娘を持つジジイたち
カイナッツォを倒したタイミングで王座の間に飛び込んできた男がいます。そもそもこの城にきた動機でもあるシドその人です。どこかに幽閉されているとのことだったのですが、なんと自力で抜け出してきたようです。そしてその勢いで偽バロン王にモノ申しにきたみたいです。下手するとセシルたちが来なくても一人でバロン城を占めてしまっていた可能性があるかもしれませんね。なんといっても彼だけが居場所を知っている最新鋭の飛空艇があるわけですから、一回分の燃料と爆薬があればカイナッツォにも大ダメージ、ベイガン悶絶ものでしょう。本人曰く、あんなかび臭いところに閉じ込められてブチのめしたるわい!だそうです。昔の水路の近くにでもあったのかな、牢屋?
当の偽バロン王の姿はなく、その代わりに生死が不明だったセシルがパラディンになって目の前に現れました。びっくりもそこそこにローザの心配をするシドに、これまでのゴルベーザとのあれこれを話すとバカモン!と一喝されてしまいました。ゴルベーザは名目上は赤き翼のトップの立場で飛空艇を使って他国の城を陥落させまくっています。愛する乗り物が完全に兵器としてしかみられていないことにシドの鬱憤も相当溜まっていたようです。そしてどこかで王様の正体に気がついちゃったんでしょうね。ただのエンジニアだったら即殺されていたんでしょうが、新型飛空艇のこともあってなんとしても生かしておかねばならなかったわけです。