかと推測してみましたが、なにせFFのレベル感覚が不明なので、レベル5ぐらいでもガーランドを倒せてしまうかもしれません。よくよく考えると竜王だってレベル20未満で倒せるのだから、ガーランドごときひげのおっさん(イメージ)はレベルを上げすぎて逆につまらなくなってしまうかもしれません。

もう一つ気になるのは・・・そうお金のことです。城下町で500ギルというわりと使いでのある金額を稼ぐのにどの程度のモンスターを倒す必要があるのでしょうか。ひょっとしたら、ホイホイと買い物で使ってしまったあのお金はそう簡単に手に入らないような大金である可能性もあります。トルネコが店の開業資金に手を着けた状態・・・そんなイヤな状況が頭に浮かびました。
まぁ、ポーションが40ギルなんだから、大丈夫だとは思います。薬草買うのにはスライムを4匹も成敗すれば十分なのだから。

それでは、レッツバトル!

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2006年11月9日

FF先生とFF先輩

だいちのめぐみの洞窟で、大地の腐れ具合を改善しないことには先に進めないと言われた私は、とりあえず、プレイを中断してブログを書き始めた。なんかもう、初めてのことがいろいろありすぎて、これも書かなきゃ、あれも書かなきゃとさまざまなFFの事柄が脳内メモリを圧迫して、軽くパニックになったのだった。自分はドラクエをプレイするときは飲まず食わずで何時間でもプレイを続けられる性質の人間だが、プレイするソフトがFFで、ブログをつけながらという制約がつくとそうも言っていられないようだ。とにかく思いついたことは、書き留めていかないとブログを公開している意味がない。そんな余計なお世話な使命感に支えられながら、気付いたことはブログにつけるようにしている。

そんな風に、「FFをはじめたこと」と「このブログをはじめたこと」を知人に公表してみた。何のことはない、mixiの日記に書いただけだが、何度かこのブログに書いているスクウェアエニックスの中の人ともう一人前職で同僚だった方からリアクションをいただいた。中の人はドラクエ派の私の挑戦をねぎらってくれ、同僚だった方はFFへの挑戦を後援してくれるという。どちらももちろん数々のFFを既にクリアしてきた方々である。とりあえず、今後もこのブログに登場するであろうお二方に「FF先生」と「FF先輩」という名称をつけさせていただこう。FF先生の役割は、私を巧みにFFへ誘うことであり、FF先輩の役割は私のチャレンジを経験者の立場から援護することである。この役割分担は私が脳内で勝手につけたものであるので、お二方には特に何をしてもらう必要もないのだが、この二人の言動が逐一私のプレイスタイルに影響を与えることは必至なのである。先生と先輩には、今後ともお世話になろうと勝手に思っている。全くはた迷惑な話である。

耳寄りな情報として、FF先生がFF1をプレイ中であるというのだ。私が「FFを始める」と騒いでいたので、改めて興味を持たれたという感じだ。そして、プレイスピードは私の10倍ぐらいなので、きっと近日中にゲームをクリアしてしまうことだろう。まったくもって頼もしい話である。少なくともこれでゲームについての相談相手には事欠くまい。

FF先輩はFF12をプレイ中らしく、FF12の話をしていただいたのだが、ひよっこの私にはさっぱり何のことかわからない。FF12の何かに「嫉妬」を感じるのだという。とりあえず、FF12の予備知識として「嫉妬」という単語を焼き付けておくことにしよう。はやくFF12においつけ、と言われたが、まだせんし・エフエフはレベル3である。FF12の尻尾も見えない。

心強い味方「FF先生」「FF先輩」の登場は喜ばしい限りだが、仕事におされてFF1をなかなかプレイできないでいる私がはがゆいのであった。とにもかくにもガーランド討伐に向かわないことには、何も進まないのだ。

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2006年11月10日

モンスターズコレクション

garand.jpg仕事の打ち合わせの移動中、ちょっと時間が空いたので、FFのことを少し考えてみた、とりあえず目下の目標であるガーランド征伐について、自分の中でガーランド像を掘り下げてみることにした。これまでひげのおじさんのイメージでプレイを続けてきたものの、実は若い美貌の男子かもしれないではないか。まだ見ぬガーランドについてわかっているのは、やたら強い元ナイトで、姫を誘拐したということ。う~ん、やはり野卑な感じの髭が似合いそうである。一人地下鉄のホームでボールペンを手に取り、イメージを絵に描いて確認する。頭が禿げ上がっているかどうかでしばらく悩むが、ナイト出身ともあれば何らかの兜をかぶっている姿の方が強く浮かんでしまう。まぁ、とりあえずガーランドは「まだ」禿げていないという設定でいこうと思う。しかし、兜常備ともあれば、汗で蒸れてしまい、頭皮が清潔な状態とは考えにくい。いつかは毛根が死滅してしまうだろう。ちなみに年齢は30代後半ぐらいだと思われる。40代ではさすがに体力的に衰えそうであるし、20代で「姫をさらって、王国を脅迫」というのは少し世慣れすぎではなかろうか。ガーランドが単独犯であるか、それとも仲間がいるのかについては議論のしどころである。これは今後のプレイで核心に迫れるだろう。

monster.jpgさて、前回のプレイで「ゴブリンなんちゃら」と呼称してしまったゴブリンの1ランク上のモンスターについてだが、今回FF1をプレイする前に、スタートメニューにある「Monsters Collection」という機能を使って名前を調べてみた。この機能についても以前ブログで「モンスターなんちゃら」と適当に呼んでいたが、モンスターズコレクションという正式名称であった。脳内ではモンスター図鑑と変換して呼んでいるが、問題はないだろう。このブログでもそう読んでしまうことだろう。さて図鑑を紐解いてみるとさっそく前回遭遇した「ゴブリン」と名前を忘れていた「ゴブリンガード」が一覧表示されていた。倒した数も一緒に載っている。それによると40数匹のゴブリンと1匹のゴブリンガードを始末していたようだ。こんなに露骨に出現率に差が開くとは。パッと見で「ゴブリンの群れ(3~5体)」と「ゴブリンガード単体」の出現比率は9:1ではないかとあたりをつけてみたが、もうコーネリア周辺をうろうろするのも飽きたので、この比率情報は今後活用されることはなさそうだ。
ちなみにこういった図鑑的な試みがされていると、全部埋めたくなるのが私の性分である。それでドラクエ7のときは随分苦労したのだ。あれは「収集」が作品のテーマになっていたのだから、私は夢中になっていろいろ集めたが、収集作業というのは得てして後半が辛いのである。食玩をコンプリートしたことがある人にはわかってもらえると思う。その分、全部集めたときの脳内興奮物質の量たるやものすごいことになるわけだが、一瞬の満足感のために費やす時間は膨大である。収集家ってのは「それでもいい」って人なのだ。

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2006年11月11日

俺、ガーランド

この日、私はばっさりと髪を切り落とした。失恋した理由ではない。ガーランドさん(イメージ)の髭のように伸びるにまかせて放置していた後ろ髪が束ねられる程度になってしまったのである。そして同様に伸びに伸びた前髪はツンツンと眼球をつつくのだった。今ここで失明すつようなことになれば、FFがプレイできなくなるではないか。というわけで、FFのための断髪式だったのでした。

嘘です。そこまでまだFFへの愛は育ってません。普通に仕事に必要な眼球を保護すべく切るのです。でも、毎日ブログに「ガーランド」のことを書き綴っているうちに、ガーランドに対しては思いが募りだしているのをヒシヒシと感じます。

レベル5なステータスそれでは、今日のプレイ前のステータス画面から。みんなレベル5です。ただ「しろまどうし・クロノ」だけは前回のプレイで死んでしまっているので、経験値がみんなより少ないはずです。そのうちレベルにも差が出始めるでしょう。それにしても「しろまどうし」ってやつは僧侶にしては最大HPが結構モリモリと上昇していきますね。やっぱり将来的には「パラディン」を目指して欲しいところです。他のメンバーが死にそうになったら、隊列を変えてしろまどうし先頭、ってのも頭の隅に置いておこうかな。まぁ、その場合真っ先に死んでいく守備力なのでしょうが。

カオス神殿それでは、前回、外側の部分だけ探検したカオス神殿の中央部に潜入したいと思います。何階建ての建物なのかわかりませんが、まぁ、まだガーランドへはたどり着けないでしょう。

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2006年11月13日

セーラ姫、気もそぞろ

さて、ガーランド討伐を果たしたせんし・エフエフ一行ですが、討伐後速攻でセーラ姫にお城へと誘われてしまいました。えっと、言いにくいんだけど、姫様・・・姫様の後にあった水晶玉と石版が気になるので、もうちょっとこの場に残るわけにはいかないでしょうか?

有無も言わさず王様の前に連れ出された我々、光の勇者たち。そういえば、最近意識するようになったのですが、「伝説の○○」ではなく、「光の○○」とか呼ばれることが結構あるようです。何で「光の」なんて冠がついているのかよくわかりませんが、クリスタルを持っていることと何らかの因果関係があるのでしょうか。まぁ、そんな光のせんし・エフエフらは、王様からお褒めの言葉を頂戴いたします。

王様「やはりそなたらが光の4人の勇者に相違あるまい。」

どうやらこの王様、4人がクリスタルを見せた後、人を持ち上げるだけ持ち上げてガーランド討伐に向かわせておきながら、心の奥底ではまだ4人のことを「勇者じゃないかも」って疑っていたようです。それにしたってあのチンケなガーランドを倒したくらいで勇者認定してしまうのもいかがなものかと思ったり。ほんとガーランドにはガッカリだよっ。(スケバン恐子風に)

約束通り王国の北にかかっている橋は直してくれるとのことで、旅は続行できそうです。そんな約束に関する業務連絡のほかに王様から意味深な発言が・・・。

王様「セーラもおぬしらを気に入ったようじゃ。」

コーネリア王国、我が手中にあり!セーラ姫様はいたく4人の勇者(男子)を気に入られた模様です。誰が選ばれるにしても、文句は言いっ子なしです。まぁ、私の中でせんし・エフエフがリーダー格であるので、そちらとの交際から推し進めていきたいところです。せんし・エフエフにお熱なセーラ姫は旅の助けになるようにと「リュート」をくれました。リュートって楽器だっけ?どんな楽器か詳しく形態を思い出せませんが、確か弦楽器だったように思います。弓で弾くものか、爪で爪弾くものなのか後で調べてみよう。(今、調べろよ。)

それにしても、「せんし・エフエフ」ってちょっと視認性悪いなぁと思う今日この頃です。GBAの表記に従ってみたものの、文章中では鍵括弧(「」)で括ったりしないとちょっと読みにくいですね。漢字で「戦士・エフエフ」としてみようかな。「シーフ・ロマサガ」はそのままですけどね。

王様、姫様と一通り話したので大臣にも声をかけてみることにしました。

大臣「情報は踊り子が・・・」

お前、まだそんなこと言ってるのかよ!いい加減に踊り子から離れろよ、と小一時間。

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2006年11月14日

北の橋のむこう

さて、またしても勘違いが発覚した。うろ覚えで「大地のめぐみの洞窟」とよんでいた洞窟っぽいものは、実はほこらであった。ガーランド討伐後、何か変化がないか、大地のめぐみのほこらに行ったところこの事実が判明した。何の変化も起こっておらず、相変わらず腐った土の臭いが漂うのみであったが、名前の間違いに気づけたのでよしとしよう。

そんな風に無駄足を慰めつつ、ガーランドなきカオス神殿にも顔を出してみる。あの変な水晶玉と石版には何かあるに違いない。

「闇のクリスタルは不気味に輝いている…」

あの水晶玉は闇のクリスタルというものらしい。クリスタルといえば4人の光の戦士たちも持っているではないか。ガーランドが闇のクリスタルを持っていた。ということは、この作品内でクリスタルは何かを暗示するものなのかもしれない。闇のクリスタルがどんな意味を持つのかまだわからないが、この部屋からは何もわからなかった。石版は調べられないし、5体いるこうもりは総じて「キィキィ…キィキィ…」鳴いてるだけだ。一体くらい「ぼくは悪いこうもりじゃないよ、キィキィ」といってくれてもいいのに。

北の橋を渡ると 特に何の有益な情報も得られず、コーネリア北の橋を渡ることになった。ガーランド討伐後の寄り道はする必要は特にないというのが結論である。さて、コーネリア領がどこまで続くかわからないが、北の大地への唯一の連絡手段である橋が落ちたままになっていたということは、この橋を渡ると別の国になるのだろうか?特に門番がいるわけでもなさそうだし、国境線という観念がそもそもないのかもしれない。大工たちが橋を修理するシーンが挿入されていたくらいだから、橋を渡るときには町中のように中マップ画面になるかもしれない。そんな風に思いながら橋の中腹まで進むと突然壮大な一枚絵が画面に現れた。テロップが流れて、光の戦士であることを自覚させるような言葉が続く。伝説の勇者たる戦士・エフエフらがきばらないと、世界はやばいらしい。責任重大である。コーネリア王国のっとり計画は世界が平和になった後に実行せねばなるまい。しかし、世界が平和になると戦士たちは政治の末席においやられるのが常である。伝説の勇者ともなると民衆からの支持が強すぎて、元老院や領主から危険視されること請け合いである。英雄が暗殺されたという数々の過去の事実が戦士・エフエフにのしかかる。はたして本当に世界を平和にしてしまっていいのだろうか?ひょっとしたらモンスターの勢力と人間の勢力とが拮抗しているぐらいが、戦士・エフエフにとっては住みよい世界なのかもしれない。こんな腹黒戦士・エフエフですいません、下々の民よ。

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2006年11月15日

港町プラボカのせっかちな住人

コーネリア北の橋を渡って東にずーっと進み海岸線に沿って途中で南下すると、城壁に囲まれた町が見えてくる。FFでは城下町に限らず町は塀で囲われているものらしい。モンスターの頻出するこの世界では、外敵の侵入を防ぐため必要なものだろう。全ての町が城塞都市メルキドってわけだ。ゴーレムが入り口を守っていないか心配だ。「妖精の笛」っぽいアイテムも特に持っていない。

取り越し苦労もいいところで、すんなりと次の町に入れた。ちなみにこの段階では私は町の名も知らぬ流浪の旅人である。第一町人に町の名前を確認してみよう。

町人1「助けてくれー、頼む!」

ポカーン。はっ、いかんいかん。何の脈絡もないヘルプコールに意識が飛んでしまいました。よくわからないが、この人は困っているようです。そして、その原因を明かしてくれそうにありません。たった少しの言葉を手がかりに彼の悩みを解決してあげることはできないので、彼のことは無視しましょう。もうしばらく歩いてみると別の町人がいたので、今度こそこの町の名前を教えてもらえるでしょう。

町人2「この町には海賊がやってきて、暴れやがるんだ。」

なるほど、町の名前以外の情報はバッチリ得られました。さっき困っていた人もきっと海賊のことで頭を悩ませていたのでしょう。さらに歩くと建物の壁沿いに二人の男の人がいらっしゃいましたので、さらに情報収集に励みます。

町人3?「この町にまだ俺たちに逆らうやつらがいるとはな。野郎ども、やっちまえっ!」

ただ町の名前が知りたかっただけの戦士・エフエフはなぜか戦闘を始める羽目になってしまいました。相手の名前は「かいぞく」です。ここで金田一少年のように謎が全て解けました。町人1があんなにも激しくうろたえて、必死に助けを求めていたのは、現在進行形で海賊に襲われて困っていたのでした。町人2はその事実を必死に教えてくれていたのでした。そして町人3はその海賊ご本人様だったというわけです。「のどかな町だな。住んでもいいかな。」みたいな景観だったので少しも気付きませんでしたが、この町はエマージェンシーです。デンジャラスなパイレーツにブロークンです。呑気に構えていた光の戦士一行は、武器を構えて9人組の海賊を迎え撃ちます。二人いた男の片方に話しかけたつもりでしたが、実は9人もいたんですね。いや、もう一人の男の身なりは海賊の親分って感じでしたから、きっとこの雑魚9人を打ち破ったあと、親分との直接対決が待っているのでしょう。親分子分といえばカンダタとの闘いを思い出します。カンダタを先に倒すか、それとも3体いるカンダタこぶんを先に倒すか、プレーヤーの性格が出そうなところです。今回は子分を倒さないことには親分を引きずり出せないという流れでしょう。江戸時代の道場破りと一緒です。「門下生では話にならん。師範を出せ!」みたいな。でも、流浪の雇われ剣客がいたりして、返り討ち・・・何の話だ。「かいぞく」は9人いるものの一体ずつ確実に倒していけば、決して苦労はしない相手でした。対親分用のHP、MPもバッチリ残されて、突然の戦闘とはいえいいコンディションでボス戦に臨めそうです。

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2006年11月17日

お船に乗って

前回、町を荒らす海賊の一団を懲らしめ、町の人からひとしきり感謝されることとなった伝説の勇者ご一行ですが、これといって歓待されることもなく、「ありがとう」の一言で勇敢な行為を片付けられてしまったのでした。「見返り」という言葉が大好きな私としては、少々、腑に落ちないところではありますが、海賊のボスっぽいやつが戦士・エフエフに船を譲ってくれるというので、これでよしということにしておきましょう。そうそう思い出したのですが、この海賊のボスの名前がなんと「ビッケ」っていうんですよね。「小さなバイキング」なあの子だったとは・・・、片目に眼帯がかかっているようですが、怪我でもしたのでしょうか?やはり子供が海賊の真似事をしちゃあ危ないよってことですかな。そんな子供から船をせしめた我ら光の戦士たち。町で装備やら魔法を買い込んでいざ船旅に出発というところで、私の仕事の納期が津波のごとく押し迫っていまして、なかなかニンテンドーDS(赤)に手がつけられない状況でした。ビッケの海賊船が呼んでいるっていうのに、いやはや辛いところです。

ふしぎなメルモさて、今回はプラボカのおじいちゃんが話してくれた、遥か西方にあるという「メルモンド」という町を目指してみようかと思います。きっと図のような少女が赤いキャンディーやら青いキャンディーやら舐めたくっている愉快な町なのでしょう。でもおじいさんが言うには、モンスターに襲われて大わらわらしいです。メルモちゃん大ピンチ。キャンディーの力で成人になってダッシュで逃げてください!

ステータス 装備品

恒例のステータス画面も出しておきましょう。今回は装備品も一緒に掲載しておきます。なんだか戦士・エフエフだけ異様に装備が充実しているあたりが、性格が出てますね。命の木の実とか○○の種とか何があってもメインキャラに与える私です。気まぐれにキーファに種を使った日には、トンズラこかれて終わりですからね。(過去の教訓)白魔道士や黒魔道士が死にだしたら、また防御力のことを考えてあげましょう。ところで命中率と回避率っていうパラメータは、具体的にどこに使われている数値なんでしょうか?シーフ・ロマサガが3HITのコンボ攻撃を繰り出せるのは命中率の高さと相関関係にあると考えていいのでしょうか。その文脈でいくと回避率は相手の攻撃HIT数を下げたり、攻撃ミスを誘発するってことなんでしょうか?「キラーピアス」や「みかわしの服」の特殊効果が数値化されているということですかね。今一瞬数値化されるアリーナ姫の姿が目に浮かびましたが、放っておきましょう。

前回、意味不明なヘルプコールで私の口をあんぐりとさせたプラボカの入り口にいた第一町人が、「なんちゃらの海はモンスターが出て危険だ!」と忠告をしてくれましたが、想定の範囲内なので、気にせず船旅に出発です。確かに外マップに出ると町の横の港に船が横付けされています。港がないところには船を停められないという当然だけどなんだか不便なシステムに従って、次の港を探しましょう。・・・どっちに行けばいいのだろう?西のメルモンドに行くにしてもこのまま西にまっすぐいくとコーネリアのある大陸にぶつかります。そんなときは「トクレセン タボービ サッサカサー!」なかなか役に立つ呪文です。「セレクト+B」ではなく、「B+セレクト」なところもシビアです。呪文どおりにしないとマップが出ないのでした。

マップを見るとどうもこの海賊船で移動できる範囲は周囲を大陸で囲まれた内海の中だけのようです。さっきプラボカの第一町人が「なんちゃらの海」と言っていたのはこの内海のことなのでしょう。名前を忘れたので仮に地中海とでも呼びますが、コーネリアのある半島(?)の南を通って地中海をやはり西に進むと港があります。ここがメルモンドの港ではないかとあたりをつけて、いざ出発です。「俺たちゃ海賊、バイキング~♪」

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2006年11月19日

アダマンタイトとオリハルコン

今日は、近所で洋菓子屋がオープンし、オープンセールということでケーキの詰め合わせが、一箱1000円で売られていました。小さいけどケーキが8つも入っているので、お買い得と言わざるを得ません。いざお店に到着して、すごい行列を見た瞬間に帰りたくなりましたが、本日限定のセールですからこの程度のキューラインで臆している場合ではありません。勇敢な戦士・エフエフであればきっとこう言うでしょう。

エフエフ「ケーキに勝る、経験値なし。」

ダジャレだよ!(スケバン恐子風)

さて、前回のブログですっかり紹介し忘れてしまった人がいました。ドワーフの洞窟の鍛冶屋・スミスさんです。やっぱり鍛冶屋といえばスミスなんですね。(しみじみ)きっと拳銃のお手入れとかもしてくれるんでしょう。この時代に銃火器があるのかどうかまだわかりませんけどね。まだ、剣とかナイフとか杖とかが戦闘の主流なようですので、飛び道具はないんでしょうか?ガンスミスのスミスさんも渋々、刀鍛冶の座におさまっております。

そんなスミスさんが教えてくれた話なんですが、「アダマンタイト」という鉱物があればすっげー強い剣が作れるらしいのです。アダマンタイトって何?はじめて聞いたの名前なので、さっぱり想像がつきませんが、なんとなく鉱物っぽい名前です。むしろ鉱山で使われるダイナマイトに名前が似てます。まさか「ニトロの火薬」=「ダイナマイト」≒「アダマンタイト」?いやいや、さすがにそれはないでしょう。ちょっと興味深いのでWikiPediaでひいてみたところ・・・アダマンタイトの項目はまだ作成されていませんでした。関連する語句に「架空の物質一覧」というのがあったのでそこを見てみると「アダマンタイト」はファイナルファンタジーで登場する架空の物質と書いてありました。オリジナルにしては変な名前なので、よくよく読んでみると「ギリシャ語で「ダイヤモンド」の意味」とのこと。なんとスミスさんはダイヤモンドで剣を作ろうという無謀な野望を抱いているようなのです。そりゃ、硬度的にはありかもしれませんが、あいつは元素記号的には「C」(炭素)ですぜ。黒魔道士の「ファイア」一発でおじゃんではないですか?てか、剣にしろ刀にしろ高温状態で叩いて作るのだから作成事態が不可能なのか。いや、削りだしであるいは・・・しかし、最強硬度を削るものは同じ硬度を持つ「アダマンタイト」が必要なわけで、こちらの世界でも希少品であることは間違いなさそうです。どんだけセレブになっても、スミスさんの野望に手を貸そうなんて思えません。

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2006年11月21日

耳の長い人たち

ステータス LV9さて、今回もステータス画面からです。LV9で随分とたくましくなった感じです。もうすぐみんな体力が3桁に届きますね。なんだかドラクエのLV9と比較して、数値の上がり方が倍ぐらいある気がします。でも、まぁ、ダメージも二倍なので実質同じですね。ドラクエに換算すると数値の精度が0.5刻みってことなので、0.5の差で生き残ることもあるかも。(まぁ、ないか)ドワーフの洞窟で宿屋がなかったせいか、体力が落ち込んでいますね。この状況でちゃんとエルフの住む場所までたどり着くことができるのでしょうか?途中コーネリアにでも寄っていった方が安全かもしれません。

でも、面倒くさいからコーネリアに戻りたくはないのが本音です。行って、大臣に会おうものなら、どうせ踊り子の話しかしないのですから。まぁ、脳内フィアンセのセーラ姫といちゃいちゃするというのもアリかもしれませんが、少しくらい放っておいた方が次に会ったときのラブも高まるというものです。セーラ姫の熱がまだ冷めていないことを祈りましょう。

というわけで便利な呪文「トクレセン タボービ」でマップ確認し、エルフの住むという場所にあたりをつけてみます。アルディの海にある港でまだ寄港していないのは、一箇所しかありませんので、その近くで光っている場所にこそ耳の長いエルフたちが住んでいると察せられます。そして、エルフの村には宿屋くらい期待してもいいと思いますので、やはりコーネリアは無視して、エルフの住む場所まで一直線の航路を取りましょう。面舵いっぱい、ヨーソーロー。

海を渡る間、やはり「パイレーツ」だの「シャーク」だのが出てきましたが、体力だけのやつらなので、戦士・エフエフの敵ではありません。エルフの住まう場所まで余裕でたどり着けそうな感触です。しかし、エルフの大陸(仮称)に近づくと見たことのない海の魔物が現れました。半魚人っぽいグラフィックのやつです。名前は例によって忘れたので、仮に「マーマン」と呼ばせてもらいましょう。色的には「マーマンダイン」でしたが、強さは「マーマン」です。「ギンハゼ」みたいな名前だったかなぁ。とにかくそいつはどうでもよくて、一緒に出てきたのが「ビッグアイ」という敵でした。パッと見た感じはドラクエの「ダークアイ」ですが、名前は「ビッグアイ」です。ドラクエにも「ビッグアイ」というモンスターがいるので、軽く混乱します。俺がお前で、お前が俺で・・・みたいな。そいつが遭遇した中で初めての特殊攻撃をしかけてきやがったのです。いや、毒攻撃とかは多分今までも「コブラ」とかにされていたとは思うのですが、初めて名前のある特殊攻撃をされたのです。思いっきり画面に技の名前が表示されましたからね。その名も「にらみ」!何の捻りもないネーミングです。せめて「サニーサイドアップ」ぐらいのカタカナ文字で攻撃してくれないと、こちらとしても盛り上がりきれません。(魔法陣グルグル参照)しかし、その名の通り「蛇ににらまれた蛙」状態に陥る戦士・エフエフ。どうもにらまれると麻痺状態になるようです。前に道具屋で「きんのはり」なる道具をみかけたのですが、この効果が「石化をなおす」だったと思います。それであれば、「にらみ」の効果は「麻痺」よりも「石化」じゃないでしょうか?という変な疑問を感じてしまう私。きっと脳内でダークアイとキングコブラを配合してメデューサボールになったのでしょう。メデューサと言えばやはり石化なわけですよ。ギリシア神話からではなく、ゲゲゲの鬼太郎や聖闘士星矢から得た知識なので、正確さには欠けるかもしれませんが、私の中でメデューサには石化攻撃をして欲しいのです。しかし、この「ビッグアイ」というモンスターには蛇の部分が欠けています。諦めるしかないですね、これ。「コブラ」と配合すればあるいは・・・。

どうも「麻痺」は一時的な症状らしく戦闘が終了すると勝手にステータスが戻りました。「キアリー」や「キアリク」のないパーティーですので、ちゃんとアイテムを買い込まないと今後危険になりそうな予感がします。(そしてその予感はその後バッチリ的中するのでした。)

エルフの村さて、海を渡ると予想通りエルフの村を発見しました。名前はズバリ「エルフの村」です。コーネリアのように城と城下町という構成のようですが、城壁のグラフィックはありません。エルフですから、きっと人やモンスターを惑わす感じで足を踏み入れられないように細工をしているのでしょう。子供にしか見えない妖精は、子供の後をつければ、きっとたどり着けるはず。(それは妖精とエルフは種族が違うのか?)天然の要塞状態で気球がないといけない場所にあるとか。ロザリーが塔から顔を出して泣いているとか。いや、とにかくエルフは古来、人間を避けるように生活しているものなのです。(思い込み)だから生半可な覚悟でエルフの村には入れないはずなのです。が、普通に足を踏み入れると第一耳長人種発見です。エルフなのに、戦士・エフエフら人間を恐れる様子を微塵にも表しません。気さくなエルフは、とりあえずいつかのプラボカのように戦士・エフエフに頼みごとをしてきました。

エルフ「王子を助けてください。あぁ、どうすればいいの?

ポカーン。まず最初に君にできることは状況を正確に我々に伝えることですよ。でも、何をしたらいいのかわからないエルフは錯乱気味に慌てるばかり。FFの第一村人は、このようにいの一番に「要求」を告げ、勇者の辿るべき道を示すものらしい。英文のファーストセンテンスでパラグラフの概要を述べるかのごとく。(欧米かっ!)そして、次の村人に話しかけると少し詳しい話が聞けるのでした。(欧米かっ!)

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2006年11月22日

アストスを探すはずが

エルフの村を堪能した戦士・エフエフご一行様は、次に眠りの呪いにおかされたエルフの王子がおわすエルフの城へと出発です。徒歩五分と大変便利な環境でございます。村で購入した「ファイア」と「ヒール」の効果のほどはおいおい試すとして、王子が呪いに苦しんでいる様をしかと見届けましょうぞ。それにしてもひっそりと暮らすイメージだったエルフが城まで建造しているとは。やはり春を司る妖精のようにエルフには人間と違った世界を制御する役割があって、分業体制ができあがって社会が発達するとそれ相応に階級制度も発達せざるをえなかったのでしょうか。そして身分制によって位の高い人が立派な城なんて建てて、ふんぞりかえるのです。なんか、人間とエルフの違いがあまり明瞭になりません。差があるとしたら、耳の長さだけとか。王族のいるエルフってちょっと俗っぽいですね

城の中では、村同様に王子の呪いのことでうろたえたエルフの民が勇者様に救いを懇願してきます。コーネリアの王様は、話の分かる男でしたので、ガーランド討伐の対価を明確に提示してくれましたが、さてエルフの城ではどうでしょう。よもや「神秘の鍵」のみがご褒美というわけではありますまいな。
おおまかな城の構成はちょっとした砦に警備が数名。我々を勇者と知ってか普通に中に入れてもらえました。オープンなところなのかもしれません。奥には神秘の鍵で施錠された個室が一つ。おそらく、神秘の鍵を入手して最初に開けることになる扉でしょう。よくよく考えるとこの鍵で開けられるようになる扉にはこれまで旅した各所で見受けられました。無事に王子を起こした暁には、やることがいっぱいになるってわけです。強い武器とか「ニトロの火薬」とか期待してよいでしょうか。
ドラクエ1では鍵と言えば魔法の鍵、一種類のみで、量産型の使いきりでしたが、FFでは人々の話しぶりから鍵は一つあれば何回でも使用可能というシステムのようです。鍵の本来の意味に立ち返ると一つの鍵でいろいろ開いてしまうなんて、ちょっと怖いですね。きっと神秘の鍵には神秘的な力で何かを封印する作用があるのでしょう。コーネリアの扉もちょっと隠しておきたいものがあった王様が大臣に「ちょっとエルフの王子呼んできてよ。」なんて命を下して、連れてこられたエルフの王子は「あいよ!」なんて快く応じて鍵で施錠したのでしょう。この王子に名前がないのがちょっと惜しいですね。全国津々浦々、鍵をかけてまわったこのエルフ男子に、「ミスター鍵っ子」という名称を授けましょう。親の留守がちな家庭(王家)で、鍵を持たされて育った彼は鍵を友達に育ったのでした。そういえば、この城に王様の姿はありませんが、いまだに鍵っ子ということなんでしょうか。留守がちなのだったら、せっせと王子に戴冠させて、隠居してどこにでもいけばいいのに。・・・まぁ、いいや。Lv4までの魔法に「アバカム」に相当するものはなかったので、うだうだ言っていても仕方ない。とっとと気さくなエルフの鍵王子の元へ馳せ参じましょう。

エルフの王子の寝室(?)に着くと大臣か、はたまた王子のお目つけ役か、といったエルフ男性が王子の身を案じ、「アストスを探し出して呪いを解いて欲しい」とお願いしてきました。エルフの村でも城でも、この鍵王子は随分と臣民に慕われているみたいです。こんな眠り続ける王子と留守がちな王様しかいない城、世が世ならクーデターに発展しかねません。みんな鍵っ子王子が大好きなんですね。案外不良エルフのアストスのいたずら(呪い)も表向きは王子の信望への嫉妬によるものだけど、実際は幼なじみの王子が徐々に民衆のものになっていくのがたまらなく切なかったからとか。眠りの呪いっていうのも時間を止めて二人の関係が変化していくのを抑えたかったという心理の現れだったんですね。(根拠なし)
なんだか王子とアストスの関係が少し、いとおしいものになってしまいました。片や王子、片や鼻つまみ者、されど友達。戦士・エフエフがアストスを捕らえて、目覚めた王子の前に突きだした場合、もちろん民衆は死刑を求刑することでしょう。しかし、親友の気持ちを察した王子は、アストスを許すのです。その後、目を覚ましたエルフ・アストスの働きもあってエルフの国はますます発展するのでした。

ええ話や・・・。眠りの呪いによって苦しむ王子にも一応話しかけてみましょう。民衆の信頼とアストスとの友情で板挟みの王子はさぞかし眉間にしわを寄せて醒めない夢の中をさまよっていることでしょう。

エルフ王子「スヤスヤ・・・」

だめだ、こいつ。一切の緊張感を感じさせることなくエルフの王子との対面は終わりました。アストスとの関係をいろいろ妄想したのも今となっては、甘酸っぱい思い出です。この王子が慕われているのは、きっとどんな状況でも心地よく眠っていられるのんきな人柄の賜物でしょう。みんなの心配もそっちのけでぐっすりお休みになられています。シーフ・ロマサガの力を持ってすれば、この抜けた王子の懐から「神秘の鍵」の一つや二つ盗ってこれるのではなかろうか?軽く腹立たしくなりましたので、さっさと次の目的地に向かいましょう。アストスの手がかりは一つもないので、まずは西にあるという無人の城を攻めてみましょう。過ごしやすかったら、戦士・エフエフの根城にでもしてやりましょう。

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2006年11月24日

毒にご用心

西の城で「クラウン」探索を頼まれた戦士・エフエフご一行様。南の洞窟に一直線。便利な呪文「トクレセン タボービ」によると、確かに大陸南端の位置になにかのマークがありました。エルフの城と西の城の中間地点で寄り道すると行けるようです。岩山で遮られて容易には辿りつけない地形が南の洞窟のものものしさを増幅させます。途中、コブラとでくわし、戦士・エフエフがこのゲームを始めて、初めて毒の状態に陥ります。なんだか苦しそうな戦士・エフエフのドット絵。その後すぐにコブラの集団をなぎ倒し、幸運なことにいつかどこかの宝箱か何かで発見した「どくけし」を一つ持っていたので、すぐさま治療です。おそらくマトーヤさんの洞窟の中から拝借してきたものです。そう思うと心なしか効き目が随分と強力なような。さすが薬草の女王・マトーヤさん。水晶の目を取り返した暁には、タダでいろんな薬草を煎じていただきたいものです。

しかし、毒をすぐさま治療したことで、毒がはたしてどのような効果を持っているのかはっきりしないままになってしまいました。フィールドを4歩進むごとにダメージとかそんなかと漠然と思ってましたが、ドラクエと一緒とは限りませんもんね。毒状態がすごい深刻なものの場合、さて、アイテム一覧の中にもう「どくけし」は一つとしてありません。もしも次に、「毒」になった場合・・・。

歩みを止める4人の勇者。脳内勇者会議が開催されます。

エフエフ「このままいっても平気かね?」
ロマサガ「別に平気じゃね?」
ドラクエ「平気じゃなくね?」
エフエフ「誰かキアリー覚えないのかね。」
(一同、クロノの方を向く)

でも、無謀にも南の洞窟へ行ってしまった、4人組。フィールド画面では洞窟というより、「穴」って感じのグラフィック。ここにガイアの剣を投げ入れたりすれば、「クラウン」が出てきたりしないですかね。しないですね。恐る恐る中に入るとこれまた洞窟はこうもりでいっぱい。そしてまた律儀に話しかけても、「キィ・・・キィ・・・」ばかり。「ぼくは悪い蝙蝠じゃないよ。人間になりたいんだ。ホイミ」なんてヤツが出てくるのを願いつつ、洞窟を探索します。まず、入ってすぐに南北に道が分かれていますので、北から攻めることにしました。どうせすぐ行き止まりだろうと進んでいったら、意外に奥深く、まぐれで正解ルートをひいてしまったのかもしれません。「クラウン」を手にした状態でもう半分の南を攻めるのはちょっぴりモチベーションが下がるところです。目的物は是非とも最後の最後にあって欲しいものなのです。どっちにしても洞窟は隅々まで探索しないと気がすまない性質なので、分岐点の先に行き止まりしかなかろうとも嬉々として確認しに参りますけどね。

で、北のルートは結局不正解でした。見落としはないはず。宝箱が結構見つかりましたが、強そうな武器とかはいっさいなしです。「ブロードソード」とかもう買っちゃったって話ですよ。武器屋で購入した武器・防具が、洞窟の宝箱から出てくるこの悔しさは、RPGの醍醐味なのかもしれません。買わなきゃよかった。ジャンプ買って帰ったら、父親が既に買って帰ってきてた、みたいな。そんな小学生ばりに小遣いの少ない戦士・エフエフご一行様、ふいに現れたコブラか何かに咬まれて再び「毒」状態に。白魔道士・クロノよ、今こそ君の白い魔法でなんとかするときじゃないかな?

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2006年11月27日

ツンデレ・マトーヤさんと低血圧王子

LV15になった戦士たち寒くなってきました。周辺の人々がどんどん風邪でダウンしていきます。自分もなんだかボンヤリしてます。生まれて初めて葛根湯のみました。風邪のひきはじめに飲むといいらしいですが、効果のほどはわかりません。明日、回復していれば、よく効いたということなのでしょう。バファリンは即効で頭痛が止まったりして、効き目が実感できるんだけど。明日にならないと効果がわからない葛根湯のようなポーションとかどうでしょう?スゴい効く、でも一日後!みたいな。
さて、LV15になってたくましくなったエフエフたちは、風邪をひく間もなく今日は西の城の王様に「クラウン」を見せにいきます。いや、タダじゃあげられませんよ。こっちは黒魔道士・ドラクエが一回死んでるんですからね。命を賭して得たこの「クラウン」。気軽に渡せやしませんよ。

眠りの呪いにつくエルフの王子「クラウン」のことをエルフさんたちは何か知らないか、一応エルフの城で尋ねてみようと思い、お城を訪ねてみたのですが、やつらは「王子を助けて」の一点張りです。使えないなり。エルフの脇にいるドクター(前に大臣的存在と書いてしまったような)に話しかけるも、「王子の呪いを解く方法を探してくれ。」ばっかり。相変わらず応じは「スヤスヤ」眠ってるし。もうちょっと「クラウン」に目ざとく目をつけて、「おぉ、そのクラウンは王家に伝わる伝説の・・・」とかいう台詞をお願いしますよ。

やっぱり、「クラウン」に一番興味津々なあの「西の城」の王様に見せに行くしかないですかね。前も書きましたが、私はこの王様を非常に胡散臭いやつだと思ってますので、「クラウン」を騙し取られないようにしっかりと懐にしまっておこうと思います。まぁ、条件次第ですけどね。1000000ギルぐらい積まれたら、すぐ交渉成立。そのくらい資金があれば、運河ぐらいなんとかなりませんかね。

西の城の王の変な笑いそんなこんなでウルフの群を蹴散らしながら、遠い西の城に辿りつき、さっそく王様に直談判です。城の再建にこの「クラウン」が要ると、以前話してくれていたので、交渉次第では1000000ギルぐらい軽いかもしれません。何せ一国の命運がかかっているのですから。なーに、その程度の金額、すぐに回収できますって。そしたら、開口一番「ファファファファファ」と王様から変な笑いが飛び出してきました。この人を見下したかのような笑いぶりは「悪人」の笑いそのものです。悪代官と越後屋のアレですよ。そして、「ファファファ」という音から、この王様ちょっと太り気味であることが想像されます。「ハハハ」→スマート、「ファファファ」→ややデブ、「ブフォフォ」→デブ(もしくはバルタン星人)。

水晶の目とクラウンの話やはりエフエフらはダマされていたようです。別にこっちはダマされてやってたんだよ、バーカ。なんて小学生っぽい反論をしたいところですが、「お前がわざとダマされていることを見越して逆にダマしてたんだよ。」とか反駁されてもイタチごっこになるだけです。大人しくダマした理由を聞きましょう。彼の言い分はこうです。

・実は俺、アストスだぜ。
・水晶の目とクラウンがあれば妖精王になれるぜ。
・クラウン、よこせよ、バカ。
・力づくでも取ってやるぜ!
・のび太のクセに生意気だ。

ふと思ったんですが、仮にもダークエルフの王様で、戦闘には自信がありそうなんです。どうして自ら南の洞窟に出向いて、「クラウン」を取ってこなかったのでしょうか?ちょっと太ったこの王様、実は暗いところが苦手なのかもしれません。南の洞窟といえば、暗いうえにアンデッド系やスライムみたいな気味の悪い敵がたくさん出てくる場所でした。怖がり太っちょのアストス。それがダークエルフの王様です。ダークエルフなんて種族これまで一人として遭遇していませんので、王様とは名ばかりでやはり「はぐれエルフ」にしか過ぎないのではないでしょうか。思春期の頃、人は自分は特別と思い込むものです。人のいい他のエルフと性悪な自分を比べて、「俺ってエルフっていうかダークエルフじゃね?」なんて「ダーク」の語感に酔いしれてしまったに違いありません。しかも痛いことに一人ぼっちのダークエルフの「王様」を気取っているのです。部下も配下も一切なしの一人ボス状態です。「茶を持て!」と命令しても、メイドが出てくるわけでもなく、一人いそいそと荒廃した西の城で、温度に気を使いながら紅茶を入れているのです。ちなみに西の城の壁が崩れているのを直さないのは、ダークエルフの人材不足ということもありますが、暗闇が怖い彼ですから、採光を考えてのことでしょう。薄暗い城にも壁の隙間から光の筋が現れるのです。

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2006年11月30日

神秘を覗く旅路

今回のミッションは、エルフの王子様からいただいた「神秘の鍵」を使ってこれまで開けられなかった扉をバッサバッサと開き倒していくことであります。これまで随所に「この扉は神秘の鍵で封印されています」という誰からとも知れないメッセージが流されてきましたが、ようやくその封印が解かれるときがきたのでした。まだ見ぬ扉の開錠には、ほんのりとエロスが漂います。今回は官能の旅路となる予定です。

大体、セオリーとしてはそれなりにまとまったゴールド(ギル)であったり、それなりに強い武器・防具が出てくるってところですよね。一番最初の鍵ですから、どちらもそれなりでしょう。さっそくエルフの王子の居城から根こそぎ開けまくりましょう。

エルフの城の封印小部屋城の人々は、王子の呪いを解いた勇者たちへの感謝の言葉ばかりですが、さすがに鍵のかかった場所の近くのエルフは「この部屋の門には神秘の鍵で封印が施されています」と説明してくれた。ご丁寧にどうもありがとう。その封印を解いて、中のものはいただいちゃうけど、目をつぶってくれたまえ。ルパーン3世気分で小部屋に入ります。「ミスリルハンマー」とゴールドがいくらか入ってました。んっ、ミスリル?

そういえばドワーフの洞窟で「ミスリル銀」で作られた武器・防具は結構いい評価を受けていたような。「アダマンタイト」を知った直後の情報だったため、「ミスリル銀」の印象が薄まってしまいましたが、きっとこの「ミスリルハンマー」はその「ミスリル銀」でできているに違いありません。だって「ミスリル」って書いてあるし。それとも「ミスリル銀ハンマー」じゃないとダメだったりするのだろうか?そもそも、「ミスリル」ってなんだ?わからないことは素直にWikipediaあたりに聞いてみましょう。

ミスリル(mithril)は、J・R・R・トールキンの作品世界中つ国に登場する、架空の金属。銀の輝きと鋼をしのぐ強さを持ち、とても貴重なものとされる。

WikiPedia 「ミスリル」の項より

なるほど、トールキンものでしたか。鋼よりも硬度があるのであれば、なかなかです。いよいよ「はがねの剣」よりも強い武器の登場ですか。「おおばさみ」ぐらい?「破邪の剣」ぐらいかな?攻撃力が激弱な白魔道士・クロノのいい補強材になりそうです。

エルフの城にはもう開けられるところがなさそうなので、近いところから順番に回っていきましょう。次はエルフの城下町です。ちなみに、エルフの王子様の名誉にかけて断っておきますが、呪いから覚めてもベッドから起き上がらなかったグウタラ加減は、セーブ明けで戻ってきたらちゃんとベッドから体を起こしていらっしゃいました。やはり、五年間もベッドの上じゃ体も相当ナマっていてすぐには起き上がれなかったのでしょう。きっと背中には床ずれの痕がいっぱいついていて・・・うぅ、気持ち悪い。ドクターがついていたから大丈夫だったのかもしれませんが。

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