国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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ホバーをフック

ヤンとシドを短期間に失い、悲しみの中関係各所をめぐって脱線してしまいました。それもこれで最後です。バロンの町に到着しました。

シドには娘さんがいて、変わり者のおやじのことで町内ではちょっと大変だったはずです。あの親父を反面教師に、うまく立ち回るすべを身に着けてそうな娘さんに訃報を届けます。

「父は相変わらずでしょうね。子供みたいにいつまでも飛空艇をいじってるんでしょう?」

おー、ヤンの奥さんと違って、シド死後のセリフを持たされてない・・・だと・・・。

このセリフを訃報を伝えた後のものと解釈すると、

「父は(あの世でも)相変わらずでしょうね。子供みたいにいつまでも飛空艇をいじってるんでしょう?(本人も喜んでいるに違いないから変に気に病まなくいいのよ。)」

となって、父を亡くして一番悲しいのに、こちらに気を使ってくれてよくできたお嬢さん!ってなりました。

一応同じ町民のローザママにも顔を出してきましたが、あの人はシドなんかよりローザのことで頭がいっぱいって感じでした。相変わらずですね。

さて、続いてバロン城です。シドは遺言で部下に飛空艇のことで何か託してあったみたいなことを言ってました。でもバロン城のどこにも部下っぽい人がみつかりません。赤き翼の拠点のあたりとか最初にシドに会ったあたりとかかなって思ってたんですが・・・。いろいろ探し回ってるうちに城内のまだ気づかないでいた部屋とか見つけちゃいましたよ。そして黒魔法研究者にミニマムの実験台にさせられるのでした。あっ、そういえば兵士からこんな話も聞けました

「夜な夜な地下から声がひびいてくるんです。あの声は、そっくりなんです・・・。いまは亡き・・・、陛下の声に・・・。」

陛下の死については城内でそう言われてるだけで、実際のところわからないんですよね。誰も遺体を確認してないと思います。もしも地下に幽閉されていたら・・・カイナッツォを倒してから結構時間が経っちゃってたので、王の食糧が尽きてそう・・・。でも、怪談風に話してくるこの兵士しかヒントがないので今のところなにもできなそうです。地下牢とかもみましたが、いなかったはず。っていうか、シドがあんなデカい飛空艇を匿えたり、死んだはずの王様が地下にいるかもしれなかったり、この城は亜空間にでもつながってるんでしょうかね?

最終的に右の塔側の外壁の上に技師っぽい恰好をした二人組がいて、そいつらがシドの弟子でした。親方に頼まれてエンタープライズにフックを取り付ける設計を考えていたんですって。すぐに二人はエンタープライズに乗り込んで、そのフックとやらをとりつけてくれました。「なーに、あっという間ですよ。」さすがはあのシドの弟子といったところでしょうか。

フックの用途はホバー船の引き揚げだそうです。シドはギルバートとはトロイア城の救護室で面識があったんでしたっけ。ということはそこでダムシアン王家の足・ホバー船のことも聞いていたんですね。エンタープライズ号でホバー船を吊り揚げて、エブラーナの浅瀬に下ろせばバブイルの塔にあるエブラーナの洞窟にいけるだろうとのことです。・・・そんな洞窟の存在に気が付いてなかった・・・。いやしかし、地上のバブイルの塔にも目を付けていたとは、シドの先見の明は見事ですね。相変わらず地上と地下を生身で一人でどうやって移動したのか謎ですが、パワーアップしたエンタープライズ号でも勝てない敵を見越して、バブイルの塔を上から攻めるところまで計算して合ったんですね。人付き合いは雑そうですが、細かいところに気が届く繊細な心も持ち合わせていたのか!

セシル「じつは、シドは・・・。」

弟子たちの勢いが強くて、まだシドの訃報を知らせられずにいたセシルがここでぶっぱなしにいきます。「元気すぎてお困りでしょう?殺したって死ぬような人じゃないですからねえ!」最後まで聞かずに弟子たちは親方がいないところでめちゃめちゃ要ってきました。いや、内心シドの不在から察してはいるものの、死が信じられずにとっさにセシルの口を止めたのか・・・?どっちだ?っていうかシドってギャグキャラ感も持ち合わせて本当に死んでなさそうな気もしてきました。えーっと、FF2のときのシドは死んだんでしたっけね。飛空艇を「貸すだけだぞ・・・」っていいながら。FF3のシドは呪いで棒人間(透明人間)で出会ったおじいちゃんでしたね。飛空艇が墜落したのもいい思い出です。FF4はそのどちらとも違うタイプで、あの火口からの決死のダイブの後でもむくりと起き上がってドワーフの国に戻ってそうなタフさを持ち合わせています。実はまだ生きているっていう含みが、残された者的にはいろいろ考えちゃいます。まあ、言い出したらヤンもなんやかんやで生きていてもいいですよね。・・・ふー、それジャンプじゃん。これFFだしな。みんな役目を終えたら殺されちゃうんですよね。ギルバート、よく生きてたな。

さっそくダムシアン跡地の北東のホブス山のあたりに乗り捨てていたホバー船を回収にいきました。このホバー船、セシルは運転できるのかまだ未知数です。ずっと瀕死のギルバートをトロイア城に呼びにいくか・・・(ひどい)。絶対安静らしいので、ここは元赤き翼団長殿に頑張ってもらいましょう。

そして、着陸場のないバブイルの塔を横目に南下していくと、エブラーナ城の西に浅瀬を発見しました。これならちょっとホバー船を運転するだけで、浅瀬から洞窟に入れそうですね。初心者も安心です。