
地割れとゴブリンに襲われて、倒れこんでいたレナ姫とガラフを何とか救い上げボコと安全な場所まで逃げおおせたバッツは、ゴブリンの追撃がないか高台で監視体制です。よく考えるとなんで二人はあんな場所に寝転んでいたのでしょう?周りにゴブリンの姿はありませんでしたが、襲うだけ襲って、気絶させたまま、地割れにビビってトンズラしたって感じでしょうか?ガラフの素性を疑っている私としては、二人の間に何かあった可能性も捨てられません。そこで、まずレナ姫が目を覚ましました。「よう!」とバッツがかけよります。
一度見放したことをボコに怒られたバッツも気まずいですが、短時間に二回も救出されたレナ姫もなかなかのはず。一言、護衛をお願いすればバッツもついてきてくれた可能性はあったんじゃないでしょうか?近視眼的にパパ王様のことしか考えられなくなって、危険に見舞われてしまっています。そして、連れてってくれと懇願していたガラフに関しては、もしかして戦力にならないくらいのおじいちゃんだったりするのでしょうか?ゴブリンに苦戦する二人には、やはりバッツの助力が必要そうです。
さっきから頻発しているがけ崩れや地割れは隕石の衝撃由来というのがバッツの見立てのようです。そして、この先にあうトゥールへの道も塞がってしまったという新情報も入ってきました。最寄りの街だったんでしょうかね?できれば、一度ゴブリンの心配をしないで済むような場所に移動して体制を整えたいところですが、ちょっと難しいみたいです。そこでレナ姫の一言です。「早く、風の神殿に行かないと…。」こんな状況でもまだ自分本位!王族ってみんなこんな感じなのでしょうか?それとも風の神殿を守る大義のためならバッツをいくら振り回してもいいの?

ここでガラフがうなされます。なかなか目を覚ましませんね。思ったより隕石からダメージを受けていた?いや、隕石のダメージってなんだよ。死しかないだろ。そんな謎の男を見つめながら、風の神殿にみんなそんなに行きたいのなら、いっちょ、ついてってやろうとバッツから提案してみました。「おやじの遺言なんだ。世界を旅して見て回れ…。それに…風が呼んでる。」ポロッとまたバッツ情報が露出します。
- お父さんは故人
 - 父、外遊に理解あり
 - バッツも風に敏感
 
なんなんでしょう、この世界の人は。やはり風と共にある風の谷の住人なんでしょうか?多分、風関連のことわざや慣用句とかいっぱいあるんでしょうね。「ほーらいったこっちゃねぇ。風が笑うよ!」「破れ袋のオケラ風だ!」とかよその人間にはわからない風トークで内輪で盛り上がってるんでしょう。土、火、水も負けるな!
それで、「とかなんとか言って、本当はこの子にホの字じゃないのかい?」とか、本当は目が覚めていたガラフが余計なちょっかいを入れてきます。心配して損しましたね。やはりガラフという男、気が抜けない男です。こいつを風の神殿に本当に連れて行ってもいいものでしょうか?結局、「記憶喪失も嘘じゃぞい。」って言い出しそう。「借りてた100ギル、返したって言ったけど嘘じゃぞい!」「ゴブリンにやられたフリじゃぞい!」「この神殿に入るためだったんじゃぞい!」疑いの目、改めて強化しよう。

で、結局、道が塞がれたことを再確認し、それでも行かなきゃ、と3人と1匹は頷きあうのでした。トゥールとかいう場所は一旦諦めるのかな?とりあえず、崖気味の山岳と海に挟まれて、北にしか進めそうにありません。なら北に行くのです。ボコは多分一人乗りですよね。外移動中はチョコボ移動っぽいですが、実際は交代で歩いているんでしょう。確かまだレナ姫は身分を明かしていないので、チョコボ乗り放題とはさせられません。ガラフ辺りが、腰が痛いとか言ってボコの背中を独占してないか心配です。あいつの嘘にご用心!