城下町の散策を終えて、とにもかくにも初の戦闘を試してみようと外マップに出てみました。ひげのおっさん・ガーランド(イメージ)は、城の兵士が一丸となってかかっても倒せないという強者らしいので、それなりにレベルをあげてから倒しにいくのが筋というものでしょう。ピサロの手先を基準にするとして、レベル10~13あたりが目安になるんじゃないかと推測してみましたが、なにせFFのレベル感覚が不明なので、レベル5ぐらいでもガーランドを倒せてしまうかもしれません。よくよく考えると竜王だってレベル20未満で倒せるのだから、ガーランドごときひげのおっさん(イメージ)はレベルを上げすぎて逆につまらなくなってしまうかもしれません。
もう一つ気になるのは・・・そうお金のことです。城下町で500ギルというわりと使いでのある金額を稼ぐのにどの程度のモンスターを倒す必要があるのでしょうか。ひょっとしたら、ホイホイと買い物で使ってしまったあのお金はそう簡単に手に入らないような大金である可能性もあります。トルネコが店の開業資金に手を着けた状態・・・そんなイヤな状況が頭に浮かびました。
まぁ、ポーションが40ギルなんだから、大丈夫だとは思います。薬草買うのにはスライムを4匹も成敗すれば十分なのだから。
それでは、レッツバトル!
さて、外マップには平野や森林地帯、海といったマップチップが見受けられます。海が歩けないぐらいのことは試すまでもないので、試してないですが、・・・実は歩けたりしませんよね。海にはやはり主人公の行く手を制限してもらいたいものです。
あとは、モンスターの出現率なんですが、平地と森林地帯とで差があるのか、ゆくゆく検証していきたいと思います。いや、説明書見ればすぐわかってしまうことかもしれませんが、せんし・エフエフは身をもってFFの掟を知っていくのです。とりあえず、体力が少なくなったら平地を歩くというドラクエの掟が体にしみついているので、そのまま従っておきたいと思います。
コーネリア王国の地理はロマリア(ドラクエ)のように半島に位置しており北に陸地が広がっていく地形です。三方が海というのは、最初の国としては適切だと思います。ユーザをうまくナビゲートするには、とりあえず海で囲むに限ります。アリアハン(ドラクエ)なんて島ですよ。どれだけ好き勝手行動しても、所詮は島の中の出来事です。お釈迦様の掌から抜け出すには「魔法の玉ゲット」という一大事を成し遂げないといけないのです。魔法の玉に匹敵するイベントをクリアした暁には、せんし・エフエフももっと広い大陸に放り出されることでしょう。今は、この半島を荒らすモンスターを退治することに全神経を集中させましょう。
城から4マス、距離にして2km(推定)も歩くとついにファーストモンスター発見です。最初に会う敵なんて「スライム」や「ドラキー」のように愛嬌のあるやつに決まっています。
(うわっ)
やつの名はゴブリン。百歩譲ってきもかわ系です。しかもいきなり4体も出現しやがりました。なるほど、プレーヤーサイドがパーティーを組んでいるからには、敵も同様ということですか。ドラクエ1とFF1を単純に比較すると痛い目を見そうです。それにしてもゴブリン・・・お前愛せないよ。
こちらも伝説の勇者とはいえ、戦闘力は未知数です。武器防具はきっと最弱でしょうし、呪文のレベルも1です。ゴブリンといえども倒すのに何ターンかかるかわかりません。HPには常に気を配り、死にそうになったら「ケアル」か「ポーション」を肝に銘じました。そういえば、道具屋で買ったポーションって、誰が持っているんだろうか。先頭キャラのせんし・エフエフだとしたら、ポーションを使用するターンの戦力がガタオチすることも想像されます。様々な思惑が錯綜し、慎重にゴブリン退治のための戦略を練り、現在考えうる中で最善の攻撃を選択しました。くろまどうし・ドラクエは「サンダー」。それ以外は通常攻撃です。(普通やな)すると、すばやそうなシーフ・ロマサガが先制してゴブリンに攻撃します。
ゴブリン瞬殺。
よくわかりませんが、シーフはきっと強い系のジョブなんでしょう。なんかすばやさ重視な偏見を持ってましたが、一撃でゴブリンを倒せるなんて相当な実力者です。となるともちろんせんし・エフエフもゴブリンごとき一撃でしょう。戦士というからには、攻撃力は相当なはず。シーフがゴブリンに40のダメージを与えたのだから戦士としては60ぐらい期待してもよさそうです。
20のダメージ!
いや、ゴブリンは確かに一撃で倒せましたが、目の錯覚か、シーフの半分なダメージ量。シーフってthiefのことですよね。ドラクエで言えば「盗賊」のことですよね。GBA版ドラクエ3で新たに追加された職業のあれですよね。だのに、戦士より強いなんてズルくないですか、これ。
釈然としないまま、くろまどうし・ドラクエがサンダーを詠唱します。なるほど、通常攻撃と比べて魔法攻撃はやたら強い感じです。そしてしろまどうし・クロノが最後に攻撃です。ダメージ4・・・ドラクエでいう「僧侶」なイメージでいたので、攻撃力に過度な期待はできません。ちなみにゴブリン側からの攻撃はせんし・エフエフにダメージ1を与えるのみで、あとは全て攻撃ミスとなりました。残り一体残ったゴブリンをAボタン連打で片付けて、最初の戦闘は終了となりました。
いろいろショッキングなことが起こりましたが、この初の戦闘が今後の行く末を占っていることでしょう。シーフ最強伝説がここに幕開けです。二倍の攻撃力を持つシーフ・ロマサガにせんし・エフエフ、形無しです。今ここに白状しますが、最初の命名の儀式の際に、「シーフ」という単語をみて、「シーフードミックス」を連想し、お好み焼きが食べたくなったのでした。でも、今は違います。シーフ=最強、シーフ=パワーとスピードを兼ね備えた存在、シーフ=使える人材です。
しかし、二回目の戦闘でシーフ最強伝説は幕を閉じました。一発目のシーフ・ロマサガの攻撃は見事ゴブリンに命中したものの、ゴブリンのやつ、耐えしのぎきりやがりました。最強のシーフ様の攻撃を耐えるなんて、このゴブリン、只者ではないのか?否、一回目のシーフ・ロマサガの攻撃がまぐれヒットだった可能性の方が高いとプログラマ・私の見地から判断せざるをえません。世に言う「改心の一撃」というやつだったのではないでしょうか?その後、戦闘を重ねるうちに、その考えは確信へと変わっていきました。やっぱりコンスタントに高い攻撃力を誇るのはせんし・エフエフです。シーフ・ロマサガの攻撃力には浮き沈みがあるっぽいです。シーフに夢見ちゃってた自分が恥ずかしい。しろまどうし・クロノもなんか二回目以降の戦闘では普通にゴブリンをハンマーで殴り殺せてるし、僧侶と思ってなめていたら気が付けば「パラディン」かもしれません。うーん、FFのダメージの計算方法によると、随分とターン毎の強弱の幅が大きいような印象です。この問題については、とりあえず保留にしておきましょう。所詮まだレベル1のパーティーの発想です。全てが「たまたま」の4文字で片付く程度の経験しかありませんよ。
困ったことに、くろまどうし・ドラクエは「サンダー」を二回唱えただけでMPを使い果たしてしまう脆弱な魔道士でしたが、ほどなくメンバー全員レベルが2にあがり、問題はすぐに解消しました。「テテテテッテ、テッテーン」というレベルアップ音を期待しましたが、特になさそうです。そもそも、FFでは戦闘に勝つ度にファンファーレが鳴り響きやがります。「ベーベベベベー、ベベベベッベベーン」ってやつです。なんかどっかで聞いたことがあるようなないような。ひょっとしたら、FFの重要要素かもしれません。
とりあえず、ゴブリンばかりを倒し続け、レベルが3になった頃、一度宿屋で休憩して、HP・MPを回復してみました。宿屋では4人がばらけて布団に入るというシーンの表現が挿入されていて、少し戸惑いました。だって、ドラクエではベッドが一つしかないような宿屋にモンスター連れで4人がかりで泊まったりするんですよ。どうやって一つのベッドに「魔物使いの主人公」と「ゴーレム」と「スライムナイト」と「主人公の息子(勇者)」が寝られるのでしょうか?(主にゴーレムが!?)そんな疑問が何度も浮かんでは消え、浮かんでは消え、大事なところはぼかしながら進んできたわけです。だというのにFFときたら、ちゃんと4人が個別のベッドで休んでいるじゃないですか。そんなことじゃ、ビアンカはいつまでも身ごもれませんよ!(ビアンカ推奨派です。)
宿屋問題については今後も継続してチェックしていくとして、このコーネリアという国、ゴブリンだらけすぎて少し気持ち悪くなってきました。外を歩けば出会いはいつもゴブリン。「おおなめくじ」でもなんでもいいから、別の敵キャラも欲しいところです。あんまりにもゴブリンなので、戦闘中はAボタン連打という適当なプレイスタイルが早くも確立されそうになってしまいました。私のニンテンドーDSのAボタンの寿命が縮まったら、全てゴブリンが悪いってことですよ。あいつらは大体3~5体で群をなして襲ってきます。しかも、たまに「せんせいこうげき」なんてことをしてくる卑怯者です。弱いくせに卑怯。藤木くんか、お前は!?(出典:ちびまる子ちゃん)さすがにゴブリンにも飽きてきたので、少し遠出する計画を考えてみよう・・・としたそのとき、一匹のゴブリンが伝説の勇者一行を強襲しました。
(なんちゃらゴブリン!)
すいません、なんか上級ゴブリンが登場しました。でも、Aボタン連打していて名前を覚えてません。とにかく、今までのゴブリンとは一線を画す強いゴブリンであることは違いないでしょう。だって、一人で伝説の勇者様に立ち向かうなんてこと、少なくても私にはできませんよ。なんちゃらゴブリン・・・きっと普通のゴブリンと違って攻撃方法が特殊だったり、体力があったりするのだろう。でも、Aボタン連打して、二撃で打破してしまったため、貴重な「なんちゃらゴブリン」との戦闘はあっという間に終わってしまいました。果たして、何ゴブリンだったのか、今更ですが気になります。キメラ→メイジキメラ路線、あるいはメーダ→メーダロード路線あるいは・・・そうだ、こんなときこそモンスター図鑑っぽいあの機能を使ってみればいいのだ。次回プレイ時に調べてみよう。ゴブリンを何回くらい倒したかなんてことも載っているかもしれない。待ってろよ、なんちゃらゴブリン!
大体、この辺りでお金は0に近い状態から220ギルぐらいたまっていたかと思います。レベル2の魔法にめぐり合うまで、少しお金をためておこうと思います。魔法といえば、まだ「サンダー」しか使ってないや。ゴブリンがもはや空気のような存在感なので、攻撃魔法を選択するという一手間がもはや惜しいのです。そして、レベルが上がって、ゴブリンの攻撃はあんまり「せんし・エフエフ」に効かなくなりつつあります。ケアルで回復するようなチャンスはコーネリア城周辺では巡ってきそうにありません。旅立ちのとき、か。
とりあえず、マップを北上すると壊れた橋がみえます。王様がセーラ姫救出と交換条件で直してくれる予定の橋なのでしょう。ドン・ガアデがいれば・・・。(いない。)ドン・モハメがいれば・・・。(関係ない。)
とにかく北には進めないので川に沿って北西へ移動します。すると洞窟がみえてきます。ここにガーランドがいるのでしょうか?入ってすぐガーランドとの戦闘が始まってしまったら、今の万全ではないHPとゴブリンとしか戦っていない経験値とでは、何もできずに殺されてしまいそうです。でも、主人公が死んでしまうシーンも見たことないし、記念に見てみたいな、と思いながら気楽に洞窟へ侵入しました。
大地のめぐみの洞窟。ここはそんな名前がついている様子。先に進もうとすると「大地が腐ってるから進めません」という感じのメッセージが。「大地が腐ってる」って表現は確かオープニングで聞いたような。風が止んで海が荒れて大地が腐っているとのことでしたっけ。この腐った大地をなんとかしないとならないみたいですが、その方法についてはヒントが得られませんでした。なんで大地は腐っちゃったんでしょう。原因が不明です。っていうか、大地が腐ってるってどんな状況なんでしょう。作物が育たない感じでしょうか。ここは地道に堆肥処理からはじめるのがいいかもしれません。せんし・エフエフをのうか・エフエフにジョブチェンジするにはどうしたらよいでしょうか?