国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

« 妻に会うことがあれば | メイン | ルゲイエ博士の天下 »

奇数回目のリバースガス

さてここからルゲイエ博士相手に私のセシルはめっちゃ敗戦を積み重ねます。一番の原因はやはり機械の体に変身したルゲイエ博士が開戦頭から放ってくるリバースガスにあるでしょう。リバースガスは名前から推測される通り、ダメージは反転して回復に、治療は反転して攻撃になるというやばいガスです。数学でいえば-1をかけた数値が相手に作用してしまうという感じです。しかもリバースガスは効果を重ねられるので、n回リバースされると-1のn乗が作用します。操作がおぼつかない私だと、入力作業中にバトルの進行を正しく把握できてなくて、何回リバースガスを吐かれたのか途中でわかんなくなるのでした。また、主戦力のリディアちゃんは今回、攻撃呪文で回復する役なのですが、味方に攻撃するボタンのタップミスで、ルゲイエを何度となく回復させてしまうのです。逆もしかりで、回復呪文でアタックする状況でパラディンと白魔導士は、ケアルで仲間を殺すのでした。後衛の女子はHPが少なくて、すぐ死んでしまい、生き返らせる前に全滅まで進行してしまうのでした。

ヤンとカインはどうしていていいのかわかんなくてですね、ジャンプも怖くてできない竜騎士ですよ。ハイポーションとかルゲイエに投げつけてみたりするんですけど、やべ、偶数回目のリバースガス中だった、みたいなことになって、なぜか相手のHPは増え続け、こちらは減り続ける地獄のような状況でした。最終的にこの子らはわかんなくなったらとりあえず「ぼうぎょ」させておくというのが一番安定しましたね。

バルナバ戦のときに伏線を張っていた「治療」っていうルゲイエ博士のコマンドがまた優秀なんですよね。治療されて殺されるとかなかなか猟奇的な光景ですよ。おそろしい。それとこっちの攻撃(回復?)が相手に通ったときにカウンターで睡眠ガスを散布してくるのがなかなかの鬼畜技で、戦況がさらに把握しにくくなるんですよね。最初、エスナで起こすときに、これ回復技だけど、逆に死なないよな・・・って疑心暗鬼になりましたよ。もう、ずっとパニックです。

とりあえずエスナ、フェニックスのお、レイズは普通に使えるとわかって、状況を持ち直させようとするんですけどね。どこかで操作を間違えるとすぐにまた悪い状態に戻っちゃうっていう。スロウとか余裕があったら唱えてみたりしたんですが、それよりなにより余計なことはしないを徹底するのが一番良かったです。ヤンはずっと「ためる」で反旗を翻す用意だけしていればいいのです。リバースガスが何回目なのかだけが大事で、わかんなくなるくらいなら何もしないのでいいです。ビームとか撃たれても我慢です。ローザが祈ったら全滅とか忘れたい過去なのです。

こうして、苦戦しまくりつつルゲイエ博士を沈めました。あとで調べたらエリクサーで9999ダメージっていうのをみかけて、「これだったか!」ってなりました。「ヒャヒャヒャ・・・!バブイルの塔は大地を貫き地上と地底を結んでおる・・・!クリスタルは、すでにルビカンテが地上へ移した!ドワーフどもはワシの作った巨大砲で全滅じゃ・・・、ヒャヒャヒャーッ!」と最後はルビカンテにやはり敬称はつけず、高笑いしながらルゲイエは死んでいきました。巨大砲もこいつの設計か・・・日本では元総理大臣が手製の銃で撃ち殺されるというショッキングな事件が起こってしまいまして、砲弾には敏感ですよ!FFでは手持ちの銃って出てこないですよね。多分、魔法があるから個人向けのガンは要らないんでしょうね。大きい砲台となると、やはり魔法ではできない巨大質量が絡んでくるので、銃器の出番なんでしょう。その開発が進むとミサイル・・・ロケットへと転用されていくのかな。多分ゴルベーザのブレイン・ルゲイエというのは本当で、ここで仕留められてよかったんでしょう。セシルたちは自分で使えるようにリバースガスのタンクを探しましょう。

ってそんなことをしている場合じゃないか。巨大砲でドワーフさんたちが一気に殲滅されそうな状況のようです。めっちゃいい人のドワーフさんたちを見殺しになんてできないラリ!「ルゲイエのかぎ」を奪取したのでこれを使って、状況を打破する必要がありそうです。ちなみにルビカンテが使っていたワープ装置であいつを追いかけることはできないようでした。クリスタルをもって地上階の方にワープしたのかな?そもそもこの塔に潜入した理由はこっそりクリスタルを奪取することにあったので、作戦は失敗ですね。相手の切り札が火を噴きそうで逆にピンチに陥ってしまいました。確かB9Fあたりにカギがなくて入れない部屋があったと思いますので、そこをとりあえず目指してみましょうか。