国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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土の杖をふりまわせ!

年の瀬も近づき一気にスケジュールが詰まってきてしまった今日この頃。年内にやり遂げたいことをリストアップしただけで満足してしまい、まだ何もできていません。年賀状、どうしようかな。いのしし関連で洒落たイラストでも描きたいですが、いのししにちなんだような事象が自分の周りに起こらないので、いまいちピンときません。豚なら毎日のように食べているのになぁ。FFに何かいのしし的な猪突猛進キャラっていないかな。使えそうなネタを拾えれば、FFの好感度も一気に上がるというものなんですがね。ガーランドをいのししに仕立てあげられないだろうか・・・。あの兜の角をいのししの牙にみたてて・・・だめだ、あれはどちらかというと牡牛だ。二年も先の話で鬼も笑わない。

LV25のステータス前回のプレイで物知りサーダさんから「土の杖」をもらい、バンパイアの洞窟をさらに奥に進めと指示を出されたところなので、いのししのことはしばし忘れて土の杖を振り回しにいきますか。土の杖といっても土製の杖ということじゃないですよね。小学生の頃泥をこねて団子を制作したような手順を経て、より堅い杖がサーダによって作り出された、なんて代物だったらどうしよう。堅いといっても土くれです。転んだ拍子にアスファルトに打ちつけて大破しないように細心の注意を払います。はい、それでは、黒魔道士に・・・はい、装備できないのね。壊れやすいから装備もできないのだ。これをもらってどうしろというのだろう。

バンパイアの洞窟は三度目ですので、なれたものです。前回宝箱も残さず取得したはず・・・あれ?階段を目指したつもりが未開封の宝箱のある小部屋についてしまった。ミステリー・・・。
私は洞窟ではマップをつけずに記憶を頼りに進むタイプのプレーヤーですので、道を間違えることもたまにあります。ダンジョンってものはメモリ節約の都合上大体四角っぽい構造になっているので、少し歩くと全体の地形も見えてくるものなんです。でも、テレビやなんかに気を取られ、ぼーっとさまよってると途端に迷子です。脳内マッピング中は、実行環境にも気をつけないと。

石板の裏さて、バンパイアのいた小部屋の脇から出ている通路から、ダンジョンをさらに奥へ進んでいきます。例の石板で遮られているので、ここで土の杖の出番ということでしょうか。とりあえず、石板を調査してみると、裏に下へ向かう階段がありました。あれ?土の杖は?ここでえいやっと土の杖の出番かと思ったのですが、石板は思いの外簡単に敵の侵入を許してしまいました。土の杖の効果のほどは目に見えて確認できませんでしたが、とりあえず邪悪なオーラを放つ石板の裏側へと侵入します。この後すぐに大地の腐敗の張本人との対戦が待ちかまえてるはず。体力も万全に備えて、いざ地階へ!

ガーン。まだまだ、洞窟続くんじゃん。身構えていた光の戦士たちの緊張が解けます。しかし、この地下4階から敵のレベルがいくらか上がった感じです。苦戦するほどではないけど、バトルに少しもたつきがみられます。黒魔道士・ドラクエに攻撃呪文を唱えさせたいところですが、MPの保存の目安が掴めずなかなかできません。「まほうつかうな」作戦より「ガンガンいこうぜ」が好きな私なのに。

地下をどんどん潜行していくとさすがに先がみえないので、徐々に思考が引き返しポイントを模索しだします。こんなに深いダンジョンはFFでははじめてなので必要以上に用心してかからないと。しかし、そろそろ町に帰ろうかと思ったら、なんだか目的地に届いてしまったようです。あっ、回復しないで話しかけてしまった。

リッチこのでっかい人は、「よくぞここまできた」と光の戦士を出迎えてくれました。名前はリッチさん・・・かと思いきや土のカオスさんとも名乗り出します。どっちが名前なんだろうか。風貌からいってドラクエのナイトリッチと同類のようです。きっと名前はリッチで、ジョブが「土のカオス」なんでしょう。でも、カオスって何だ?混沌?秩序立っていた「土」の気持ちでも乱しているのだろうか。それとも土属性のカオスなのか?どっちにしろ概念的存在にすぎず、実体のない悲しいやつである。その場合、戦士エフエフの斧で殴り倒せるのだろうか?

さて、リッチの後ろに見えるのはなんだかとてもクリスタルっぽいが、このクリスタルが輝き出せば大地の腐食が静まるのだろうか?それでは勇者の持つクリスタルは何なんだろう?クリスタルとカオス・・・謎の単語に戸惑いつつも、とりあえずバトルです。頭がついていかないときは、体を動かすに限ります。さぁ、運動の時間だ。

リッチと対戦でかっ!画面半分を埋めるようなでかい敵って初めてではなかろうか。こいつは侮れない感じです。ガーランドやバンパイアを子供扱いできたのも納得です。アストスの2、3倍はありそうな体躯です。パッと見ゾーマです。ラスボス級・・・っていうかラスボス?いつものように、ヘイスト+ストライ+プロテスの合わせ技で、前衛二人を強化する作戦でやりましょう。

そしたら、この人なんか火を呼んだり、氷を呼んだりしだしましたよ。攻撃によって与えるダメージからも、これまでのボス戦と比べて雑魚モンスターとの防御力の差が歴然としています。おぉ、こいつなら3ターンでは死ななそう。さすが画面の半分を埋めるだけのことはあります。体のサイズは得てして強さを示すものです。大豪院邪鬼先輩ぐらいの強さに違いありません。回復しないと黒魔道士・ドラクエ辺りが死ぬ可能性も出てきました。そこで白魔道士・クロノに「ヒーラ」を覚えさせたのを思い出しました。日記には書かなかったかも。とにかくフラッと立ち寄ったときに購入しておいたのです。普段の戦闘では「ヒール」で十分だったので、初めての「ヒーラ」使用でした。効果はなかなか。「デス」とかされない限り、この戦闘で死ぬことはなさそうです。

大地のめぐみのほこらに異変発生結果5ターンで勝利しました。やはりガーランドとバンパイアとは一線を画す存在でしたよ。この土のカオスとやらを倒した副作用として「大地のめぐみのほこら」に異変が発生したもようです。そういわれてみれば、このほこらの腐臭の漂うポジションに人型の石像みたいな置物があったのですが、これは土のカオス・リッチの造形だったのですね。ということは、いやしの水のほこらにもあった石像は今後戦うであろう「水のカオス」の姿なんでしょうねぇ。現状でゲーム内の誰からも説明はありませんが、そういうことなんでしょう。水のカオスは「グラコス」とかそんな名前なんだろうか?ということは「火のカオス」「風のカオス」あたりもいるんでしょうね。この四天王的存在を全部倒すとラスボスにたどり着けるというお約束でしょうか。デスピサロを倒しに行くときは、結界を破るために四体倒さないとダメでしたね。そんなイメージです。今、アンドレアルを倒したって感じです。

リッチの落し物 輝きを取り戻す土のクリスタルリッチが黄色い玉を落としたので、勇者はそれに触れます。するとなんだかキラキラして、土のクリスタルに輝きが戻ったようです。一件落着したところで、あぁ、帰り道しんどいな、と思ってたら、クリスタルの裏の魔法陣的なところから一気に外に出られました。便利、便利。

さて、平和になったメルモンドに帰ってくると、今度こそ町人は勇者の功績を讃えてくれるのでした。いや~、それほどでも。この一件に関して深く関わった三人組(ワット・ウネ・サーダ)のコメントも聞いてみましょう。サーダは遠かったけど、わざわざ巨人の洞窟を越えてコメントをいただいてきましたよ。

サーダ「よくぞ倒した!」

それだけですか。土の杖を渡すだけの存在なのね。まぁ、あなたのおかげですよ、リッチにたどり着けたのは。本当に土の杖が必要だったかは謎ですが。

ワット「ありがとう、光の勇者」

お前さんは結局、大地の腐食の調査にきたはずが、言語の壁にぶつかって何もできなかったね。もうメルモンドに滞在する理由もないから、ドワーフの集落に帰って、「俺が原因を追究して、腐食を止めました。」なんて報告するのだろうか。とんだお調子者だ。

ウネ「我輩のことを知らないとは!?」

お前は最後までそれかっ!自分大好きもここまでくるとすごいな。この先のイベントでそのすばらしい科学力を披露してくれるのだろうか。まさか、これだけのキャラじゃないよなぁ・・・。

そんな感じでメルモンド編は完です。この町でやり残したことは、おそらくウネ氏の今後を見守るくらいでしょう。プラボカの老人にもこの先、立ち寄ることがあれば、メルモンドの復興を報告したいところです。次は、流れ的に異変の起こった「大地のめぐみのほこら」なんでしょうね。なんかすごい武器・防具が出てくることに期待してます。