国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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海路へ

戦が終わり、静寂に包まれるファブール城。クリスタルルームはその主を失って、ポッカリと穴が開いたようです。まぁ、ダムシアン城みたいに徹底的な破壊と殺戮は回避できたようなので、有事の対応がファブールはうまかったのかもしれません。評価するのは難しいですけどね。王の間まで降りると側近めいたおじいちゃんが、王様は負傷中で寝室に臥せっていると教えてくれました。有力な後援組織のトップなので、話を聞きたいですが、寝室どこだろ。

2Fに降りるとモンク僧が宿でお休みください、と声をかけてくれますが、その宿も場所がわからないので、お城探索の始まりです。まず武器防具屋があったので、買い物をしました。ヤンには3属性の爪が売っていたので「いかずちのつめ」を買ってあげました。相手の属性に合わせて臨機応変に爪を付け替えてくれるなら、3つ買ってあげてもいいのになぁ。まぁ、爪でひっかいた傷跡に電流でも流してくれそうで、なかなか鬼畜で強力そうなので良しとします。あとはセシルに「デモンズアーマー」「デモンズヘルム」「あくまのこて」を揃えてあげました。お金をあまり使う機会が無くて、いっぱいギルを持ってたんですよね。デモンズシリーズもポーンと一そろえ買ってあげられました。いよいよ暗黒騎士の装備も悪魔めいてきて、オカルト趣味がひどくなってきました。でも小手だけ「デモンズ」じゃなくて日本語で「悪魔の」なのはなんででしょうね?デモンズガントレットやデモンズアームガードだと名前の文字数制限にひっかかるとか?デモンズグローブじゃダメ?

反対側で広い宿屋を見つけました。そして例によって白いウサギさんがここにもいました。リヴィングウェイいわく、ダムシアン城爆撃から難を逃れてファブール入りしたそうです。だとしたら、こいつのゆく先々で問題が起こってますよね。そんな数奇な性分もあって、機材を使って記録を後世に残す記者 ダビングウェイとして今後はやっていくみたいです。日本だとテープの複製を作るときダビングする、ってよく言いますが、dubの原義は「音声を収録する」くらいでいいでしょうか?世界のさまざま出来事を記録し、アーカイブがみえるようにしてくれるらしいですよ。ちなみに前職で取り扱っていたモンスター図鑑業務はチョコボの森の友達に丸投げしたそうです。チョコボの森、今作もあるんだ。じゃあ、ギサールの野菜的なものが必要になるのかな?試しに記録をみせてもらいましたが、中身はムービーデータ集という感じでした。ついさっきの「カインの裏切り」がもう収録されていて、このウサギ、仕事が早いです。あとこのウサギ、現場にいたんですね。隠れて取材して・・・今後もこっそり密着されるんでしょうね。(盗撮疑惑)

宿屋のカウンターに近づくと、店主がヤンを引き留めます。今は体力の回復も任務のうちですもんね。この宿屋で休憩しながら、作戦タイムとしましょう。まず大事な人第一主義者・ギルバートが「(セシルは大事な)ローザを助けなければ!」と口火を切ります。セシルにも既に考えがあるようで、対ゴルベーザにどうしても飛空艇が必要で、それにはバロンの技師が必要だそうです。ドラクエだとファンタジーな力でなんとかなっちゃうことが多いんですが、乗り物にはメンテナンスがどうしても必要ですもんね。麦わらの一味に船大工・フランキーがいるように、最近までアニメをやっていた進撃の巨人で巨人の進軍に追いつくために元同僚を倒しながら航空機と技師を確保するように、ローザより先にエンジニアを何とか調達しないとです。幸いシドっていう助けてくれそうな男の目途がついてはいます。シドは性格的にゴルベーザとぶつかっているでしょうから、すでに追放されたり、殺されたり、洗脳されたり、娘を人質にとられたりしてそうですが、それでもバロンに一度潜入する必要がありそうです。バロンは航空産業が強そうですが、その分海兵部隊には力を入れていないそうです。そういえば、赤き翼のときはミシディアまで直行したし、多分、ダムシアン、ファブールにもバロンから直接飛んできてそうです。海上に母艦とかないと遠隔地での補給とかどうするんだろって思いつつ、今のところ海運が手薄なところをついて侵入し、飛空艇への道筋をつけたいです。

リディア「だったら、船がいるわ。」

至極、まっとうな女の子の発言です。この辺にトルネコやシルビアみたいな船持ちがいればよいですが・・・。そこはヤンがファブール王と話をつけてくれることになりました。やっぱ大商人か国家ですよね、立派な船を持つのは。公船は商船とは目的が異なるので、荷物の積載量よりも優先するものがありますよね。偉い乗客を守ったり、不法な船を取り締まったり、機動力や攻撃力、守備力に長けてそうなイメージがありますが、いかがでしょうか?

ヤン「・・・あの竜騎士はいったい?」

ヤンにしてみたら、ゴルベーザ以外にも強敵がいたので気になっていたのでしょう。明日以降の段取りがある程度決まったところで、ちょっと聞いちゃいました。いや、セシルとローザとの関係性が絶妙そうなのでちょっと聞きにくかったかもしれませんね。カインはセシルの親友だった男で、いっしょにバロン王の目を覚まそうと誓ったはずだった・・・セシルがうつむいて、完全にムードが暗くなってしまいました。ギルバートがこの空気に耐えられる、今は休もうとこのミーティングは解散しました。ヤンのキャラクターがまだあんまり定まってないので、空気をめちゃくちゃ重くした張本人であることを

  • きにしてる
  • きにしてない

どっちでしょうね?義理堅いし、モンク僧組織のトップではあるので、ある程度のコミュ力は期待できそうですが、口数も多くなく、まだ何を考えているのかわかりません。そういえば、ギルバートもカインをみたのは初めてなんですかね?ダムシアン戦のとき、カインがどこにいたのか?場合によっては、アンナの仇の一人になってしまうかも。リディアなんかカインに「かわいそうだが、この子も殺らねばならんようだな」って言われてますからね、本意ではなかっただろうけど。このパーティーは本当にきわどいバランスでまとまっています。誰がいつ離脱してもおかしくないです。

翌日、一同はファブール王の御息所に呼び出されました。王は快く船を出してくれ、この国一番の戦闘力・ヤンまでつけてくれました。こちらとしてはとても頼もしいですが、国力低下中のファブールからこの人を借りていいのかちょっと心配ではあります。ヤンを外に出すメリットはやはりクリスタル奪還が第一なんでしょうね。いざっていうときにファブール民が一人もいなかったなんてことになったら、クリスタルは別の国に渡っちゃうだけかもしれません。私は第二に飛空艇技師に渡りをつける狙いがあるんじゃないかと思います。例えば、シドみたいな人材を囲えれば、放っておいても国内に飛空艇ができあがっちゃいそうな勢いを感じますよね、あの人からは。飛空艇の攻撃力の高さはもう折り紙付きですから、国内に一つあるだけで、よそからの侵略を抑止してくれます。今でいう核爆弾とミサイルみたいなもんですね。王様はローザが奪われたことに対しても気をつかってくれ、詫び代わりにセシルに暗黒武具をくれました。過去にファブールを訪れた暗黒騎士の持ち物なんだそうです。死をもたらすもの・・・デスブリンガーですか。また、暗黒度を高めてしまう主人公ですが、王様曰く本当の悪には暗黒剣なんて通用しないんだから、セシル殿の持つ真の力でゴルベーザを倒してくれ、だそうです。なんか王様にはセシルが今とは違う能力を秘めているようにみえてるみたいですね。苦労して体得した能力なので、もったいない気もしますが、将来的にジョブチェンジすることになる伏線が張られました。いや、オープニング映像である程度そんな空気は出てたかな。王様、なかなか先見の明があっていいですね。それに比べてダムシ・・・。

東の桟橋に船が停泊しているので、準備が整ったらそれに乗れとのことです。もうちょっと場内を散策していきましょう。王のベッド脇についていたおばあちゃんメイドは「陛下も名うてのモンクだったんじゃ。何の心配もいらん!」とセシルの心配を察してくれました。負傷しちゃってるけど、ヤンの留守中はやはり王様を中心に立ち回ってもらうしかないですね。

王の部屋を出ると、右の塔 2Fに出ました。宿屋から飛ばされてきたのでイマイチ位置関係がわかりません。ここの酒場のカウンターにも踊り子がいました。でもなんか後ろ向きで「私の踊り、みたい?」って怪談みたいな怪しい雰囲気をだしてきますね。・・・見たいです、あなたの踊り。すると振り向きざま踊り子はその正体を現します。・・・モンク僧!頭つるつるの上半身裸の男がバーカウンターに上って演武を始めるのでした。私の中のモンク像に革命がおこる瞬間です。そもそもなんですが、モンクって何なんですかね。少林拳や太極拳のように思想と密接にリンクした武闘集団って感じなんでしょうか?もちろんファブールモンクはバーで舞うことも修練の一つで、ヤンも王様もかつては女装して、踊っていたわけですね。おそるべし、ファブールモンク!

右の塔の女性の話では、ファブールの町はグランバニア(ドラクエ5)みたいに城内に施設が収納されているみたいです。おかげで空襲でも耐えられたそうですが、やっぱ屋根付きの町ってかなりお金がかかりますよね。あと洗濯物をどこで乾かすのかとても気になります。1Fはモンク兵の詰め所みたいになっていて、「これは瞑想です」って言いながら文句が寝てました。モンクジョークかな?右の塔あるところ左の塔ありってことで、順番に巡っていきます。1Fは宝物庫なのか宝箱が3つ並んでいました。不用心すぎるし、どっちかというと倉庫なのかな。2Fは医務室で、ベッドに僧兵がいっぱい寝てます。白魔道士衣装の人が「私にもローザ様ほどの魔力があれば・・・。」と自分の能力を嘆いていました。ローザは思ったよりも優秀な人材なんですね。セシルに盲目的な愛情を注ぐ一方で仕事はこなせるキャリアウーマンな一面も併せ持つというギャップがいいですね。あっ、キャリアウーマンって単語は今時は問題あるかな。FF4の世界観の中での男女の役割って、まだ前時代的だし、何なら封建的なんですが、一つ「魔法がある」っていう点において女性の地位がすごい低そうにはみえないですよね。それでもモンク僧に女性はいなそうだし、赤き翼にも女性はいなかったですね。

左の塔3Fはなんとワンフロア、ヤンの居室でした。さすがバロンで言うセシル級の待遇ですね。中にはヤンの奥さんがいて、ヤンの無事を確認できてほっと一安心です。ハキハキしゃべるチャキチャキした女性のようで、口下手そうなヤンとはいい釣り合いがとれそうにみえます。お互いに体の心配をしあう良い夫婦みたいで、やっぱちょっと連れ出すのが悪い気がしますが、武人の妻として常に「もしものとき」のことは覚悟してそうです。

ヤンの奥さん「バロン兵がきたけど、フライパンでぶん殴ってやったよ。」

強い・・・。ラプンツェルぐらいフライパンを武器として使いこなしてます。

あとは僧の話で最近原因不明の船の難破があいついでいる、という情報が気になりました。海上でトラブルがあるとしたら・・・イカタコ的な敵ももう出ちゃったし、アイツかな・・・飲み込まれちゃうのかな?まぁ、航海が普通には終わらないことがこれで確定でしょうね。