国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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火口爆破

バブイルの塔から出たとたんにゴルベーザが入り口の橋を落としてきました。自分が住む家とかだったら絶対こんなギミックはつけませんが、戦国の世にあっては、塔は要塞のように使われていたようですから、万が一の備えとして籠城用の装置があるんですね。忍者屋敷に落とし階段っていうギミックがあるじゃないですか。ドリフのコントで使われそうな段鼻が下がってスロープ状になっちゃう仕掛けなんですが、男の子は憧れませんかね、あんな仕掛け。あとはボタン一つで足元に落とし穴が突然現れるやつとか。ボス役はこういうギミックがあるので敵役が武器をもって乗り込んできても余裕を保ってられるんですよね。そういうのを実践しちゃうのが遊び心満載なゴルベーザなんですね。

あわやマグマに真っ逆さまというセシルたちの元に、さっそうと現れたのがエンタープライズ号でした。もちろん甲板上にはシドの姿が!ということは謎の方法で地上にアクセスして、装甲用のミスリル資材を謎の方法で運搬して、修理が完了したってことなんでしょう。謎が多いですが、シド専用一人乗りのミニ飛空マシンとか隠し持っていたのかもしれません。飛空艇技術はクリスタルや魔法と並んでFFのブラックボックスな部分です。実質バロンが独占していた技術で、そこの技師のトップが仲間ってすごいですね。

シドがいない間に起ったことなどを情報交換する時間となりました。悪いニュースといいニュースとあります・・・。「?ヤンは、どうした・・・?」ってシドは悪い方のニュースを選んだ模様。うなだれるセシルとローザ。巨大砲を食い止めるためにその身を挺し、生死は不明です。「そうか・・・。」としか言えないシド。リディアは「グスッ・・・。」と涙ぐみます。そんなリディアの存在にシドが気づきます。そういえばシドとリディアは初対面でしたっけ。いろいろあって大人になってますが、こちらの時間軸ではつい最近までちびっこだったんですが・・・面倒なので「ミストの生き残り」とだけ紹介されました。シドなんてミストの谷の幻獣討伐ミッションなんてさっさと済ませて出世街道にさっさと戻って来い、くらい言ってたので、この子のお母さんの話をして、セシルのカルマを一緒に背負ってほしいところです。

と言いたいところで、敵襲です。赤き翼の飛空艇が後ろから追いかけてきます。性能で上を行くはずのエンタープライズ号が振り切れないということはあちらもチューンナップ済みとシドは予想します。時間はかかってもシドレベルの改良ができるなんて、ゴルベーザ側にも優秀な技師がついてそうですね。そして知ってる限りそんなことができそうなのはルゲイエ博士しかいなそうです。案外、ルゲイエ攻略は今後の戦いの中で有利に働くかもしれませんね。技術戦に持ち込めば、いずれシドがすごいの作ってくれそうだし。まぁ、シドはそういうの作りたくないみたいですけどね。

赤き翼は後発設計なだけあって、ちょっとだけエンタープライズより早いんですかね。ジワジワと差が詰まってきます。さらにフルスロットルで走り続けてエンジンから煙がでてきちゃってます。シドは元赤き翼の隊長に操舵を渡して何か対抗策を打つみたいです。

シド「地上に出たところで爆薬で穴を塞ぎ食いとめる!」

爆弾片手にすごい強行作戦を提示してきました、シドさん!もともと地底は閉ざされた世界でしたが、アガルトの噴口を刺激して、再び噴火させることで飛空艇も通れるほどの穴を開けたのがセシルたちです。それを再度閉じてやろうという今回の作戦・・・シドの手持ちの爆弾でそれできますかね?それとも・・・。「シド、あなたまで・・・!」とローザは何か察したようです。手投げ爆弾はきっかけでしかなく・・・もっと大きい爆裂が誘発されると考えると・・・。「おまえたちの子が見たかったが、ヤンが寂しがるといかんしな・・・。」シドはそう言ってエンタープライズから赤き翼に向かって落下していきました。親のないセシル、多分父親を亡くしているローザに父性を示し続けていた偏屈親父は二人のために道を開くのでした。

飛空艇技師・シドの一世一代の見せ場・・・あっ、赤き翼に特攻するのかと思ったら、あの爆弾やばい奴でした。セシルたちが火口から出たとたん起爆され、あれ一つでマグマの噴火と同程度の炎の柱がそそり立ちました。1㎏のTNT爆薬で木造住宅が全壊するとして、あの手持ちの爆弾の質量であの威力だとすると・・・怖い怖い。テラのメテオとも違った脅威ですね。地上のバブイルの塔もこれで攻めたらいいのか?

とりあえず、追っ手はもういません。さすがにただじゃすまなかったんじゃないかな?ゴルベーザが乗っていたかどうかはわかりませんが、ドワーフさんたちへの攻撃の手も少し緩むことを祈りましょう。シドは最後にバロンでシドの部下に飛空艇のことを相談しろ、みたいなことを言ってましたが、ちょっと先に寄りたいところがあります。

ファブール城です。ヤンの奥さんに最期の言葉を伝えます。「うちも人が?まぁた、何言ってんだい!あの人はそんなんじゃ死なないよ!あの人は・・・」と奥さんは気丈にふるまってますが、たばこ逆さだぜ、のリサリサ先生状態ですかね。生きていてほしいという祈りのような気持ちはこちらにもあるので、これ以上余計なことは言いませんが、戦士の妻っていうのは、訃報との向き合い方が難しそうですね。一応、王様にも筋を通しに行きましたが、こちらは相変わらずこちらの無事を祈る王でした。

ちょっとついでに思い出したかのようにトロイアにも寄っちゃいました。8人の神官女王様たちは4つ目の光のクリスタルを奪われたことを、「早く取り返して!」とか「もう4つあるならまだ揃ったわけじゃないか」みたいな話をしていますが、さっき7つ目が一か所に揃っちゃったところです。ドラゴンボールならもうシェンロンを呼ばれてるところでしたよ。8人の神官っていう数字はクリスタルの総数と因縁がありそうですね。

ヤンと一緒に旅をしていたギルバートはまだトロイアの医務室です。ヤンの死に自分の弱さを嘆くいつものギルバートです。ダムシアン復興は遠いな・・・っていうかもう一声欲しかった。お前の目の前にいるの誰か気づいてないようだけど、リディアだかんな!