国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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ヒッキーからの卒業

最近、ファイナルファンタジータクティクスのCMをよくみかけるのですが、なんだかカッコいいアニメがついてるっぽいですね。私はタクティクスを前半半分ぐらいはプレイしたことがあったのですが、なぜかクリアしていないままなんですね。弟が友達に貸してしまったとかそんな理由でしょうか。ラムダとかいうのが主人公の名前だったかと思いますが、正確に思い出せません。で、幼馴染が行方不明になるとかならないとかそんな記憶があります。ん?それなんてレオンハルト?
なんか音楽性の違いを理由にラムダとレオンハルト(仮)は反目したようなしないような。あれ、身分の差があったんだっけか?で、何かの戦闘で生き別れたのだったかな?黒騎士にやられたに違いありませんよ。
もう随分と昔の話なので、ほぼ忘れてしまっていますが、黒魔術師と弓部隊が遠隔攻撃してくることにイライラしていた記憶だけはあります。よし、マリアは弓の熟練度を上げよう。(教育方針決定の瞬間)

さて、長期間に渡って、反乱軍のアジト・アルテアの町でヌクヌクと養われていたひきこもり少年・少女のフリオニール一行ですが、さすがにネタもないので、外出することにしました。そのために、武器・防具・魔法をそろえます。

魔法ショップ魔法ショップでは「ファイア」だの「サンダー」だの「ケアル」だのFF1でいうところのLV1魔法が売られていました。FF2からは白でも黒でも魔法はみんな平等に使い放題ですから、誰に何を教えても自由なわけですが、とりあえずガイには魔法使いの系譜を感じませんので、一切の魔法を覚えさせない方向でいきたいと思います。カタカナ語族の彼ですから、日常会話が既に魔法の言葉っぽいのです。
マリアは後方支援に回す予定なのでケアルは必須ですね。そして、勇者っぽくフリオニールには雷系呪文を覚えていっていただきましょう。ビアンカ先生に倣って、マリアにはメラやギラ・・・もといファイア系も覚えさせたいと思ってますが、今はお金がないので後回しです。

誰もいない教会アルテアにて教会施設も発見しました。牧師さん(神父さん)は不在な様子ですが、死者蘇生などは例によってこちらでいいのでしょうか。できることなら死にたくないですが、もしものときにはお願いします。まぁ、いつかの全滅事件のようなことはないようにしましょう。

で、トブールさんのいた武器屋で買い物しようと思いましたが、特に触手の伸びるような商品はありませんでした。ほら、ガイは斧とか一応決めておいたし、攻撃力が上がるからといってむやみやたらに武器を買い与えるのは駄目かもしれないじゃないですか。熟練度システムは複雑です。ちゃんと武器の購入もイベントとして楽しみなさいってことなんですよね。いつものように「親父、この店で一番強い武器をくれっ。金ならある。」といった買い物は今後ご法度なのです。ちょっぴり面倒くさくないですか?

で、防具は出来る限りつけてあげました。ただ、後衛のマリアにも一応鎧やら何やら買い与えてみたのですが、これって意味あるのかな、と。後衛のメリットは敵の攻撃を受けないことにあったと思うのです。マリア以外が全滅したら、マリアも標的になるうるのかもしれませんが、マリア以外が全滅した時点でもうその戦闘は勝ち目がないような気が・・・マリアなんて一発で撲殺されそうな貧弱、貧弱ぅなイメージです。防具で固めとけば、残りHP 1でなんとかふんばって逃げ切れるなんてケースもあるのだろうか・・・。

外に出てひたすら戦うまぁ、細かいことは忘れて、いざ出陣です。地ならしも兼ねてアルテア周辺で全滅しないように戦闘に明け暮れましょう。脳内「ガンガンいこうぜ」です。脳内サイヤ人です。(戦闘種族)前作と比較してピクセル数が大幅に上がったゴブリンやヘルホ・・ホーネットなどをなぎ倒してレベルアップをはかります・・・

あれっ?レベルアップしない・・・。

何度かステータス欄を確認したところ、ある重要な事実に気付きました。FF2にはレベルという概念がないのです。ちょっと考えをまとめる時間をください。確かに私は無意味にレベル上げに時間を費やす必要のあるゲームを憎んだりしたこともありました。でも、レベルがないなんてありなんですか?すげーっす、すげーっす、FF2。もう何を目安に次の村を目指していいのかさっぱりわかりません。FF2の攻略本を書く人も困ったことでしょう。「○○の町:平均到達レベル15」なんて表記を見出しにもってくることもままならないのです。熟練度システムと一緒になんとも画期的なシステムを打ち出したものです。あっ、でも戦っているうちにガンガン熟練度が上がってきました・・・あぁ、一緒だ、レベルも熟練度も。

ところでFFは戦闘に勝利するたびにファンファーレが鳴るので、レベルアップのときの感動が薄いですよね。気分は高まりますが、特別なときにだけファンファーレが鳴って欲しいドラクエ派のつぶやきです。ありがたみという言葉をそっと置いておきましょう。

さて、一応熟練度に気を使って、マリアには呪文を多く使わせてみたり、フリオニールにもたまには呪文を使わせてみたりしているのですが、段々億劫になってきましたよ。Aボタンを連打しとけば戦闘が終わるというのがFF1をはじめ多くのRPGゲームではありがちでしたが、コマンド選択をもっと楽しめっていうことなんでしょうけどね。ちょっぴり面倒くさくないですか?
もうね、みんなガイならいいのに、とか思っちゃいましたよ。ガイはひたすら攻撃あるのみです。殺戮マシーンですよ。斧の熟練度がモリモリあがっていきます。

ガテアの村発見戦闘にも飽きたので、北上してみました。トクレセンタボービの呪文を唱えてみてもマップが現れないので、ちょっぴり道に迷いましたが、ガテアの村とツンデレじいさんに教えてもらった村が見えてきました。自分の脳裏には「リリザ」とか「レーベ」という単語が浮かんできました。2番目の市街地は北西にあるものなのです。