落っこちスタート
やっと始まったFF3ですが、オープニングムービーの後に出てきたのは、説明書に載っていたあらすじと同じものでした。ゲルガン族の男、クリスタル、大地震、4人の魂、光の啓示・・・平和な世界に波乱が起きるけど、クリスタルの啓示を受けた4人が何とかするよという予言です。その予言どおりであればまさしく予定調和のゲームということになりますが、この筋にきっといろいろと面白い要素を織り込んでくれることでしょう。FF1、FF2とクリアしてきて、そのシナリオには結構一目置いているので、FF3への期待も高まります。あらすじこそは単純であれど、形式の中に潜む美しさを見落とさないように気をつけましょう。
ふと気付くと画面には「Touch to START」の文字が。そういえばこれはDSのゲームでした。タッチするという新しいアクションがゲームの中でも重要になるかもしれません。確か、キャラクターの移動がタッチでできたような気もします。他にも便利な技があるのかもしれません。まぁ、十字キーの方が慣れている分やりやすいことが多いのですけど。ドラクエのDSリメイクはこの辺のタッチへの取り組みが半端です。スライムタッチはちょっと面白かったけど。
言われるがままに画面をタッチすると、メニュー選択画面です。もちろん、NEW GAMEでゲームを開始しますが、DSならではの「Wi-Fi SETTINGS」というコマンドも見受けられます。Wi-Fi通信をやる機会があるかどうかはちょっとわかりませんが、少し気になる存在です。
魔法ショップでは「ファイア」だの「サンダー」だの「ケアル」だのFF1でいうところのLV1魔法が売られていました。FF2からは白でも黒でも魔法はみんな平等に使い放題ですから、誰に何を教えても自由なわけですが、とりあえずガイには魔法使いの系譜を感じませんので、一切の魔法を覚えさせない方向でいきたいと思います。カタカナ語族の彼ですから、日常会話が既に魔法の言葉っぽいのです。
前回、黒騎士に強襲されて瀕死の状態に陥っていたフリオニールは、ヒルダとミンウという謎の二人に拾われて、体の回復に努めていました。目を覚ましたフリオニールは、まだ状況がつかめていないようです。命があっただけめっけもんでしたね。生きていれば、何でもできるんですから。死んでしまった仲間3人の分も精一杯生き抜いていこうと誓うのでした。
と、思っていたらさっそく「ガイ」と「マリア」と再会します。仲間が全員気を失うシーンで、なぜか最後に目を覚ますのは主人公というパターンが多いのですが、レオンハルトには勝ったようです。さて、レオンハルトはどこでしょう?フリオニールの無事にホッとしているマリアに聞いてみましょう。
仕事の打ち合わせの移動中、ちょっと時間が空いたので、FFのことを少し考えてみた、とりあえず目下の目標であるガーランド征伐について、自分の中でガーランド像を掘り下げてみることにした。これまでひげのおじさんのイメージでプレイを続けてきたものの、実は若い美貌の男子かもしれないではないか。まだ見ぬガーランドについてわかっているのは、やたら強い元ナイトで、姫を誘拐したということ。う~ん、やはり野卑な感じの髭が似合いそうである。一人地下鉄のホームでボールペンを手に取り、イメージを絵に描いて確認する。頭が禿げ上がっているかどうかでしばらく悩むが、ナイト出身ともあれば何らかの兜をかぶっている姿の方が強く浮かんでしまう。まぁ、とりあえずガーランドは「まだ」禿げていないという設定でいこうと思う。しかし、兜常備ともあれば、汗で蒸れてしまい、頭皮が清潔な状態とは考えにくい。いつかは毛根が死滅してしまうだろう。ちなみに年齢は30代後半ぐらいだと思われる。40代ではさすがに体力的に衰えそうであるし、20代で「姫をさらって、王国を脅迫」というのは少し世慣れすぎではなかろうか。ガーランドが単独犯であるか、それとも仲間がいるのかについては議論のしどころである。これは今後のプレイで核心に迫れるだろう。
さて、前回のプレイで「ゴブリンなんちゃら」と呼称してしまったゴブリンの1ランク上のモンスターについてだが、今回FF1をプレイする前に、スタートメニューにある「Monsters Collection」という機能を使って名前を調べてみた。この機能についても以前ブログで「モンスターなんちゃら」と適当に呼んでいたが、モンスターズコレクションという正式名称であった。脳内ではモンスター図鑑と変換して呼んでいるが、問題はないだろう。このブログでもそう読んでしまうことだろう。さて図鑑を紐解いてみるとさっそく前回遭遇した「ゴブリン」と名前を忘れていた「ゴブリンガード」が一覧表示されていた。倒した数も一緒に載っている。それによると40数匹のゴブリンと1匹のゴブリンガードを始末していたようだ。こんなに露骨に出現率に差が開くとは。パッと見で「ゴブリンの群れ(3~5体)」と「ゴブリンガード単体」の出現比率は9:1ではないかとあたりをつけてみたが、もうコーネリア周辺をうろうろするのも飽きたので、この比率情報は今後活用されることはなさそうだ。