国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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運河のカギを求めて

恐ろしい魔物が運河の底に

私もこれで5作目のファイナルファンタジープレイヤーですので、いつまでも初心者ぶっているわけにはいきません。というわけで初心者の館を後にするバッツ一行はトゥールの村で引き続き情報収集するのです。ユバールの民に伝わる4本弦の楽器はトゥーラなので関係なしです。なお、ロシアにトゥーラって都市があるそうです。モスクワからウクライナ方向に進むとあるみたい。トゥーラ・アコーディオンって楽器が有名らしいです。弦楽器ではないか。

むかしむかーし…
恐ろしい魔物を風のクリスタルの力をかりて
運河の底深く封じた…。

村人が伝承を語ってくれました。運河ってのは、もしかするとトルナ運河のことかもしれませんね。カギが閉じられていたのと関係するかも?これは外洋に出るための倒すべき相手の予感です。風のクリスタルが封じたということは、討伐には至らなかったってことで難敵が予想されます。なお、教えてくれた村人は若そうだったんですが、爺ちゃんから聞いた話だそうです。核家族化が進んでいないこの村では、世代間の情報流通が豊かですね。

酒場の近くでは海賊に飲み屋が占拠されて、追い出された酔っ払いがいました。すいません、うちの身内です。でも、酒場のマスターもしみったれた村民より外から来た海賊の方が上がりがいいんでしょうね。これがインバウンドってもんです。ただ、観光地ではなさそうなので、この収益は一時的なものです。既存のお客も大事にして長く続けたいところです。

次は花畑の周囲をグルグル回っている男の話を聞きました。「目が回ります。」ゆるい!なかなかのゆるさなセリフです。有益な情報を詰め込みがちなゲームのテキストにあって、この無意味に回遊する男のセリフの容量がスーパーファミコンなら許されたのか!

俺も!買い物

武器屋や防具屋に入ると、突然、ファリスが「俺も!」と闖入してきます。一度に装備を揃えさせてあげたいという、ゲーム提供側の親切心なんでしょうが、入店の度に酒場から走らされるファリスはたまったもんじゃないえですね。しかも、ファリスはジョブもまだすっぴんのままだったりして、正直何を装備させていいか不確定だったりするんですよね。別行動はひたすら面倒を生みますね。でも、実際にパーティーと街中でずっと一緒にいるかって考えると各々やりたいこともあるでしょうね。私は宿が決まったら、街中を散策する前に宿屋でちょっと休憩したいかな。若い人だけ先に外をみてもらうんでいいですよ。(ガラフ側の意見)

ちなみに武器屋は「ブロードソード」「ロッド」「杖」、防具屋は「皮の盾」「皮の帽子」「皮の服」、魔法屋は「ファイア」「ブリザド」「サンダー」「ケアル」「ライブラ」「ポイゾナ」を売ってました。

次はウォルス

風のことを心配する声なんかも聞こえますが、クリスタルがすでにバラバラにされてしまっているので、風の話はもうどうにもならないってことで次の話が聞きたいですね。ここでトルナ運河を東に抜けた先にウォルスという国があって、水のクリスタルの庇護下で栄えてるそうです。確かレナ姫が水の心『いたわり』をもらったときの映像では塔のようなところに水のクリスタルルームがありましたっけね。次はウォルス領で水のクリスタルを守ることになりそうですね。「何から」「いかにして」守るかがまだぼんやりとしていますが、多分、ウォルス国に入ったら何か困ったことが起こるんでしょうね。

そして、もう一つ運河情報です。運河の魔物は女しか狙わない・・・とのこと・・・普通にいったらレナ姫囮作戦を立てる流れかもしれませんが・・・ここで性別の話ですか・・・ちょっと引っかかるんですが、根拠はないので今は考えないでおきましょうか。

運河の門を作った人の家

村の奥に堀に囲まれたような一軒家があり、そこに向かうとレナ姫が出てきて「確か、ゾックの家はここのはずだけど…。」ん?この村のことをレナ姫はご存じだったんですか。もっと早く言っておいてほしいです。でも、姫ともなると領内の村のことも把握してたりするんですかね。お父さんに付き従ってきたのかな?で、ここの家主のゾックという人物は運河の門を作った人だそうです。設計技師さんですね。あの閉まった門を開けてもらえば、次のウォルスにいけるって寸法ですね。ここは王家の権力で開けさせましょう。

仰天ゾック

家の中に入ると長い白髭のおじいちゃんがレナ姫の顔をみて飛び上がりました。彼がゾックのようです。久しぶりの再会ですが、今はクリスタルの緊急事態です。さっそく本件から入るレナ姫は相変わらずですね。「ゾック…お願いがあるの。ウォルスに行くためにトルナ運河を通りたいの。」しかし、ゾックはそれに反対のようです。どうもレナ姫の身を案じてのことのようで、風のクリスタルが無くなって運河が魔物の巣と化し、大事な姫君を近寄らせるわけにはいかないということでしょう。あれ、ゾックって風のクリスタルが無くなったことを知ってるんですね。こんな村に住んでいますが、どうやら知識階級の人のようです。「それに…運河のカギは、なくしてしまいました…。」おっと、そもそも運河のカギは紛失されてるようです。いやはや、運河のカギはなくせるようなサイズなんですね。なんか腕力で開いちゃうんじゃないかという気もしないでもないです。あの水門ははたしてどんな仕組みになっているのやら。設計者がここにいるのだから、何とかできるとは思いますが、本当に運河が通れなくなったら、ウォルスとの交流は断絶するんでしょうかね?っていうか、そんな大事なものをこんなじいさんがしょぼくれた村で管理してていいんでしょうか?

目を覚ますバッツ

「レナ様!ともかく、今夜はこの家にお泊りください!」ゾックに促されるままこの日は一泊させてもらうことにしました。宿代が浮きましたね。姫を変なところに寝かせるわけにはいかないと、ゾックもタイクーンへの忠義が厚そうです。しかし、夜中になると目が覚めてしまったバッツが、一人ゾックの家から出ていくのでした。晩に一人で外出・・・ダムシアン王子・ギルバートを思い出しますね。亡くしたアンナを思って外に出たらサハギンに襲われる名シーンですね。「うっ・・・ぐぺぺぺぺーっ!」ギルバートはアンナを月に思い浮かべていましたがバッツはどうでしょうね?