国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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バロン王の正体

ベイガンって近衛兵長だったんですが、記憶喪失中のヤンも部下に近衛兵を引き連れていた気がするんですよね。ヤンとベイガンの認識ってどうだったんでしょう?元上司と部下だったりすると結構ヤンの黒歴史っぽいですね。セシルみたいに過去と決別してパラディンになるといいですね。今のところ悪い兵士はみんな近衛兵みたいな描写が多い気がします。カイポにリディアを追ってきたやつらはどうだったんだろ。もうベイガンも両手が自爆して死んだし、みんな近衛兵団が悪かったってことにして切り捨てたい。王様の保身を考えると身代わりが必要かなって思います。元部下の赤き翼の連中もうまく救ってあげたいけど・・・今、ゴルベーザが直接指示を出してるのかな。理屈で助けるの難易度高そう。

ベイガンを倒して、さぁ次はどこを探してシドをみつけようってなりますが、城内はもぬけの殻なので一通り探し放題です。じゃあ、ってことで階段を上がって王様の間までいってみましょう。シドがそこにいる理由はないですが、まぁ、空気を読んだらそこに「あの方」がいそうだし・・・ね?

待っていたのはバロン王でした。セシルの成長した姿とパラディン化にびっくりしているようです。「だがな、いかんぞパラディンは・・・。」せっかく暗黒騎士として育てたのに、親不孝にもパラディンになって帰ってきたセシルをたしなめます。

セシルが「陛下・・・。いや、バロン王・・・!」とあえて呼びなおします。二人の関係性は敵対してしまったのですねぇ。あの優しかった陛下はもういない・・・ん?陛下ったら健忘症がひどくなったのかバロン王と呼ばれても誰かわかんなくなっちゃったようです。お前だよ!・・・お前じゃないの?クカカカカみたいな悪者笑いも始まったし・・・。バロン王を思い出したバロン王が言うには「この国は渡さんなどと言っていた愚かな人間」がバロン王だそうです。急に人が変わったようだった王様の変化の理由は急に人が変わったからでした。「そいつになりすましていたんだったけな、俺は・・・。ヒャアッヒャッヒャ!」

バロン王になりすましていたのはゴルベーザ四天王の一人・水のカイナッツォでした。彼に言わせるとスカルミリョーネなんて四天王になんでなれたかわかんないくらい弱っちいやつだそうです。あぁ、四天王テンプレに則してくれてますね。四天王は対戦順で強さが決まらないと主人公の成長を描けないですからね。ロックマンがいきなり自由にステージ選択をさせてくると一番弱いヤツ誰だよって戸惑ってしまうのは、四天王みたいに弱い順に並んでくれないからですね。カイナッツォは2番手なので、立ち位置としては脳筋ヤンキー役って感じですかね。バロン王を演じていることを忘れちゃうし、スカルミリョーネ(クラスの陰キャ)をこき下ろすし、「会いたいか?王に会いたいか?」って煽ってくる下品な感じも三下感あふれていていいですね。ちなみに「あの世で再会させてやんよ、ギャハハ」みたいなことは言われてないので、本物の陛下が存命な可能性はまだ残っています。どっちかな、セシルを誘導する人質的な役目が残っていれば、まだ道はあるかも。

丁度ヤンの禿げ頭がカイナッツォの禿げ頭と被った構図でバトルが始まります。まさかバロン王を演じるために頭髪を全部そり落としたとか?四つ足で甲羅が未成熟な亀みたいな坊主という印象のカイナッツォです。全身ブルーで「水の」を冠する者の何たるかを心得てます。ファイナルファンタジーは他者との色かぶりに気を付けていますね。ジャニーズくらい各メンバーの担当カラーが決まってそうです。まずカイナッツォが始めたのは「水をためる」でした。水洗便器でも内蔵されているんでしょうか?インカ帝国の超人?こっちもヤンの「ためる」で応戦です。こっちはラーメンマンだぞ!

水が集まったカイナッツォが放ったのは津波でした。もうね、日本では扱いにセンシティブにならざるをえない天災です。カイナッツォのせいでうちの電気代はずっと高止まりですよ。さっさと倒したい。しかしここで「ためる」中のヤンにトラブルです。津波の水で・・・死んだ・・・。ラーメンマンではなく悪魔の実の能力者だったのか、海水属性に弱いんですかね、この男は。そういえば船から落ちたリディアを救おうと颯爽と海に飛び込んでいって、自らおぼれて記憶を失ったのがヤンでした。水を集め始めたら要注意ってことか。続いてテラがブリザガを唱えます。これは弱点だったらしく3000超のダメージを与えます。これはテラ一人で勝てそうな手ごたえ。セシルとポロムで回復役を務めればよさそう。ヤンをレイズして、強がったパロムもブリザラ砲とします。するとカイナッツォは殻にこもって防御姿勢をとりはじめました。あいつやっぱ亀モチーフだったんだ。スカルミリョーネ(陰キャ)のことを馬鹿にしていた割に自分も引きこもっちゃうタイプだったんすね。まぁ、こういうときは下手に手を出さない方がいいのかな、と回復を進めておきましょう。ヤンもまた「ためる」です。あっ、テラはMPが切れそうなのか、面倒なじいさんです。

ここでセシルが試しに一撃いれてみます。案の定、カウンターでホールドが発動します。ホールドってなんだっけ?(後で調べたら麻痺させるそうです。)で、この亀いつまでこの防御姿勢のままなの?ヤンのためるが4回分くらい溜まっちゃったよってところでちょっとカイナッツォが回復したようです・・・でも防御姿勢は崩さず。最近はじめの一歩を読んでいるので、カイナッツォが亀姿勢のまま逃げ回ってポイント勝ちする気なのかと思っちゃいました。デンプシーロールしたい!我慢できずに殴りだすヤン。カウンターは特になし・・・?カウンターの発動条件が謎すぎる。ということでパロムにもブリザラ撃たせてみました・・ら、カウンターあるんかい。サイレスされましたよ。サイレスってなんだっけ?名前的に沈黙させられるのかな?

ヤンに再び「ためる」をやらせると、防御姿勢のまま、またカイナッツォが水を集め始めました・・・。タイミング悪っ!そして、通常体制に戻ったカイナッツォは再び津波を撃ってきて、ヤン死亡。津波で二度死ぬヤン。そこからさらに殻にこもって防御姿勢をとる徹底したヒットアンドアウェイぶりです。こいつはヤンを殺すために生まれてきたモンスターなのか!?なんかなかなか死なないし、攻略方法が悩ましい。とりあえずヤンを生き返らせて、回復させ・・・と思ったら、こいつまた水を集め始めましたぜ。からの津波・・・3度目のヤン死亡。あれ、これヤンに構う時間無駄じゃね?一応生き返らせてみるものの、敵のカウンターサイレスが徐々に決まりだして魔法使い陣が片膝つきだします。テラはヤンをレイズしたらガス欠だし・・・ちょっとよくない流れです。レイズの燃費が悪いっていうのは今後のために覚えておきましょう。その後、4度目の津波で4回目のヤンの死を迎え、黒魔法はサイレスで静まり、フェニックスの尾で生き返ったヤンが5回目の津波で死に、ポロムのレイズでヤンが生き返り、セシルはホールドされ、6回目の水が集められ始め・・・これは一回仕切りなおさないとかなって諦めて、テラが杖で殴ったら・・・ゴゴゴゴゴゴゴとカイナッツォの巨体が沈んでいきました・・・。なんそれ!

「このー、偽バロン王めがあッ!!」誰かの声が聞こえてきます・・・が、こっちは津波にさらされ続けて放心状態です。カイナッツォ戦、多分もっときれいな勝ち方があったんだろうけど・・・忘れよう。バロンにきてからのヤンのへなちょこぶりが目に余るなぁ。