オアシスが見たくて人間界にでかけちゃった幻獣が帰宅予定日に帰ってこないという事態が発生していますが、世界のピンチと比べるとちょっと優先度が低いので、まずは幻獣の町のあれこれを片付けていきましょう。帰宅困難者を心配する幻獣の家にはなぜかセーブポイントがあったので、宿屋に1200ギル払うならと思ってテントで一泊させてもらいました。ここにセーブポイントが配置されているということは、いつか幻獣の町での籠城戦もあるのかもと思いつつ、まあ、この後ボス戦が用意されていると考えるのが妥当ですかね。
では、この間みかけたうさちゃんの話を進めましょう。ドワーフ城以来なのでちょっと久しぶりです。今、何て名乗ってたっけ?サミングウェイ?プリン好きの彼女のことは吹っ切れたそうで、今は新しい真の愛に目覚めたんだそうです。「愛の人 ラヴィングウェイ」が今の通り名だそうですが、軽薄ウサギが言うと信憑性が今一つですね。
ラヴィングウェイ「突然ですが、あなたの好きな人の名前を教えてくださいませんか?」
はい、きました。個人情報の抜き取りです。ティーンの子にはセンシティブな情報なのでこれはちょっと人質にされると怖い情報ですよ。MOTHERとかでやりますよね、ふいに入力した情報をストーリーのどこかでポッと画面に出してちょっとびっくりさせる手法。この時代に流行ったんだっけ?プレーヤーの本当に好きな子の名前を入力させようとしているのかもしれませんが、今はセシルとラヴィングウェイの会話ということなので、セシルの気持ち(5文字以内、絵文字禁止)で入力しました。
セシル「ローザ」
顔を赤らめるローザ。複雑な顔になるカイン。恋バナにテンションを上げるリディア。まだ恋の機微がわからないエッジ。我らがセシルならためらいも恥じらいもなくどストレートにこのくらい言ってくれると思います。それだけ聞いてラヴィングウェイは彼女をデートに誘いに行ってしまいました。気まずい三角関係が幻獣の町に変な空気を呼び起こします。カインの気持ちが表に出ないので、それさえクリアになればすっきりするんですけどね。戦争の時代ですからね、平和なプレイヤーにはわからないいろんな事情があるわけで、セシルなんていつうっかり死ぬかわからないので、カインが好いてくれているんだったらそれはそれで・・・。ゴールデンカムイの不死身の杉本とか月島軍曹とかの戦時の幼馴染ストーリーは話を盛り上げますね。
さて、幻獣の町で聞き込みを続けましょう。「アスラ様を倒さなきゃ幻獣王には話も聞いてもらえないって言うぜ!」と言われましたが、まだアスラ様も幻獣王も誰なのかわかりません。多分、幻界を統べているのが幻獣王なんだとは思いますが、アスラさんって人もこの世界では上層部の幹部って感じなのかな?アスラは多分、阿修羅みたいなやつですよね。ドラクエだとアスラゾーマとかいましたね、外伝作に。こっちにはリディアがいるのに話も聞いてもらえないなんてことはあるんでしょうか?
次は幻界図書館なる本がいっぱいある建物に入ってみました。図書館っていうシチュエーションはたくさんの情報を提供するインターフェイスとしてよく使われますよね、RPGとかで。人にしゃべらせる情報ほど熱量がないので、受け取り手としても気楽でいいのです。私は本棚を片っ端から読む派ですが、読まずにスルーする人も一定数いるので、何かのフラグを無数にある本棚のどれかで立てる場合は導線をちゃんと用意しないとですね。司書的な人に図書館は静かに使えと窘められるのもお約束ですね。最初にてにとった本は目立つ場所にあった本棚のもののせいか、いきなり大事そうな話が書いてありました。なんでも人間界につながる洞窟があって強い精神と肉体がないと通れないとのこと。これが本当なら幻界経由で地底と地上を行き来できるってことですね。デビルロードっていう通るのに聖なる力が必要なワープ航路がミシディア・バロン間にありましたが、あれと同じ感じですかね?
本には召喚士や幻獣のことが多く記されているようで地を引き裂くタイタン、全てを焼き尽くすイフリート、温厚なラムウじいさん、逃げ足と愛嬌のチョコボ・・・とよく知った面々の紹介がされています。まだ見ぬ幻獣も示唆されていて、召喚道もまだまだこれからのようです。下の階に降りるとさらに本棚が並び、より新情報が増えてきました。今ある二つの月が太古では一つだった!とか人間の歴史には記述されてなさそうな情報もありましたね。二つに増えた月・・・太古の昔に邪神ニズゼルファでも封じ込めたんでしょうか?そしてさっき名前が出てきたアスラ様のこともわかりました。幻界の女王で幻獣王の妻だそうで、幻獣王への関門でもあるそうです。さっきもそんな話を聞きましたね。高貴な方とはなかなか直接お話しできないものなんですね。日本の公家みたいに御簾の奥で下仕えのものを介してしゃべる感じでしょうか?幻獣王は無敵の幻界の主だそうです。北の海に出現し大海原の主って言われて・・・あっ、これリヴァイアサンのことっぽいですね。かつて辛酸をなめさせられたリヴァイアサンですが、あちらにしてみればリディアを迎えに来た、くらいのつもりだったんでしょうか?リディアママも多分、幻界を行き来してリヴァイアサンとは親交があったのかもしれません。ママにもしものときのことを頼まれていたとしてもおかしくないか。むしろミストドラゴンとリディアママに打ち勝ってしまったセシルなんて攻撃対象だったわけか。ヤンとギルバートと船員の方たちはとんだとばっちりでしたね、ごめん。
まだ見ぬオーディンは一撃必殺の斬鉄剣の使い手で、剣に雷が落ちた時くらいしか負け知らずだそうです。召喚魔法ってレベルが上がったからといって召喚対象は増えないんでしたっけ?となればオーディンと仲良くするためのイベントがこのあとあるのかも?何ならオーディンはオアシスの水が飲みたくなっちゃうような好奇心とか持ってたりしませんかね?
幻界の掟が書かれた本もありました。強さとは正しき心だそうで、その強さを持たないやつの召喚にひょいひょい応じるんじゃないよ、っていう内容でした。リディアは純真でこのパーティーの誰よりも正しさを大事にしていますから大丈夫ですね。理不尽なことにセシル・ローザ・カインは空気を読んで黙っていることが多くても、リディアだけは声を上げてくれます。エッジも不平ぐらいいいそうですが、一本筋が通った正義の心はやはりリディアのものです。汚い大人にはならないでね!
それで幻獣王の上位存在に幻獣神がいるそうです。界王様と界王神みたいなものか。幻獣の創造主でどこかから見守ってくれてるとか。幻獣神・・・神レベルが出てくると、ラスボスとか隠しラスボスと結びつけたくなっちゃいますね。まぁ、今は名前だけ憶えておきましょう。幻獣神は敗北をしらないらしいですが、それを破るものがいるとすれば天を制する騎士くらいだって予想も書き添えてありました。これはセシルを暗示させます。天を制するような武器が手に入ったりしそうです。
また、月関連書籍が出てきました。昔、月から大いなるクジラがこの地へきたそうです。Twitterのサーバーでも落ちたんでしょうか?そのクジラは竜の中で深き眠りについてるとのことですが・・・私が最初に連想するのはリヴァイアサンです。クジラみたいにでかい印象がリヴァイアサンにあるのです。
前に海上に出没したときは竜っぽい首の長い印象でしたが、この姿だと「ドラゴン」とちょっとイメージが被っちゃいそうです。ここは真の姿はクジラ体形ってことでどうでしょうか?
「幻獣・魔物・人間・・・どこからきて、どこへ行くのか・・・ ・・・永遠の謎である。」って書いてある本もありますね。この分類でいくと、ドワーフは人間という括りかな?シルフになるとどうでしょう?幻獣感が出てきますね。ダークエルフは人間より魔物味が強いかな?ゴルベーザは人間?ゴルベーザ四天王は?幻獣神が幻獣を創造したように、人間神と魔物神も出てくる?人間以外の動物は考えないのかな?・・・世界観は難しい・・・。
最後の本棚ではか弱く優しいシルフに触れていました。あいつらは力を合わせると本領発揮するタイプだそうです。シルフなんてヤンの介助係くらいにしか思ってませんでしたが、まだ何か展開があるのかな?
図書館の最下層は幻獣王とお妃さまの部屋になってました!本が好きな王様なんでしょうか?アスラ様経由でしか王様にたどり着けないと言われていたので、この部屋に普通に王と妃が並んでいることが意外でした。
「幻獣王?いやいや、ワシャ~ただのジジイですじゃ!」
ジジイかい!王妃様を立たせたまま横で玉座に座ってるんですけど、そんなジジイあり?あとこの二人だけ赤いローブに身を包んでなくて、特別な立場であることは間違いなさそうなんですが、それでもジジイなんすかね?まぁ、ジジイではらちがあかないので、次回、お妃さまに話を聞いてみましょう。まさかただのババアじゃないでしょうね?っていうか、リディアは答えを知っているはずなのに教えてくれないのは「幻界の掟」に従って、正しい心を持っているか試されているのかな?