
「これで中に入れるぞい!」サンドウォームを撃破し、流砂の砂漠入り口に「橋」を架けたバッツ一行にシド博士が言いました。サンドウォームが地中を通り抜けてきた辺りの土が隆起して通行できるようになった・・・のかな?この橋の下にはサンドウォームの巨大な死骸が収まっていて、足場となってくれているのでしょう。シド博士とミドに見送られて新たな足場を伝っていくと・・・まぁ、広大な砂漠を一匹のサンドウォームで縦断できるわけはなく、結局、別の流砂の流れに飲まれて、一歩だけ前進しました。

とりあえず入り口に戻される流砂にさえ乗らなければ先に進めるんだろうなという、ゲーム的なお約束を信じて、流砂の目を読みながら流砂の合間の島を渡り歩いていきます。ドラクエ4的にはパデキアの洞窟の移動床みたいなギミックなんですが、ちょっと流砂だと移動先が読みにくいのですよね。その辺の「わかりやすさ」と「リアリティー」のどちらを大事にするかっていうバランスがゲームにおける作家性何だろうなって思ってますが、どちらに振るとしても欠けた分のフォローがあるといいなとは思ってます。FFの方が苦労を強いてくる印象なんですが、どうなんですかね?で、流砂の中にあってもしっかりモンスターとエンカウントするので、流砂攻略だけに集中できません。サンドポリキペス(イソギンチャク系)、デザートキラー(アリジゴク系?)、サンドベア(クマ系)みたいなのが出てきます。砂や砂漠感のある名前ですね。絶対、毛足の長いクマは砂漠で生きていけないと思うのですが、「右腕」「まとわりつき」などを駆使しながらサンドベアは頑張って生きているのでした。

途中、目印も何もない砂漠の中でサボテンを一つ見つけました。まぁ、だからといって何かあったわけではないのですが、このサボテンがあるとないとでは大違いなんじゃないかなって思います。ランドマークってやっぱり印象値に大きく貢献していて、その名の通り、土地の指標として記憶に影響を与えます。地図を片手に冒険するのに必須です。「迷いの森」みたいなマップで順路を間違うと元の場所に戻っちゃう仕組みってあるじゃないですか。あれの「元の場所」を印象付けるのにワンポイントがマップにあると実感がわきやすいですよね。パーティーに気の利いたやつがいると、自発的にポインティングしてくれて、「ここにさっき付けておいた印がある・・・」とか言いながら迷っていることを自覚させてくれます。

二つ目のサボテンを見つけたあたりですかね、なんか建物の入り口みたいのがありました。多分これは黒チョコボの背中から見たピラミッドじゃないでしょうか?タイクーン王が向かった場所とは違うかもしれませんが、ここにあるってことは寄っていけってことでしょうから、流砂にもまれながらじりじりと迫っていきました。ちなみに入り口にたどり着くまでに結構時間がかかり、むやみやたらと砂漠のモンスターを倒して、結果的にレベル上げをしてしまいました。流砂ウザッ。
それでピラミッド正面のドアは施錠されていて入れず、頂点部に登ってみても何もありませんでした・・・時間の無駄!じゃあ、どこに行けばいいんだろってまた流砂にもまれていたら南の方に出口っぽくサボテンが群生してました。そこを通り抜けたら流砂の砂漠突破です!さらに南に歩を進めると、滅びの町と呼ばれる集落が見えてきました。

中に入ると、滅びの町ゴーンと出ました。ゴーン!goneと過ぎ去った感じのする名前です。あれ名前は初出であってますかね?全然関係ないですが、今年、日産の元会長のカルロス・ゴーンがインタビューに応じて「復帰に意欲」みたいな報道をみかけたんですが、やはり世界的企業を牽引していくにはこのくらいの厚かましさが必要なんだなって思いました。

遺跡扱いなんですかね?廃墟って感じで建築物の破損がひどく、壁の石がボロボロでツタが生えまくっています。なんか柱が野ざらしになっているんですが・・・柱だけなぜこんなところにそびえたっているのか?中を調べても何もなく、高台に登ろうと階段に向かうと・・・タイクーン王がチョコチョコ歩いてる!?
レナ「今のは・・・。」
ファリス「タイクーン王?」
一同はカジュアルに徘徊する王の姿に顔を見合わせます。とりあえず、状況が分かりませんが追いかけましょう。廃墟や柱の影からひょいッと現れては姿をくらまし、誘導されている気もしなくもないですが、タイクーン王の影についていくレナとファリス。

まぁ、結局さっきの高台の上の廃墟に王を追い詰めました。「お父様!」と詰め寄るレナ姫に対して、「………。お…父さん…。」とまだテレが見え隠れするファリス。ブランクがありすぎて父親への接し方が掴めませんね。久しぶりの感動の再会としゃれ込みたいところでしたが・・・

ここで落とし穴トラップが発動します。このタイミングで起きたってことは、タイクーン王は知っててやってますね。最初に高台の入り口で姿を見せたのも、4人より先に高台の上で待ち構えている必要があったからですね。自身を餌に娘の姫二人をまんまとおびき寄せたのです。それでこれまで聞いてきたタイクーン王の人柄から察するに、この王様は偽物か、あるいはカルナック女王のように操られているに違いありません。砂漠をちょっと浮いて越えてきているところからしておかしかったですもんね。
で、王様はどこからおかしかったのかって話になるのですが、クリスタルの異変を察知して飛竜に跨り風の神殿に向かったときはごくまともそうでしたよね。そして、風のクリスタウが砕け散ったあと、ふわっと現れピカッと消えていったとき、ちょっと浮いてそうでしたよね。このとき、「クリスタルを邪悪なヤツから守護しろ」って正しいことを言っていたとは思いますが、「行け!」とかちょっと口調もきつかったし、レナ姫に一言もなかったのが気になっていました。このときには既に誰かに操られていたと考えられそうなんですが、となるとクリスタルを守るべく各地を巡っていたバッツたちの行動も、もしかしたら、エクスデス側の都合のいいように仕組まれていた可能性があります。そして、のこのこタイクーン王につられて滅びの町ゴーンに赴いてしまったバッツたちは、誰かの意図でなにかやらされている可能性があります。あぁ、もうそうなったらこんな旅を辞めてしまったら、相手の思惑通りにならなくって済むのかも。

そうは言っても、クリスタルの危機=人類の危機であることは間違いありませんから、できることをやるだけっです。落とし穴の先で、ガラフとそれ以外の3人は別の部屋に落っこちてしまったようです。先に気が付いたレナ姫とファリスは、先のタイクーン王との対面でついに二人が姉妹であることを確認できました。「やっぱり姉さんだったのね!」「ごめん…言えなかったんだ…。」ところどころで交錯していた思いですが、ついに交じりあいましたね。確か、ファリスの本名は「サリサ」でしたっけか・・・まぁ、今さら名前を戻さないかもしれませんが、お父さんっ子・レナ姫はファリスにもすぐ懐いて甘えてくるんじゃないかと思います。タイクーン王があの感じだと、べっとりぴったりくっついて二人で国を治めていく未来もあるかもしれません(アナとエルサみたいな)。