国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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近衛兵のトップ

世の中はゴールデンウィークです。あんまり祝日と縁のない生活を送っていますが、それでもお取引先様はお休みなことが多いので少し省エネモードで生きていきます。コロナ禍の話題がウクライナの話でかき消されて、世間一般ではどのくらい外出するんでしょうか?市内の新規感染者数を見ている限りではそこまで収まってないように見えるんですが、駅前の買い物客の数は結構増えてました。あっ、近々私は3回目のワクチン接種があるんだった。ぼーっとして忘れないようにしないと。

さてバロン潜入のために古い水路をたどっているところです。わかりづらい地形でどこにすすめばいいのか手当たり次第に壁にぶつかってみています。無駄な動きが多すぎて、この水路の生物を倒しまくって、レベルが上がってきました。3Dポリゴンなんだし・・・ダンジョンの視点、回転してーってなってます。やっと地下一階に到着すると、モンスターにバロン兵が出始めましたので、そろそろゴールは近そうです。

あっ、セーブポイントもあった!ということは、大きい戦いも近そうです。初めてコテージを使って体を休めてみます。えーっとテントは回復量に制限があるけど、コテージは宿屋みたいに全回復してくれるようです。テントは最大でHP1000、MP100回復ですって。まだまだ、テントでよかったな~。あっ、キャンピングウェイにテントは全部買い取られちゃったんだっけ・・・あいつめ・・・。

水路を抜けると城の城壁より内側に出たっぽいですが、ここはどこでしょう?堀に沿って水中を歩いていくと入り口を発見したのでそこから中に入ります。・・・これは堀にしては水深が低すぎるし、中と行き来できる設備があるし、敵の侵入を防ぐ用途ではないのかも。城内のため池か何か?これ生活用水?先日読んだ本にお城の水回りの話があったんですが・・・当時の下水道の話・・・トイレの話とかみていると、現代の生活はとても良いですよ。中世のトイレなんて暗殺ポイントです。日本だって忍者が雪隠から狙ってましたし、トイレみたいなプライベート空間ぐらいリラックスさせてほしいもんです。

水から上がるとちょっと見覚えのある空間でした。そうそう、ここには赤き翼の仲間がいて、整備士にシドがいて、左の塔にはセシルの居室もあるんでした。・・・それが今はもぬけの殻です・・・異様な状況です。シドはどこかに捕まっているらしいですが、バロンの兵たちの姿がないのは明らかに変です。カインは?ローザは?ゴルベーザは?これは罠なのか?それともセシルが留守中にバロン王国全体が実体を失ってしまったんでしょうか?

意を決して城の中央の建屋に進みます。ここで初めて会った人間・・・それはベイガンでした。ベイガンはFF4のプレイを始めて一番最初にセシルに敵意を向けてきた出世のライバルですね。飛空艇部隊の雄・セシルを少し妬んでいるというイメージです。なまじ王様の近くにいるから、あることないこと吹聴して、セシルの立場を危うくしたのもこいつです。警戒しつつ、ベイガンにお前もゴルベーザの手のものかストレートに聞いてみるセシル。(警戒が足りない)

ベイガン「わたしは、近衛兵をおさめる身。たやすく敵の術中に落ちるほどバロンへの忠誠は軽くありませぬ。」

意外と立派な返事が返ってきてびっくりしました。まだ気を許せませんが、続けて囚われのシドのことも聞いてみます。

ベイガン「残った衛兵をひきい彼を助けにきたのですが・・・生き残ったのは、このわたくしだけ・・・。」

ん?この話の中のベイガンは清廉潔白、忠義に厚い男なのですが、第一印象と違いすぎます。しかし、暗黒を捨て去って全てを受け入れるようになったセシルはその話を受け入れるのでした。「ともに行こう!君がいてくれれば、心強い。」まで言いましたからね。これまでセシルという男と一緒にあちこち旅をしてきましたが、裏表のないこの男ならベイガンにひどい目に何度合わされても、建前じゃなく、本音でこのくらいいいそうなんですよね。それゆえ、汚れ役を買って出て、一人で傷ついて暗黒装備に閉じこもっちゃう、そんな哀れな男です。出世下手なダメンズ好きなローザさんや、年が近くて能力の高さも似ているカインがいてくれ、飛空艇部隊・赤き翼と整備士たちはたまたまきのいいやつらだったからやってこれましたが、ノーと言えない性格がベイガンにはさぞ御しやすかったんじゃないでしょうか?セシル自身がこの調子のままではパーティーは遠からずボロボロにされる予感があり、セシルをそれでも受難に耐える男でいつづけさせるというのであれば、私は補佐役が必要だと思います。rディアなんか子供ながら結構セシルと一緒に行動させるのに丁度よかったんですけどね。あの子、しょっぱなから「いやーーーっ」て我を出して、幻獣で地球を割ろうとしましたもんね。ギルバートがウジウジしててもセシルは何もできませんが、リディアは「ウジウジ男子死ね」くらい言ってくれます。(言ってない)近衛兵長・ベイガンが例のファンファーレで仲間になりましたが、リディア役がいないので、疑いもなく一緒に王の間の方へ進んで・・・いかなかった!

パロムとポロムは鋭敏な鼻で魔物のにおいを嗅ぎつけたようです。ベイガンはすっとぼけて魔物を探して警戒し始めますが、ポロムに下手な芝居にダメ出しされます。人形が自分から倒れていきますか、マヤ!指摘を受けて後ろを向くベイガン。「やはり君も・・・!」やっと気が付くセシル。ちびっこの方が本質をとらえてるんでしょうか?それともミシディアの天才双生児ゆえの慧眼なんでしょうか。(セシルが鈍いだけ)パロムとポロムにはツッコミ役として是非活躍していってもらいたい!バレたらすぐに手のひらを返し「あの方」ともらった力を称賛しだすベイガン。

少し体が大きくなり、顔はトカゲのよう、両手の先は蛇、服は着崩れ、肌は紫のモンスターになっちゃいました。あの方にもらった力ってことは後天的な変身能力なんでしょうか。あの方・・・ゴルベーザのことかと思いつつ、ベイガンが取り入っていたのはあくまでバロン王なんですよね。あの方・・・バロン王だとしたら、悪魔的な技術を手に入れちゃったのでしょうか?とりあえず、この大根役者からあの方のことを聞き出しましょう、力づくで。

ポロムの嘘泣きの時に気が付いたのですが、ベイガンは「ベイガン」「右手」「左手」の三体で構成されているようです。なるほど、役割分担してくるやつですね。倒す順番を間違えると面倒くさくなるというのがセオリーですよね。で、よくわからない状態異常攻撃でポロムが暗闇、セシルが片膝つき・・・なんだろう、左手が巻き付いて右手が吸血してくるのかな?あとヘイストも自分たちにかけてるかな。適当に様子見でテラがアイスガを本体に放ったら・・・本体だけ死んで、両腕が中空で踊り続ける奇妙な光景になってしまいました。その後、右手が自爆してヤムチャ・・・じゃなくてヤンが道連れとなり、続けて左手がテラを道連れに自爆しました・・・。これにて戦闘終了・・・。

パロム「あまいんだよ、あんちゃんは」

あんなベイガンを信じてしまうセシルに思ったことをずけずけ言ってしまうパロム。ベイガンまでこんなことになっているくるところまできたバロン城内。ベイガンに自爆されてあの方が誰なのかよくわからないまま、引き続き、シドを探すのでした。