国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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幻獣だって旅したい

ヤンが重体ながら生存していることが判明しました。ただ、ファブールとの連絡手段が今はないので、他の可能性を見出しに幻獣の洞窟にやってきました。リディアっていう幻界育ちの特殊な人材がこちらにはおりまして、リヴァイアサンとも親密そうな感じを出してきています。このお嬢さんの伝手を使うと、多分ゴルベーザにとっても思いもよらぬからめ手で攻められるんじゃないでしょうか?ミストを念入りに焼いてたので幻獣と召喚士というのは、王族とはまた違う有力な勢力と認識されてそうです。とりあえず、シルフの洞窟でさんざん唱えたレビテトをここでも詠唱して、ふんわり浮きながらマグマだまりを超えていきます。

マグマは見た目の緊迫感がやばいのでレビテトのかけ忘れが防げていいですね。溶岩流が1000度程度だそうですので、鉄の融点よりは低いものの人体は即炭ですね。レビテトの有無は酸の時とまた緊迫の度合いが違いますね。有毒ガスとか無酸素な空気だまりとかもレビテトで少し防げるかもしれません。また、現代の舗装されている道路であればレビテトを使った遊びが捗りそうです。絶対オリンピックの種目にレビテト系競技がいくつもあるはず。

あとローザさんが洞窟の岩盤の脆さに注目していて地震でも起きたらボロボロになりそうっていってました。確かに溶岩以外の地形に蜘蛛が張ったネットみたいな足場があって、その下は普通に空洞っぽいんですよね。落とし穴に落ちて地底に来たのに、さらに下に落ちるのは勘弁です。今の日本とか、FF3の世界だったら地震が多発してこんな洞窟やばくて入ってられなそう。

モンスターはベルフェゴールとかいう空飛ぶ悪魔とか、ブラッディレッドとかいうデスを唱えるギョロ目ちゃんとか、召喚士とかいう腰の曲がったしょぼくれじいさんとか出てきました。召喚士・・・何かを召喚する前に倒されてしまうので、どんな敵なのかわからないんですが、変な幻獣を呼ばれて全体にウン千ダメージとかないでしょうね・・・。魔物側にも召喚魔法の使い手がいるとなると、ゴルベーザへの優位性が疑われちゃうなー。そんで今さら気が付いたんですがカインがなんか赤いです。そういえば最近ジャンプコマンドを選択してないなーって思ったら、アヴェンジャーっていうこの間装備させた武器にバーサク発動のサイドエフェクトがあったようです。まあ、攻撃力が上がるし、カインなんて本当にただのアタッカーなので、コマンド選択しなくていいし良い武器です!復讐するは我にあり。アヴェンジャーはむやみやたらとモンスターに報復するのでした。

こいつらとかどうです?右手のサタナイトは「あくまのきし」という感じで正統派なビジュアルだと思いますが、左手のサタナジュニアの手足の交差ぶりとかなかなかに珍妙でめをひきます。右の黒目が定まらない感じもクレージーでいいですね。どっちも「サタナ」を冠してますが、サタンの呼び名のバリエーションにサタナがあるそうです。
あとは「いなずま」を使う雷竜っていう水色モンスターとアルケニーっていう下半身蜘蛛の女型モンスターがいました。

「きくいちもんじ」「ポイズンアクス」のある隠し部屋の先にさらに隠し通路があり、マップの下の暗闇をグルーっと回っていくと方形の魔方陣っぽいものがみえてきました。この上に乗るとどこかにワープするしかけのようですね。

で着いた先が幻獣の町でした。町ではリディアの帰りを歓迎する一方で人間なんか気安く連れてくるなよとちょっと排他的な意見も聞かれました。多分、時間の流れ方が違うのでリディアがいなかった時間なんて幻界では数分とか数時間程度だったんじゃないかと思いますが、リディアがここの住人に好かれていて、よくしてもらっていたことがわかってホッとしました。ホントはセシルがローザと一緒にリディアを責任もって育て上げたかったのですが、多分数少ない召喚士の末裔は、セシルの力及ばず、ゴルベーザに芽を摘まれちゃっていたでしょうね。

幻獣の町の住人は赤黒いローブを羽織っていますが、その下はやはり人の形をしてないのでしょうね。いや、幻獣って半分くらいは人っぽい形態か・・・サイズ感が違うけど。あのローブの下がどうなっているかわかりませんが、この町では多様なものがお互いを慮って、迷惑をかけないようにいきていそうです。人間よりも民度高そう。

赤い魔方陣に乗ると多層構造の町の上層にワープしました。チョコボの姿が見えますが、そういえばあいつも召喚対象でしたっけ。ここにいるチョコボは人語を解するのでいつもの「クエー」はありません。デブじゃなくてもしゃべれるのか。人間界で森に集っているチョコボとか家畜として飼育されている黒チョコボとかはどういう存在なんでしょう。人語がわかるとなるとまたちょっと接し方を考えちゃいますよね。イルカやクジラの知性でも漁に反対されますからチョコボも食べちゃダメってなりますね。

幻獣の町でも人間の町と施設はあんまり変わらないようで、宿屋では幻獣がテーブルに集まって雑談に興じていました。「イフリートのやつ、相変わらず燃えてるんだろうな。」知ってる名前が出てきました。イフリートはまた燃えていると噂される幻界トークの笑いのツボ・・・わかりにくい。「タイタンなんざ【レビテト】さえかけとけばへっちゃらさ!」と幻獣攻略トークはまだ為になるのでいいですね。もしかして、レビテトって地震関連に強いのか、浮いてるし?逆に空を飛んでる敵にはタイタンを呼んでも効果がないってことになるのか・・・。

町の中に青いボム(ペイニーボム)みたいなやつもいてちょっとビビりましたが、こいつも幻獣のようです。ボムに町を焼かれたリディア的にトラウマの方は大丈夫だったんでしょうか?話してみるとリディアのことを心配してたいい人っぽかったです。見た目で判断してすいません。その先に赤いローブの幻獣じゃなさそうなウサギが見えますが、それは後回しにします。

このお家ではリディアの帰りを待っていた人がいました。どうも頼み事があるみたいです。今日帰ってくる日程で旅行に出かけた幻獣がまだ帰ってきてないのでリディアに探してきてほしいとのことで、その旅人たちは砂漠のオアシスの水を飲みたいという素っ頓狂な願いのために人間界にいっちゃったそうです。まあ、思い当たるのはカイポあたりですよね。これでファブールのヤン嫁ともう一つ人間界に用事ができてしまいました。早く地上に戻りたいけど、地底生活はまだしばらく続くのでした。