国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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剥落パーティー

ファブール東、っていうか北東の船着き場に移動しました。夫の出向ということでヤンの奥さんも激励に駆けつけてくれました。航海技術がどの程度かわかりませんが、魔物の出没が増えてますし、船旅は人と人の分かれ目になりうる時代だと思っています。奥さんは性格的にメソメソするのが似合いませんが、内心、旦那とは今生の別れとなってしまうかもしれず、やはり動揺がみられます。だって、手元にはフライパン・・・。留守を任された奥さんがこのフライパンで魔物をバッタバッタとなぎ倒す・・・それはまた別のお話。ここで奥さんにデカントアイテム「カウンター」をもらいました。デカントアイテムの割り当て戦術の話を聞いて、誰にこれを渡すか、失敗が怖くてまだ悩んでいます。多分、前衛の比較的ダメージを受けやすい子に使うべきなんでしょうね・・・。

船に乗ると鼻の赤い船長が出迎えてくれました。「なーに、ゆっくりしててくれ。バロンなんざ、あっという間に着いちまわぁ!」と頼もしいお言葉。船乗りたちは、顎髭と長髪を後ろで縛るスタイルで、号令への返事は「ヒャッホー!」です。ご陽気に参りましょう。

船は一度北上して、大陸を迂回して南に航路を取りました。操舵は専門家に任せるとして、バロン到着後の流れをみんなでおさらいしましょう。まず、やるべきことは飛空艇技師のトップ・シドと連絡を取ることでしょう。ただ、ヤンが言う通り、シド自体がどうなっているのかまだわかっていないのが不安の種です。だって、あのおっちゃん、王様にも率直に文句を言うだろうし、バロンの町人とは喧嘩するし、一人娘にはちょっと呆れられているフシがあるし、絶対大人しくしないで、何らかのトラブルに見舞われているに決まってます。ここでギルバートが俯いてしまいます。「寒いの?震えてるよ?」ギルバートの変調の理由はなんでしょう?

  1. 船酔い
  2. バロンに向かった義理の父・テラを思い出した
  3. これから何か起こるのを察知してしまった

もし3番ならちゃんと言葉にしていってほしいなぁ。あとギルバートは登場から通して、リディアに舐められている気がします。女性に優しくてモテる、というスキルは戦乱の時代ではあんまり役にたたないのでしょうか?歌がうまいなら、船旅を歌で飾ってくれてもいいのよ?

順調に船旅を進めていたのですが、ちょっと空が暗くなってきました。時化かと思いましたが、船乗りたちが少しザワついています。「まさか」「本当にいたのか」「大海原の主」「リヴァイアサン・・・」船長が船乗りに気合いを入れ始めます。どうやら、海洋上ではリヴァイアサンとどうしても巡り合う運命にあるみたいです。飲み込まれたら竜騎士が加入してくれたり、リディアの手にかかれば召喚獣として操れるようになるかも・・・。

と思ったら、当のリディアが揺れる船から落っこちてしまいました。それにすごいスピードで反応して、助けに海に入るヤンさん。全身甲冑・セシルや楽器持ちのギルバートではこのスピードは無理ですね。ビバ、半裸!とはいえ、リヴァイアサンのせいで海面はかなりの荒れ模様。ヤンの泳力はリディアを救えるのでしょうか?いや、それどころではないみたいです。揺れたせいなのか、はたまたさっきから調子が悪そうだったせいなのか、ギルバートがバッターンと倒れ込んでしまいます。

そしてとどめとばかりにリヴァイアサンがその頭を海面に出し、船を襲い始めます・・・。バトルシーンにすらならない・・・。画面はここで真っ白になります。

次の画面は白い砂浜に倒れる黒い甲冑でした。この重量でも岸に漂着するのか。ここがどこかもわかりませんが、仲間の名前を呼んでみます。しかし、やはり返事はない。ついにFF4が始まって以来、初の一人旅となってしまいました。こういうとき、どうするべきなんでしょう?その場を動かない方がいいパターン?いや、待っててもモンスターしか寄ってこないでしょう。近くに集落がないか歩いて探してみましょう。細長い砂州のような地形を海岸線に沿って東に移動するとすぐに町が見えてきました。とりあえずここで用意を整えようと入ったその町の名はミシディア・・・因縁の町じゃないか・・・。