国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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使えない人材

シルドラに曳かれながら、バッツたちは海賊船で風の神殿に向かいます。ここは入ってきた洞窟の山を越えた北の入り江のようですね。周りを山で囲まれ、港としては使いにくく、海賊がアジトを隠すには丁度いいのかもしれません。運よく海賊のアジトを見つけ、運よく船に乗せてもらえることになるなんて、これも何かの巡りあわせでしょうか?導かれるように風の神殿に進みます。

船を曳くシルドラって大変なのかなって思いましたが、浮いているものは重量ゼロ換算でイイんですもんね。海や風と船体の摩擦力分のパワーでひけるってことですよね。ヘリウム入りの風船なんかは風の強い日は偉く暴れますので、どちらかというと風が凪いでいる今の方が航行しやすいのかもですね。

ファリスの装備

ここで初めて4人のステータスをみたり、装備品を「さいきょう」にしてみたりしました。みんなまだレベル3の「すっぴん」です。ファリスの初期装備がダガーってところが海賊らしさですかね。でも、船長レベルだともっと刀身が長い方が好みかな。大立ち回りがバエます。そして、短剣のピーター・パンに負けるところまでがセットです。

入り江を出ようとすると、子分の一人が舵を取るファリスの元にやってきて「風の神殿まで、あっしが代わりに船を動かしやしょうか?」と申し出てくれました。自分で進路を決めたい気持ちもありましたが、そもそも風の神殿の場所も知らないし、せっかくだから任せてみると、子分はノリノリで運航を始めました。リーダーたる者、こうやって部下に経験を積ませていかないとダメなんでしょうね。自分で何でもやっちゃうと、大成しないのかも。

風の神殿

ぐーっと海賊船は北上を続けます・・・ん?この距離をレナ姫は歩いていくつもりだったんでしょうか?到着した風の神殿はやはり三方を山で囲まれ、歩いてくるのは難しそうな場所にありました。山頂はちょっと雪も被ってますね。どこかの港町で船をチャーターしてくるつもりだったのかな?しかし、レナ姫様…あんまりお金を持っていう気配がないんですよね。あのペンダントを換金して路銀にするつもりだったんでしょうか?あのペンダントがないとファリスとはすれ違っちゃうところでしたよ。隕石で道が塞がってよかったのかも。この考えなしなお姫様に世間の常識を一度叩き込みたい!

神殿の一室でビクビクする家臣団

風の神殿に入ると王様に付き従ってきたであろう家臣団が、一室でウロウロしていました。どうも風が止まったら神殿に魔物が入ってきて足止めを食っている模様。そして肝心のタイクーン王は最上階に上ったまま帰ってこないそうです「きっと、何かあったに違いありません!」。そりゃそうでしょうね。しかし、王様付きの一団は魔物になす術もなく一室で小さくなっているだけなのでした・・・。この部下要る?王様を心配するだけの簡単なお仕事ですね。身なりは良さそうなので、それなりの給金か俸禄を貰っているでしょうに。ここで「そのクリスタルのある最上階に行こうぜ!」と真っ先に提案してきたのが、まさかの海賊・ファリスです。ペンダントの謎が気になりすぎて前のめり気味な船長です。しかし、レナ姫の覚えはめでたいようで、信頼のまなざしがファリスに注がれています。バッツ、王族協力レースで一歩後退か。

一応、部屋にいる臣下の話も聞いてみると、自分たちがいかに苦労してこの部屋に辿り着いたかアピールする者もあれば、最上階のクリスタルが機械で管理されていて祖の機会が不調だった話をする者、部屋の最奥の薬ツボで回復を促したりポーションとしてくれる者もありました。この回復のツボをみんなで運びながら最上階を目指せばよくない?

どうでもいいんですが、薬ツボで回復する前後で、操作キャラクターのグラフィックがガラフからファリスに変化しました。あれ?何か押して入れ替わったのかな?まだ操作に慣れないです。

ブラックゴブリンへ先制攻撃

それでは王様の安否を確認しに最上階に向かいましょう・・・バッツやファリスがついていれば、なんとかなるはず・・・と思いきや、家臣団は誰一人としてついてきませんでした。おいおい、ずっとこの部屋で縮こまっているつもりかい?姫様自ら戦線に出向くのに、全員でお見送り・・・だと・・・ファリスのところの手下たちはなんやかんやでよく動いてくれる使えるやつらでした。それに比べてタイクーン国よ・・・王様の求心力が弱まってるんじゃない?もしもファリスにタイクーン王と血縁があるのであれば、次期国王は早めに指揮を執った方がいいかもですね。

4人で神殿を上に進みますとブラックゴブリン、ホワイトスネイクやらがでてきました。ゴブリンは早くも色違いが登場か。特に苦戦はしませんが「ゴブリンパンチ」なる技を繰り出してきましたよ。名前がつくだけでちょっと強そうになりますね。まだすっぴんなので特殊なことはできない4人ですが、「バッツパンチ」「レナパンチ」とか口にしちゃえばいいと思います。先日、朝の連続テレビ小説「あんぱん」が最終回だったんですが、やなせ先生もアンパンマンにアンパンチを許してますね。一応、非暴力ヒーローではあるので、原作では顔でお腹を満たして「逆転しない正義」を執行していた彼ですが、テレビで毎週しつこく悪事を働くバイキンマンを退散させるのに、子どもでもわかりやすいアクションが必要だったんでしょうね。まぁ、攻撃というよりも番組の終わりの挨拶くらいの感覚で「アーンパーンチ!」「バイバイキーン!」と呪文のように唱えるのです。

セーブポイント

途中、宝箱にテントが入ってたかと思えば、次に恒例のセーブポイントが現れました。最初のダンジョンって感じのチュートリアルの教本みたいな配置です。「聖なる力で守られている」という説明一つで万事OKです。王様もどこかのセーブポイントで休んでいてくれればいいのにな。