国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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テラはメテオ

「テラ!」とセシルが呼びかける先には相変わらずファンキーないでたちの白髪の老人がいました。アンナさんっていくつの時の子供なんだろう?

テラ「おぬしもやはりメテオを求めて・・・?」

どうもテラになにか勘違いされたようですが、ここでパロムがメテオという単語に反応します。「じいちゃん!もしかして、あのテラか?」「テラ様とおっしゃい!失礼な!」双子が少し驚いているみたいです。もしや魔道士界では賢者・テラって有名人なんでしょうか?そしてセシル抜きでめっちゃ自己紹介を開始します。

ポロム「ミシディアの長老の言いつけで」
パロム「セシルのみは・・・」(ポカッ)
ポロム「・・・ウフフ。セシルさんをこの試練の山にご案内していますポロムといいます。」

今、さりげなく見張られていることを臭わされましたが、いい人だと思っていたミシディアの長老もやはりセシルのことを心から信じてはいなかったのかな。

どうやら本当にテラはミシディアでも有名人らしく、パロムとポロムもちょっと敬っている感をだしてます。

テラ「ミシディアの子供たちか。ギルバートやリディアはどうした?」

少し気まずい雰囲気が流れ、リヴァイアサン事故で行方が分からないことを伝えました。「・・・死におったか!」そこまで言ってないけど、テラがそう断定してきました。あまり深く考えてきませんでしたが、リディアはヤンがうまく救出してくれそうな感じだったので多分、大丈夫ですよね。ギルバートは船から落ちた描写はなかったので、船乗りたちとなんだかんだで乗り切ったんじゃないかと思いますが、娘をかどわかされた父・テラにとっては、ギルバートのことは死んだことにしてもいい存在なのかも?テラがいない間に少しは成長がみられたんですよ、あいつも。船上でちょっと体調悪そうにしていたのが気がかりでしたけどね。テラの年になるといろんな死を見てきたとは思いますので、死ぬときは死ぬと悟っている感じもあります。

テラのいない間にさばくのひかりでローザをうまく治療し、そんなローザがゴルベーザにさらわれたこともテラの耳に入れておきました。「きっと恋人だぜ!」「シッ!」と聞き耳を立てる双子たち。実際問題セシルにとってローザはなんなんでしょうかね?明言はされてないですが、実質恋人でいいですよね、もう。ゲームのメニューを開くときに、毎回セシルの独白テキストが入りますが、それを読む限りローザを大事に思っていることはよくわかります。ましてやローザは全編通してセシルのことが好きすぎてたまらないというのがあふれ出しているじゃないですか。お前たち、いい年して何モジモジしてるんだよ!

今度はゴルベーザ討伐に単独で乗り出していったテラの近況を聞いてみましょう。目的達成のためには手持ちの魔法だけでは心もとないので封印された伝説の魔法メテオを探していたら霊気をこの山から感じて登っていたそうです・・・。まず聞きたいのは、どうやってミシディアのあるこの島(大陸)まで移動できたのでしょうか?高い岩山を超えないとカイポからバロンには陸路では行けなかったと思います。きっと私の知らないルーラ的な移動呪文があるのでしょう。メテオなんかよりずっとそっちの方が役に立ちそう。「あの魔法は危険です!テラ様はお年を召されて・・・。」ポロムが使用を案じるくらいメテオは強力なようです。FF3のときそんなに強かったけ?(Lv8黒魔法)どっちかというと、敵が使ってくる印象?でも、テラは命を賭してでもゴルベーザを倒すと心に決めた男です。今はメテオ、とにかくメテオなのです・・・アルテマってどうなってる?「これだから大人ってめんどうくさいんだよ」本音が漏れちゃうパルム。大人の特に男の人は、年を取ると花火を一発ぶち上げて、散りたい欲求が高まるんですかね。多分、パルムもゆくゆくはそっち側の人間になるような気がします。

反対にセシルはなんでこの山を登っているのか、聞かれたので、ゴルベーザを倒すため、暗黒剣を捨ててパラディンになりにきたと教えました。「ゴルベーザって誰かな?」ちょいちょい話の腰を折りに来るパロム。起こりながらも説明してあげるポロム。バロンを操っているのがゴルベーザであることはミシディアでも常識となっているようです。それがあってセシルも長老に話を聞いてもらえたのでしょう。それにしては、毒を盛られたり、見張りをつけられたりしてるけど・・・。ゴルベーザ討伐のためメテオとパラディンを目的に利害が一致し、再び賢者・テラとパーティーを組むことになりました!

試練の山も7合目です。そういえば、テラの使える呪文ってファイア、ブリザド、サンダーの低レベル呪文止まりなんですよね。パロムの方がもっと強い呪文を唱えられます。「おもいだす」アビリティが成功した時だけ強い呪文が使えるようなのですが、このおじいちゃんにメテオを覚えさせて本当に大丈夫なんでしょうか?「覚えた呪文をほぼ忘れた賢者」としてミシディアで有名なんじゃないでしょうねぇ。それでもちょっと戦闘は楽になったかも。パロムと二人で全体掛けで敵を一掃できるようになりました。

「フシュルルル・・・。」

試練の山の山頂に近づくと、不気味な呼吸音が聞こえてきました。風の音にしては生臭そうな感じ。ポロムはパロムの悪ふざけだと思っているようですが、これは山頂の橋のたもとでセシルたちを葬れる喜びの息漏れだったようです。

死の水先案内人にして、ゴルベーザ様の四天王、土のスカルミリョーネが遂に登場です。かわいいアンデッドの餌の時間だそうです・・・もしかして、アンデッドって生きた人間を食べるんですか?食べられるころには死肉となってるし、自分たち同士で食べ合いっこするんでもよくないですか?ダメですか・・・やっぱ血の滴り具合とかが死にたての方がおいしいとか?食べられたくないので戦いましょう。

で、この戦いは勝ったんですが、2連戦目で私は一回負けて死んで食べられちゃいました。そう楽して殴って腕力で勝つが許されないゲームなのです。戦略が私にもいよいよ必要になってきます。とにかく面倒なのはカウンター攻撃なんですよね。そしてパラディンになるぞと意気込んでいるセシルの行動が結構大事だったんですね。