国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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自宅の塔

本編に話を戻しましょう。シド・ポレンディーナ整備士長が娘の待つ家に帰っていくのを見送って、整備士長のいた屋根の家の中に入っていきます。家っていうかお城の中だから部屋ってことになるのかな。中にいたのはわが部下・・・元部下の赤き翼の連中です。5人いるうちの2人は傷病のためベッド入りです。残りの三人は後味の悪いミシディアミッションに駆り出されたことを面白く思ってないようで、グチグチしたり、酒に逃げたりしているようです。不甲斐ないボスですまんね。プレーヤーとしてはプレイ以前のセシルの選択に文句を言われても「知らんがな」なんですが、中間管理職な主人公なのでそういう理不尽な扱いにもストレスをためながら耐えるロールプレイなのです。

飛空艇関連施設を出て、左の塔にいってみます。名前が本当に「左の塔」なんですが、王座から見て右だけど、入城者から見て左ってことでいいんですかね?正門を基準に考えるのかな?薬師寺みたいに「東塔」と「西塔」みたいな呼び方ではダメなのかな?(ちびっ子プレーヤーにわかりやすくしたとか?)中に入るとウサギのキャラクターがいます。彼の名はネミングウェイ。小説でも書きそうな名前です。彼の役目は名前を変えることだそうですが、最近は名前を変える人が少なくて存在意義が感じられず、辛いそうです。私にここでセシルの名前を変更する胆力はないのですが、ちょっとエディット画面だけみてみました。ちなみに絵文字は使わないでほしいとのこと。昔、アメリカで新生児の名前に絵文字で綴った名前を申請した人のニュースがありましたよね。日本だと人名に使える文字が法律で規定されていると思いますが、キラキラネームブームみたいなこともありました。たった一つの特別な名前だからユニークなものをプレゼントしたくなるんですかね。でも絵文字を使う発想はなかったですわ。IT屋さん的に名字の異体字とユニコード絵文字はトラブルの元なので、申し訳ないですが控えてあげてほしい!

結局、名前をセシルのままにしたので、いじけてどこかにぴょんぴょん跳ねていなくなっちゃいました。ネミングウェイ・・・自分の名前はそのままでいいのかい?

左の塔の2階ではお手伝いさん的な女性がいて、ベッドのシーツを変えたので明朝までゆっくりおやすみください、なんて言ってきました。そう左の塔3階はセシルの居室だったのでした。飛空艇関連施設の横に住んでたんですね。しかし、赤き翼団長もクビになり、早く挽回しないとこの部屋から追い出されそうな気がしますね。あとでローザが部屋に来るって話だったので、大人の時間が始まる予感もありますが、先に城の中をもうちょっとみてまわりましょう。

「左」は大体回れたので、あとは「右」と「地下」がありそうです。私は余さず巡回するときは、同じ階層から優先的に調べる性質なのでここは右を先行させてもらいます。右の入り口付近の部屋にはお宝があって、幻獣討伐係は自由に使っていいそうです。扉は閉まってますが壁のスイッチを押せば開くそうです。自動ドアですね。動力は何でしょう?金色の球形ボタンを押したらドンッとすごい勢いで開きましたから、これら重量のある物の位置エネルギーを使った仕組みかもしれません。一度開けたら誰か係の人が人力で閉めなおさなきゃいけないと思うと、現代の自動ドアはエクセレントですね。宝箱は3つあってそれぞれエーテル、480ギル、テントが入ってました。久しぶりで忘れてましたが、テントで野営したりするゲームでしたね、FFは。世間はキャンプブームで、知り合いも連休の度にどこかにでかけていってるそうです。キャンプにあんまり興味はないんですが、キャンプグッズとキャンプ飯は沼にハマる要素がありそうで怖いですね。

「右」を進むと今度はバロン王国の宝物庫があります。やはり金のボタンスイッチがついてますが、許可なく開かないようになっているようです。ということは半手動ドアなのかも。AIがユーザー判定を行っているとは思えませんから、金のスイッチはダミーで隣の倉庫番の兵士が実質開閉スイッチの役割なんでしょう。じゃあ、閉める肉体労働もこの人担当か。いつか開けに来る日が来ると思うので、その時にはよろしくお願いいたします。

その先にいたのはシドを探す整備士さんたちがうろうろしてました。さっき久しぶりに家に帰るっていってましたが、どこかにシドとその娘が暮らす空間もあるのかな?確か城下町もあったと思うので、そっちから通いなのかも。出世頭・セシルともなると左の塔にベッド付きの自室がありますけどね。会社の近くに住まわされて、いつでも呼び出せるようにされているだけだったりして・・・。そんで右の塔の入り口と思われる場所は現在封鎖中だそうで入れませんでした。右の塔にも誰かの部屋があるのかな?

1階はあと城の外へとつながる正門もありますが、今は閉まっているようです。周りの兵は、もう明日に備えて寝ろ、と言ってくるばかりです。次は左手の地下へ階段を下りてみましょう。そこは黒魔法研究室、略して黒研ですね。バロンの二大看板は飛行艇部隊と竜騎士部隊だと思うのですが、王様はそこに黒魔法部隊も創設したいんですかね。シドも言ってましたが、どうも王様は外とドンパチ始める準備にご執心のようです。戦争なんて野蛮よねーって流したいところですが、現代にあってもロシアがドンパチ始めちゃったので、いざ侵略されそうになったら他人事みたいに野蛮とか言ってられないですよね。バロン王=プーチンと見立てると、兵隊側としてはちょっと複雑な心境ですよ。まだ赤き翼には言論の自由がありそうですが、ベイガンの近くにいたら密告&左遷でしょうね。

研究員「ファイア、ブリザド、サンダーの基本魔法だけでは手に負えない魔物がいる。より強力な魔法がかつては存在したらしいのだが・・・。」

その3つは基本魔法なんですね。より強力な・・・ってのはファイラ、ブリザラとかのことでしょうか。とりあえず、バロンの黒魔法はまだ萌芽したてっぽいことが伺い知れます。ミシディア、襲ってよかったんでしょうかね、本当に?あともう一人研究員がいて突然「スリプル!」って唱えてきました。MPが足りないのかなぜか不発でしたが、初対面なのに突然眠らせにきましたよ、こやつ。切って捨てても文句言えなくないですか?こいつ合コン中に女の子の飲み物に睡眠剤を入れてくるタイプの卑劣感に違いないですよ。倫理がヤバいバロン黒魔法団。国際的な評価が近い未来ヤバい!

地下室(右)は案の定、白魔法研究室でした。「ケアル、ケアルラ、ケアルガの三段活用!」とか言ってるから、黒魔と比べると少し程度が上なのかな。多分、ローザはこの部屋と関係深いですよね、白魔だそうですし。でもみんなちゃんと白いローブをつけてますね。オフになるとローザみたいに開放的な格好になるんでしょうか?
最近の陛下に関して、生命力がみなぎっている、という白魔道士目線の王様評も得られました。でもあやうさも感じているように口を濁らせてましたね。最近の王様の変化と生命力増幅には因果関係もありそうです。

  • 誰かに操られている
  • 変な薬をキメちゃった
  • 別人が化けている

この辺でしょうかね、王様。あとローザの同僚らしき人から「ローザはセシルの力になりたいと言って、白魔道士の道を選んだのよ!あまりローザに心配かけないでね。」って怒られちゃいました。ローザからはこちらに向かってガッツリ矢印が出ていることがわかりますね。オープニング映像からもそれはわかります。ただセシルの気持ちがイマイチ掴めません。主人公なのに、一番謎めいてどうする、セシルよ。今のところ出てきてませんが、FFは結構「王国の姫」を使ってくるので、セシルの心がどこにあるのか、もちょっと注意深く見ていきましょう。

これで城内も一通り探索できたので、一回自室のベッドで休むとしましょう。おやすみなさい。