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2007年5月 アーカイブ

2007年5月 3日

育て方~教育論~

FF2というやつはきっとRPGにおける「育て」要素について非常に前向きに検討した作品だったのだと思う。ドラクエモンスターズシリーズやポケモンのような「育て」要素をストーリー以上に全面に押し出すタイトルも後年出てきますが、何かを成長させる楽しみというのはそれ単体でも十分に魅力的なことなのでしょう。それが一連のストーリーの中である役割を持ったキャラクターを対象としたものであれば、なおさら育てがいがあるというものです。ドラクエにしろFFにしろ、世界を救っちゃうような若者を自分の手で育てるのですから、プレイヤーへのプレッシャーはそれはもう多大なものです。

ただし、「育て」要素に力を注げば注ぐほど、ゲームのキャラクターは客体化が進行してしまうというデメリットもあるかと思います。本来RPGは読んで字のごとく、役割を演じるゲームですから、ストーリーラインにそって自ら主人公キャラになりきってプレイするものなのです。つまり、敵の攻撃を受けたら自分も血を流さないといけないのです。しかし、「育て」ゲーにおいては、例え主人公であろうとも、自分の教育方針に従う一生徒です。自分は先生の視点に立って、生徒たちを強大なモンスターの元に送り込まなければなりません。必然的に主人公キャラとプレイヤーの乖離が進み、一体感は失われます。カオスを倒したのは自分ではなく、教え子ですので、「よくやったな」と誉められる側から誉める側に回らなければならないのです。ポケモンやドラクエモンスターズにおけるサトシ君やテリーはその点、マスターという位置づけで見事にプレーヤーとシンクロできてますね。ただし、やはりバトルシーンにおいては、自分が戦っている感じはしないですね。

その点を踏まえてFF2はプレイしなきゃならないような、そんな熟練度システムというものがあるらしいのですよ。

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育て方~教育論~その2

チューターのじいさん達さて、装備品の次は熟練度の話です。白魔導士のミンウさんに「お前達には運命的なものを感じる。まずはフィンに乗り込むのだ。(魔物でいっぱいだけどね。)」とそそのかされたフリオニールでしたが、ヒルダ王女の謁見室内にいたおじいさんに「お前ごときのヒヨッコがフィンに乗り込もうなんておこがましいわい。せいぜい北のガテアで精一杯じゃよ。外にもモンスターはおるしな。外に出る前にお前らが寝てた魔法陣の間にいけば、いろいろ教えてもらえるじゃよ。この小童がっ!」と親切に教えてもらいましたので、さっそく黒騎士の傷を癒してもらっていた魔法陣の描いてある部屋に戻ってみました。っていうか、このおじいさん、ひょっとするとドラクエ4のきこりバリのツンデレかもしれません。口は悪いけど、いろいろ教えてくれてありがとう。

そして、例によってチューターのじいさん達、総勢10名からこのゲームのシステムの説明を受けました。主に「熟練度システム」についての話です。話を要約すると以下の通りです。

1.どの武器を装備しようが何の魔法を覚えようが自由。
2.その代わり武器の種類や各魔法に熟練度が設定される。
3.使えば使うほど熟練度が上がる。
4.熟練度が上がると武器や魔法の効力がアップする。

これはすなわち、ジョブの概念を通り越して、プレーヤーが独自にキャラクターの特徴づけを行えるというものです。マリアを戦士っぽく育てようが、ガイを魔道士にしようが個人の責任でお願いしますという放任ぶりですよ。やりこみ好きにはたまらないカスタマイズ性ですけど、ライトユーザーを置いてけぼりにしかねない危険性も孕んでいるかと思います。FF2にして既に突き放されそうになっているプレーヤーがここに一人。

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2007年5月 5日

地理整理

フリオニールは未だに反乱軍のアジトから一歩も出ていない状況であります。全滅を恐れるあまりついつい臆病になってしまい引きこもり状態なわけです。入念に情報とアイテムを整備した後、やっと3人の出発の日が訪れるという寸法です。

さて、外に旅立つ前に整理しておきたいのは、現状での旅の目的と達成のための手段の確認です。白魔道士・ミンウの助言にもあった通り、ここは生まれ育ったフィン王国に戻ってマリアの兄にして親友であったレオンハルトを捜索するというのが当座の目標でしょう。血気盛んなフリオニールとしては、ヒルダ王女の役に立つべく反乱軍の一員として黒騎士の首の一つも取りたいところですが、荷が重いと入隊も許されず、ツンデレじいさんには「お前たちにフィンにたどり着けるものかっ!(無理しないで。)せいぜい進めてもガテアの町どまりじゃろうて。(そこで平和に暮らしなさい。)」と言われる始末。ですが、若輩の3人組がフィン潜入に成功し、レオンハルトを見つけだし、手みやげに敵軍の機密情報の一つでも聞き出してくれば、ヒルダ王女のフリオニールを見る目も変わるかもしれません。

さて、この反乱軍のアジトで次回装備を揃えるとして、次の目的地はツンデレじいさんのいうガテアの町だと思われます。他に住人の話からは東にパルムという港町があるという情報を得ています。プラボカのようにやんちゃな海賊がでてくるんじゃないかとドキドキしますね。しかし、そこにたどり着くには大きな湖を越えねばならず、「カヌー」でもなきゃ行けないよと教えられました。懐かしの乗り物です。クレセントレイクでもらったあいつですね。シリーズ通して登場するおなじみの乗り物になりうるのか楽しみです。私の嫌いな「飛空艇」もひょっとしたらまた・・・。着陸性能のアップを切に望みます。

ちなみに反乱軍のアジトがあるのは「アルテア」という町だそうです。名前の由来に月の女神と関係あるのかは謎です。以上、周辺マップ情報でした。

2007年5月18日

アルテアの人々

さて、反乱軍の本拠地「アルテア」の中を散策してみますと、早速おもしろキャラが登場しました。FF1のときも様々な脇キャラクターが自分の妄想をかきたててくれましたが、FF2でも同様に楽しませていただけそうです。アルテアの3傑をご紹介いたしましょう。

怪盗・ポール様こちらは世界一の盗賊といってはばからないポール様です。顔写真付きですので、きっと重要キャラなのでしょう。臨時で戦闘パーティーに加わってくれる可能性も捨てきれません。職業は「シーフ」ということになります。自分を「ポール様」といってはばからない点や、「盗めないものはない」という断言ぶりから、この人もなかなかのうぬぼれぶりです。フリオニールとのキャラかぶりが心配されますが、顔はフリオニールよりも随分と誠実そうです。それもそのはず、さっそく合言葉の「のばら」を投げかけてみると、実は義賊であり、反乱軍やフィンの民からは何も盗まないという話をしてくれました。ちなみに「のばら」は反乱軍の中の合言葉です。どうもこの言葉を投げかけると、反乱軍に関連する人はペラペラと情報をくれるということらしいです。そんな大事な合言葉を今後フリオニールはいろんな人に投げかけていくわけですが、いつか合言葉の漏洩問題でお縄につきそうな予感がします。「のばら」の使い方にはWinny以上にご用心です。
ポール様の盗みのテクのほどはまだはかりしれませんが、今後何かのアイテムを帝国軍から盗むというイベントのフラグが立ったと考えてよいでしょう。機密文書であるとか、秘密兵器であるとか、神秘の力を秘めたなんとかとか、とにかくいろいろ盗みましょう。ぬすっと斬りあたりを覚えていてくれると、レアアイテムの拾得率が上がるので助かります。

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2007年5月19日

ヒッキーからの卒業

最近、ファイナルファンタジータクティクスのCMをよくみかけるのですが、なんだかカッコいいアニメがついてるっぽいですね。私はタクティクスを前半半分ぐらいはプレイしたことがあったのですが、なぜかクリアしていないままなんですね。弟が友達に貸してしまったとかそんな理由でしょうか。ラムダとかいうのが主人公の名前だったかと思いますが、正確に思い出せません。で、幼馴染が行方不明になるとかならないとかそんな記憶があります。ん?それなんてレオンハルト?
なんか音楽性の違いを理由にラムダとレオンハルト(仮)は反目したようなしないような。あれ、身分の差があったんだっけか?で、何かの戦闘で生き別れたのだったかな?黒騎士にやられたに違いありませんよ。
もう随分と昔の話なので、ほぼ忘れてしまっていますが、黒魔術師と弓部隊が遠隔攻撃してくることにイライラしていた記憶だけはあります。よし、マリアは弓の熟練度を上げよう。(教育方針決定の瞬間)

さて、長期間に渡って、反乱軍のアジト・アルテアの町でヌクヌクと養われていたひきこもり少年・少女のフリオニール一行ですが、さすがにネタもないので、外出することにしました。そのために、武器・防具・魔法をそろえます。

魔法ショップ魔法ショップでは「ファイア」だの「サンダー」だの「ケアル」だのFF1でいうところのLV1魔法が売られていました。FF2からは白でも黒でも魔法はみんな平等に使い放題ですから、誰に何を教えても自由なわけですが、とりあえずガイには魔法使いの系譜を感じませんので、一切の魔法を覚えさせない方向でいきたいと思います。カタカナ語族の彼ですから、日常会話が既に魔法の言葉っぽいのです。
マリアは後方支援に回す予定なのでケアルは必須ですね。そして、勇者っぽくフリオニールには雷系呪文を覚えていっていただきましょう。ビアンカ先生に倣って、マリアにはメラやギラ・・・もといファイア系も覚えさせたいと思ってますが、今はお金がないので後回しです。

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2007年5月24日

何ということもない村

ガテアの村
フリオニールはヒルダ王女の鼻をあかして、反乱軍の一員足りうることを証明し、あわよくばどこかに落ち延びて生き残っているかもしれない幼なじみのレオンハルトを探し出すべく、故郷のフィン王国への旅路に出たのでした。その途中、ガテアの村という小規模な集落にたどり着きました。

ところで、よくあるRPGゲームではキャラクターの操作画面が主にフィールドと建物内と戦闘画面とにわかれますが、そのうちフィールド画面についてプレイヤーとしてどんなことを考えながら野を越え山を越えていけばいいと思いますか?私はあの広大な世界地図の中に集落が10~30個しかないという状況に一時期どう解釈するべきか頭を悩ませていたことがあります。他にもっと悩むべき大事なことが自分の人生にもあるだろうに、我ながらアホだなぁと思いつつ、よりドラクエを楽しむために一見矛盾しているように思える事象についても、勝手に自分の解釈を加えて楽しんでいたのでした。そんな私の出した結論とは、以下のようなものです。

本当は行く先々に宿場町的な集落はあるけれど、さしたるイベントがあるわけでもないのでフィールド上では表示を省略されている。

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2007年5月25日

進駐軍無頼

ガテアの村の北の湖のむこうには、パラメキア軍に制圧されたフィン王国があるという・・・そんな話をききつけて、さっそくフィン王国にむかうフリオニール一行。直線距離ではガテアの村から近いのですが、湖を迂回しないといけないので、遠回りで面倒くさいです。しかし、ラダトームから竜王の城までの道のりを考えれば文句もいえません。

フィン王国湖の西を湖岸をそって歩いていくと、背の高い建物が見えてきました。間違いなくフィン王国でしょう。なかなか立派な建物ですが、今はパラメキアの魔の手に落ちている状態です。はてさて、一体全体どうやって進入しましょうか。なんでも城下の裏手には、パラメキアの侵攻から逃げ遅れたパブのマスターが敵軍相手に商売をやっているらしいです。中に入って彼とコンタクトを取るのがセオリーでしょう。しかし、もしも彼がそれほど愛国心のないマスターだったら、逆に敵軍に通報されてフリオニールが御用になってしまうかもしれません。自分の店を守るためであれば、客は誰であろうといい・・・これは商売人としては正しいあり方なのかもしれません。でも、今は同胞のフリオニールの味方になってくれることを望みます。

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2007年5月26日

全滅癖

どうもいかんなぁ。FF2を始めてからなんだかとっても全滅です。全滅すると費やした時間が一気に無駄になるので、疲労感だけがのしかかってきます。せめてゴールドを半分奪うぐらいで勘弁して欲しいのですが、ヒルダ王女が「おお、フリオニールよ、しんでしまうとはなさけない」なんて発破をかけてくれることはありません。渋々、同じ経路を辿ってフィンに再び向かいます。

・・・といった感じに私が普通の行動をとると思ったら大間違いですよ、ザーボンさん。同じことは二度したくない畑の自分ですから、すぐさま湖沿いにフィンに向かうなんてことは選択肢にありません。というわけでフリオニール一行は、ガテア西の橋を渡ると北にあるフィンをないがしろにし、南の方向へ進みだしました。まだ見ぬ土地でちょっと強い敵と戦ってパーティーを強化したり、まだ見ぬ町で強力な武器を購入したりすれば、あるいはキャプテンにだって勝てるかもしれませんからね。アルテアで聞き出した情報にはこちらの地方について一切言及がありませんでしたが、好奇心の赴くまま知らないフィールドを探検してみることにしました。まぁ、陸続きだし、突然敵が強くなりすぎることはないもんね。

と、しばらく南征するとみたことのないモンスターを発見しました。強さが未知数なのでこちらも本気の攻勢をかけていきます。といっても、前衛二人の通常攻撃+マリアのファイアなんですけどね。このときマリアのファイアは習熟度とやらの関係でレベルが2だったようです。すなわち、そんじょそこらのファイアじゃないってことでしょう。
次の瞬間未知の敵の攻撃によってフリオニールが瀕死の状態になります。えっ、またかよ、このナルシスト弱いな、と誰かが呟いたとか呟かなかったとか。いくらなんでも、ちょっとシナリオからコースを外しただけで、この敵のステータスの上昇ぶりはずるくないですか?なんて文句をいっても、こちらの物理攻撃はほとんど効果がありません。ファイアLV2がなんとか40程度のダメージを与えます。マリア次第ではこの敵を攻略できるのかもしれません。次のターンでは、フリオニールにサンダー、マリアにファイアといった作戦でアタックです。魔法未修得のガイは、あたらない攻撃でもしていてもらいましょう。すると次のターンで未知の敵はフリオニールにとどめをさしてきました。こうなるとさすがに分が悪そうです。ガイに魔法を覚えさせないというプレイ方針はひょっとしたら、ものすごく効率の悪いことだったのかもしれません。物理攻撃の通じない相手になす術のないデクノボウに成り下がります。ひょっとしたらもう一回マリアがファイアを唱えれば勝てるかもしれないという希望的観測に基づいて、フリオニールたちはまた全滅しました

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2007年5月27日

素敵な男性・スコット

度重なる全滅のすえ、フリオニール一向は考えをあらたに再度占領下のフィン王国に乗り込みました。とにかく、「腫れ物に触るな」の一言につきますね。こうもりが飛んでいてもどうせ「キィ・・・キィ・・・」としか鳴かないのですから律儀に話して周る必要はないのです。触らぬ神に祟り無し。コウモリと油断して話しかけたら、「ぼくは悪いバンパイアだよ。」って命を奪われる危険性がFF2にはあるのです。

パブのマスター城下町に巣食うキャプテンたちの隙をついて、一向は城壁の外にあるパブへの潜入に成功します。が、店内もキャプテンだらけ・・・もう入店した時点で不用意にヤクザの事務所に足を踏み入れた気分です。まぁ、話しかけさえしなければ害のない連中とはわかっていますが、変な雰囲気です。キャプテンに囲まれたらもちろん全滅ですからね一応セーブしてみたりして、おそるおそるカウンター裏のマスターに話しかけます。するとどうもマスターはフリオニールをパラメキア側の人間と勘違いしたらしく、客相手のトークを開始します。なので耳元でこっそり「のばら」と言ってやりました。

すると突然、神妙な面持ちになったマスターが、「今自分がいる壁のむこうに怪我人を匿っているから、そいつをよろしく頼むな。俺はもうこんな店うんざりだから逃げるわ。後はよろしく!」と言い放って、店からダッシュで出て行きました。なんかもう、ものすごい展開についていけませんが、とりあえずこのパブはもうフリオニールのものらしいです。ここで営業を続けるのもまた一興かもしれません。兵隊相手で気を使いますが、収入に困ることはなさそうです。それであるならば、もうちょっと店の内装を自分好みに変えたいなぁ。まぁ、今いる客が帰るまで改装作業はできませんので、とりあえず匿われている怪我人の様子をみてきましょう。回復したら下男として使ってやってもいいかもしれません。マスターの後の壁にむかってフリオニールを前進させると確かに隠し扉がありそのむこうの階段をおりていくと、ベッドに横たわる人物がいました。

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