国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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巨人誕生

青き星・地球に戻ってきました。どうも魔導船はバブイルの塔(地上)付近に着いたみたいですね。地球でやりたいこともあるのですが、さっそくイベントが始まってしまいました。

多分、飛翔のクリスタル近くに5人は集合して、バブイルの塔を観察していると突如振動が起こります。宙に浮いている魔導船が震えるっていうことは、近隣の大気も含めてこの辺一帯が強く揺れているのでしょう。その震源は勿論バブイルの塔です。「遅かったか!」とフースーヤさんが言っているので、集めたクリスタルを使ってゴルベーザがなんかしたんでしょうね。

フースーヤ「バブイルの巨人が誕生する・・・!」

バブイルの塔に青白い閃光が走り、その激しさが徐々に増し、地表にその中心が移動し、ピークに達すると火柱が上がり、塔と同じ色をした巨人が地上に生成されました。目元は赤く光り、砂埃の中、かがんだ体勢から起き上がり、背中からは謎の突起が2本立っています。

そして突然指先から怪光線を放って、周囲一帯を焦土化し始めました。既存の文明は全部焼くっていう、ゼムスの方針の通りのことが実践されています。プーチンが核爆弾を盾に交渉しようとしているのとは全然違っていて、話し合うテーブルがない相手なんですね。(ロシアがそうでないと信じたい)心優しいローザさんはあまりの惨状に「ひ・・・どい・・・。」とうつむいてしまいます。

憤るエッジ。エブラーナがここから一番近いですし、怒りがこみあげてきているんでしょう。今すべきことは何なのか・・・と思っていたら、巨人に対して爆撃が始まりました。頭の高さには赤い飛空艇団、足元には青い戦車。これは赤き翼とドワーフ国からの援軍か!?

ジオット王とルカ姫が画面に現れ、「ドワーフ戦車隊見参!母なる大地のため、われわれも戦う!」と巨人に対して宣戦布告です。これはもしや熱い展開ってやつが始まるんじゃないでしょうか?最終回近くでこれまで関わってきた人たちがみんな集合して共闘を始める、ってやつですね。地底のドワーフたちは地上にアクセスする術を持ってないはずでしたが、これを可能にする男を我々はよく知っています。戦車なんて重すぎて地上に引き上げられないですよ、普通に考えて。一度バラシて飛空艇で複数回に分けて運んだんでしょうね。すげー!

戦車隊にはドワーフに混ざってヤンとシルフの姿もみえます。相変わらずシルフはヤンの体調を心配し通しですが、「心配いらん、それに私だけ寝ているわけにもいくまい・・・!」と強気の発言です。あの人、密室で爆破された経緯があるんですが、気合いだけでこの戦場にきてるんですよ。どういう肉体なんでしょう。

飛空艇舞台は当然、シドを中心に編隊が組まれています。あの弟子たちも戦線に出向いてますね。工兵として隊をバックアップしてるんでしょう。「ワシがきたからにゃ、心配いらんぞ!エンジン全開じゃあッ!」ってこの人も高所から爆弾を抱えて飛び降りた経緯があって、存命確認後も機械いじり中にぶっ倒れたりしてるんですよ。このゲームの中のおっさんは不死身なの?不死身の杉本なの?

そして、ここで一番のサプライズです!パロムとポロムがミシディアの長老と一緒に飛空艇に乗ってるじゃないですか!「へへ!久しぶりだな、あんちゃん!」「長老に助けていただきましたの!」おー、このしゃべり方、懐かしい!生きとし生けるもの全てにかかわるこの戦いに、戦いを好まないミシディアからも参戦が長老から表明されました。パロムが甲板上からあんちゃんに語りかけてますが、音声の伝達手段は不明です。ひそひ草?もっと早く長老をバロンに連れて行けば、またこの二人とパーティーを組めていたかもしれないんですかね?

そして、トロイアの神官たちと一緒に乗船しているのはギルバートです!この子も船が難破して海に放り出された経緯を持っていますが、リディアもヤンもセシルも同様なので、悲惨さがいまいち足りない気がしてしまいますね。海難事故・・・死んでもおかしくないのに、他の三人がピンピンしてたので、ベッドで臥せっていたギルバートが相対的に貧弱兄ちゃんっぽく映ってしまう・・・。磁力の洞窟では彼の機転で命を救われているのを忘れないでおこう。「セシル・・・。君たちに教わった勇気を見てくれ!」勇気を教えたのは半分以上リディアな気もしますが、とにかくセシルを慕ってたくさんの人が動いてくれています。立てる作戦はほぼ「しまった!」と失敗し、バブイルの巨人の誕生阻止にも「遅かったか」と言われてしまったセシルですが、そんな困難にいつもぶつかっていく姿が人の心を打ったんじゃないでしょうかね?

ローザ「巨人が・・・、戸惑っている!」

団結に揺らぐ巨人をみてフースーヤから提案です。内部から心臓部を叩く、巨人とのスケール差を活用して、病原菌のように体の中に入ってひと暴れする作戦です。あの巨人に白血球みたいな防御細胞があるかはわかりませんが、鬼を内側から退治した一寸法師にセシルがなるのです。

というわけで、シドにお願いして巨人の口元に運んでもらうことにしました。なんだろう・・・伝声管があるかのようにシドに状況が伝わってます。魔導船側のクリスタルにそういう機能が備わってるのかな?不思議なことはみんなクリスタルで説明をつけるスタイルです。