
ウォルスの町を堪能したので次はウォルス城です。水の恵みをこれでもかと見せつける立派な城門とお濠です。中に入っていくと城内にまで水路が張り巡らされています。これだけ水流に囲まれるとさすがにうるさくないんでしょうか?ただ、クリスタル水は魔よけの力があるっぽいので、退魔の防壁として城の守りに一役買っているのでしょう。風水という考え方がありますが、風と水のクリスタルが乱れると世界の調和も乱れそうですね。水回りは「気の滞りやすい場所」らしいので、湛えず流水にしているのもポイント高そうです。
入城するとフロアは2Fでした。さっそく「水の力で守られたウォルス国は無敵ですよ。」と兵士に自慢されました。自分の国に自信があるっていいですね。何十年も不況であえいでいる国に生きていると、自虐ネタに走っちゃいます。まぁ、クリスタルの庇護下にある国が、作品中でうまくいき続けていた例はこれまでなかったので、ウォルスが安泰だとは少しも思ってませんが、我が世の春を謳歌していて率直にうらやましいのです。あと城の地下に宝があることも教わりました。平和ボケしすぎてセキュリティは穴だらけっぽいですね。地下に宝とメモしておきましょう。

下階への階段も気になりましたが、先に2Fをまっすぐ進むことにしました。すると、すぐにレナ姫を迎えにウォルス王が出向いてくれました。2人は既に対面したことがあったようです。仲のいい隣国って感じでしょうか。国同士で仲が悪くなると突然パンダを返せ!って言われるんですよ。パンダほどしっかり管理された動物いますかね?ちなみに上野動物園の私の推しは、正門入ってパンダとは逆の左方向に進むとあるリスのケージとプレーリードッグの展示です。時間が溶けるようにずっと見てられます。ずっと頬を弛緩させて、ウフフ顔でいて我ながら気持ち悪いですが、あの辺一帯がそんな顔の人ばかりなので恥ずかしくはないです。
レナ「お願いです!今すぐ、水のクリスタルの力を増幅させるのをやめさせてください!」
この姫様はいつも単刀直入です。根回しを知らない子なのです。ウォルス王も突然の申し出にポカーンですよ。国民の富の源泉を止めろって隣の国の姫が直訴に来た状況ですよ。原発止めろって言われるようなもんです。いや、止める国もあるけども。電気代が上がったけども。ズバリ、王の返答はノーですよ。「ハッハッ…これは驚いた。そんなことできるわけがない。」
そういえば、「増幅」って単語がレナ姫の口から出てきたんですが、これなんでしたっけ?クリスタルが不調な原因って、悪いやつの影がタイクーン王の口から聞かれましたが、クリスタル利用国は利用国で何かクリスタルに負荷をかけたりしてたりしますかね?城に水を引いて無敵を気取ってる国があるんですが、必要以上にクリスタルのパワーを搾取してたりすると、光と闇的なバランスをすぐ崩しちゃうのがクリスタルです。別にクリスタルの利用を全部止める必要はないと思いますが、持続可能ななんとやらってやつですよ。SDGsでしたっけ?(聞く機会が減った気もしますが)
ここで説得のために風のクリスタルの末路を持ち出すレナ姫ですが、ウォルス王は「ウォルスの水のクリスタルが、同じように砕け散るかどうかはわからん…。」とのこと。これは難しいところですよ。為政者として判断を間違えれば、民の信認はすぐに揺らいでしまうものです。私はさっき大地震の後に原発を止めた政権を腐すようなことを言いましたが、福島のようなことが他の原発でも起こったら、政権が保てないわけです・・・いや、すぐに保てずに分裂したか・・・。まあ、安全側に倒すか、経済のアクセルを踏み続けるか、ウォルス王は後者を取ったわけですね。決断して責任を取れるのは王政では王様なわけです。クリスタルなんて核弾頭みたいな側面もあるわけですが、多分国連みたいな組織がそんなに発達していなそうですから、国同士で解決するしかないです。タイクーンは土産も持たずに何を言ってるんだってウォルス王は思ってるかも。外交、難しい。パンダの代わりに飛竜でも贈るか?

2人のやり取りを聞いていたバッツが間に入って、クリスタルのタイムリミットの話を切り出します。いや、こんな見ず知らずの若者を王の前に出していいのか、ウォルス兵よ。しかし、ここで急展開です。画面が赤く染まり、異常事態であることが伝わってきます。緊急地震速報でしょうか?先日の北海道・青森沖の津波警報で久しぶりにテレビが「つなみ にげて」って表示してましたね。とにかくわかりやすい演出が人の命を救うこともあるんですね。

警報は隕石警報でした・・・。兵士の報告によるとウォルスの塔付近に落ちたとのことでエマージェンシーです。話は打ち切られ、兵を集めてウォルス王は塔へ向かっていってしまいました。レナ姫には「後でもう一度、話し合おう!」とだけ約束してくれましたが、バッツには一瞥もくれなかったですね。まぁ、そういうものか。主を欠いたウォルス城に残されて、とりあえず王の寝室とか覗いてみたけど何もなく・・・これは・・・地下の宝物タイムなのでは?とりあえず、しらみつぶしに城内を散策することにしました。城内は隕石の話題が多かったですが、動員されなかった兵士もそれなりにいるようです。この城の水はウォルスの町同様、ウォルスの塔から流れてきているそうです。隕石が直撃してるようには見えませんでしたが、地形を変えるほどの大質量ですから、塔のことも心配ですね。
「ガルキマセラっていう魔物に出会ったら、もうおしまいだな…。」突然、魔物の名前を挙げる兵士がいました。ガルキマセラ・・・ガルラってやつなら隣の町で女の子と遊んでいましたが、何か関係あるでしょうか?ガルラは襲ってこないので安全ですが、ガルキマセラとは?

3Fには本棚が並んでいました。どうも王国の研究者たちの施設のようです。主にクリスタルの研究をしているようですが、この国の文書では研究の進みが遅いとのこと。王様がクリスタル破裂に無頓着なのはここの研究班の研究遅れのせいもあるかもしれませんね。遥か西の古代図書館の本があれば捗るらしいですよ、王様。ただ、移動が難しいのですよね。タイクーン領よりさらに西ってことですよね。飛竜では高山が越えられないので、まだいけなそうです。名前からして、過去の文明のことが記された本がいっぱいあるんでしょうね。FFの世界、古代人の方が高い文明を有してそうですもんね。ロストテクノロジーですよ。クリスタルの使い方も今より繊細なのかもしれません。ここには魔神シヴァに関する本もありました。クリスタルに清められし水に封印されたとかなんとか・・・ウォルスの
- 塔
- 町
- 城
クリスタル水が通ってそうなのってこの辺ですかね?あとは外マップにため池みたいな地形もありましたが、関係あるかな?町で召喚魔法も売られてたし、召喚士になる日も近いでしょうか?しかし、青魔道士が一向に青魔法を覚えてくれません。このままジョブチェンジというのもちょっと面白くなかったりします。どうしたもんでしょう。ちなみにシヴァの本の部屋は隠しボタンを探し当てないと入れなくなってました。国家的な機密事項を知ってしまったのかも。