我が身の不幸
順風満帆かに見えた私のFF人生(初歩)に暗雲が垂れ込めたことについてお話することになりました。けして、FFに飽きたとかそういった類のあれではないのですが、FF初心者ゆえの失敗というか、ミスを犯してしまい、それゆえすごく残念なできごとが起こってしまったのでした。
それはガーランドへの勝利に酔いしれ、それとともにFF1についてエンディングを迎えた者として、この長かった旅路を総括していたときのことでした。画面では、カオスが倒されたことによって、正常な生活を取り戻した人々の幸せそうな姿が踊っているのが見受けられます。「The End」の表記が出るまで私は画面を写真に撮ったり、思い出に肉眼でみつめたりと自分なりに楽しんでいたのでした。そして普通にカオス撃破後にセーブしたのです。
残すはソウル・オブ・カオスのみです。後日、エキドナに再戦を挑み、そして勝つべく、自分の赤いNintendo DSに電源を投入します。クリアしたセーブデータにはきらりとそのことを示す星マークがついています。光の戦士四人組がカオスを討伐した証ですね。いい感じです。それではいつもの4人で旅を開始いたしましょう。
しかし、4人を待ち受けていたのはこんな暗雲でした。私の知らないところで、いつの間にかカオスが復活してしまったようなのです。何事でしょう?そのとき、私の吐く息は白く、両腕はガタガタと震えていました。
身の毛もよだつ思いです。コーネリア随一のナイトにして、ナイト・エフエフ(当時は戦士・エフエフ)に3ターンで敗れ去った男。コーネリアの兵士が束になってかかっても適わない男。セーラ姫を誘拐してカオス神殿に篭城していた男。その名もガーランド。
セーラ姫を救出したものの、ガーランドに対する処分については、コーネリア王から何の発言もありませんでした。おそらくナイト・エフエフは、生かして捕らえることができず、その手でガーランドを殺めてしまったのでしょう。生け捕りにできないってことは、そんな余裕を与えないほどガーランドが強かったという前向きな受け取り方をしておきましょう。遺体を処理した記憶はありませんから、姫の保護を優先して、ガーランドの遺体はコーネリアの兵士あたりがうまく処理してくれていたものとばかりに思っていましたが、その実は、4体のカオスから送られてきたクリスタルの力を使って、蘇生&時間移動を果たしていたのですね。
時候の挨拶のようにモンスターズ話を出す習慣がついてしまいましたが、このブログはFFのプレイ日記が主眼ですから、ちゃんとFFのことを書きますよ。今回のプレイでは、ちょっとドキドキすることがあったので、テンションが上がってます。スーパーハイテンションまであと一歩というところです。
前回のプレイで物知りサーダさんから「土の杖」をもらい、バンパイアの洞窟をさらに奥に進めと指示を出されたところなので、いのししのことはしばし忘れて土の杖を振り回しにいきますか。土の杖といっても土製の杖ということじゃないですよね。小学生の頃泥をこねて団子を制作したような手順を経て、より堅い杖がサーダによって作り出された、なんて代物だったらどうしよう。堅いといっても土くれです。転んだ拍子にアスファルトに打ちつけて大破しないように細心の注意を払います。はい、それでは、黒魔道士に・・・はい、装備できないのね。壊れやすいから装備もできないのだ。これをもらってどうしろというのだろう。
走り書きで申し訳ないが、主要人物のイメージを画像で補ってみた。現実とは相当かけ離れているのかもしれないが、自分の中のイメージなので仕方がない。コーネリアのセーラ姫は当初「小公女セーラ」だったわけだが、ガーランド討伐後、戦士・エフエフに好意をいだくという設定が付加されたことによって、またイメージが変わったのだ。戦士の身を案じ祈りを捧げるようなけなげな女の子のイメージだ。この子にもらったリュートがいまだ使い道がわからないが、役立ててあげたいものだ。土のクリスタルの輝きが戻ったら、また会いに行こう。
「バンパイア」って人の名前ではないと思っていたが、よくよく考えると、メルモンドの人々は「バンパイア」という単語を普通に、旅人に何の説明もなく使用している。バンパイアってメジャーな化け物なのだろうか?それとも「バンパイア」さんって人の名前だったりしないだろうか?・・・ふと、そんなことが脳裏によぎる。もちろん、バンパイアが吸血鬼を指すことは知っているのだが、日本ではドラキュラという名称の方がメジャーだと思う。っていうか、吸血鬼のことをドラキュラって呼ぶのはひょっとして日本だけなんじゃないだろうか?だとしたら、それは藤子不二夫Aのによるものなのではなかろうか?吸血鬼たるもの語尾は「ザマス」、黒タキ姿にステッキの一つも持っていていただきたい。シルクハットの下はもちろん髪をピッチリと二つに分けていただきたい。確かドラキュラは伯爵の名前だったかと思う。ルーマニアとかにモデルが実在していたような。ドラクロワとかなんとか。サンドウィッチ伯爵と並んで有名な伯爵だ。
それでは、今日のプレイ前のステータス画面から。みんなレベル5です。ただ「しろまどうし・クロノ」だけは前回のプレイで死んでしまっているので、経験値がみんなより少ないはずです。そのうちレベルにも差が出始めるでしょう。それにしても「しろまどうし」ってやつは僧侶にしては最大HPが結構モリモリと上昇していきますね。やっぱり将来的には「パラディン」を目指して欲しいところです。他のメンバーが死にそうになったら、隊列を変えてしろまどうし先頭、ってのも頭の隅に置いておこうかな。まぁ、その場合真っ先に死んでいく守備力なのでしょうが。
それでは、前回、外側の部分だけ探検したカオス神殿の中央部に潜入したいと思います。何階建ての建物なのかわかりませんが、まぁ、まだガーランドへはたどり着けないでしょう。
仕事の打ち合わせの移動中、ちょっと時間が空いたので、FFのことを少し考えてみた、とりあえず目下の目標であるガーランド征伐について、自分の中でガーランド像を掘り下げてみることにした。これまでひげのおじさんのイメージでプレイを続けてきたものの、実は若い美貌の男子かもしれないではないか。まだ見ぬガーランドについてわかっているのは、やたら強い元ナイトで、姫を誘拐したということ。う~ん、やはり野卑な感じの髭が似合いそうである。一人地下鉄のホームでボールペンを手に取り、イメージを絵に描いて確認する。頭が禿げ上がっているかどうかでしばらく悩むが、ナイト出身ともあれば何らかの兜をかぶっている姿の方が強く浮かんでしまう。まぁ、とりあえずガーランドは「まだ」禿げていないという設定でいこうと思う。しかし、兜常備ともあれば、汗で蒸れてしまい、頭皮が清潔な状態とは考えにくい。いつかは毛根が死滅してしまうだろう。ちなみに年齢は30代後半ぐらいだと思われる。40代ではさすがに体力的に衰えそうであるし、20代で「姫をさらって、王国を脅迫」というのは少し世慣れすぎではなかろうか。ガーランドが単独犯であるか、それとも仲間がいるのかについては議論のしどころである。これは今後のプレイで核心に迫れるだろう。
さて、前回のプレイで「ゴブリンなんちゃら」と呼称してしまったゴブリンの1ランク上のモンスターについてだが、今回FF1をプレイする前に、スタートメニューにある「Monsters Collection」という機能を使って名前を調べてみた。この機能についても以前ブログで「モンスターなんちゃら」と適当に呼んでいたが、モンスターズコレクションという正式名称であった。脳内ではモンスター図鑑と変換して呼んでいるが、問題はないだろう。このブログでもそう読んでしまうことだろう。さて図鑑を紐解いてみるとさっそく前回遭遇した「ゴブリン」と名前を忘れていた「ゴブリンガード」が一覧表示されていた。倒した数も一緒に載っている。それによると40数匹のゴブリンと1匹のゴブリンガードを始末していたようだ。こんなに露骨に出現率に差が開くとは。パッと見で「ゴブリンの群れ(3~5体)」と「ゴブリンガード単体」の出現比率は9:1ではないかとあたりをつけてみたが、もうコーネリア周辺をうろうろするのも飽きたので、この比率情報は今後活用されることはなさそうだ。