国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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何ということもない村

ガテアの村
フリオニールはヒルダ王女の鼻をあかして、反乱軍の一員足りうることを証明し、あわよくばどこかに落ち延びて生き残っているかもしれない幼なじみのレオンハルトを探し出すべく、故郷のフィン王国への旅路に出たのでした。その途中、ガテアの村という小規模な集落にたどり着きました。

ところで、よくあるRPGゲームではキャラクターの操作画面が主にフィールドと建物内と戦闘画面とにわかれますが、そのうちフィールド画面についてプレイヤーとしてどんなことを考えながら野を越え山を越えていけばいいと思いますか?私はあの広大な世界地図の中に集落が10~30個しかないという状況に一時期どう解釈するべきか頭を悩ませていたことがあります。他にもっと悩むべき大事なことが自分の人生にもあるだろうに、我ながらアホだなぁと思いつつ、よりドラクエを楽しむために一見矛盾しているように思える事象についても、勝手に自分の解釈を加えて楽しんでいたのでした。そんな私の出した結論とは、以下のようなものです。

本当は行く先々に宿場町的な集落はあるけれど、さしたるイベントがあるわけでもないのでフィールド上では表示を省略されている。

人間そう何日もモンスターの出現する平原や森で野宿するのはきっついと思います。だからきっとアルテアからガテアに行く途中にも反乱軍の野営基地であるとか、数件の民家の集落があって、「のばら」の合い言葉を使って馬小屋の隅にでも泊めてもらっていたに違いありません。前作のナイト・エフエフのように強大なコーネリア王国の王様から直々に勇者認定を受けているならまだしも、今のフリオニールは単なる町の若者に過ぎません。強力な後ろ盾もなければ、特殊な血統があるわけでもなく、黒騎士の追撃をかわしきれずに、白魔道士・ミンウに拾われるような若さだけの存在です。きっと苦労して行く先々で人に気を使いながら道中を乗り切ったに違いありません。まぁ、ナルシストなフリオニールのことですから、俺って悲劇のヒーローとでも自分の境遇に酔いしれながら、結構楽しんでいるかもしれません。なにげに大器を感じます。

で、なんでこんな話を始めたかといいますと、以上の脳内設定に従うとガテアには何かイベントが潜んでいるはずなのですよ。たとえば魔法の玉を作ってもらったり、サマルトリアの王子と紆余曲折の結果落ち合ったり、フリオニールのストーリー進行の一助になる何かがこのガテアにあるはずなのです。何もないただの村なんてフィールドに存在してはいけないのです。

で、ガテアのほのぼのとした村の中で得られた情報はフィン王国は湖のむこうということのみでした。アルテアよりも一回り小さい教会を中心としたこの集落は、強力な武器・魔法があるわけでもなく、フィン王国への中間地点で不足しそうな消耗品アイテムを補うだけのために存在しているかのようでした。フィン王国への道筋なんてフィールドに立て看板一つで済みそうなもんですよ。何この村?存在意義が掴めません。メモリの無駄遣いじゃないの?

そこは発想の逆転が必要なのです。コペルニクスになるのです。一見何もなさそうなこのガテアですが、ここから何かを読みとるべきなのかもしれません。意外とパラメキア帝国軍の侵攻が遅く、ガテアの村もまだこんなにのほほんとしているのかもしれません。これは反乱軍の活動が効をそうしていることを意味します。半壊状態だったフィン王国の戦力をここまで立て直したのは、おそらくヒルダ王女のカリスマと白魔道士・ヒルダの行動力の賜でしょう。腰を患ってベッドに臥している現国王よりもみんな美人のヒルダ様に続けとがんばっているのです。
また、パラメキア帝国側でも何か異変が生じて黒騎士による軍事侵攻を一時的にストップさせているのかもしれません。行動するなら今のうちなのです。何も持たない若者フリオニールには奇襲による成り上がりが一番手っとり早いのです。さっさとガテアをあとにして、占領されたフィン王国に向かいましょう。

ちなみにパラメキアの開発中の軍艦が完成するとさすがにガテアやアルテアもやばいんだそうです。軍艦のリリース時期は不明ですが、やはり急いだ方がよさそうです。

さよなら、ガテア。君の存在は本当にそれだけのものだったのだろうか?
よもやストーリー全体をひっくり返すような仕掛けが隠されていたりはしないだろうね。私は忘れませんよ、カオス神殿で起こった時を越えた逆転劇を。第2のガーランドが実はガテアに・・・まさかね。最初に「ガ」がつくという微妙な共通点が緊迫した空気をかもし出します。いや、そうでもないな。