国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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ルゲイエ博士の天下

順調にバブイルの塔(地階)を登り続けるセシルたちですが、はて、この塔はどこまで登らされるのでしょう?と思っていたら、B6Fで動きがありました。ルビカンテと呼ばれる男が白衣のおじいちゃんに見送られているシーンのようですね。確か最後の四天王の名前がルビカンテでしたよね。地上のエブラーナ城の攻めていたのがルビカンテだったのかな?仕事のできる四天王って感じですでに城の中に人影はなかったですね。ゴルベーザ自身が赤き翼を率いてクリスタル収集活動に勤しんでいた印象が強いですが、別動隊として力のある国を牽制・攻撃する係としてルビカンテが暗躍していたのかもしれません。

ルビカンテ:強国をにらむ遊軍
バルバリシア:空の居城の守護
カイナッツォ:陸の最大拠点の守護
スカルミリョーネ:・・・雑務?

試練の山で存在感を出しておきたかったね、スカルミリョーネ・・・。

エブラーナは忍術でも有名だったらしいですが、もう忍者ジョブを目にする機会はないのでしょうか?まぁ、そんなわけはないよね、とは思ってますが。ルビカンテに留守を任されたおじいちゃんはルビカンテがどこかにワープしていなくなると態度を急変させ、一時的にではありますが、バブイルの最高司令官の座に就いたと大喜びです。ゴルベーザやルビカンテに敬称もつけず、ヒャヒャヒャヒャと高笑いです。多分、ゴミみたいな性格なんでしょうね。しかし、そんなゴミカス過去一で苦戦することになるなんて誰が思うでしょうか?

リディアがボソッと「・・・変なおじいさん」と口に出してしまったため、接近に気づかれてしまいました。体は大人、頭脳は子供、名探偵コナンの逆をいくリディアさんよ。

「!! そこにおるのは誰だあ?」
セシル「しまった!」

セシルのセリフはいつものように上滑りしています。しまったって本当に思って言っているんでしょうか?もう狙って言ってません?とにかくいつものようにセシルはしまってしまいました。おじいちゃんにファイティングポーズをとるセシル。そこにカインが間に入ってきました。どうもおじいちゃんとは面識があるみたいで、ルビカンテがいない状況で余裕のマウントを取り始めます。カインは結構能力のない人を見下す傾向があるのかな?隣にいると頼もしいけど、セシルが使えない人材だったらとっくに切り捨てられてたりして。そんで、このおじいちゃんの名前がここでルゲイエと判明します。四天王の選からは漏れたけど、ゴルベーザのブレインと呼ばれているそうですよ。(自己申告)バブイルの塔を任された途端に大問題が発生して、ちょっとついてないですが、ここで仕事をすれば、新四天王にノミネート間違いなしですね。

「このルゲイエが生み出した最愛の息子が貴様らの首をいただいてやるわあ!」ということでフランケンシュタイン博士のモンスターみたいなのがでてきましたよ。息子の名はバルナバ。人造人間って感じですよね。継ぎはぎした肌が青いのはどこから始まったんでしょう。フランケンシュタインの原作だと怪物は「半透明の黄色い肌」ってWikipediaで見かけましたが、演劇や他のメディアに移殖されたときに緑や青の不気味な色に変えられていったのかな?日本では宇宙戦艦ヤマトのガミラス人がいるので、青い肌の敵というのは受け入れやすいですが、時代が進むと肌の色で敵認定するだけで人種差別といわれるようになりそうですね。

ルゲイエ「ゆけバルナバ!コテンパンにするのだ」

コテンパンっていう単語が懐かしくて響きます。バルナバ戦は終始ゆるいBGMが流れていて、ギャグみたいな展開で始まります。「ウガー!」とバルナバが振りかぶった拳はルゲイエ博士にくだされます。コテンパンにされるのはルゲイエの方でしたね。結構ルゲイエは最愛の息子に甘くて、バルナバが失敗しても正しい方向に導きなおしてあげたり、「治療」コマンドで回復させてあげたり細かなメンテナンスを行ってくれます。学者向きではありそう。研究にのめりこむとそこのは愛が芽生えるのでしょう。二撃目からバルナバの攻撃をもらうのですが、その頃にはこっちの攻撃でかなり体力が削られていて、ルゲイエ・バルナバコンビは一緒に倒されるのでした。

ちなみにこの後のルゲイエ真の姿戦で何度も敗戦するので、何度もバルナバ戦も繰り返させられました。雷が弱点なのかぁ・・・ラムウ、ポチー。みたいにだんだん倒し方も洗練されていきましたよ。で、風の噂でバルナバ・ルゲイエは合体するって聞きました・・・あんだけ戦ったのに一度も合体してくれなかったのに・・・。楽しみを一つ逃した気分です。

敗戦後も割と元気そうなルゲイエ博士。彼の本当の怖さはここから始まるみたいです。FFの敵キャラは勿体つけるのが好きですね。