国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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涙のフライパン

ドリルのついたファルコン号は岩盤を崩しながらついに地上にでました!マグマのいしで一度開けた穴を爆破で塞ぎ、再度ドリルで穴を開けるという年末の道路工事みたいなことをしてしまいましたが、これを以て地上と地底は完全に相互の行き来が可能になったと考えてよさそうです。近い将来気のいいラリホーさんたちとの交流も復活することでしょうね。多分、地下資源がたくさん輸入できるようになりますが、なんと飛空艇なくして輸出入ができないので、これからバロンがめっちゃ儲かることになります。そして、ファルコン号を将来エッジがパクっていく未来がありえるので、エブラーナの再興もドワーフたちとの関係にかかってきそうです。バブイルの塔っていう地底までの経路もエブラーナが握っているので、バロンとエブラーナが将来的に大国化していくかもしれません。エッジとは仲良くしておこう。バロンの政権運営が今後どうなっていくか・・・まだ状況が変化する余地があるので大声では言えませんが、セシルによる国盗りは常に腹に一物持っておこうと思います。セシル殿下にローザ王妃・・・ダムシアン属国化まで妄想しました。

さて、ミシディアに急ぐようジオット王には言われてますが、地上での用事はたくさんあるので一つずつ片付けていきましょう。まずは幻獣たちが地上ツアーから帰ってこない件から、というわけでオアシスのあるカイポに戻ってきました。こんな砂漠の真ん中を目指して、好いた男を探して歩き通した猛者がいたんですよね~。町の人の会話はまだそんなローザ目撃情報やアンナとテラの話に終始していて時が止まったようです。

オアシスのほとりを歩いていると幻獣ローブ姿が見受けられます。あと隣にキラキラも落ちてます。キラキラの方はデカントアイテム「アイテムのちしき」でした。そういえば未使用なデカントアイテムがたまってきてしまったので、そろそろ整理しないとなって思ってたんでした。誰に何を覚えさせるかちゃんと検討しないとなと思いつつ・・・少しめんどい・・・。そろそろ終盤も近そうだし、戦闘を少しでも楽にしたいのですが、自由には脱着できないので失敗が許されなくてちょっと怖い。

「あれ?リディアじゃん!ぐうぜんだねー。」オアシスの水を眺めていた幻獣はリディアを見つけると呑気にそう言ってきました。腕を組んで嗜めるように帰る日時を確認させるリディア。あの子、幻獣のお姉さん的存在なの?あんなちびっ子がこんなに立派になるとは・・・。また幻獣も時間の感覚が人間界とだいぶ違うせいか、ちょっとルーズなんですよね。幻獣がボーっとオアシスを一時間眺めているだけで、幻界では何日か経ってるんですかね?まぁ、寿命も長そうだしちょっとくらい遅れても誰も気にしなさそうだけど。とりあえずこれで幻界に報告すればいいのかな?

次はファブール城を目指します。前にヤン死亡の誤報を流してしまいましたので、訂正と現状報告です。ファブール城内は来るたびに道に迷っている気がします。ヤンの家は左の塔3Fだと覚えておかないとなー。強気なヤン奥さんに地底でのヤン生存確認を伝えると目にホコリが入っちゃって涙を流してました。素直じゃないお人。前に死亡を伝えちゃったときもヤンがそんなことでは死なないと固く信じてましたが、いざ生きてたと分かれば張りつめていた気持ちが一気に弛緩しちゃいますよね。偉い軍人の嫁っていう立場も大変なんだろうな~。

それでシルフの愛をもってしても目が覚めない旨伝えると、これで闘魂を注入せよと「あいのフライパン」を預かりました。片時として手放さなかった伝説の武具じゃないですか、これ!(おくさん専用武器)ここで威力を発揮するのか~。シルフの愛を上回るのはやはり嫁さんの愛しかないですよね!

ここで一回シルフの洞窟に戻ります。例によって「ゲコゲコお鳴き!」ってされながらシルフの住居まで一直線です。もちろんレビテトを唱え忘れていちいちグハッとダメージを受けてました。洞窟移動中セシルは終始、「なるほど・・・これで何か作れば・・・?」って言ってるんですよね。フライパンが調理用具なこと忘れてましたね。目玉焼きでも鶏肉のソテーでもヤンの好物を作ってあげろってことですかね?

しかし、いざベッドのヤンと対峙すると「あっ!やめ・・・」というシルフの静止より先にセシルの振り上げたフライパンがヤンめがけて振り下ろされるのでした。セシル、おまえ、マジか!?

ヤン「ムッ・・・うーん・・・。もう、修行の時間か?もうしばらく寝かせて・・・」

ヤン家の日常がうかがい知れるほほえましい一幕です。愛のしみ込んだフライパンの一撃でヤンは目を覚ますのでした。(ショック療法)

シルフに救われたヤンは、それでもまだ重体です。セシルのパーティーに戻ろうとしますが、ここでエブラーナの若君・エッジが「ケガ人の出る幕じゃねーぜ。」とストップをかけます。ヤンとエッジは初対面でしたね。ファブールにもエブラーナの忍者の話は伝わっているようで、ヤンは一目でエッジの体幹を見極めたようです。それでも一緒に戦おうとするヤンにシルフが「無茶しないで!私たちが力を貸すから!」と提案してきました。なんでそんなにヤンのこと好きなん?シルフの愛もなかなか深い。リディアの召喚魔法で呼び出せばヤンの代わりに戦ってくれるとのことです。そして、ヤンはこのボロボロの体では使いこなせない技術をデカントアイテムとしてセシルに授けるのでした。「がまん」「けり」「ためる」の三つは使い道がありそうですね。

「ヤンが死んだらどうするの」「人間て乱暴ね」とフライパンで強襲したようにしかみえないセシルはシルフにさんざんな言われようですが、一応、新たな戦力を手に入れて、奥さんの愛のフライパンもうまく使いこなせたようです。

シルフの家も出ようと思ったら、なんか幻獣とシルフがお話してました。どうもオアシスに行った幻獣とは別に時間になっても帰ってこない幻獣がいるってことのようですね。そういえばこの間、帰ってきてない幻獣カウンターがありましたもんね。シルフと仲がいい幻獣がお泊りしちゃったとかなんとかで、リディアにみんなが心配してると促されて幻界に帰っていきました。シルフが臆病なのは人間やドワーフに対してだけかも。ドワーフ理論だとベッドで寝てるだけでヤンは治っちゃうことになりますもんね。ベッドで治すドワーフ、愛で治すシルフ、フライパンで治す人間・・・シルフがいいなあ。