国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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スカルミリョーネは二度死ぬ

それではスカルミリョーネの感想戦といきましょう。相手はスカルミリョーネにスカルナント4体です。ポロムには柄にもなく、プロテスとかシェルとかを使わせて守りに入ってみました。もうこれが試練の山通して間違っていたのですが、アンデッド系にはケアルが効くというFF界の常識を完全に忘れてましたね。ポロムこそパーティーのトップアタッカーだったのかもしれません。スカルナントはパロムのファイラで一掃できそうでしたが、死体はよく燃えるという法則を逆手にとって、ファイアをスカルミリョーネにあてるとサンダーでカウンターしてくるのです。あとセシルに暗黒状態にして攻撃させてたんですがこれにもサンダー返しがついてきました。ジワジワ削られつつも、「ううっ!体が崩れていくううっ!」とスカルミリョーネ崩しには成功しました。あの土色のローブの下でヤツの体の構成が分裂し始めたんでしょう。

問題はその次です。橋を渡ったところでまたスカルミリョーネの声が響きます。「死してなお恐ろしい土のスカルミリョーネの強さ・・・ゆっくり味わいながら死ねえ!」と橋を追いかけてきてバックアタックをかけてきます。これが確実にバックアタックが決まってしまい前衛と後衛が入れ替わってしまうということなんだそうです。すなわち橋を渡りきる前に先行して前衛と後衛を入れ替えておくといいのでした。知らんがな!

「正体を見たものは、生かしておけぬ」とローブを脱いだスカルミリョーネは頭髪が一部脱落して、その辺にコンプレックスがあるんでしょうか?顔面の皮膚が崩れ落ちているのもみられたくなかったのかも?そして、全裸で常に前かがみになっていて変質者としては見せたいんだか見せたくないんだか立場がはっきりしません。ローブの時もずっと腰をかがめていたので、腰痛持ちなのかも。腰をやられるとキツイですもんね。それを補助するようにマンモスの牙みたいなのも体から生えてます。総合的に考えてポロムに見せちゃダメな絵面です。相手の先制攻撃でパロムとポロムは2撃くらいで死んじゃいそうだとわかりますが、いかんせん前衛に配置されちゃってるので、うまく回復していかないとまずそうです。それでなにかのカウンターで「ガスを吸って生ける屍になるがいい!」と沈黙とか眠りとか毒とか暗闇状態にするガスを全体にまいてきます。これが結構ジワジワピンチを呼ぶやつで、回復役を確保しようにも眠って半分が動けないし、回復魔法も使えないし、やまびこそうやポーションなどアイテムの在庫が乏しいし、通常攻撃はあんまり有効じゃなさそうっていうか暗闇で当たらないし・・・その後、カウンター「のろいのうた」も発動し・・・一応、最後までできることはやってみたんですが、ちょっと立て直しができずに全滅しました。今作、初全滅・・・あー、こんなの初見だと厳しくない?普通、セーブポイントを手前に置いておいてくれないの?FF、鬼かよ!?って思ってたんですが、リプレイしたら、スカルミリョーネは1戦目のちょっと手前にセーブポイントがありました・・・。自分の最大の失敗・・・それはセーブポイントに気づけないなのでした。フシュルルルという言葉につられて登山を急ぎ過ぎたか・・・。

というわけで、一日空けて再度挑戦しました。セーブしたところからやり直しっていうのは、やっぱりやり直された分の人生がなくなってしまうっていう喪失感が好きになれません。死ぬたびにタイムリープする漫画がたくさんでてきましたが、あっちはキャラクターに記憶が残る分、読者の共感を失わずに済んでいる気がします。セシルは一回全滅したことなんか忘れてしまうのです。大きな手術の後、脳に血栓が飛んで、少し記憶障害を起こした知り合いが、私と取り組んでいた数週間のあれこれをすっぽり忘れてたことがありまして、あの時、記憶を共有している人がいなくなったって地味にショックだったことを思い出しました。創作に出てくる記憶喪失は都合よく回復してくれていいよなって、思うようになりました。

次は失敗しないぞと、「うそなき」「つよがる」なども使いながら死の水先案内人をまた倒しました。このときはちょっと策を弄しすぎて、スカルナントがドレインを使い始めて面倒なことになりましたが。二回強がっても意味なかった・・・。橋を渡る前に前衛と後衛をいれかえておき、もう一回生き返ったスカルミリョーネを迎え撃ちます。今回はセシルにはアイテムでの回復役に従事してもらい、暗黒剣を封印します。そうか、試練の山ってそういうことだったんだ!ボス戦でも暗黒剣なしで切り抜けてこそのパラディンってわけですね!それで魔道士と賢者の呪文でスカルミリョーネを討伐します・・・あっ、やばい、間違えてテラにファイアを撃たせてしまった!変なガスを吸わされる一同。わが学習能力よ・・・。ちなみにやまびこそうとめぐすりの在庫は少ないままです。畳みかけるように後衛のパロムポロムが襲われて死んじゃいましたが、フェニックスのおで生き返ると状態異常が治ってたので、結果オーライです!

まぁ、また間違ってファイアを撃ってしまって、すったもんだありましたが、最終的にセシルがハイポーションを投げつけて、スカルミリョーネを倒しました。スマホでアイテムや魔法を選ぶのは結構ミスるし選択肢が多すぎて目的物がみつからないし、アクティブタイムバトルシステムで気が焦るし、「腕力で殴り勝つ」ができない相手はやっぱしんどいっす。対策を考えないとな~。崖から落としてやる、と息巻いて襲ってきたスカルミリョーネでしたが、「グ・・・、パァー!」って自分が落下して消えていきました。これは王大人の死亡確認ですね。死んだと思ってたあいつが・・・みたいに再登場のパターン、あると思います。死して恐ろしいスカルミリョーネですから、スカルミリョーネブロス、スカルミリョーネゾンビみたいな派生版だってあるかも。ちなみに「土」にまつわるアイテムを置いてったりとかもありませんでした。パラディンへのジョブチェンジを邪魔しに来ただけなので、あいつを倒しても報酬はなしです。

改めて試練の山山頂の特別そうな遺跡に足を踏み入れました。入り口にもあった石柱はクリスタルがモチーフだったりするのかな?「よくぞ来た・・・、わが息子よ。」突然、誰かが語り掛けてきました・・・頭に直接。そして次の瞬間、セシルの体が焼失します。その言葉を信じるのであれば、声の主は・・・父さん?それとも万物の父的な意味で神様とか?セシルは身寄りがないところをバロン王に拾われたという過去を持っていたはずですが、なにやら因縁ありげな身内が登場で、セシルの本当の生い立ちにも関わってきそうな展開です。見張り役のパロムとポロムはどこまで知っているのか、テラのメテオはこんな展開でみつかるのか?ゴルベーザ討伐にパラディンを目指したら、なんかもっとすごいのが釣れそうです。