国産RPGの二大巨頭「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。ドラクエ派の自分にFFがプレイできるのであろうか?

できるかなファイナルファンタジー

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イカ焼きが食べたい

さて、海底神殿探索後編です。まだ何一つ見つけていませんが、もう後編です。見つけたのは宝箱とオモシロモンスター「ウォーター」だけでした。なんか、海底神殿は階段昇降が多くて、イマイチ全体像が描けないのです。それで同じところを何度か行き来するハメになってしまったりして、思うように進めませんでした。

例によって球状のカオスさん水のカオスはカタカナ語と、適当に進んでいると見慣れた感じの部屋がついに見つかりました。あの青い丸い物体こそが水のカオスに相違ありません。話しかけてみると、なんどか奇妙な台詞回し・・・こっ、これはカタカナ語使いの方でしたか。カタカナ語とは漫画でよく外人がしゃべっているエセ日本語のことでアリマース。フォフォフォなんて笑い方がまたイカしてます。

クラーケン、ここは水中かい?どうりでイカしてると思ったらイカ・・・(以下略)お名前は「クラーケン」さんだそうです。へぇ、クラーケンっていうと私は聖闘士星矢的に海将軍(ジェネラル)のクラーケンの姿を思い浮かべるので、巨大なエイかと思ってましたが、Wikipedia先生によるとイカやタコが代表的らしいですね。あぁ、そういえばドラクエにも大王イカみたいなルックスの「クラーゴン」って敵がいたっけ。こいつ3回攻撃とかしてくる嫌な敵でした。HPも高くてねぇ。おそらく「クラーケン」が名前の由来だと思いますので、水のカオスも同族と考えていいでしょう。足がいっぱいあるので、複数回攻撃なんかも普通にしてきそうです。
それにしても、こいつカタカナ語で何かいってますよ。

クラーケン「ミズノ カオス クラーケンニ スイチュウデ カナウト オモッテカ・・・」

「思ってか」ってちょっと日本語変じゃないですか?慣れない日本語に相当戸惑っている様子。「オモッテイルノカ」あるいは「オモッタカ」の方がしっくりきます。気を使わないでも、こちらには語学堪能なナイト・エフエフがいますから、人魚語あたりで話してくれれば意思の疎通は可能ですよ。下手したら、カオス語なんてのも聞き取るぐらいする男ですよ。
そして、一番ツッコミたいのは「水中で」の部分です。クラーケンよ。確かに水中では自在に移動が可能なお前に地の利があるかもしれん。しかし、周りをよく見てみる事だな。貴様のいる場所は、空気の充満した「陸」だ!

クラーケン「!!?」

今、「しまった」って感じの顔になりましたよ、ゲソ野郎が。心理的に優位に立ったところで戦闘開始です。

でっかいけどバカっぽい不安定な日本語からもわかったように馬鹿っぽい顔つきをしています。しまりのないたるんだ口元がいかにも弱そうです。図体がでかいだけのでくの坊に違いない。ってか体が大きいように見えますけど、よくよく見てみると足でニョロニョロしてるだけで、意外と身長低いですよ。足の生えている部分までが身長だと考えると2~3頭身といったところでしょうか。大きいマントを羽織って威嚇してますけど、実はちっちゃいヤツです。リッチやマリリスといったこれまで戦ったカオスと比較して、明らかに弱そうです。ひょっとしたら、生まれた年代順にビジュアルが劣化しているのかもしれません。となるとこの水のカオスよりさらに200年も前に生まれた風のカオスってのは相当ショボいかもしれません。

例によって油断して、HPの回復をせずにカオスの部屋に入ってしまったので、まず白魔道士・クロノに黒魔道士・ドラクエの回復をお願いするところから始まり、まぁ、いつものようにプロテス・ヘイスト・ストライを駆使して暴力的に勝利をしました。クラーケンとの対決はあまり記憶に残らないものでしたので、詳細は割愛させていただきます。まぁ、脳内イメージでは一撃加えるごとに足を一本もぎ取ってましたね。数ターン後には足のなくなったクラーケンがみじめに床に這いつくばってましたよ。もちろん本当の身長もこのときバレちゃいましたね。

悟空もドラゴンボールを探しに海底に潜ったときは、大ダコをかめはめ波でこんがり焼いて「たこ焼き」にして食べてましたし、なんだったらファイガとかでイカ焼きを作ってもいいんですが、なんだか気味が悪いのでやめておきましょう。このクラーケンの顔ってシンプルに気持ち悪いですね。ネガティブ感丸出しの負のオーラが漂っている感じです。ある意味JOJOっぽくておしゃれな顔かもしれませんが。ちょっぴり「重ちー」を思い出しちゃった。彼のスタンド「ハーヴェスト」が丁度こんな感じだった。(気がする)

いやしの水の洞窟水のカオスを倒したので例によっていやしの水の洞窟のカオス像が砕け散った模様です。でも、まだ行きませんよ。行ってなるものですか。なんか偉い振動している画像で申し訳ございません。洞窟に異変が起こっている様子をご堪能ください。中に一匹人魚がいたのですが、突然の大地震にさぞやびっくりしたことでしょう。

水のクリスタルに輝きが水のクリスタルも輝きを取り戻したことだし、さっさとこんな神殿おさらばしましょう。当初危惧していた神殿崩壊イベントもとりあえずなかったみたいですからね。ある意味いやしの水の洞窟の方がえらいことになってましたけどね。とりあえず、クリスタルの後から外の世界、すなわち地上へ移動します。
う~ん、何だかモヤモヤしますね。何かを忘れているような・・・。

上階に人魚がいたんだごめんなさい、人魚さん。すっかりその存在を忘れていました。いやはや、この海底神殿、到着したときは「3階」でして、クラーケンがいたのが1階とか地階だったんですよ。普通に下っていく感じのダンジョンかと思っていたのですが、4階、5階と上がまだありまして、気付かないまま下に下に進んでしまいました。4階5階とこれまたお宝がいっぱいでして「ダイヤの○○」的な装備品もいっぱいゲットしました。本来ならここで装備を整えてからクラーケン征伐に向かうところだったのでしょうが、いやはや、失敗です。でも、やはりなかなか「ロゼッタ石」が見つかりません。5階にたくさん小部屋がありまして、各部屋に人魚がいたり宝箱があったりするのですが、人魚の話を聞けば何かわかるかもしれません。

人魚「かつて一人の人魚が地上にいったまま戻ってこなくなったの・・・」

それって人魚姫かなんかのお話をなぞっての発言でしょうか?それともオンラクの町で足があることを自慢した娘のことでしょうか?私の中ではオンラクの住人全員が元人魚という設定ですので、一人どころか町単位で人魚が戻ってきていないはずなんですが・・・。そこで、はい、ピンときました。潜水艦(樽)を整備して我々勇者四人を待っていてくれたあの人ですよ。慈善家の幽霊のアップでロングな髪の人です。おそらく魔女の力で足を得て地上に降り立った彼女ですが、その直後に水のカオス・クラーケンによって海底神殿が沈没し、人魚は濁った水の中で苦しめられているのです。しかし、足の生えた人魚は当然エラ呼吸する余地がなく、ただただ傍観を決め込むしかなかったのです。しかし、自分だけがノウノウと暮らすわけにもいくまいと、当時のオンラクの技術を結集して「樽」の製作に着手したのです。しかし、水のカオスがオンラクに与えた打撃は計り知れず、空気の水だけがどうしても手に入らずに無念のうちに女性は亡くなりました。そして、その後も幽霊となって樽に乗り込んでくれるチャレンジャーを待ち望んでいたということなのです。うーん、彼女の必死な感じが伝わってくる話ですね。オチとしては、せっかく人間になって生えた足が、幽霊になったらまたきれいさっぱりなくなっちまったってとこですかね。

そうそう、あとミラージュの塔についても情報が入りました。なんかあの塔に「チャイム」を鳴らして入っていく人がいたとかなんとか。チャイムってのは呼び鈴のことですな。まさか、あの塔の玄関口にそんなものがあったとは、そりゃあ、勝手に入るのは不法侵入にあたるかもしれませんが、この世界にもチャイムで到着を知らせるという文化があったのですね。ピンポーンって押すだけでしょうか?ひょっとしたらインターホンで「ご用はな~に?」なんて聞かれるかもしれません。そういわれると今のところ特にご用はないので、すごすごと引き下がるしかないわけで、まだまだミラージュの塔には入れそうにありません。

ロゼッタ石発見で、肝心のロゼッタ石なんですが、人魚の小部屋のうち右上の部屋だけ瓦礫が邪魔してたどり着けなかったので、おそらくここが怪しいと踏んで調査したところ、なんと階の左上へ進んでいくと、地球を一周したかのように右上の部屋に辿りついてしまいました。海底神殿のミステリーです。無限回廊 in 海底神殿。亜空間がこの階の周りを覆っているようで、ちょっぴり気味が悪いですね。でも、肝心のロゼッタ石もゲットしたので、大英博物館に返却しに行こうと思います。それかエジプト政府に渡した方が喜ばれるかな。